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2020年2月3日出発 <エミレーツ航空利用>青い街シャウエンとサハラ砂漠に泊まる8つの世界遺産を巡るモロッコ大周遊12日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年2月3日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/樺島裕治(かばしま ゆうじ)
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モロッコ… 北アフリカ、マグレブ3国の1つ。 マグレブとはアラビア語で "日の没する所" と言う意味で、一般にチュニジア・アルジェリア・モロッコを指します。 私達はモロッコと言えば、エト邦枝さんが昭和30年に歌った 「カスバの女」や、坂本龍一が音楽を担当した1990年の映画 「シェルタリングスカイ」 のイメージしかないかもしれません。 大西洋から地中海まで3000kmを越える海岸線を持ち、4000m級の高い峰もあり約2,000km連なるアトラス山脈、'荒れた土地"と言う意味の世界最大の砂漠=サハラ、カスバ・クサルとオアシスが点在するカスバ街道、1,000年以上の歴史を持つ古都フェズや何度も都になっている多様な都市マラケシュの持つ深い歴史・文化。 静寂と混沌が合わさるモロッコ。 日の出ずる国=日本から、日の没する国=モロッコへの大周遊の12日間の軌跡を振り返ってみましょう。
1日目
2月3日/くもり/4 〜 11℃
夕方から夜になる時間帯、成田空港にご集合。ラウンジで少し寛いで、エミレーツ航空、総2階建てのA380型機のビジネスクラスにご搭乗。ナイトフライトで約12時間、アラブ首長国連邦・ドバイへ。 名古屋から関西国際空港へ移動、同じくエミレーツ航空・A380型機・ビジネスクラスでドバイまで。
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成田空港、EK319 NRT/DXB の搭乗口
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EK319 NRT/DXB の飛行航路
2日目
2月4日/晴れ/3 〜 12℃
UAE時間では早朝にドバイ着。 手荷物検査後、関空発のお2人と合流。ここで16名様と添乗員初顔合わせ。 乗継時間が短くラウンジには立ち寄らずに次の便へ。 再びA380型機でさらに8時間強飛んで、カサブランカ・ムハンマド5世空港に到着。 入国はスムーズ。ディラハムへの両替も出来、マイタmr・ムハンマドmr・クスクスmrに迎えられ、10日間お世話になるバスに乗り込み、観光スタート! 海沿いの高速道路を走り、'ガーデンシティ'と呼ばれる首都=ラバトへ。 ちょうど国王が来ているタイミングで、モハメッド5世廟とハッサンの塔を見学。 宿泊のファラーホテルでビュッフェディナーの後、屋上テラスに出て、ハッサンの塔のライトアップを見てうっとり。
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国王が来ていて、入ることは出来なかったモハメッド5世廟
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予定の半分の高さ=44mで建設が終わった、ハッサンの塔
3日目
2月5日/晴れ/3 〜 14℃
日本の1.2倍の国土面積を誇るモロッコを周遊する ロングドライブスタート! スペインと近いタンジェ方面に走り、白い街ティトゥアンへ。 オクラ門からメディナに入り、スペイン・アンダルシア地方の様な街並みを歩き、ロア門・王宮・ユダヤ人街と抜け、シーフードパエリアのランチ。 青い町シャウエンではアイン門から青い世界に入り、坂・階段があり、絵になる所を見つけては写真を撮り、一旦ホテルに入ってからも、 メディナのもう半分、洗濯場=ラスエルマ・オンサー門まで登り、メディナを外から見下ろすパノラマ写真を撮ったりして、グランモスクとカスバがある広場でゴール。 絵葉書・マグネット等を買ってホテル・パラドールへ。 夜はビュッフェの後ホールケーキで結婚記念日のご夫妻のお祝い!
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白と緑が映えるティトゥアンのユダヤ人街
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シャウエンのメディナ、'青'を新しく塗られた一角
4日目
2月6日/晴れ/2 〜 15℃
バスでシャウエンの町のパノラマ写真が撮れる所まで登った後、 賢者の町ムーレイイドリスの近くにある、モロッコ最大の古代ローマ遺跡=ヴォルビリス遺跡へ。 広く装飾も豪華だったオルフェウスの家のモザイクとトイレから、フォーラムとバジリカ、カラカラ帝の凱旋門、ヘラクレスの功業のモザイク、ヴィーナスの家のモザイクまでマジッドMRの案内で見学。 メクネスに移動して移動してイカのタジンを食べ、マンスール門の目の前でバスを下車。 エディム広場から王宮の敷地に入り、867人の子を残したムーレイイスマイル廟の写真を撮り、808年に建設された古都フェズへ移動。 2連泊するホテルは旧市街を見下ろすルメリニデス!夜はホテルのビュッフェディナー。
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ヴォルビリス遺跡内、カラカラ帝の凱旋門
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「スケべ王!?」=ムーレイイスマイル廟
5日目
2月7日/晴れ/4 〜 17℃
モロッコの京都とも言われるフェズ,終日観光。 王宮の正面入口=見事な門の装飾を見てからユダヤ人街を歩き、旧市街のパノラマを見下ろす城塞で写真。 セラミック=陶器屋で作業工程見学後、集団礼拝の金曜日のメディナに入り、カラウィンモスク、スカーフ屋、ミントの葉を持っての タンネリショワラ、ハマムの中までのぞいて午前の観光終了。 昼食にイワシのタジンを食べた後の午後は、ネジャリーン広場から、フェズ条約が締結されたミネビ宮の屋上テラスに登ってのパノラマ、ブーイナニア神学校、銀製品店、アッバージュMRの家で美味しいミントティーと手作りお菓子を頂き、ブージュルード門からメディナを出てホテルで休憩。 歩きに歩いた後の夜はチキンクスクスを食べ、アンダルス音楽の生演奏。
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階段を登った甲斐があった!上から見下ろすタンネリショワラ
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ミントティーを丁寧に煎れて下さったアッバージュさん
6日目
2月8日/晴れ/3 〜 17℃
アトラス山脈越えのロングドライブの1日。 優秀な私立大学とアトラスライオンの像がある高原リゾート地=イフレンのカフェで休憩。 雪が残っている道路を走り、ザード峠(2,178m)を越え、リンゴの町=ミデルトでは、マスのグリルにポン酢をかけ、名物のアップルタルトでしめる昼食。 ワジ・オアシスの写真を撮り、WC休憩場所でナツメヤシを買って、化石工場で説明・行程見学後、4×4車 4台に分乗してエルフードからメルズーカへ。 ラクダの像が入口で迎えてくれるカスバホテル・トンブクトゥでビュッフエディナー。
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皆に写真を撮られるイフランのライオン像
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ロングドライブの途中で止まったオアシス
7日目
2月9日/晴れ/4 〜 18℃
星が美しく見える夜明け前に起きて4×4車でラクダステーションへ。 ドキドキしながらの初ラクダライドも全員スムーズ。 ”月の砂漠”を歌いながらラクダの背中に揺られ、日の出鑑賞ポイントへ。 ベルベル人にスカーフを巻いてもらい、色々なポーズでトリック写真を撮って大はしゃぎ! 日の出の時はやはり拝んでしまうのが日本人。サハラの日の出に感動しながら、手を合わせていました。 宿で着替えて朝食を済ませ、カスバ街道ドライブ。カナートは中まで入り、卵ケフタタジンを食べ、トドラ渓谷を歩き、ローズの町(=ケラアデムグーナ)経由で、映画撮影の街=ワルザザードへ。 映画ポスターや映画セットが飾ってあるベルベルパレスでビュッフェディナー。
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サハラから昇る美しい太陽
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高さ160m程の岩壁に挟まれるトドラ渓谷
8日目
2月10日/晴れ/4 〜 18℃
アトラス・オスカースタジオとピンクの花が開いたアーモンドの木の写真を撮り、 ディフルトットのカスバでは入場してWCを貸り、要塞都市=アイトバンハッドゥへ。 小川を渡って上へ上へ、途中あぶり出しアートを見学。 貯蔵庫のある頂上まで全員で登り、ベルベル人=ムシャmrのお宅でお茶とつまみを頂き小休憩。 オムレツとシシケバブのランチ後、アトラス山脈、本ツアーの最高ポイント=ティシュカ峠(2,260m)越え。 アルガンオイル屋で買い物をして、マラケシュ新市街=ゲリーズ、モダンなラディソンBLUに到着。 スーパーでお土産を買い、夜はホテル内レストランでリゾットディナー。
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その景観自体が映画セットの様なアイトベンハッドゥ
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本ツアーでは最高標高の2,260m=ティシュカ峠
9日目
2月11日/晴れ/4 〜 18℃
朝一番、オープンと同時だったので、並ばずにサーディン朝の墳墓群を見学。 バヒア宮殿では見事な装飾の天井や内装を見て、フランス人ジャックマジョレールが造り、イヴサンローラン所有し眠っているマジョレール庭園を散策・見学。 新市街でスパゲティボロネーゼのランチ後、ホテルで休憩。 夕方、体調不良から復活したメンバーも合流して再び旧市街へ。 クトゥビアの塔の前で名物の水売りと記念写真を撮って、ジャマエルフナ広場を見下ろすカフェでお茶。 少しだけ広場の大道芸人達を見た後、巨大で迷路のようなスークを全員で歩き、夜はスターシェフの人気店=「DARMOHA」プールサイドでタジンディナー。
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バヒア宮殿のパティオ…絵になるガイド=マイタmrを入れて
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夕暮れ前のジャマエルフナ広場を見下ろす
10日目
2月12日/晴れ/5 〜 19℃
ロングドライブ中、アルガンの木に登る山羊と共に写真を撮り、大西洋に面したエッサウィラへ。 マラケシュ門からメディナに入り、スークを抜け、ジミヘンドリックスが泊まっていた宿も通り、スカラ城塞に登ってお菓子試食。 海外人気ドラマのロケ地になっている、大西洋に向かって並ぶ砲台の列をカメラに収め、ムーレイハッサン広場から海の門、漁船エリアまで徒歩観光。 お昼は魚介類のフライを皆で取り分けるランチ。 偶然3名もいらっしゃった古希のお祝いを、歌と踊り付きでして、再びロングドライブ後、カサブランカに到着。 最後の宿=シェラトンカサブランカでのビュッフェディナーでは、全員デザートと味噌汁で締め。
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羊達が登っているアルガンの木
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大西洋を臨むエッサウィラの稜堡
11日目
2月13日/晴れ/5 〜 18℃
最後は、ハンフリーボガードとイングリッドバーグマンはいないけど、カサブランカ観光。 モハメド5世広場の噴水前で写真を撮り、海に突き出す様に立つ、巨大なハッサン2世モスクの世界1高いミナレットに圧倒され、最後はきれいなショッピングモール内のスーパーマーケットで買い物の締め。 カサブランカ空港での手続き・出国時はいくつかの問題が出るものの、皆で協力して乗り切り、ラウンジで軽食を食べ、エミレーツ航空でドバイまで約7.5時間のフライト。
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ハッサン2世モスクのミナレットを見上げる…
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こちらは夜明け前、ライトアップされた姿
12日目
2月14日/くもり/5 〜 17℃
ドバイでは、往路寄れなかったラウンジにも立ち寄れ、エミレーツ航空のラグジュアリー感を味わい、他のお客様の中から機内で体調不良の方が出た為出発が遅れるも、A380型機で成田まで約9.5時間のフライト、帰国の途へ。 ドバイから同じくA380型機で関西国際空港まで、帰国の途へ。 皆様、大変お疲れ様でした! このメンバー=16名様+スタッフだったからこそ出来た、笑顔で充実の12日間! 12日間でないと周れない街に、いくつものエクストラ観光。 好天の中、無事故で感動と感謝の忘れられない日々。 またどこかの空の下、皆様の笑顔と再会出来ますように… ありがとうございました!
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EK318 DXB/NRT の飛行航路
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サハラの砂丘に映る、キャラバン隊の様な姿

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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