2020年1月26日出発 ナイル川クルーズを楽しむエジプト8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2020年1月26日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/平井 春介(ひらい しゅんすけ)
- 今回、皆様とエジプトのクルーズを含む豪華なツアーにご一緒させていただいた添乗員の平井 春介です。 数々の貴重な場所へ同行させていただいたり、貴重な人生の体験談を聞かせていただいたりと会話する時間もいつもオーバーするほど楽しかった事を大変感謝申し上げます。 出発間際に新型の肺炎、コロナウィルスが中国で発見され、あれよあれよと海外や日本でも感染者がどんどん増えてしまいました。 しかし結果で言えば帰国した際も通常通りの入国であり、何ら問題はなく他にトラブルもないまま終了致しました。 何度も行こうと思い、申し込んだのに安定しないエジプト情勢悪化の為に実現出来なかった目的が今回達成出来て良かったですね。 簡単ではありますが、今回のおさらいさせていただきたいと思います。
- 1日目
- 1月26日/晴れ/成田 15 ℃
- 出発当日は各地より成田空港にお越しいただきエジプト航空の搭乗手続きを行なっていただきました。 ビジネスクラス利用の当コースのお客様の参加人数は6名様でした。 カイロまでは13時間半と長い道のりですが、エジプト航空で飛ぶのが最短時間です。 暫しお待ち下さい!
- ようこそエジプトへ
- 念願のエジプトへ
- 2日目
- 1月27日/晴れ/ルクソール 7〜22 ℃
- ようやくカイロに到着し、すぐに国内線に乗り換えです。 遅れる事の多いエジプトの航空事情ですが、今回はほぼ定刻で運行されました。 出迎えの日本語ガイドはエクラミ(イクラ)さんです。 灼熱のイメージのエジプトですが、冬は案外朝晩寒くて日本からのダウンジャケットをそのまま着てルクソール東岸のカルナック神殿の観光をしました。 少し早めの11:00過ぎでしたが船の部屋も出来ており一旦休憩が出来ました。 2019年の10月に新造されたメイフラワー号が 今回の船です。 ルクソールは見なくてはならない場所がありますので、出航は明日の午後一番の予定です。 夕方から再びバスに乗り、東岸のルクソール神殿へ向かい途中からはライトアップされた神秘的な神殿を見学しました。 船に戻りベリーダンスとタンヌーラ(旋回舞踊)で目がグルグル周り、ディナーはバイキング式で召し上がっていただき本日の長い行程は終了しました。
- ベリーグッドなダンサー達
- 新造船メイフラワー号の客室
- 3日目
- 1月28日/晴れ/ルクソール 6〜18 ℃
- 本日は西岸の見学としてメムノンの巨像からスタートです。 そして王家の谷と呼ばれる歴代のファラオが眠る神聖な場所へ。 一番権力のあったラムセスII世の墓は現在閉じられて見る事は出来ないですが、子孫のVIIとlV、そして一番最後に発見され黄金のマスクで有名なツタンカーメン王の墓を訪問。 最近カメラは有料、スマートフォンなら無料と規制が緩くなりました。 移動し男装をしていたといわれるハトシェプスト女王の葬儀が行われた葬祭殿、まだ見学した旅行者の少ないネフェルタリの墓も見学出来ました。 ラムセスII世の王妃ですが、かなりの美人だったそうです。 出航が午後一番なので船に戻りランチをいただきました。 夕方屋上のデッキでティータイムを取り、まさに投げ売り状態のボートの売り子で盛り上がり、エスナの水門では水位を調整する所が見られました。 カクテルサービスを楽しんで、本日はセットメニューのディナーです。
- 商魂たくましく、まさに投げ売り状態
- 美しきかなネフェルタリ妃王妃
- 4日目
- 1月29日/晴れ/エドフ 8〜20 ℃
- この日は9:30出発と遅めのスタートでした。 エドフでは風物詩にもなっている馬車に揺られながらホルス神殿へと向かいました。 中には調子がよっぽど良いのかパッパカ♫パッパカ!競走馬みたいに走る馬もいました。 ホルス神殿は1860年に発掘作業が始められるまで約1500年もの間土砂に埋れていたそうです。 エジプトで一番保存状態の良い、ハヤブサの神様の神殿です。 ハヤブサはいませんでしたが、ハトやスズメは鳥の神様?に守られて住んでいました。 再び馬車で船に戻りランチをいただき、暫く休憩です。 昨日と同じく夕方にはサンデッキでティータイムを取り、ナイル川の向こうに夕陽が沈む所や、のどかに河べりで過ごす人達の様子を見る事が出来ました。
- ゆったり流れるナイル川クルーズ
- 日本食シェフのビショイさんとベッドウエイターのモハメドアリさん
- 5日目
- 1月30日/晴れ/アスワン 9〜23 ℃
- 早朝、アスワンから片道280kmの道をひたすら走りアブシンベルを目指しました。 以前はコンボイと呼ばれる警察車両に前後挟まれながらの緊張感のある移動でしたが、もう自由です。 砂漠の道路にもカフェが新しくオープンしています。 アスワンハイダムが出来上がると水没してしまうアブシンベル神殿を小さくカットして移築した努力は凄いです。 ラムセスII世もネフェルタリもきっと喜んだ事でしょう。 これがきっかけとなり、世界遺産第1号となりました。 現在では1121件も登録されているそうです。 お帰りにアスワンハイダムに立ち寄り、ソフィテルオールドカタラクトに宿泊です。 1年間も滞在しナイル殺人事件の構想をしたとされるアガサクリスティーの部屋を見せて貰い、繋がりでハイティーをテラスで召し上がっていただきました。 指定レストランの1902(日英同盟締結の年)でのサーモンディナーで古き良き時代に触れました。
- 格式ある1902でのディナー
- 偶然撮れたアブシンベルの奇跡!
- 6日目
- 1月31日/晴れ/カイロ 7〜21 ℃
- 午前中はアスワンの観光としてボートで行くイシス神殿です。 アブシンベル神殿と同様に水没の危機から逃れられた世界遺産の1つです。 そして切りかけのオベリスクという未完成の部分を見るという珍しい場所へご案内する訳です。 オベリスクが単純に途中で折れてしまった為、作業が終了したと言われています。 この場所が残されていた為、花崗岩をどうやって切り出したのかを後世に知らせる事に役立った訳ですから重要なポイントではないかと思います。 ランチはコフタと呼ばれるイスラム教の国でポピュラーな細長いハンバーグでした。 名前は近いですが、ポークは絶対使いません。 クリスタルのツアーはここで一気にカイロまで飛ぶから身体も楽です。 超デラックスなリッツカールトンホテルに宿泊です。 さすがに手荷物検査も念入りで、爆発物探知犬までいました。 ディナーはホテル内のレストランで貴重なシャトーブリアンステーキだったのかな?
- リッツカールトンの部屋からの眺望
- 大きな疑問を解決した切りかけのオベリスク
- 7日目
- 2月1日/晴れ/カイロ 6〜16 ℃
- まずはギザ地区まで30分走り1日の入場者を人数制限しているクフ王のピラミッド内に希望の方は入場しました。 あの中を歩くだけでも大変なのに古代に空洞を入れて石を積み重ねるという発想や技術が取り入れられた事は凄いですよね。 そして今回の特別企画としてスフィンクスの足元?というか手元に近づける特別入場がありました。 これは過去にも入ってる人は添乗員も見た事ない特別な手配でした。 通常なら50m離れた所から見るのが普通だったので、貴重な体験をされたと思います。 そしてランチは車海老の串焼きとスズキのグリルでした。 何せエジプトは前菜やパンが脇役になってないですから、ついつい食べてしまい後から困る訳です。 午後はカイロの考古学博物館でツタンカーメンの黄金のマスクやラムセスII世のミイラとご対面しました。 締め括りにフォーシーズンホテルの8レストランで創作中華を召し上がっていただき空港へ向かいました。
- 仲がよかったツタンカーメンご夫妻
- 目の前で見る事が出来る企画なんです!
- 8日目
- 2月2日/晴れ/東京 17 ℃
- 復路便は往路より飛行時間も短く11時間半くらいでしたが、予定より遅れて19:20に成田到着でした。 閑古鳥が鳴いて初めてアラブの春でやって来た事が国が衰退していく一方であると悟ったエジプト人が今後、頑張ってくれる事を願うばかりです。 エジプト各地のドライバーさんは、皆さん頑張ってくれたと思います。 そして6名の参加者の皆さんには何かとご協力をいただき、大変感謝致します。
- お疲れ様でした!
- ワンダフルな旅でしたね
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