2020年1月26日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>ゆったり旅するトルコ10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2020年1月26日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
- クリスタルハートLE202BC「ターキッシュエアラインズ利用・ゆったり旅するトルコ10日間」1月26日(日)ご出発に8名様のお客様がご参加くださいました。 当ツアーにご参加くださいまして、誠にありがとうございました。添乗員の藤井博志です。 トルコは日本の約2倍の国土面積を持ちながらも、人口は約7000万人強。そしてイスラム教徒が約90%の国であります。 イスラム教の国ではありますが、他の近隣中東諸国と違い 政教分離されている国で、お酒も自由に飲めるお国柄です。 そして、アジア大陸とヨーロッパ大陸の間にあるトルコは、エキゾチックな文化であふれ、訪れるすべての人々を魅了してやまない国であります。 そんな魅力あふれるトルコ10日間の旅を、ふり返ってみたいと思います。
- 1日目
- 1月26日/成田・晴れ/16 ℃
- 当ツアーは、成田空港発の最終便にあたるターキッシュエアラインズ53便にて、イスタンブールに向けて飛び立ち、この度のツアーが始まりました。 出発時間は定刻23時ですが、ターキッシュエアラインズ53便は、いつも出発時間が当日になり22時30分発にフライト変更されます。夜便のため、当便のお客様が早くチェックインするのを見越して、早めの出発になるようです。 約12時間45分のフライトでイスタンブールに到着して、国内線に乗り換えます。 多くのツアーはイスタンブールを起点にツアーが始まりますが、クリスタルハートのLE202のこのツアーは、バスの移動時間を極力短縮するために、イスタンブールを経由して空路イズミールまで一気に向かい、そこから10日間の旅が始まります。
- 楽しそうに遺跡を見学する正教の方たち
- 遺跡にいた可愛い鳥 コマドリかな?
- 2日目
- 1月27日/晴れ/8〜16 ℃
- イスタンブールを経由して、イズミールに到着したのは、午前8時30分。現地日本語ガイドとミートして、最初の観光地ベルガマへ向かいます。ベルガマまではイズミールからバスで約1時間30分の移動です。 ベルガマは日本のツアーでは、あまり訪れることの少ない観光地でありますが、ペルガモン王国時代の古代遺跡がある街で、ユネスコ世界遺産にも登録されているトルコの観光名所のひとつであります。 ここの遺跡は、19世紀にドイツ人の発掘隊によって発見された経緯があり、遺跡品の大半はドイツに持ち帰ってしまい、現在はドイツ首都のベルリンに展示されております。それがベルリンにあるペルガモン博物館です。 それが故に、ベルガマ自体にある遺跡は殺伐とした感はありますが、非常に歴史深く興味深い観光地でありました。
- ベルガマの野外劇場
- トラヤヌスの神殿
- 3日目
- 1月28日/くもり/8〜14 ℃
- 昨日はベルガマを観光した後、再びイズミールに戻り、デラックスホテル「スイソテル・グランド」にて快適な一夜を過ごして、本日行程3日目の朝を迎えました。 本日はイズミールをあとにして、ここもユネスコ世界遺産のひとつ、エフェソスに向かいます。 エフェソスまでイズミールからバスで約1時間30分です。エフェソスは主に古代エフェソス遺跡とブルブル山と呼ばれる一角に聖母マリアの最期の場所といわれている、聖母マリアの家が観光名所となっております。 特に古代エフェソス遺跡は、非常に見ごたえがあります。 ヘレニズム時代から創設されたポリス(町)は、ローマ時代に拡張された歴史があり、古代遺跡自体が野外博物館のようで、とても見ごたえがありました。 その後、私たち一行はパムッカレに向かい、夕暮れの中、石灰棚など観光いたしました。
- エフェソスの保存状態の良い図書館
- 真っ白で美しいパムッカレ
- 4日目
- 1月29日/くもり/6〜11 ℃
- 昨日は、歴史深いエフェソスの街を観光して、パムッカレに到着したのは夕方でありました。パムッカレもユネスコ世界遺産の観光地で、ここも古代遺跡のヒエラポリス遺跡やトルコの自然が造り上げた造形美、石灰棚などを観光して本日行程4日目に入りました。 本日は長い移動日で約400キロの道のりを、約6時間かけてコンヤに向かいます。 パムッカレを出発して約3時間30分走ると、トルコの中でも非常に大きな湖であるエイルディル湖が見えてきました。 人口2万人程の小さなエイルディルの街の湖畔でランチをとり、再びコンヤを目指します。 コンヤに着いたのは夕方の16時。それからイスラム文化が色濃く残るメヴラーナ博物館やインジェミナーレ神学校を観光し、グランドホテルコンヤに入りました。
- コバルトブルーのエイルディル湖
- メヴラーナ博物館
- 5日目
- 1月30日/小雨/4〜11 ℃
- コンヤを出発して本日行程5日目は、カッパドキアへ向かいます。バスを走らせること約3時間、カッパドキアに入りました。 カッパドキアもユネスコ世界遺産に登録されており、見ごたえある観光地であります。 まず先に見学したのはカイマクル地下都市。カイマクル地下都市は岩窟住居ですが、ここは蟻の巣のように地下へと延びる地下都市で、2世紀前後には2万人もの人々が生活していたというから驚きです。 その後、カッパドキアの代名詞である奇岩群を、くまなく写真を撮りながら観光しました。明日が雪模様の天気予報のため、本日中に明日の予定であったカッパドキアのハイライトであるギョレメ野外博物館も観光しました。 そして本日から洞窟ホテルに二泊します。
- 洞窟レストランにて
- カッパドキアのラクダ岩
- 6日目
- 1月31日/雪/−3〜1 ℃
- 早朝、部屋の窓を開けると驚きました。外の景色が一面真っ白でした。昨夜からの小雨が雪に変わり、朝までに10センチほど積もったようです。 昨日のうちに、ギョレメ野外博物館などを観光して正解でした。 ですが、本日はカッパドキア滞在でありながら、昨日中にほとんどの観光地を巡り終わったため、ゼルベの谷や鳩の谷(鳩の谷は唯一本日の行程)の雪景色を楽しみました。 カッパドキアの奇岩群の雪景色も、とても素晴らしく昨日と全く違う趣に、二度おいしい思いをした気分になりました。 そして、カッパドキアには伝統的な手芸文化がいまでも営まれており、トルコ絨毯や陶器工房を訪れて、昔ながらの技法で作られる芸術品を見学しました。 明日はイスタンブールへ向かいます。
- 雪化粧のカッパドキア
- じゅうたんを手織りする女性
- 7日目
- 2月1日/雪→晴れ/−3〜16 ℃
- 本日行程7日目は、早くも最終観光地のイスタンブールへ向かいます。イスタンブールまでは空路の移動で、約1時間30分のフライトです。 定刻9時40分出発予定が、昨日からの雪の影響で一時滑走路の除雪作業が行われた関係で、定刻より2時間30分も遅れて出発となりました。 ようやくの思いで、イスタンブールに到着した私たち一行は、遅めの昼食のあとにイスタンブール市内観光をスタートしました。 本日は飛行機遅延の影響を受けて、アヤソフィアのみ観光することにしました。 アヤソフィアはビザンツ建築の最高傑作とも評され長い歴史の中、さまざまな宗教に利用されながらも、トルコの歴史を体感してきた素晴らしい建築物です。 アヤソフィアの観光を終えて、ボスボラス海峡が一望できるスイソテル・イスタンブールにチェックインとなりました。
- 東ローマ帝国時代に教会として建立されたアヤソフィア
- ボスフォラス海峡をバックにブルーモスク
- 8日目
- 2月2日/晴れ/11〜17 ℃
- 行程8日目の本日は、昨日のカッパドキア発のフライト遅れで7日目に観光できなかった、ブルーモスクやトプカプ宮殿を加えて、引き続きイスタンブールの観光となります。 まず先に向かったところは、ドルマバフチェ宮殿です。 ドルマバフチェ宮殿は、もともと木造宮殿があった場所に1843年から10年以上の歳月をかけて建てられた、オスマン王朝最後の居城です。その後、トプカプ宮殿とブルーモスクを続けて観光しました。 トプカプ宮殿もドルマバフチェ宮殿同様、オスマン朝時代の王の居城でありますが、最も繁栄していた15世紀から約400年も使用されていた、政治的に最も重要な建造物のひとつであります。またブルーモスクもオスマン朝建築の傑作のひとつで、今でもイスラム教徒の信者がお祈りの場として、とても重要で神聖な場所であります。 明日は再びイスタンブールを観光した後に、帰国となります。
- ドルマバフチェ宮殿の白鳥の噴水
- ドルマバフチェ宮殿
- 9日目
- 2月3日/くもり/11〜14 ℃
- 早いもので本日行程9日目は、グランドバザールなど観光して、帰国の途へ向かいます。 二連泊したスイソテルをゆっくり11時にチェックアウトして、まず先にボスボラス海峡ランチクルーズに乗船。 素晴らしいイスタンブールの街並みを望みます。その後、グランドバザールに移動して、最後のお買い物タイムを取りました。グランドバザールからイスタンブールの銀座通りである、イスティクラル通りを散策しながら新市街のランドマークとなっている高さ67メートルのガラタ塔に上りました。 ガラタ塔はもともと6世紀に建てられた古い灯台で、今の形になったのは14世紀です。イスタンブールの街並みを360度見渡せる展望台は、最後の観光地として、とても印象深いものになりました。 そしてその後、最後の夕食をお楽しみいただき、空港に向かいました。
- ルメリ要塞
- オルタキョイのモスク
- 10日目
- 2月4日/成田・くもり/12 ℃
- イスタンブール・アタチュルク国際空港からターキッシュエアラインズ52便が成田国際空港に向けて飛び立ったのは、定刻の深夜2時10分。約11時間30分のフライトで成田に無事到着しました。 今回のトルコ10日間の旅は、世界遺産に登録されているトルコの主要観光地をゆっくり巡るツアー内容でありました。特にイスタンブールでは3日間かけて、ゆっくり観光することが出来る行程となっているおかげで、カッパドキアからイスタンブールへのフライト遅延も、大きな影響を受けることなく、すべての素晴らしい観光地を巡ることが出来ました。 今回参加くださった8名様のお客様に感謝申し上げます。 またいつかクリスタルハートのツアーでお会いできることを楽しみにお待ち申し上げます。 本当にありがとうございました。
- 14世紀にジェノバ人によって造られた、ガラタ塔
- アヤソフィア内部 モスク時代の名残
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