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2020年1月28日出発 <ANA利用>美しきアマルフィ海岸 南イタリア8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2020年1月28日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/原田 務(はらだ つとむ)
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8日間の「美しきアマルフィ海岸・南イタリアの旅」はいかがだったでしょうか。記録的な暖冬のおかげで、暑すぎず寒すぎず、とても心地よい気候の中で魅力的な観光地をお楽しみいただけたと思います。 北とは一味違う、もうひとつのイタリア。私は南イタリアを自分の中でそう位置づけています。洞窟住居群が広がる奇観のマテーラ、トゥルッリという独特の建築群に満たされたアルベロベッロ、保存度抜群のポンペイ遺跡、アマルフィ海岸のドライブと、アドリア海の紺碧の海。これらは、他では見られない南イタリアならではの訪問地です。 また、この旅では移動距離を少なくすることで、普段なら立ち寄らない小さな村や町の訪問を可能にし、この地域の真の魅力に、より迫る内容になっていました。 みなさんがご覧になった風景を、この旅のメモでもう一度振り返ってみましょう。
1日目
1月28日/曇り/12 ℃
12:50羽田空港発の全日空NH217でミュンヘン空港へ。そこから乗り継いでナポリへたどり着き、バスでソレントへ。長い乗り継ぎお疲れまでした!
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洞窟住居群が壮大に広がるマテーラ
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朝日に輝くマテーラの街並
2日目
1月29日/曇り時々小雨/10~15 ℃
前日、夜遅い到着だったからこの日はゆっくりと10時に出発。 まずはアマルフィ海岸のドライブへ。曇り空だったから真っ青な地中海というわけにはいきませんでしたが、時々差してくる日差しのおかげで、その片鱗は見られました。途中、ポジターノの街を上から眺めて写真撮影。やがて、アマルフィに到着。冬の静かな街並みを散策。パスタやレモンキャンディーなどを購入して楽しみました。 最後はラヴェッロの町へ。標高350メートルの丘の上にある町からは、眼下に地中海を見渡せました。特にヴィラ・ルフォーノからの眺めは最高でしたね。 景色だけでなく、歴史もしっかり持ったこの町の観光は印象に残りました。中世には、ジェノバ、ピサ、ヴェニスと肩を並べる港町が、ここにあったことにも驚かされます。
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アマルフィの街
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ラヴェッロのヴィラ・ルフォーノ
3日目
1月30日/快晴/10~17 ℃
朝のラッシュを抜けて高速道路へ。前日は見えなかったベスビオス火山が見えました。私たちは、またこの風景が見えるところに帰ってくることになります。 サレルノの街を最後に、内陸に入ります。工事が多い高速道路を走り抜けてやがて見えてきたのがカステル・メッツァーノ。実は中世からの歴史を持つ古い村です。南イタリアのドロミテと言われる石灰のギザギザ山と赤い屋根の街並みのコントラストはなんとも言えない魅力。 アグリツーリズモの美味しいランチを食べた後は、マテーラの町へ。かつてイタリアの恥部とまで言われた洞窟住居群も、今となってはすっかり整備されて、その奇観はもはや世界遺産。外から眺めても、中を歩いても雰囲気ばっちりの街並み。今回は宿泊したから、時間によって変わりゆく色まで堪能できました。あ、自由食時は、ミシュラン一つ星のLE BABBOLEにお付き合いいただきましてありがとうございます。
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ギザギザ山とのコントラストが抜群のカステル・メッツァーノ
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岩窟教会を上にたたえるマテーラのサッシ(洞窟住居群)
4日目
1月31日/快晴/10〜19 ℃
朝、内陸を走り抜けて海岸沿いへ。同じ地中海でも、こちらはアドリア海。アマルフィのそばはティレニア海と区別されています。そのアドリア海沿いでは、ポリニャーノ・アマーレを歩きました。この日は、絶好の散策日和。海はきれいだし波は立ってないし、町の中は静かだし。海と落ち着いた街並みで十分と、心から思える町でした。 少し内陸に入ったところにあるロコロトンドも魅力的でした。小高い丘の上にある旧市街は、端から端まで歩いても10分ほど。でも、その中には町の規模としては信じられないほど大きな教会があるし、宝石箱の中を覗いているかのように美しい通りにあふれていました。 最後は、アルベロベッロ。とんがり帽子のような屋根を持った家並み。一軒当たりの家の大きさ、街並みとも、それらの規模は、ガイドブックやテレビなどでは想像できないものがあります。
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ロコロトンドの白い街並み
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アルベロベッロのトゥルッリ
5日目
2月1日/晴れ後曇り/10〜16 ℃
朝、イタリアの内陸をぬけて再び西海岸へ向かいました。 辿りついたのはポンペイ。このツアー最大のハイライトのひとつ。海の門から入り、フォロ(メイン広場)へ。売春宿へ足を運び、そこからメイン広場に戻って、当時の公共浴場、パン屋などを見学。途中、大規模な商店街や、古代の邸宅なども見学しました。 また、火山の噴火でなくなった人々の様子を生々しく残した漆喰も印象的でした。あのような遺体が、遺跡内で2000体ほど発見されたそうです。 そして、秘儀荘。壁一面に広がるフレスコ画のなんと魅力的なことか。古代のロマンを感じるには、もってこいの遺跡でした。 この日からナポリに二泊。夕食は卵城近くのレストランへ。エビのグリルが、とても美味でした。
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ポンペイ遺跡。今も古代の人々が出てきそうな雰囲気
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ポンペイ遺跡。フォロのすぐそば
6日目
2月2日/くもり/12〜16 ℃
この日は終日自由行動。朝からゆっくりと街を歩きました。 まずは卵城へ。大きな城の中は、まるでひとつの街のよう。上にあがった時の風景は素晴らしかったですね。 一度ホテルに帰ってトイレを済ませて、再出発。プレビシート広場でギリシャ建築風のパオラ聖堂、王宮、サン・カルロ劇場を眺めて、ウンベルト一世のガレリアへ。ミラノにも似たようなのがありますが、イタリアのアーケードって、どこも立派です。 その後は皆さま思い思いに過ごされました。私と一緒に歩いたお客様は、スパッカナポリ地区を散策。サンタ・キアラをはじめとしたいくつかの教会を訪問しました。 夜は、多くのお客様と近くのレストランZIOPEへ。本場のピザやスパゲティを堪能しました。
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ウンベルト一世のガレリア
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サンタルチア海岸の卵城
7日目
2月3日/晴れ/23 ℃
ナポリに太陽が戻ってきた日に帰国。季節外れの暑さには驚きました。 順調にチェックインも済んで、ミュンヘン経由、帰国の途へ。
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ポンペイ遺跡 秘儀荘のフレスコ
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海沿いの街 ポリニャーノ・アマーレ
8日目
2月4日/晴れ/8 ℃
15時成田着後、解散。 日本はすっかり冬になっていました。寒いですね。 このレポート仕上げてるのが、7日なのですが、いやー、イタリアが懐かしいです。 お互いに体には気をつけましょう。そして、またいつか一緒に旅をしましょう。 ご旅行中は、様々な点でお気遣いいただき、まことにありがとうございます。
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ロコロトンド旧市街を外から
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穏やかなアドリア海

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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