2020年1月27日出発 <ANA利用>ゆとりの2連泊3回!見どころたっぷり魅力の観光地を巡る マルタ共和国8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2020年1月27日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/監物 聡江(けんもつ としえ)
- この度、「マルタ共和国8日間」に行って参りました。マルタ共和国は地中海に浮かぶ小さな島です。今回のコースはマルタ島のサンジュリアン地区に2泊、ゴゾ島に2泊、そしてヴァレッタ地区に2泊。連泊で移動も少なく、観光時間はゆったりのスケジュール。まさにハネムーンの方、ご年配の方にはオススメのコースです。雨の多い季節...ということで覚悟して参りましたが、なんと毎日晴天!青い空に青い海、そして、ゆっくりと流れる穏やかな空気は、本当に私達の心を癒してくれました。そして、小さい島ながらも数々の遺跡や十字軍の残した建築物など、見所がたくさんあります。オフシーズンでしたが、逆にどこも空いていて並ぶことなくスムーズに見学することができました。また、人数が少なかったせいか家族旅行のようで、フリーの日も皆さま一緒に出かけたり、なんだか最後お別れするのがとても寂しかったです。また、近いうちにご一緒できたら嬉しく思います。
- 1日目
- 1月27日/曇り/9 ℃
- おはようございます!ご集合は朝9時でしたが、皆さま早々とご集合いただき、ご挨拶。すでにお電話でお話しているせいか、初めてお会いした感じがしませんね。まずは全日空にてチェックイン。今回、急遽ブリュッセルからのマルタ航空のフライトキャンセルにより、ブリュッセル、フランクフルトを乗り継ぎ、マルタ航空にて到着。長いフライトでしたが、全て時間通りに進み、当初と同じ時間にマルタに到着できました。スーツケースも全員無事に出てきて一安心。早速、バスにてホテルへ出発。本日からサンジュリアンにあるゴールデンチューリップに2連泊。すぐ隣の通りはピッツァ屋、バールなどが並ぶ通りでバスの中から賑やかな様子が伺えました。アシスタントの方にもお手伝いいただき、すぐにカギをお渡し解散。明日も同じホテルなので荷物のパッキングが無く楽ですね。今夜はお風呂に入って長いフライトの疲れをとっていただき、明日はゆっくり出発すると致しましょう。
- 全日空 和食の機内食
- 2日目
- 1月28日/晴れ/17 ℃
- 今朝は時差ボケのせいか、朝早くに朝食にいらした方もいました。レストランは、ちょうど東の方向を眺める場所にあり朝日が眩しかったですね。朝一番で青の洞門へ向かいます。バスから降りると青い地中海が広がっています。写真ストップして展望台から眺めていただき、いよいよ船着場より8人乗りの小さなボートに乗り込みます。海の水は透き通っていて深い青、光が入るとグリーンに見えてきます。侵食された奇岩の門を通り抜け、しばしクルーズをお楽しみいただきました。次はハジャールイム神殿です。最初に3D映像にて、どのように出来上がり発掘されたかをご覧いただいてから外の神殿を見学。マルタヴィーナスが発掘されたのもここです。5千年前の機械がない時代にできたものとは思えない巨石群は驚くばかりです。ランチ後は聖パウロのカタコンべ、イムディーナの町を散策してからホテルへ。お夕食はハーバーにあるイタリアンレストランに行きました。今夜はお好きなメインをチョイス。美味しさと量の多さにビックリでしたね。
- 青の洞門
- ハジャールイム神殿
- 3日目
- 1月29日/晴れ/17 ℃
- 皆様いつも集合時間を守っていただき、さらにミニバスということもあり観光場所すぐ目の前まで車で行くことができる為、時間にかなり余裕ができました。今回はオマケで何ヶ所かフォトストップしながらハイポジュームへ参りましょう。ここは地下にあり、1回に10名限定で人数制限があるのは、人の吐く二酸化炭素や温度から守り今後もこの貴重な遺産を残していく為だそうです。係の案内により、日本語のイヤホンを聞きながら3層の迷路のような地下神殿を訪れました。次はタルシーン神殿に立ち寄ります。神殿内部は、ふくよか(すぎる?)女性の身体が豊穣の女神として祀られていたそうです。この時代に生まれていたらなぁ(笑)と思ってしまいました。お昼には名物料理ブラジオリをいただき、チェルケアの港へ向かいます。途中、ポパイが映画実写化された時の撮影村とアンカーベイのお写真を撮っていただきました。予定より1本前のフェリーに乗ることができたのでゴゾ島のホテルには3時半過ぎに到着。今日から2泊は私も大好きなケンピンスキーです。プールやスパを楽しんだりお部屋でゆっくりくつろいだり...。こういう時間が優雅ですね。
- ゴゾ島へのフェリー
- ケンピンスキーサンローレンツリゾート&スパホテル
- 4日目
- 1月30日/晴れ/18 ℃
- 朝食は生ハム、チーズ、サーモン、それに卵料理はオーダーして作ってくれ、コーヒーもサーブしてくれます。良いホテルは個人旅行のように過ごせるのが良いですね。出発もゆっくりの9時半。本日は1日ゴゾ島の観光です。バスで3分、奇跡の教会タピーヌに到着。願いが叶う...と言うので私もお願いすることに。今朝は貸し切り状態でしたが、いつもはマルタ本土、ヨーロッパからも大勢来るそうです。そしてゴゾの土産と言えば塩。ローマ時代から続く自然の地形を利用した塩田を見に行きました。そしてヴィクトリアの町では大聖堂、要塞の見学。ゴゾレース、塩やハチミツなどお買い物も楽しんでいらっしゃいました。本日ランチはTa Frencにて。名物のゴゾチーズ、タコのシチューをいただきました。映画白い帽子の女...の撮影に使われましたが、ご覧になった方はいるでしょうか?少し暗い話ですが観ていない方は帰国後に是非観てみて下さい。午後はラウラ湾、マルタで一番古いジュガンティーヤ神殿を見学してからホテルへ。お夕食は自由食の為、トラットリアで召し上がったり、少しお腹を休めたり。ついつい出てくると食べてしまうのでフリーもある方が良いかもしれませんね
- チタデルの大聖堂
- Tゴゾチーズサラダ
- 5日目
- 1月31日/晴れ/18 ℃
- ホテルを出発し、イムジャール港へ直接参ります。再びマルタ本土に戻り首都ヴァレッタ地区を周ります。ここは全て歩いての観光です。アーチと緑、お花が綺麗なバラッカガーデンは騎士によって作られた公園で、ここから見るグランドハーバーの景色は素晴らしいです。崩れ落ちたオペラ座、リパブリック通り、そして聖ヨハネ大聖堂、美術館へ。大聖堂の中に入ると、外観からは想像できない豪華絢爛な装飾が目に入ってきます。主祭壇まわりには騎士団の出身地ごとの小さな礼拝堂がありました。付属の美術館には有名なカラバッジョの絵画が飾ってありました。ここでしか見ることのできない作品です。ランチは野菜のスープ、シーフードリゾット、デーツのパイ。ここのお食事は美味しかったと言うお声が多かったですね。食後は騎士団長の館。エルサレムで設立されたヨハネ騎士団は神聖ローマ皇帝の斡旋によりシチリア王よりマルタの鷹1羽でマルタを借り本拠地としたそう。マルタを語る上で騎士団無くしてはあり得ません。フードマーケットでフリータイムの後は、電気自動車で楽々とホテルまで。少しスリルがあり楽しかったですね。お夕食はホテル近くのレストランでいただきました。
- カラバッジョ「洗礼者ヨハネの斬首」
- バラッカガーデンからの眺め
- 6日目
- 2月1日/晴れ/17 ℃
- 今日は1日フリータイム。皆さま一緒にマルサシュロックへ行きました。ここは、南東にあるマルタでは一番大きな漁村です。現在はカラフルな船や建物、マーケットが人気となり日曜ともなると多勢の人で賑やかな場所です。今日は土曜なのでマーケットは少ないかもしれませんが、かえって静かな漁村を見れるし、シーフードも食べたいし...ということで、ローカルのバスにチャレンジして行ってみました。エクセルシオールホテルからバスロータリー、ヴァレッタのゲートまで5分と、とても便利です。早速バス停に行くと、あるはずのバスが来ません。マルタらしい...と次のバスに乗り40分かけて到着。可愛らしいボート、マーケットが並んでいて、写真を撮ったり最後のショッピングを満喫していました。お昼はフリッター、マグロのタルタル、シーフードパスタなど、シェアしていただきました。お天気が良かったのでテラス席で、のんびりとした時間を過ごしました。イスの猫が、この国の平和を物語っているようでした。帰りはチャーターの車でスイスイとヴァレッタへ戻り、それぞれ最後のバカンスを楽しんでいらっしゃいました。
- マルサシュロックの漁村
- テラスでのランチタイム
- 7日目
- 2月2日/晴れ/18 ℃
- 午前中はフリータイム。しかしながら、オプショナルのハーバークルーズに全員で参加。マルタに来たら、是非とも海から眺めていただきたい!とオススメしました。スリーマから出航して、ヴァレッタ、スリーシティズをゆっくりとひと回り。陸からでは分からない強固な城塞、砦、見はり塔など、トルコ軍に勝利したマルタ騎士団、そして敗戦したトルコ軍の気持ちを感じながらの航海。地中海の中心にある小さくも大きな存在だったこの島と、青い海の景色を目に焼き付けていただきました。下船後はコーヒーブレイク、少しのフリータイム。そして空港に向かいました。2日目からずっと案内してくれたガイドのヨシコさんとお別れ。マルタに長いこと住み、マルタを愛している方からの案内は、とてもら心に響きましたね。また、マルタに戻って来れるように、さようなら...ではなく「サッハー」と挨拶して別れました。お土産でいっぱいになったスーツケースを預け、無事にチェックインも済み、いよいよブリュッセル経由で日本を目指します。
- エクセルシオールホテルからの朝の景色
- セングレアの見張り塔
- 8日目
- 2月3日/晴れ/8 ℃
- 無事に成田に到着しました。ブリュッセルから全日空の飛行機に搭乗した時は、やはりホッとしましたね。キャビンアテンダントの「お帰りなさいませ」が、なんとも心地よいです。成田空港に着いたあとは、皆様それぞれ帰宅の途へ。今回のツアーはいかがでしたでしょうか?7千年にもわたる地中海文明、民族の歴史に触れ、美しい景色、美味しい海の幸を堪能し、明るい人々との出逢い...皆様は何が一番印象に残りましたでしょうか。私にとっても毎日笑顔が絶えない今回の旅は、思い出深いツアーの一つです。何事もなく無事に帰国できましたのも皆様のご協力があってのこと、大変感謝しております。また、クリスタルのツアーでお会いできる日を楽しみにしております。
- 地中海の透き通る美しさ
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