2019年11月3日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>ゆったり旅するトルコ10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年11月3日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/木藤 久美子(きとう くみこ)
- 全都市デラックスクラスホテルに泊まる「ゆったり旅するトルコ10日間」ツアーに同行してきました。田舎も都会も見所満載で毎日がハイライト。ノスタルジックな景色、文化、習慣、宗教観、食、ヨーロッパとアジア、キリスト教徒イスラム教、長い歴史の中のモザイクが色濃く残っていました。とても親日的でフレンドリーなトルコ人は心地よく笑顔で迎えてくれました。カッパドキアでは風情ある洞窟ホテルに連泊、大都会イスタンブールではスイソテルのボスポラス海峡を望むお部屋に連泊し、パムッカレでは温泉ホテル。観光だけでなくホテル滞在時間も快適で、マッサージやトルコ式ハマムで疲れを癒してとても充実感あるタイトルどうりのゆったり旅でとてもいい構成でした。ご満足いただけたご様子でした。
- 1日目
- 11月3日
- 往復トルコ航空直行便コースです。集合は成田空港に20時半。積算マイレージとビジネスクラスラウンジはANAと提携しています。第1ターミナル最終便23時発でビジネスクラス、エコノミークラスともオーバーブッキングでしたが、明日に変更してくれる乗客を上手に見つけて、今日も30分早く出発。機内乗務員は全員トルコ人ですが親日的で日本語でアナウンスしてくれます。アメニティーはシックなベルサーチ。機内サービス、トルコブルーで国花チューリップデザインの機材も快適で好評です。静かな夜便なので日本の生活リズムのままでよく眠れました。約12時間のフライトおやすみなさい。
- 成田空港最終フライト
- キノコ岩(カッパドキア)
- 2日目
- 11月4日/晴曇雨/15〜20 ℃
- イスタンブールで乗り継いで、第3都市イズミール空港に到着。開通したばかりの高速道路でベルガマへ。最盛期は紀元前2世紀で15万人もが暮らして繁栄していた町遺跡は広大で、まだまだ多くが現在の住宅の下に埋もれて眠っています。アレキサンドリアに次ぐ世界で2番目の図書館もあったそうです。丘の急斜面に作られた劇場は素晴らしい眺めと音響効果だったことでしょう。ここのゼウス神祭壇は保存状態が素晴らしいのですが、ベルリンにベルガマ博物館で存されています。夢の内容で診察したり催眠療法、悲劇喜劇メンタル療法などが行われていた医学の神アスクレピオン遺跡は想像するのが楽しくなる所でした。美人が多いイズミールは海岸の素敵なスイソテルグランド泊。確かにお洒落な東洋西洋の両魅力ある綺麗な今時男女が目につきました。
- トラヤヌス神殿跡
- 丘斜面に急こう配の劇場跡
- 3日目
- 11月5日/晴曇雨/16〜23 ℃
- 午前は変わりやすい天気のおかげで大きく綺麗な虹がかかりました。車窓からはザクロ、イチジク、イチゴなどの畑がたくさん。エフェソスでは聖母マリアの家、3400年の歴史あるアルテミス神殿と劇場や図書館、トイレや細やかな彫刻デザインまで保存状態がいいエフェソス遺跡を見学。バスで移動していくと、遠くに真っ白な雪山が?いいえ、段々畑のように連なり広がる石灰岩の岩棚パムッカレです。「綿の城」と言われますが、100以上ある大理石のプールにも見えます。足湯体験をしました。夕日に染まる石灰棚と温泉保養地だったヒエラポリスローマ遺跡が素敵でした。温泉スパホテルではマッサージ、サウナ、ハマムそしてお部屋にまで引かれた温泉で疲れを癒しました。
- エフェソス遺跡の図書館
- 石灰棚パムッカレ
- 4日目
- 11月6日/晴れ/8〜21 ℃
- パムッカレから宗教都市コンヤまでは約400キロの最も長い移動日。それでも当コースは全体的にゆったり行程で、東のハイライトカッパドキアからは一気に飛行機でイスタンブールに向かうお身体に優しいスケジュールなので、今日は頑張りましょう。途中の休憩では、名物の美味しい濃厚ヨーグルトに蜂蜜とケシの実をかけておやつタイム。マッサージ用ケシオイル、美容バラオイルが人気。エイルディル湖周辺はリンゴの産地。湖の眺めがいいレストランで一休憩。メブラーナ教団創始の地ではメブラーナのお墓が博物館になっていて、見学目的の観光客と絨毯に座ってずっとお祈りしている信仰深い人もいました。インジェミナーレ神学校は一部綺麗なトルコブルーのタイル外壁で「あれはトルコ石を使っているのですか?」という質問が。だったらとっくに盗まれているでしょうね(笑)
- 博物館になっているメブラーナの墓
- インジェミナーレ神学校
- 5日目
- 11月7日/晴れ/7〜21 ℃
- コンヤは学校も多くモダンな高層ビルもある町でした。サトウダイコン畑やハサン火山(3268m)を見ながら走り、かつてのシルクロード隊商宿キャラバンサライで休憩。昼にはカッパドキア(=美しい馬に国)到着。数億年前の火山の噴火で堆積した凝灰岩、溶岩石が風雨にさらされ、この世のものとは思えないスケールの見渡す限り奇岩の世界。早速洞窟レストランでマス料理の昼食を頂き、約150程あるといわれるうちの一つのカイマクル地下都市観光。かがんで狭い通路を進み地下4階分までよいっしょとかけ声、ゴツンいててっと言いながらストレッチ。腰痛持ちと閉所恐怖症の方なく無事見学。3姉妹の岩、ラクダ岩、他にもユニークな形のものがたくさん。ワインの産地にもなっていて有名なトラサンワイナリーで試飲。風情ある洞窟ホテルが広くて快適です。
- 3姉妹岩と火山と月
- 洞窟ホテルの丘の上展望台から早朝の眺め(気球がいっぱい)
- 6日目
- 11月8日/晴れ/3〜21 ℃
- 夜が明けないうちに気球に出かけた方、留守番組は洞窟ホテルの山の上展望テラスでたくさんの気球と朝日鑑賞。今日は、カッパドキア観光2日目です。伸びるアイスドンドルマ、ナッツ、ドライフルーツ屋台でおやつを食べながら。ローマ、イスラムから逃れた洞窟キリスト教会はかつて500ほど、今は30程残っているそうですが、ギョレメ野外博物館は必見。外観はどこもシンプルな岩ですが、内部の壁画はカラフルな色まではっきり残っていて素晴らしい。撮影禁止で残念ですが目に焼き付けました。ランチは自由食。みんなでウチヒサールの丘の上の見晴らしがいいテラスレストランで壺焼きやラムなどで最高!今日はホテルに戻ってから夕日鑑賞もできました。
- ウチヒサール
- ウチヒサールの自由食ランチレストランからの眺め
- 7日目
- 11月9日/晴れ/4〜22 ℃
- 飛んでイスタンブール。田舎から急に別世界の大都会で大渋滞。絢爛豪華なドルマバフチェ宮殿へ。4.5トンのシャンデリア、寄木の床、陶器の暖炉、クリスタル製階段など口ぱっくり、目が点。その後は、車が進みそうにないのでトラムでレストランへ移動。トルコ風前菜各種とケバブ盛り合わせの量がてんこ盛り。ボスポラス海峡とアヤソフィア、ブルーモスクが見渡せる大人気テラスレストランです。アヤソフィア、ブルーモスク入場観光はそのまま歩いて向かいました。見所が多すぎて、人も車も多すぎて、昨日までの数倍速で歩いて目が引かれるものが沢山。シャッターも大忙し。久々に天ぷら、寿司、うどんセットを食べてからデラックスホテルでボスポラス海峡を眺めながら都会の喧騒を忘れておやすみなさい。
- アヤソフィア内部
- ランチレストランから見えたアヤソフィア
- 8日目
- 11月10日/晴れ/14〜22 ℃
- 今日はアタチュルク大統領の命日。パレードなどのイベントがあったり、街中サイレンと共に仕事する人も整列して黙とう、敬礼を捧げていました。トプカプ宮殿にはハーレム、86カラットのダイヤ、宝石の短剣などもはや本物に見えないほどの大きな輝く石だらけの宝物館。若者に人気のデートスポット海峡沿いを散歩したり、屋台やカフェ、お店がたくさんあるオルタキョイを散策したり、観光地だけではなく暮らす人々が過ごす地区を見ることができました。ランチも家族ずれ、デートスポットの公園の中にある眺めのいい邸宅風レストラン。夕食は民族舞踊とベリーダンスのディナーショーにでかけました。エキゾチックな眼差しでセクシーに踊る姿を見た後に姿見鏡は見ないようにしよっと。
- ホテルから見たイスタンブールの夜景
- トプカプ宮殿ハーレム内
- 9日目
- 11月11日/曇晴/15〜21 ℃
- ビュッフェの朝食も豪華ですが、折角なので2泊目は雰囲気を変えて、ルームサービスもしくは更に上階の絶景エグゼクティブルームでの朝食からお選びいただきました。テラスにはカモメも贅沢をしにやってきました。イスタンブールは連泊して最終日今日の深夜のフライトまで3日間かけて充実観光。ツアータイトルどうりゆったり感を出すために豪華ホテルのチェックアウトは昼。ボスポラスランチクルーズは貸し切りです。鯖釣りをしている人が多いガラタ橋を歩いて渡っていると、往路同じ飛行機に乗っていた檀ふみさんが撮影していました。ガラタ塔にも入場観光。地下鉄とトラムも利用して最後は活気あふれるグランドバザールでお買い物。スズキの塩釜焼を食べてからイスタンブール空港へ。
- グランドバザール
- ガラタ塔からの眺め(ガラタ橋と旧市街)
- 10日目
- 11月12日
- 今年春にオープンした巨大な新イスタンブール空港は、最終完成まであと10年かかるようだが、東京ドームの1600個分の敷地面積、年間1億5千万人利用の世界一規模の空港になるとか。お店も充実、ラウンジも広く各種食べ物コーナーが目移りするほどの品揃えでした。深夜2時前のフライトまでシャワーを利用したりお酒を飲んで仮眠する余裕がある居心地の良さ。帰りも睡眠フライトで約11時間半。成田空港着も夜なので、帰宅してお風呂に入るとそのままベットで時差ボケが早く解消されそうです。今回は8名様と日本語を話すトルコ人ガイドさんとで10日間仲良くたくさん笑いながら楽しい時間を過ごさせていただきました。おすすめのゆったりトルコの旅です。ありがとうございました。
- スズキの塩釜焼
- ローマ遺跡が沈んでいるアンティークプール(パムッカレ)
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