2020年1月9日出発 <エミレーツ航空利用>ゆったり旅するチュニジア世界遺産めぐり8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2020年1月9日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
- 皆様~!こんにちは!お元気でしょうか? この度は、「チュニジア世界遺産巡り8日間」にご参加頂きましてありがとうございました。 旅のお疲れは取れましたか? そしてまた、弊社から送らせていただきましたパンフレットでもご覧いただきまして、次の旅に想いを馳せているでしょうか? 今回旅したチュニジアは、マグレブ(西方とか日の沈む国の意味)の国々の中にあって地中海の真ん中・・・ シチリアやサルデーニアなどの島々と対峙した、東地中海貿易の関所のような位置にあり、歴史の移り変わりと引き合わせるとなかなか興味深い舞台を提供している国といえるでしょう! 面積16万4千平方キロメートル(日本の2/5)で人口約1200万人(驚いたことにその62%は35歳以下の若い国)のチュニジアの旅を振り返ってみましょう!
- 1日目
- 1月9日/晴れ/6~15 ℃
- 今日はいよいよチュニジアツアーの出発日! と言ってもエミレーツ航空319便は成田空港を23時に出発予定ですので、集合時間は20時半です! お仕事してらっしゃる方でもゆっくり来ていただけますし、スポーツジムへ通ってらっしゃるお客様はお風呂に入ってから来られた方もいましたね。 今回は全員様がビジネスクラスをお選びいただきましたので、早めにいらっしゃって下さり、チェックイン後は個々にご出国されてエミレーツラウンジでのひと時をお楽しみ頂きました。ほぼ時間通りの出発で、まずはアラブ首長国連邦のドバイへとナイト・フライトです。 機内のお食事は大丈夫でしたでしょうか? 映画やビデオなどエンターテイメントが充実したフライトもお楽しみ下さい。おやすみなさい・・・
- 青と白のシディブサイドが待っています!
- エミレーツ航空でドバイ経由でチュニスまで・・・
- 2日目
- 1月10日/雨/8〜16 ℃
- 早朝ドバイに到着し、皆様ご一緒にお手荷物検査へ。ミネラルウォーターなどの液体類がすんなり通ってしまいましたが、やはり水を大切にする暑い国、ドバイだけでなく、アブダビやドーハなどでも通ることがあります。 エミレーツラウンジで少しゆっくりされた後はもうひと頑張り、乗継便機内でご昼食をいただき、14時頃にチュニス・カルタゴ空港ご到着!すんなりと入国は出来て、皆様のスーツケースは出てきたのですが、私の荷物だけいつまでも出ませんでお待たせしてしまい申し訳ございませんでした。 外でガイドのアクレムと合流し、男性陣がスーツケースを運んで下さり、運転手モハメドのバスでザグーアンの水道橋の写真ストップ!132キロに渡ってチュニス近郊まで水を運んだローマの遺跡は感慨深いものがありました。 そしてようやくケロアンのホテルへ。夕食はホテルでバイキング! 今日は長い空の旅とバス移動、本当にお疲れ様でした。
- 長いフライトを経てチュニスにご到着!お疲れ様でした。
- ザグーアンの水道橋はローマ時代からのもの!
- 3日目
- 1月11日/晴れのち雨/8〜16 ℃
- ケロアンの語源はキャラバン(隊商交易)やカーヒラ(勝利)からという説があります。イスラム教の国で旧市街に泊まるメリットはアザーン(お祈りの呼びかけの声)がよく聞こえてくること・・・ベッドの中で夢でも見てるように幻想的な響きが聞こえてきましたね。 今日はホテルから歩いてケロアンのメディナ(旧市街)へ。ここでは揚げパンを食べたり、何故か女子高生?と集団写真を撮ったり、さらにはビル・バロータ(バロータの井戸)をご見学、何がいましたか? その後は聖都ケロアンのシーディ・サハブの霊廟やグレートモスク、アグラブ朝の貯水池などご見学。お約束のサボテンオイルなどお買い求めいただき、バスはエルジェムへ。2世紀から建設が始まったというアフリカ最大の円形闘技場は直径162メートル、短径118メートル、高さ40メートルという巨大なもので、3万5千人が収容できたとのこと!お泊りはリゾート、スースです!
- 朝一番、ケロアンのメディナ(旧市街)散策!
- エルジェムの円形闘技場!
- 4日目
- 1月12日/雨のち曇り/7〜15 ℃
- 私は晴れ男を自認しており、ツアー中、雨が降ることがないのですが、今回は天気に恵まれず、心苦しい限りです。 今日は連泊なので荷物もまとめず楽々出発し、スースの博物館で3世紀~5世紀のモザイクをご覧いただき、そのままメディナへ。 また雨が降ってきましたが、スーク(市場)を歩き、要塞化された9世紀のアグラブ朝のグレートモスクの写真を撮ってリバトへ。リバトは要塞であると共に礼拝も行った場所、南北700メートル、東西450メートルの堅牢な城壁を持ち、高い見張り塔もある建物。30メートルの見張り塔にも登りました。 スーラ国立ショッピングセンターでフリータイムを取った後は近郊のナブールへ。ご昼食をいただき、陶器で有名な町なので工房を訪れ、さらにメディナでもフリータイム! スースへ戻ってスーパーに行ったり、海沿いの遊歩道を歩いたり。 そして今晩は、今回初めての上げ膳据え膳のセットメニューのご夕食でした!
- ケロアンの井戸にいたのは駱駝でした!
- スースの海・・・明日は天気になって欲しい!
- 5日目
- 1月13日/雨のち晴れ/8〜16 ℃
- 今日は絶対天気になって欲しかった! というのもシディブサイドを訪れるからです! チュニジアのサントロペとかサントリーニ島とか呼ばれるシディブサイドは数多くの芸術家の方々が好んで訪れた印象的な場所。1270年、最後の十字軍を率いてやってきたフランス王ルイ9世は、ペストにかかり死亡したと言われていますが、実はイスラム教徒に改宗し、ベルベル人の女性とシディブサイドと名を変えて暮らしたとか・・・ 伝説ですから定かではありませんが、白い壁とチュニジアンブルーの窓枠やドアは天気が良いほど輝いています! そんな中、チュニジア人のおもてなし、ミントティをお楽しみいただき、もちろんフリータイムも! 午後は首都チュニスへ移動して、カスバ広場からスークを歩き、フランス門で少しフリータイム。 夕食はマールーフの音楽と共に伝統的なチュニジア料理を・・・ ツアー中にお誕生日を迎えるT様をお祝いたしましたよ!
- シディブサイドのカフアにてミントティを!水たばこも?
- チュニスの帽子屋スークの親父さん、チャーミング!
- 6日目
- 1月14日/快晴/9〜18 ℃
- このツアーの名前は「ゆったり旅するチュニジア!」 毎日午前9時の出発でしたが、今日だけガイドのアドバイスもあって8時半の出発にご協力いただきました。ありがとうございました。 そのおかげもあり、まずはカルタゴ発祥の地ビュルサの丘へ。このパノラマを観光し、幼児犠牲信仰伝説の残るトフェや、カルタゴの軍港及び商港跡もゆっくりご覧いただきました。ただ遺跡とは想像するしかないのですね。 イメージを膨らませてアントニウスの浴場跡へ。 ローマ五賢帝の一人、アントニオ・ピウス帝によって紀元145年~162年にかけて造られた壮大な建物! ここでは、皆様のご協力を頂きまして団体撮影も! 午後はドゥッガへと走り、アフリカのローマ遺跡の中でも最も保存状態が良く、規模も大きいと言われるドゥッガの遺跡観光へ! キャピトル神殿横の12の風の広場が素敵でした。 チュニスへ帰って、夕食は高級レストラン「グランブルー」で!
- アントニウス皇帝の浴場にて全員様撮影!
- ドゥッガのキャピトル神殿!
- 7日目
- 1月15日/晴れ/9〜16 ℃
- チュニジアは「歴史のモザイク模様を持つ国」などと言い表されるようにカルタゴの建設とギリシャ、ローマとの戦い、そしてローマ帝国属領時代のアフリカの首都としての発展、アラブ人による国家建設とオスマントルコやフランスによる占領など様々な歴史のドラマチックな記録を刻んできた国。 今日は帰国日とはなりますが、まだまだ旅を続けたい気分でしたね。しかしフライトは午後ですので、午前中に最後の観光場所としてチュニジアのルーブルとも呼ばれるバルドー博物館へ。 ここはオスマントルコ帝国の地方長官、ベイの元宮殿で、1956年にバルドー博物館として整備され、有史以前からの貴重な出土品、美術品の数々が時代別、テーマ別に展示されていますが、中でも有名なのはローマ時代のモザイクのコレクションでしょうか? 観光後、チュニスの空港へと走り、6日間一緒だったアクレムやモハメドとお別れです。 私とはもう少しお付き合い下さい。
- 美しきモザイクの博物館観光中!
- 懐かしい?ナブールのカフア(カフェ)
- 8日目
- 1月16日/晴れ/4〜12 ℃
- チュニジアには7つのユネスコ世界文化遺産があると言われていますが、今回は中5日でしたが6つを巡りました。 ①古都ケロアン(1988)②エルジェムの円形闘技場(1979) ③スースのメディナ(1979)④チュニスのメディナ(1979) ⑤カルタゴ遺跡(1979)⑥ドゥッガ遺跡(1997) ツアーは安心ですし、楽々ですし、能率がいいですね! 成田空港へは少し早めに到着いたしました。 私は去年、病気になりまして約3か月入院いたしました。リハビリもあったことから計7か月お休みをいただいており、このツアーは復帰一本目ということもあり、色々行き届かなかった所や、ご心配やご迷惑をおかけした事と思います。しかし、ご参加された皆様のご理解とご協力のおかげで想い出に残る、楽しいツアーになったことを感謝いたしております。 またいつか、皆様とご一緒できる日を心待ちしております。本当にありがとうございました
- 初めの宿泊地ケロアンのグランドモスク
- 最後の宿泊地チュニス近郊のカルタゴ・ビュルサの丘
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