2019年12月28日出発 ガラスイグルーに泊まる!冬のフィンランド・オーロラ紀行6日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年12月28日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/山長 明子(やまなが あきこ)
- 令和元年の大晦日、そして2020年の新年をフィンランドで迎える「冬のフィンランドオーロラ紀行6日間」にご参加頂きましてありがとうございました。 サラサラのパウダースノーの雪景色に針葉樹林の森、非日常的な風景が広がる北極圏のサーリセルカに3泊。冬の-2度は例年よりも暖かく過ごし易かったです。ベッドの真上の天井がガラス張り、床暖房完備のオーロラキャビンというユニークな部屋を持つリゾートホテル、ノーザンライツヴィレッジに2連泊。北極圏の境界にあるロヴァニエミのサンタクロース村は大晦日で大にぎわいでした。年越しはロヴァニエミ18時発のサンタクロースエクスプレスの寝台車で。年越しそばではなく、サーモンスープ。元旦の朝はヘルシンキで迎えました。2020年が皆様にとって素晴らしい一年であることを心よりお祈りしております。そしてまた季節を変え、世界一幸せな国、フィンランドにいらして下さい。キートス
- 1日目
- 12月28日/曇り/−2〜−5 ℃
- 年末で出国ラッシュの成田空港。離発着する飛行機も多く滑走路も渋滞、定刻より30分ほど遅れて満席のフィンランド航空はヘルシンキに向けて出発しました。最新のエアバス350で出発の遅れを取り戻したのか?、定刻より10分早くヘルシンキに到着しました。日本と違ってまだクリスマス一色の空港内。午後4時をまわる頃には夕焼け空が夜空に変わっていました。空港の中は明るく、暖かみのある北欧デザインがあちらこちらに。夜のイヴァロ行きの国内線は満席。離陸直前に緊急脱出用のスライドの一つに不具合が見つかり一度ゲートに引き返すというアクシデントがありましたが、すぐに直り定刻より30分遅れて出発しました。北極圏の小さなイヴァロ空港。飛行機を降りて、歩いてターミナルビルに入りました。2機ほぼ同時に着いた為いつもは静かな空港も大にぎわい。サーリセルカまで30分程で到着。気温は暖かかったのですが、雲が厚くオーロラは見えず。
- クリスマス一色のヘルシンキ空港
- ホテルからのクリスマスプレゼント?
- 2日目
- 12月29日/曇り後雪/−2〜0 ℃
- まだ太陽が上らない時間の朝食。うっすら明るい曇り空はまさに北極圏の冬。それとは対照的にホテルの中は暖色系の明かりとクリスマスの飾り。サーリセルカで一日フリータイム。スキー客や観光客で賑わう小さな街。現地旅行会社主催のトナカイのソリに乗ったり、犬ぞり体験をしたり、地元のスーパーや小さなお土産屋を覗いたり、それぞれに思い思いの時間を過ごしていただきました。ランチも各々ご当地B級グルメ、トナカイハンバーガーにチャレンジしたり、トナカイ肉のスープやサーモンスープでお腹一杯になったり。午後3時にはすっかり外は暗くなっていました。今日からはサーリセルカの町外れにある新しいリゾートホテル、ノーザンライツヴィレッジに2連泊。北西のベッドの真上がガラス張りの屋根の可愛いオーロラキャビン。寝転がって空が見えるという贅沢な造りです。こんもり雪が三角屋根に積もってお伽話にでてきそうな外観。夕食はホテルのレストラン
- 街の中心にある初日のリエコリンナホテル
- サンタクロースに出会えそう?ノーザンライツホテル敷地内
- 3日目
- 12月30日/雪のち曇り/−2 ℃
- 昨晩から降り出した雪が止まず、外は一面銀世界。サラサラのパウダースノーで雪を踏み締めて歩くのもいい気分。周辺が森なので、針葉樹林に雪が積もり、サンタクロースとトナカイにぴったりの景色。朝食はスモークサーモンや鰊の酢漬け、自分で焼けるワッフル、リンゴンベリーやブルーベリーミックス等フィンランドらしい内容でした。ホテルの敷地内でトナカイのそりや犬ぞり体験をしたり、再び街に繰り出して買い物をしたり、各々サーリセルカの滞在を楽しんでいただきました。午前中は激しく降っていた雪も、午後になると粉雪に変わり、夕食の時間にはすっかり止んでいました。夕食はホテルのレストランでバイキング。夜には雲の切れ間から星が姿を現しました。夜中の12時までは雲が晴れませんでしたが、深夜2時を過ぎると待ち望んだ満天の星空が。部屋のガラスごしにも北斗七星が良く見えました。外で星空を観察していると流れ星も。オーロラは出現せず。
- ノーザンライツヴィレッジテルのレストラン入口
- 夕焼けではなく朝焼けです。10時30分
- 4日目
- 12月31日/晴れ時々曇り/−10 ℃
- 朝9時にホテルを出発。ロヴァニエミ目指して一面雪景色の道を南下。10時頃、ムンクの絵画の世界のような真っ赤な朝焼け空が雪景色の向こうに広がりました。途中ガソリンスタンドで休憩。昼食はサンタクロース村の中のレストランにてサラダ、ローストチキン、ベリーのケーキ。食後はサンタクロース村にて自由時間。サンタクロースとの記念写真は長蛇の列。郵便局から日本にカードを送ったり、アウトレットで買い物したり、トナカイを見たり。その後現地ガイドのきなさんとロヴァニエミの街へ。まだ15時をまわったばかりなのに、すっかり日が暮れた街。ロヴァニエミの歴史や北極圏の自然動物、先住民サーメ等展示がバラエティー豊かな北極圏博物館アルクティウムに入場。普段は入れないロウ゛ァニエミ教会も年末で特別に入場。ライトアップが川面に反射して美しい木こりのろうそく橋。18時発のサンタクロースエクスプレスで大晦日の夜を過ごしました。
- 夜の木こりのろうそく橋
- なかなか見れないロヴァニエミ教会内部
- 5日目
- 1月1日/晴れ/3 ℃
- 朝6時27分、まだ暗い中列車はヘルシンキ中央駅に到着。ガイドのみやべさんがホームでお出迎え。元旦の朝の街はとても静か。市内はまだ暗い分イルミネーションが輝いて綺麗だったので、バスで中心部をまわり、朝食のアーサーホテルへ。食後はオリンピック公園を経由してシベリウス公園。大晦日の花火の跡が散らばっていました。モニュメントもほのかにライトアップ。9時過ぎると明るくなり、今度は大聖堂へ。まだミサの準備中で中に入ることができました。元老院広場には森から切り出した本物のクリスマスツリーがたっていました。自然の岩をくり抜いて作った珍しい教会、テンペリアオキオへ。入口には見落としてしまいそうな小さな十字架。外観からは想像もつかない教会の内部。自然を愛するフィンランドらしい教会でした。エスプラナーダ通りからマーケットまで歩いて自由時間。昼食はシーザーサラダ、グリルサーモン、チョコレートケーキ。食後は空港へ。
- 元老院広場と大聖堂
- テンペリアオキオ教会内部
- 6日目
- 1月2日/晴れ/2〜11 ℃
- 行きと同じく満席のフィンランド航空は定刻よりも15分ほど遅れて夕方(とはいえすでに外は真っ暗)17時45分に成田空港向けてテイクオフ。行きよりも短い8時間50分のフライト、狭い機内ではありましたが、ゆっくりお休みいただけましたでしょうか?クリスマス一色だったフィンランドからお正月モードの成田空港へ。成田空港に到着すると、明るい青空に燦々と輝く太陽。北極圏滞在中は見られなかった分、いつもよりいっそう眩しく感じられた気がします。到着ロビーはさほど混雑もなく、荷物もスムーズに受け取ることができました。2020年はまだ始まったばかり。フィンランドでお正月気分が味わえなかった分、お家であらためて日本のお正月を楽しまれるのでしょうか?ヘルシンキの静かな元旦が少し恋しく感じられるでしょうか?またいつか旅の空の下で、お目にかかれますように。
- 元旦のヘルシンキ空港。やっぱりクリスマスのまま
- 元旦のヘルシンキも珍しい晴れの空でした
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