2019年7月13日出発 <ANA利用>中欧3カ国世界遺産巡り10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年7月13日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/松本 ゆかり
- 『中欧3カ国世界遺産巡り10日間 この度は、阪急クリスタルのツアーをお選び頂きありがとうございます。 世界的な気候変動により、今年のヨーロッパは猛暑と冷夏の繰り返しでした。このツアーも冷夏から始まって猛暑で終わりましたね。まさに今年のヨーロッパの異常気象を肌で感じて頂いたようです。 2020年は、東京オリンピックなど日本も賑やかになりそうですが、またお時間を作って旅におでかけ下さい。 いつかまた旅の空でお会いできる日を楽しみにしております。 10日間、お疲れさまでした。
- 1日目
- 7月13日/くもり/17 ℃
- 羽田空港から全日空223便にてフランクフルトへ。今回は乗り継ぎが5時間。気の遠くなる長さです。ご希望ならフランクフルト市内へご案内を...と思いましたが、皆様お疲れのようでご希望なかったので空港でのんびりとお過ごし頂きました。ずーっと建物内にいるのも息がつまると思い、セキュリティエリアの外で一時間ほど、それから中に入ってさらにお待ち頂きました。 おまけに乗継便のルフトハンザ1402便が到着遅れでさらに30分遅れと、災難でした。いざ、離陸したら、プラハまでたった一時間。空港でアシスタントの寺崎さんと合流してホテルに着いたのは日付変わって、深夜一時でした。 長旅本当にお疲れさまでした。 今日はゆっくりとお休みください。
- 羽田空港も少し寒そうな曇天でした。
- フランクフルト空港、なかなか搭乗が始まりません。
- 2日目
- 7月14日/くもり、小雨のち晴れ/〜23 ℃
- ガイドのよこいさんと今日はプラハの半日観光です。 残念ながら朝から小雨模様。わずかな距離ではありますがミニバスに乗って中心広場まで移動。日曜日の朝ということもあり、旧市街はまだ人通りも少なかったですが、途中から雨も上がり、カレル橋辺りから観光客が増え始めてきました。 橋のたもとからミニバスでプラハ城へ。聖イジー教会、黄金の小路、旧王宮と見学し、聖ビート大聖堂へ。途中、交代式に向かう衛兵の行進と出会いました。今日は日曜日なので、大聖堂はミサがあって12時からでないと一般入場できません。入場前に少し並んで頂きましたが、ミュシャのステンドグラスなどその美しさは必見でしたね。 その後、市民会館内の高級レストランFrancouzskaでランチ。夜は予約必須、ジャケット要のレストランです。 午後はフリータイム。ミュシャ美術館や旧市街広場など思い思いにお過ごし頂きました。夕食はホテルからミニバスで高台の公園内にあるレストランHanavsky Pavilionへ。このレストランの前からの眺めは本当に絶景。残念ながらプラハ城は角度的に見えませんが、眼下を流れるウルタヴァ川と旧市街の眺めは素晴らしかったですね。
- プラハ城で交代式に向かう衛兵さん達
- Francouzskaレストランにて昼食
- 3日目
- 7月15日/晴れくもり/12〜24 ℃
- 今日から大型バスです。ドライバーはジョージさん。初日プラハ空港で出迎えてくれたアシスタントの寺崎さんがお見送りしてくれました。 スメタナが「わが祖国」の構想のために旅したチェコのボヘミア地方をドライブしながら、チェスキー・クルムロフへ。途中、バドワイザーの故郷チェスキー・ブディヨヴィツェの町でトイレ休憩。チェスキー・クルムロフではガイドのダビドさんと市内観光。中世の真珠と讃えられるヨーロッパ有数の城下町は、どこを切り取っても絵葉書のような美しさでした。 昼食は旧市街のレストランJakubでマスのグリル。ウルタヴァ川の上流にあたるこの地域は昔から清流を利用したマスの養殖業が盛んな地域です。 昼食後は、国境を越えてオーストリアへ。ザルツブルグのホテルは中央駅の近くにあるウィンダムグランド。チェックインの後、旧市街の老舗レストラン「ザンクトペーター・シュティフィツケラー」でローストポークの夕食。ザンクトペーター教会のすぐ横にあるこのレストランは1200年の歴史があるそうで、全ての部屋の内装が異なり、趣がありました。
- ウルタヴァ川から望むチェスキークルムロフ城
- 旧市街のレストランJakubで昼食
- 4日目
- 7月16日/くもり 晴れ/13〜27 ℃
- ガイドさんは小山さん。ザルツブルグ在住2?年のベテランガイドさんです。早口ですが、細かいところまで説明してくださいます。 まずは、ザルツカンマーグートの奥に位置するハルシュタットへ。 先史時代にケルト人によって既に岩塩が採掘されていた場所です。ケーブルカーで高台にある岩塩採掘坑を見学しました。入口で見学用の作業着を着て、坑内へ。坑内は年間通して8℃ですが、外が暑いので途中まで寒いとも感じませんでした。スリル満点の滑り台は、思わず童心に帰ってしまいました。最後の出口へ向うトロッコ列車も楽しかったです。 ケーブルカーで下山後はハルシュタットの街散策をお楽しみ頂き、バスでザルツブルグへ。遅めの昼食はSteinlechnerというビアレストランでビーフの煮込み料理を召し上がっていただきました。 その後、ザルツブルグ旧市街を観光しました。サウンドオブミュージックのロケ地としても知られるミラベル庭園、モーツァルトの生家、大聖堂など。フリータイムには、岩塩、元祖クーゲルチョコなどのお買い物もできました。今日はフリー夕食です。ホテル近くのスーパー、ビアレストランなど、皆様それぞれに楽しまれましたでしょうか?
- 絵葉書のようなハルシュタットの町
- ミラベル庭園とザルツブルク城
- 5日目
- 7月17日/晴れ/14~26 ℃
- 今日は、高速道路でメルク修道院へ。 辺境伯バーベンベルグ家がマジャール人と攻防を繰り広げた場所です。後にウィーンに拠点が移されてから、ベネディクト派に寄進され修道院として使われるようになりました。歴代の諸侯からの寄進で豪華で大きな修道院へと拡張されていきます。残念ながら、17世紀後半にオスマントルコの攻撃を受け、建物はかなり破壊されてしまい、その後バロック様式で華麗に再建されました。オーストリアにおけるバロック建築の至宝と言われてます。 修道院敷地内のレストランでグリルチキンの昼食後は、デュルンシュタインまで1時間15分のドナウ川クルーズへ。メルクからクレムスまでの景観は世界遺産です。ヴァッハウ渓谷の景観は青く美しかったですね。 お泊りのシュロスデュルンシュタインは、17世紀に貴族の館として建てられた建物で全47室。それぞれの部屋に合わせたインテリアで装飾されていて、雰囲気がありました。小さな町を散策したり、地元名産のワインの試飲を楽しんだりとのんびりお過ごしいただいた後、夕食はホテルのレストランで。古城ホテルならではのサービスで、ヴァッハウ渓谷を眺めながらのんびりと召し上がって頂きました。
- デュルンシュタインに到着。
- シュロスホテルのロビー
- 6日目
- 7月18日/晴れ/16~28 ℃
- 3ヶ国目のハンガリーへ移動です。 道中、ひまわり畑がとても鮮やかでした。とてもスムーズに移動していたのですが、ハンガリー側で工事による渋滞が2か所もあり、約40分ほど余分にかかってしまいました。 「ドナウの真珠」と称される美しい街ブダペストでまず昼食は自由橋近くのレストランSzegedでグヤーシュスープ。遊牧騎馬民族だったマジャール人伝統の料理です。ここから日本語上手なモニカさんと市内観光へ。国会議事堂の予約が厳しいので、まずは国会議事堂へ。昔の議員さんたちが会議中に葉巻を置くためのスペースもユニークでした。 その後、漁夫の砦、マーチャーシュ教会、王宮など高台のブダ地区を観光してホテルへ。今日のブダペストはあちこち渋滞していてホテル到着が遅くなったので、夕食の出発まで慌ただしくてごめんなさい。ちょっとお洒落して、夕食はブダペスト屈指の老舗レストラン「グンデル」へ。ジプシー音楽の生演奏も楽しめました。 夕食後は、そのままドナウ夜景クルーズ。ビックリするぐらい大きな貸切船でブダペストの夜景も貸切ってしまいました。やっぱり、ブダペストの夜景はヨーロッパ一美しいです。
- マーチャーシュ教会、開けて待ってくれてました。
- グンデルレストランでジプシー音楽と夕食
- 7日目
- 7月19日/晴れ にわか雨/16~29 ℃
- ブダペストからスロバキアへ。 首都のブラチスラバは、一時期ハンガリー帝国の首都でもあった町。歴史的背景から、ハンガリー語、ドイツ語でも名前を持ちますが、現在の名前はスラブ語で「スラブ人の栄光」という輝かしき意味。残念ながら、古いものはあまり残ってませんが、小さな可愛らしい首都です。 ランチは城のすぐ横のレストランParlament-Panoramicでビーフステーキ。 ここから日本語ガイド、エヴァさんと観光へ。高台に建つブラチスラバ城は「ひっくり返ったテーブル」と呼ばれるように4本の塔が特徴的です。展望台からはドナウ川と旧市街の眺望も楽しめます。旧市街は歩いての観光です。ハンガリー王の戴冠式を行ったマルティン教会や旧市庁舎などが有名ですが、現在はモダンアートの街としても知られ、あちこちにユニークな彫像などが置かれてます。 フリータイムには、はちみつ製品や素朴な民芸品などのショッピングもお楽しみ頂けました。バスに乗るちょっと前の通り雨にはビックリしましたね。 そして、最後の滞在地ウィーンへ移動です。市民公園のすぐ横のインターコンチネンタルルにご宿泊。
- ブラチスラバの昼食
- 見つめる君
- 8日目
- 7月20日/晴れ/17~35 ℃
- 昨日まで最高気温も29℃までと比較的すごしやすかったのですが、今日は35℃の猛暑日に。ガイドのよしなりさんとまだ涼しい午前中にウィーンの見どころをギュッと凝縮して観光しました。 手荷物をバスに置いて、旧市街の徒歩観光からスタートです。シュテファン寺院、ケルントナー大通り、王宮、オペラ座など人通りも少なく歩きやすかったですね。 その後、バスでシェーンブルン宮殿へ。予約時間が遅いので、先に庭園や売店などお楽しみ頂いてから入場。今回はグランドツアーで、公開されてるお部屋のほとんどをご覧いただきました。 そして、ベルベデーレ宮殿へ。クリムトの「接吻」を含む名作を観るために、世界中から多くの観光客が押し寄せる美術館は大混雑でした。昼食は市庁舎内のラートハウスケラーで名物のシュニッツェル。午後はフリータイムでしたが、美術史美術館やショッピングなどウィーンの休日を楽しまれましたでしょうか? 最後の夜は、楽友協会黄金ホールでコンサート。奏者全員がモーツァルトに扮して演奏してくれました。コンサートの後、近くの交差点でトラムとオートバイの接触事故があり、バスが侵入できなかったので歩いてホテルへ戻りました。
- シェーンブルン宮殿
- 楽友協会ホール前で。
- 9日目
- 7月21日/晴れ/〜26 ℃
- 長いと思った10日間のツアーもあっという間に帰国日を迎えました。アシスタントのいなださんとウィーン空港へ。日曜日の朝ではありましたが、空港まではたった20分。お帰りも全日空の直行便です。チェックイン、免税手続き共にとてもスムーズで良かったのですが、セキュリティ検査で新人研修のレーンに引っかかってしまい、思わぬタイムロスが...早目に空港へ着いていて良かったです。帰国便のANA206便は、乗継客待ちで30分ほど出発遅れましたが、無事に離陸。窓側にお座りの方は、眼下にドナウ川を見納めていただけましたでしょうか?
- ウィーン インターコンチネンタルホテル
- 帰国はウィーンから全日空で直行です。
- 10日目
- 7月22日/晴れ/25 ℃
- 少しだけ遅れましたが、7:00に羽田空港到着。 降機した所から入国審査、荷物受け取り場、到着ロビーといたる所、向日葵が鮮やかに飾られてました。これが全て生花だったとお気づきでしたか?触れてみてビックリしました。荷物の破損もなく、ここで皆様お別れです。国内線乗継の方は、さらにもうひと旅ですね。どなた様もご自宅で旅の疲れを癒して、また次の旅のプランをお考え下さい。10日間、本当にありがとうございました。
- 羽田空港は、ひまわり満開
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