2019年8月12日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／財前 実（ざいぜん みのる）

『スカンジナビア航空 くつろぎの北欧４カ国周遊 10日間』に、ご一緒させて頂きました添乗員の財前 実です。2019年8月12日の出発でツアーがスタートしました。今回は10名様、全員スカンジナビア航空のビジネスクラスのご参加です。お盆の真っ只中のご参加、本当にありがとうございます。 今年の夏、「猛暑」が続きました。そんな暑い日本を脱出し、空気の美味しい北欧フィヨルドの大自然を、２つの大型客船による「バルト海クルーズ」を体験して頂きました。 2日目のDFDSシーウェイズと、7日目のタリンクシリヤラインにお泊まり頂きました。海側デラックスキャビンだから、お部屋から眺めるフィヨルドの景色は最高でしたでしょう。本当に楽しい旅行になりました。

1日目

8月12日/曇り/13〜22 ℃

初日、成田空港を出発し、スカンジナビア航空にて、コペンハーゲン空港へ。成田とデンマークの首都コペンハーゲンを結ぶスカンジナビア航空は、スターアライアンスメンバーとしては唯一日本と北欧をつなぐ航空会社です。直行便、11時間20分のフライトはあっという間でした。本当にお体に優しいコースです。夕方にはコペンハーゲン空港から歩いてすぐのホテルに到着し、明日からの長いツアーのためにお部屋でゆっくり過ごして頂きました。ご希望者(全員)とホテルから歩いてすぐのスーパーマーケットへご案内しました。初日から北欧の物価の高さに驚きでしたね。

いざ、コペンハーゲンへ

スカンジナビア航空ビジネスクラス

2日目

8月13日/雨/12〜17 ℃

2日目は、首都コペンハーゲンの観光です。人魚姫の像、アマリエンボー宮殿、ニューハウン地区、ストロイエでフリータイムをお過ごし頂きました。午後から「DFDSシーウェイズ」に乗船です。デンマークの首都コペンハーゲンとノルウェーの首都オスロを結ぶルートです。船は毎日1便16:30にコペンハーゲンを出航し、翌9:45にオスロに到着します。35,000トンを超える大型船、船内は快適なキャビンや複数のレストラン、TAX FREEショッピング、サウナやジャグジー、ライブ音楽などのエンターテイメントなどが提供され、船内1泊と航海時間は短いながらも、最大限お楽しみ頂ける人気の大型客船です。乗船して船内シップツアーへご案内しました。さて、今夜のご夕食はビュッフェスタイルでお召し上がり頂きました。今回のご参加者全員がコモドアルームにアップグレードされました。

ツアータイトル通りの くつろぎの北欧4ヵ国

ニューハウン地区

3日目

8月14日/曇り/9〜21 ℃

旅の3日目はオスロに入港し下船、オスロ観光からスタートです。ガイドのジュンコさんが港でお出迎えしてくれました。オスロはノルウェーの首都です。人口は約65万人、ノルウェー最大の都市でもあります。現在でも年間1万人のペースで増え続けており、ノルウェーの約50%の人口がオスロ周辺に住んでいます。オスロが「オスロ」と名付けられたのは意外と新しく1925年のこと。1925年以前は「クリスチャニア」と呼ばれていました。ムンク美術館とフロネグル公園へご案内しました。ムンクの叫びでハイチーズ 笑 その後、オスロとお別れしハダンゲル地区へ。平均標高900メートルに東京都の約3倍という広大な岩の台地が広がる「ハダンゲルヴィッダ」を通過。ハダンゲルフィヨルドのホテルに向かいます。今回から『ウレンスヴァングホテル』に2連泊です。

ムンクの叫び

DFDSシーウェイズのキャビン

4日目

8月15日/晴れ/5〜24 ℃

北欧ノルウェーの観光の目玉といえばフィヨルド渓谷。中でも全長200kmとヨーロッパ最長、最深な世界遺産ソグネフィヨルドが有名でフロム鉄道という山岳鉄道。フロム鉄道は、フィヨルドや大きな滝などダイナミックな自然が楽しめます。電気機関車を使って標高差864メートルという急勾配の山間部を、曲がりくねりながら約1時間かけて進みます。わずか20km程度ですが、年間50万人以上が利用する、それ自体がノルウェー屈指の観光スポットとなっています。そこに、男性を誘惑する魔性の妖精あらわる？運が良ければ滝の岩場から妖精フルドラが現れ、その舞を見ることができます。 はい、妖精が出た〜〜〜っ(^^) そう、この妖精さんは空想でもファンタジーでもありません。なんとリアルに目の前に現れます！ 今日、ばっちり現れてくれました。

ソグネフィヨルドクルーズ

フロム山岳鉄道で妖精が出ましたぁ〜

5日目

8月16日/曇り/13〜16 ℃

ハダンゲルフィヨルドからバスで170kmの移動でベルゲンに到着しました。ノルウェー西海岸に面し、フィヨルド観光への入り口ともされるベルゲン。アナと雪の女王のモデルタウンともなった美しい町ベルゲンには年間を通して多くの観光客が訪れます。かつてはノルウェーの首都が置かれていた時期もあり、ハンザ同盟で栄えた貿易港でもあったベルゲンは、首都オスロとは随分と異なった街並みを残しています。昼過ぎに到着後、魚市場にてご昼食。メニューはフィッシュスープにフィッシュ＆チップスでした。ガイドのマリコさんと合流し、魚市場とブリッゲン地区を散策。予定していなかったスターブ教会に立ち寄りました。そしてホテルチェックイン。その後、ご希望者とベルゲンの街が一望できるフロイエン山のケーブルカーへご案内。ご夕食もご案内しました。

ベルゲン魚市場

ケーブルカーでフロイエン山の山頂へ

6日目

8月17日/曇り/12〜19 ℃

旅の6日目は、ほぼ移動日です。スカンジナビア航空にて、ベルゲン空港からオスロ空港、乗り継ぎ、オスロ空港からストックホルム空港へ。このコースは北欧移動もビジネスクラスをご利用頂きました。ただ、ラウンジが小さかったのは残念でした。ストックホルムに到着後、ガイドのノリコさんがお出迎えしてくれました。ノリコさんと共に、ストックホルムの観光を2日間に分けてご案内しました。スウェーデンの首都ストックホルムは北欧のベニスという愛称を持つ美しい水の都。今日は「ドロットニングホルム宮殿」へ。この宮殿は、王室一家が居住するバロック様式の宮殿で 1991年には世界遺産に登録されています。観光客に大変人気があり、夏には演劇やオペラも上演されます。王宮以外も庭園、宮廷劇場、図書館、中国離宮などの建築物群をご見学頂きました。

オスロへ移動

ドロットニングホルム宮殿

7日目

8月11日/曇り/12～19 ℃

昨日と同様にストックホルム観光です。スウェーデンのストックホルムは森や湖に囲まれた美しい街。魔女の宅急便のモデルとなった旧市街のガムラスタンは、中世の趣が残る素敵なエリア。ストックホルム市庁舎はストックホルムのランドマーク的な存在で、ノーベル賞の受賞祝賀晩餐会の舞台となるブルーホール、舞踏会が開催される黄金の間、市議会の議場などを隅々まで見学しました。ちょっとサプライズ観光へご案内！ストックホルムの地下鉄駅は「世界一長い美術館」と称され、全長110キロの90以上もの駅にそれぞれ違った魅力を持つアートが施されています。まるで異世界の洞窟のようなテーマパークのアトラクションのようでもある地下鉄駅に夜な夜なご案内しました。さぁ、ストックホルム港からヘルシンキ港までを、バルト海 北欧クルーズの始まりです。

ストックホルム市庁舎

ストックホルム地下鉄を体験

8日目

8月19日/曇り/15～20 ℃

『タリンクシリアライン(シンフォニー 号)』に乗船いただきました。たった１泊ですが、今回は全員ワンクラス上の「コモドアクラス」です。お部屋を拝見させて頂きましたが、1泊なんてもったいない！そんなご意見もありました。ヘルシンキ港に到着後、ガイドのミサコさんがお出迎え。ミサコさんと共にヘルシンキ観光のスタートです。ウスペンスキー寺院、大聖堂、シベリウス公園、テンペリアウキオ教会へご案内しました。少し遅めの昼食は北欧名物のミートボールをご堪能。ホテルにチェックインし夕方までフリータイム。ご希望者を募って街歩きへ！中央駅や、ストックマンデパートのデパ地下、マリメッコ本店へご案内。さて今夜は、ヘルシンキの名門『SAVOY』にてご夕食です。お粧しして豪華なお食事を頂きました。お料理はゆっくり出て来ましたね 笑。

タリンクシリヤライン

名門SAVOYで夕食

9日目

8月20日/晴れ/13〜21 ℃

とうとう帰国日です。朝9:30にホテルをチェックアウトし、ヘルシンキ空港へ向かいます。ビジネスクラスラウンジで休憩し、コペンハーゲン空港へ！フライト時間は1:40ですがビジネスクラスをご利用頂きました。コペンハーゲン空港に到着後、乗り継ぎです。まだまだ買い足らない！そんなお客様が多くショッピングタイムを設けました 笑。そしていざ！成田空港へ。ビジネスクラスは本日満席です。皆さん、旅の疲れを機内でゆっくりお寛ぎ頂きました。

帰国のため、コペンハーゲン空港へ

乗り継ぎ、成田空港へ

10日目

8月21日/曇り/25〜30 ℃

成田空港に定刻通りに到着しました。お疲れ様でした。 今回の北欧の旅、本当に楽しいご旅行になりました。10名様とコンパクトに移動し、いつもフリータイムもみんな一緒でした。 また、お会い出来ることを楽しみにしております。

ハダンゲルフィヨルドのホテルから見える湖

タリンクシリヤライン船内