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2019年11月20日出発 <ANA往復直行便>デラックスクラスホテル利用タージマハルとガンジス河をめぐるインド悠久の旅8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年11月20日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/藤井 博志(ふじい ひろし)
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クリスタルハートLX505「宮殿ホテルと全都市デラックスホテル利用・タージマハールとガンジス河をめぐるインド悠久の旅8日間」11月20日(水)ご出発に3名様のお客様と行ってまいりました。添乗員の藤井博志です。インドは日本の約8倍の国土面積があり、インダス文明に始まる約4000年の歴史とヒンドゥー教・仏教・イスラム教の信仰がある多種多様な民族や文化を持った国であります。今回の旅では、首都デリーを中心とした北インドを8日間でめぐるツアーであります。北インドと限らずインド国内で、一番有名な観光地といえばやはりタージマハールではないかと思います。タージマハールやガンジス河の観光を、ふり返ってみたいと思います。
1日目
11月20日/晴れ/21 ℃
首都デリーまでは5つ星(スタートラック社認定)の航空会社であり、日本の翼・全日空の直行便にて成田から約10時間20分の所要時間で向かいます。デリーはクトゥブミナール王朝時代(12世紀)から大きく歴史が動き、ムガル帝国時代を経てイギリスの植民地になり、1947年の独立後から首都となった歴史を持つ街です。またデリーは大きく2つに分けられており、1911年から始まった新しい都市造りでできたニューデリーと、既存の古都であったオールドデリーであります。インド全体の人口1億超に対して首都のデリーは約2000万人弱と言われております。(インドは大きすぎて、実際の人口統計は把握できないそうです)そんな大きな首都デリーを後にして、明日は早々にベナレスへ向かいます。
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インドの子供たち
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デリーにいた衛兵さん
2日目
11月21日/晴れ/16〜26 ℃
昨夜は深夜に首都デリーにある「ノボテルホテル・ニューデリー」に入りましたが、本日は早々にデリーから国内線に搭乗しベナレスへ向かいます。ベナレスはヴァラナシとも呼ばれるデリーとコルカタの中間に位置する交通の要衝の街であり、ヒンドゥー教徒が死ぬまでに一度は訪れたいと願う最大の聖地でもあります。そうここにはガンジス河の沐浴があるからです。私たち一行はまず、ベナレスから10キロ離れたサールナートというブッタが初めて説法をしたという、仏教の聖地を観光いたしました。その後、夕方にトゥクトゥク(ミニバイクタクシー)に乗り換え、いよいよガンジス河に向かいました。ガンジス河の沐浴は早朝の朝日と共に始まります。この日夕方に訪れたのは、プージャというお祈り風景を見学するために参りました。明日は沐浴を見学するために、再びここを訪れます。
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ガンジス河のプージャ(お祈り)①
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ガンジス河のプージャ(お祈り)②
3日目
11月22日/くもり/16〜25 ℃
ヒンドゥー教の聖地ベナレスで、ガンジス河の沐浴を見学するためにホテルを早朝の5時に出発。ガンジス河に到着すると、どこからともなく大勢の人々が訪れているようで、まだうす暗い中でも活気があります。私たち一行は、チャーターボートに乗り換えガンジス河から川岸の沐浴風景を見学しました。ここで沐浴するために毎年インド全土から100万人余りもの人々が巡礼にやって来るそうです。ベナレスのガンジス河が最も神聖とされている理由は、この地点がインドで唯一、南から北に川が流れている場所で、下から上へ天に昇るイメージがあるからだと言われております。朝日が昇る中、神秘的な光景を目にした私たちは、インド民族の魂を垣間見たような気持になりました。
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沐浴準備をする人々
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沐浴する人々
4日目
11月23日/くもり/15〜24 ℃
昨日は、ガンジス河の沐浴風景を見学して、早々に国内線にて再び空路デリーに戻りました。そして本日は首都デリーを観光して、アグラヘ向かいます。アグラはデリーから約200キロ離れており、バスで約4時間30分の道のりです。アグラは16~17世紀にかけてムガル帝国の中心地でありました。その繁栄ぶりを思い起こされる建造物が数多く残されておりますが、その最も代表する建造物は、やはりタージマハールであります。私たちは、このムガル建築の最高傑作といわれるタージマハールを観光するためにアグラへやってまいりました。今晩はタージマハールの歴史がわかるタージマハールショーをご覧いただきました。そして明日はいよいよタージマハール観光となります。
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タージマハール(遠方より)
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タージマハール(郊外の丘より)
5日目
11月24日/晴れ/16〜28 ℃
1983年、ユネスコ世界遺産にも指定されたタージマハール観光が始まります。3日目のベナレスのガンジス河沐浴観光に続いて、ハイライトと言える観光です。タージマハールは1631年から22年間という歳月をかけて造られた霊廟です。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが妻のムムターズ・マハルの死を悼み、国家が傾くような莫大な費用をかけ建設したものであります。42メートルの4本のミナレット(尖塔)は、地震の際に高さ70メートルある本堂の霊廟に倒れてこないように、4本とも外側に傾いて建てられているそうです。大理石の素晴らしい建造物を観光した後、16世紀に築かれたアグラ城を観光して、次の観光地ジャイプールへ向かいました。
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タージマハール(正面より)
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アグラ城
6日目
11月25日/晴れ/16〜28 ℃
昨日はタージマハールなど観光した後、アグラから約200キロ離れたジャイプールまで約4時間のバス移動で、夕方に王宮ホテル「ジャイマハールパレス」に入りました。ジャイプールはラージャスターン州の州都で別名ピンクシティーと呼ばれる街であり、ラージプート王の栄華の跡が今も残されている美しい街でもあります。本日は、このピンクシティー(ジャイプール)を終日かけて観光します。まず向かったところはアンベール城。ジャイプールから13キロ離れた小高い丘に築かれた城塞でありますが、バスで入ることができないので、途中ジープに乗り換えての入城となります。その後、18世紀に造られた風の宮殿やシティパレスなどを時間をかけてゆっくり観光しました。明日は再度デリーに戻り、帰国の途へ就きます。
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アンベール城(中庭から)
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アンベール城
7日目
11月26日/晴れ/18〜22 ℃
本日は一日かけてここジャイプールからデリーまで戻ります。距離として260キロでありますが、インフラ整備が完全ではないインドの道路事情で、休憩を2度はさみながら約6時間の道のりです。途中、牧歌的な風景の中で日本では信じられない光景が目に入ってきます。まずは高速道路上でラクダや野良牛が逆走してゆっくり歩いてます!!(笑)そしてガイドさんから「前の道路脇にゆっくりと走っている車は‶自家製‶で、日本円で約5万円です。車検は通りません‼」との案内がありました。なんと木板に4輪のタイヤとエンジンがむき出しで付いているだけのトラック型の自家製マイカーが走っておりました。(笑)時速は10キロくらいで、今にでも木板がエンジンの振動で割れてしまいそうな車が走っているのには、とても衝撃的でした。そんな不思議な光景を眺めながらデリーに入りました。
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道端にいる野良牛
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道端で売られている野菜
8日目
11月27日/成田・くもり/12 ℃
昨日は夕方に約6時間かけてジャイプールからデリーに到着して、デリー市内にある和食レストラン「サクラ」にて和食膳をお召し上がりいただいた後、デリー国際空港に向かい、深夜1時30分の全日空便にて、無事に成田空港へお昼過ぎに到着しました。今回の旅では、北インドを中心に8日間かけてベナレス~デリー~アグラ~ジャイプールと効率よく観光しました。インドの食生活は1年通して一日三食共カレーが付きものでありますが、クリスタルハートのツアーでは中華や和食やイタリアンを取り入れて、できる限り食に飽きがこないようにアレンジされております。今回ご参加くださいましたお客様には、当ツアーにご協力くださいまして、誠にありがとうございました。またいつか、クリスタルハートのツアーでお会いできることを楽しみにお待ちしております。
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ガンジス河の沐浴(行程3日目)
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タージマハール(少し遠方から・行程5日目)

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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