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2019年11月11日出発 <エミレーツ航空利用>青い街シャウエンとサハラ砂漠に泊まる8つの世界遺産を巡るモロッコ大周遊12日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年11月11日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/川尻 能巳
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「青い街シャウエンとサハラ砂漠に泊まる8つの世界遺産を巡るモロッコ大周遊12日間」添乗員の川尻能巳です。いつも少しでもその国の文化や歴史、人々に触れていただくことを心がけています。今回はマグレブ諸国の中の最西端の国モロッコを訪れます。マグレブは、日の沈む国と言われ、まさに日の昇る国から日の沈む国への旅となります。イスラム教、アラブ諸国について新しい発見があることでしょう。是非この旅で非日常を楽しんでください!皆様の心に残る旅を演出していきたいと思います。
1日目
11月11日/曇/20 ℃
これより魅惑の国モロッコへ出発です。どんな風景が待っているでしょうか?
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成田空港からドバイ経由でいよいよ出発!
2日目
11月12日/晴れ/19 ℃
長いフライトを終え、カサブランカに到着! 今日からガイドはハミッドさんです。 ドライバーはアブドゥールさんです。 よろしくお願いします! モロッコ最初に訪れたのは、首都のラバトです。 この街は世界遺産に登録されています。現在の王様モハメッド6世はこちらで暮らしています。 ラバトでは、ハッサン塔とモハメッド5世廟を訪れました。モハメッド5世というのは、現在の王様モハメッド6世の祖父にあたります。アラビア風の内装は、目を見張るほどの美しさでしたね!中ではコーランが、鳴り響いていたのが印象的でした。 本日は長旅のお疲れもあったので、早めにホテルに入り、お休みいただきました。 メディナのすぐ近くのホテルでした。 ハッサン塔の綺麗な夜景も見えるところでした。
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長旅を終え到着のカサブランカ空港!
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モハメッド5世廟 緑色の屋根はイスラム教の天を表すそうです
3日目
11月13日/晴れ曇雨/8〜19 ℃
本日からバスで移動しながらの見どころを巡る旅が始まります。まず午前中はティトゥアンです。 この街は世界遺産に登録されていて白い街と言われ、スペイン統治時代に白い壁で街並みが造られました。街中を歩いていても、スペインを思わせるような風景でした。ご昼食は、スペイン名物パエリアでした。 午後からはシャウエンに訪れました。 この街こそあの青い街です!! 皆様には頑張っていただいて青い街の城郭まで登っていただき、青い街全体をおさめていただきました。まさに、青でしたね。 街中を歩いていると、何か不思議な感じが致しました。暮らしている人々の青に対する思い入れをひしひしと感じました。本日は、日本でいうと旅籠の意味があるリアドと呼ばれるホテルに宿泊でした。雰囲気が良かったですね。
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ティトゥアンの白い街並みです
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シャウエンの青!
4日目
11月14日/晴れ曇雨/9〜19 ℃
本日はローマ帝国とモロッコ王国発祥を見る旅です。訪れたのは、世界遺産ボルビリス遺跡です。こちらは、ローマ帝国が治めた最西端の場所です。ローマはここを拠点としてアフリカ南部からの異民族を防いでいました。今でも当時の素晴らしい技術のモザイクには驚かされます。昼食はモロッコ独特のタジン料理でした。タジンは陶器の蓋つきのお鍋料理で何にでも使われる蒸し料理です。その後世界遺産のメクネスを訪れました。こちらは、モロッコの最初の単独王朝のイドリス1世により、都として発展した街です。マンスール門やムーレイイスマイル廟など、当時のアラビア芸術は素晴らしいものでした。しかし、昔の栄華と思わせる当時の宮殿が今では朽ち果てていたのは歴史の流れを感じさせました。
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メクネスのマンスール門です
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イカとキョフテのタジン料理です
5日目
11月15日/雨/8〜17 ℃
本日は一日フェズで過ごしました。世界一の迷路といわれる街で、実際に歩いて実感していただきました。幸い金曜日で街中は混んでおらず、スムーズに見ていただけました。この街は、世界遺産に登録されていますが、その理由は街だけでなく住んでいる人々の生き様そのものからきております。過去の王朝の首都に何度もなり、首都にならなかったときでもその王朝の中心として発展してきました。世界最古といわれる神学校や数々のモスク、狭い街の中でひしめき合うように建物が建てられ、まるで無秩序に建てられるているようで実は計画的に建てられたものです。独特の匂いのするタンネリやモロッコ料理を売る小さな商店も数百年間変わらず、この街の歴史を作ってきました。モロッコ人のお宅を訪ねましたが、外からではわからないアラブ様式の内装はとても素敵した。
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フェズの旧市街の遠景
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フェズの旧市街通り
6日目
11月16日/晴れ曇雨/1〜8 ℃
本日はいよいよサハラ砂漠へ!その途中には、モロッコの国を南北に分断するアトラス山脈が待ち構えています。この山により北の地中海性気候、南の砂漠気候とはっきり分かれています。朝出発時、フェズは寒く雨が降っていました。峠は雪が降っているという情報がありましたが、実際イフレンに到着する頃には積雪がありました。イフレンは、フランス人により1920年代にフランス式の街並みが造られ、避暑地やウインタースポーツのメッカとしてモロッコやヨーロッパの方々の人気が高い場所です。モロッコとは思えないヨーロッパ風の街並みが綺麗です。本日は雪が降り、さらに綺麗でした。雪によって移動が遅れましたが、過ぎ行く景色は素敵でしたね。目の前がサハラ砂漠のホテルに泊まるため、途中でバスから4WDに乗り換えて砂漠まで移動しました。夜は星が綺麗でした。
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イフレンの雪の街並み
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イフレンの雪景色
7日目
11月17日/晴れ/2〜18 ℃
早起きをしてサハラ砂漠の朝陽を見に行きました。ラクダに乗って砂漠の中へ。寒い中待っていると、東の空が少しずつ明るくなって来ました。いよいよ朝陽が昇るとき、砂漠の丘と丘の間からまるでダイヤモンドのような輝きが徐々に大きくなっていきました。これがサハラ砂漠の朝陽!その情景と明るくなったときのサハラ砂漠の美しさに魅了され、その場をしばらく動くことができませんでした。その後ホテルに戻って、遅めの朝食をとり、ワルザザードに向かいました。途中ティネリールではオアシスが見られ、トドラ渓谷では自然が創り出したダイナミックな景色をご覧いただきました。ハリウッドの映画が撮影されたときの本物のセットが置いてあるホテルに宿泊でした。ワルザザードは映画の街です!
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ダイヤモンドのような朝陽
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サハラ砂漠をラクダに乗って
8日目
11月18日/晴れ/3〜18 ℃
ワルザザードを出る前にオスカースタジオでお写真タイム!その後カスバ街道と呼ばれる中世時代から隊商隊によって賑わった道を進みました。ティフルトゥトのカスバの中に入り、カスバとはどういうものかを知ることができました。その後世界遺産のアイトベンハッドゥの村を1番上まで散策しました。この村は昔たくさんの人が住んでいましたが、皆新市街へ移り今では6家族のみが住んでいるそうです。ハリウッドの映画の舞台ともなる何百年もの風情と佇まいを今に残しています。ベルベル人のお宅もご案内いただきました。砂漠地帯の滞在はここまで。ここからは再度アトラス山脈を超え、北側の地中海性気候の地域へ移動していきます。まだ先日の雪が所々残っていましたが、移りゆく自然の景色は見事でした!
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ベルベルオムレツ
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海抜2,260mのテシュカ峠
9日目
11月19日/曇晴れ/9〜18 ℃
マラケシュをじっくりと楽しみました。こちらも先日訪れたフェズと同様に、過去いくつかの王朝が都に定めた場所です。やはりこちらも都ではないときも、重要な場所として発展を続けてきました。各王朝時代、王様や貴族がこぞって宮殿やお墓を造り、近代ではフランス人による素晴らしい庭園などいにしえより現在まで注目されていた場所です。バヒア宮殿、サーディン朝の墳墓などアラビア技術の粋を集めた作品は圧巻でした。マジョレール庭園は、マジョレールブルーの元にもなった凝縮された美しさを見ることができました。夕方、このツアーのハイライトのひとつジャマエルフナ広場で過ごしていただき、これぞモロッコ!を感じていただきました。カフェからの広場の眺めは忘れられない思い出となりました。
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マジョレールブルーの庭園
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ジャマエルフナ広場
10日目
11月20日/晴れ曇雨/9〜17 ℃
最後のバス移動で最終目的地に向かいました。途中世界遺産のエッサウィラに寄りました。この街はまさに地中海の漁師町をイメージする開放的な雰囲気の街です。バスを降りた途端に、潮と魚の匂いがして旧市街の様子は明るい白や賑やかな商売をする人たちの声が活気の良さを感じました。昔から重要な街である証拠にスカラ城塞は非常に強固に街を保っていました。昼食は新鮮な魚のフライを美味しくいただきました。さてバス移動はカサブランカまでを残すのみ!途中から高速道路に入り、カサブランカに近づくと都会の景色が広がってきました。カサブランカ市内では、渋滞が多く今までの訪れた街とは様子が違いましたね。カサブランカの紹介はまた明日、長時間のバス旅お疲れ様でした!
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エッサウィラの街並み
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ランチでいただいた魚のフライ
11日目
11月21日/曇晴れ/11 ℃
本日は観光が最終日。世界的にも有名なカサブランカの街をご紹介しました。映画で有名なこの街はポルトガル、スペインと統治され、その時に白い街と呼ばれていました。映画「カサブランカ」の名ゼリフ、「君の瞳に乾杯!」で有名ですね。ハッサン2世モスクは、その大きさに驚かされました。ミナレットの高さは、なんと210m!海沿いの散歩道も昔からの風情と現代の雰囲気が両方あり、カサブランカらしさを感じられました。この街を見てモロッコの様々な顔を見ていただきました。全てが魅惑の国、モロッコです。旅もいよいよ終わりとなります。皆々様にとって、モロッコ大周遊がいつまでも心に残る思い出となりましたら、幸いでございます。いつまでも思い出して、旅をお続けくださいませ。
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カサブランカのハッサン2世モスク
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ハッサン2世モスク②
12日目
11月22日/雨/15 ℃
無事にドバイを乗り継ぎ、予定通り成田空港に到着!皆様お疲れ様でした。
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モロッコ、楽しかったですね!

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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