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2020年3月9日出発<ターキッシュエアラインズ利用>ゆったり旅するトルコ10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2020年3月9日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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ゆったり旅するトルコ10日間」に行ってまいりました。無事、観光地をすべて問題なくスムーズに周ることができました。トルコの花、チューリップが咲き始めた春のトルコを明るくユーモアにあふれ、楽しい6名の皆様とご一緒に、カッパドキアを2日間に分けて観光し、カッパドキアからイスタンブールまで"飛んでイスタンブール"飛行機を使いひとっ飛びで、イスタンブールは3日間に分けてゆっくりと観光しました。イスタンブールの観光は見どころいっぱいですが、特にトプカプ宮殿・ドルマバフチェ宮殿はオスマントルコ時代の居城でため息が出るほど素晴らしいものでした。オスマントルコは西アジア、北アフリカ、東ヨーロッパに及ぶ広大な領土を支配下に治め、ついにメフメト2世が、当時のビザンチン帝国の首都だった、コンスタンティノープルをも攻略した、20世紀まで続いた帝国でした。そして今回は大人気ドラマ"オスマン帝国外伝"を巡る旅でもありました。
1日目
3月9日/くもり(成田)/18 ℃(成田)
トルコ航空TK53便にて22:30に成田空港を出発し、イスタンブールで乗り継ぎました。イスタンブールからの便が変更になり、乗り継ぎのお時間がたっぷりあったので、ビジネスラウンジでゆったりお過ごしいただきました。トルコのお料理は世界三大料理の一つと言われ、食材はトルコ国内で自給自足でき、多種多様な料理方法があります。イスタンブールのラウンジにて、チキンのスープ、新鮮なサラダやいろんな種類のオリーブ、トルコの紅茶"チャイ"おいしいパンなど試してみることが出来ました。イズミールへ到着したのは2日目朝、9:25でした。ガイドさんは前回ご一緒したMRヤブスさんです。最終日までお世話になります。到着後はベルガマを観光。ベルガマは紀元前約300年頃から文化、芸術で栄えていたペルガモン王国時代の遺跡が残っています。現存している遺跡はその後のローマ帝国時代のものがほとんどです。 
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到着のイズミール空港
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トルコの花 チューリップが咲き始めていました。
2日目
3月10日/雨/10 ℃
最初に観光したのはアスクレピオン遺跡で古代の皮膚科と精神科の病院の遺跡です。ここには温泉が湧き、療養にもってこいの場所だったようです。TASKONAKという民家のレストランにて、トルコの代表的なメニュー、豆のスープ・キョフテ(ハンバーグ)をお召し上がりいただきました。田舎の民家にお邪魔させてもらったような雰囲気で、お母さんが家庭料理を作ってくれた食事でした。午後は、アクロポリス遺跡観光です。ここには、素晴らしい彫刻で飾られた、古代のアテネ神殿やゼウス神殿がありました。ここに置かれていたオリジナルの神殿は今、ベルリンのベルガモン博物館に置かれています。本日は雨が降っていて、観光中は寒かったですが、ホテルに到着する頃には晴れてきました。長い一日になりましたが、スイソテルグランドエフェスイズミールホテルにチェックインし、最上階のバーにてウエルカムドリンクで乾杯しました。
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ベルガマ アクロポリス遺跡
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ホテル最上階のバーにてウエルカムドリンク
3日目
3月11日/晴れ/18 ℃
イエスキリストを生んだ聖母マリア様が最後に住んだと言われる家見学。5世紀のエフェソス公会議によっても、認められています。エフェソスは古代はエーゲ海に面した、港湾都市でローマ帝国時代はどの都市も人口3万人程だった時代に25万人もの人口を持つ大都市でした。エフェソス遺跡は、紀元前3世紀に、アレクサンダー大王の武将であり、後継者だったリシマコス帝の時代から、その後のローマ帝国の時代の遺跡でした。図書館や公衆トイレ等、良く残っていて感嘆しきりでした。学校の校舎として使われていたARTEMISレストランにてトマトスープ・チョップシシ(串焼き肉)等をお召し上がりいただき、皮のお店へ立ち寄りました。石灰棚は、石灰成分を含んだ温泉が、丘の上を流れることにより、段々畑のように真っ白な湖が並ぶ景色がみられます。この辺りは温泉が出るので、石灰棚で足湯を体験しました。
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エフェソス遺跡にて
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パムッカレにて
4日目
3月12日/晴れ/15 ℃
トルコの今夜宿泊する、コンヤ(笑)の街は敬虔なイスラム教信者が住む街です。長距離の移動での、トルコ内部のアナトリア地方にある町です。途中、トルコの第四の大きさを誇る、エイルディル湖に突き出た半島のような場所に建つレストランにて、サラダとスープ、新鮮なスズキの魚フライのご昼食をお取りいただきました。お食事の後は、湖をバックに記念写真を撮り、一路コンヤへ。コンヤに到着すると、ほとんどの女性が髪を隠すため、スカーフを巻いていました。外観に美しい彫刻が残る、インジェミナーレ神学校を外観から見学し、メヴラーナ博物館入場見学です。この博物館はイスラム神秘主義、メヴラーナ教団の創始者、メヴラーナさんのお墓があり、教団の総本山となる、イスラム教信者にとって重要な場所です。預言者ムハンマドの顎髭もあり、人々が礼拝していました。
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エイディル湖畔にて
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コンヤ メヴラーナ博物館
5日目
3月13日/くもり/16 ℃
世界遺産カッパドキアは、太古の7千万年前以降の火山活動により少しずつ火山灰が固まり、広大な凝灰岩の大地が出来、雨風により凝灰岩が侵食され、堅い岩の部分だけは残り奇岩が出来ました。カイマクル地下都市は、7世紀以降のアラブ人の侵入等により逃げてきたキリスト教徒が危険が迫った時に、使ったシェルターでした。地下約55メートル、約3千人くらい入ることが出来、集会所や、台所、地下教会や、ワインセラーなど、いろんな部屋があり、また石で作られた、大きな丸い扉で通路を閉めてしまうと、反対側からは扉を開けられない仕掛けなど、よく作られていました。本日の昼食は、洞窟を掘って作った、洞窟レストランにて、スープ・サラダ・豆の煮込み・鱒のグリルとイチジクのデザートをお召し上がりいただき、午後はギョレメ野外博物館へ。キリスト教信者が暮らしていた洞窟が残っておりおり、特に暗闇の教会の壁画は素晴らしいものでした。
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カイマクル地下都市
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昼食 洞窟レストラン「BIZIM EV」
6日目
3月14日/くもり/18 ℃
5日目から、洞窟ホテルエム・ディー・シーホテルに2連泊です。岩をくりぬいてお部屋が作られておりここで宿泊するのも貴重な経験です。早朝、気球にも乗れました。たくさんの気球が一斉に飛び立つ景色は感動でした。カッパドキアと言えば、キノコ岩ですが、ここではシメジのような岩やエリンギのような岩、お菓子のキノコの山のような岩など見られます。シメジのような岩が3つ並んだ3姉妹の岩を見学し、トルコが誇る絨毯屋さんへ。絨毯を女性の織子さんに実際に織って実演していただいたり、絹をみせていただいたりしました。そして、素晴らしい絨毯のショーをチャイを飲みながらじっくりとご覧いただきました。たくさんのキノコ岩が乱立するパシャバーを散策した後、昼食はフリーだったので、地元の人に人気のケバブの店へ。炭火で焼いたケバブやトルコ風ピザ、マッシュルームのチーズ焼き等お召し上がりいただきました。
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気球乗船
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キノコ岩が乱立するパシャバーにて
7日目
3月15日/雨/10 ℃
カッパドキアのネヴシェヒール空港から、イスタンブールまで、゛飛んでイスタンブール゛ひとっ飛び‼ トルコの首都であり、アジアと、ヨーロッパにまたがる最大の都市は、今まで見てきた地域とは違い、別の国のようでした。SEVEN HILLSレストランは、アヤソフィアとブルーモスクの間に建ち、ビルの最上階にあり、料理も景色も最高でした。トプカプ宮殿は、メフメト2世によって1478年に建設された、ボスポラス海峡と、マルマラ海、金閣湾に囲まれた丘に建つ、歴代オスマン帝国の宮殿でした。オスマントルコ帝国の威厳と強さが感じられる、素晴らしい建物がいくつも並ぶ宮殿のキッチンでは約1万人以上の食事がつくられていたそうです。秘宝、86カラットのダイヤモンドや、エメラルドのトプカプの短剣は、素晴らしく輝きを放っていました。トルコの人気ドラマに出てくるハーレムもそのまま残っており、感動でしたね。
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昼食「SEVEN HILL」レストランからみたアヤソフィア
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トプカプ宮殿にて
8日目
3月16日/くもり/6 ℃
7日目の午後はビザンツ帝国時代6世紀に再建された、キリスト教大聖堂の総本山だったアヤソフィアも見学しました。15世紀にイスラム教寺院に変えられましたが、大聖堂を破壊して建て直したのではなく、モザイクの壁の上に漆喰を塗りこめて、イスラム教寺院として利用したので素晴らしい6世紀のモザイクは残っていました。昨日の夕食は、日本食で天ぷらかお寿司をお選びいただき、久しぶりの日本食に「ほっと」なごみましたね。本日は、ゆっくりホテルを出発し、トルコの銀座通りのような、イスティクラル道りを歩き、ガラタ塔に登って、チャイを飲んだり、360度のイスタンブールの景色を堪能しました。ご昼食は市立公園の中に建つエジプト総督の宮殿だった建物をレストランにした"SARI KOSK"にて地中海サラダ・チキンのパイ包み・チリレチェというココナッツミルクのケーキのようなデザートをお召し上がりいただきました。
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路面電車が走る、イスティクラル道り
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昼食レストラン「SARI KOSK」
9日目
3月17日/晴れ/8 ℃
昨日の夜は残念ながらコロナの影響で、ベリーダンスの会場はクローズとなり、2連泊している「スイソテル・ザ・ボスポラスホテル」の最上階エグゼクティブフロアにて、アボガドサラダやビーフステーキ、デザートの盛り合わせ等のコース料理をいただきました。夕食を食べながら、ボスポラス海峡の夕日と夜景の景色がみられました。本日は帰国日。6人では大きすぎるほどの、貸し切りクルーズ船にてボスポラス海峡クルーズです。ご昼食をお召し上がりいただきながら、アジア側とヨーロッパ側の景色を1時間半ゆっくりと堪能しました。ドルマバフチェ宮殿は、ボスポラス海峡に面した、トプカプ宮殿の後にスルタンの宮殿として使われたものです。内装の装飾、彫刻、家具、シャンデリヤ等も素晴らしく、トプカプ宮殿とはまた違ったヨーロッパの様式も取り入れられた気品のある宮殿を見て回りました。
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8日目夕食 ホテル最上階ラウンジにて
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ドルマバフチェ宮殿にて
10日目
3月18日/晴れ(成田)/18 ℃(成田)
最後の夕食は、"SUR BALK"レストランにてスズキの塩窯焼きをお召し上がりいただきました。世界がもし一つの国であったなら、その首都は間違いなくイスタンブールであると言ったのは、ナポレオンでした。東西文明の接点にあるトルコは古代から高度な文明が発達し、またビザンツ時代の都でキリスト教の聖地であり、大帝国オスマントルコ時代の都でもあり、トプカプ宮殿やドルマバフチェ宮殿、アヤソフィア等、栄華を偲ぶ建築物にあふれていました。また、ガイドのMRヤブスさんがお話ししてくれた日本とトルコにおける、困難に見舞われた時代に助け合った歴史に見られるように親日の国でした。現在コロナウイルスの影響で世界中が困難に見舞われていますが、トルコと日本のように世界中が助け合って乗り越えていければいいですね。このような時期に、トルコにご参加いただき、多大なご協力をいただき6名様に感謝いたします。
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イスタンブール グランドバザール
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夕食レストラン「SUR BALIK」にて塩釜焼のパフォーマンス

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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