2019年9月26日出発 <フィンランド航空国際線往復利用>2連泊×3回 バルト三国8日間 世界遺産三都巡り
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年9月26日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/市倉 友里恵(いちくら ゆりえ)
- 「2連泊✖️3回 バルト三国8日間世界遺産三都巡り」のツアーにご一緒させて頂きました、市倉です。このコースでは街の美しさが口伝てに広まり人気となっているバルト海沿岸の国、エストニア・ラトヴィア・リトアニアを一筆書きの行程でまわります。ご参加者は5名様。家族旅行のようなグループ旅行となりました。晴れの日もあれば雨の日もありな日々でしたが、南へ進むにつれ紅葉を見ることができたのはラッキーでした。また時期を変えてこの美しい国を是非訪れてみてください。
- 1日目
- 9月26日
- ご利用の飛行機はフィンエアーは創立95年以上と歴史ある航空会社です。フィンランドの有名ブランド、お花柄のかわいいマリメッコのアメニティも可愛らしいです。カトラリーも席に置いてあるクッションもマリメッコとのコラボもので、どれも徹底してハイセンスな航空会社ですね。ヘルシンキでは街の中心地、大聖堂と元老院広場にバスを停めて、1時間ほど散策の時間が取れました。前にヘルシンキに来たことがある方は思い出を振り返るお時間になりましたでしょうか。19:30出航の船に乗り、エストニアのタリンに移動します。船の中には免税店もありますが、カフェは物価の高いフィンランド価格。ちょっと気軽に手を出すのはためらうお値段かもしれません。タリンの港に21:30到着後、ホテルまではすぐです。タリンで最も背の高いホテル、スイスホテルにご宿泊。お疲れ様でした!
- フィンエアーに乗ってフィンランドへ
- カヘルシンキの街も色付いていました
- 2日目
- 9月27日/晴れ/7~13 ℃
- エストニアの人口の約3分の1が集まっているという首都タリン。ガイドさんはカトレさん。朝、ホテル近くの停留所からトラムに乗って終点の駅まで行きました。駅の隣にあるマーケットでエストニアの輸入食材の多さに驚きつつ、旧市街の中へ。城壁に囲まれた旧市街は世界遺産に指定されています。丘の上のトーンペアはドイツ語で「聖堂の立つ丘」の意味ですが、デンマーク王がお城を築いたことが「タリン」という街の由来となっていたりします。街で一番高い塔を持つ聖オラフ教会は今年は修復中で中に入れませんが、旧市街の展望台からの眺めもカラフルな街並みが眺められて素敵でしたね。ロシア正教の教会の中には日露戦争のプレートもありました。「死のダンス」が置かれていることで有名な聖ニコラス教会の中は今は博物館になっています。市庁舎前のラエコヤ広場に面したレストランでお昼を食べたあと、午後は自由行動をお楽しみ頂きました。
- 旧市街の入り口にはお花屋さん
- かわいい街並みです
- 3日目
- 9月28日/晴れのち雨/6~14 ℃
- 朝はゆっくり9時30分のご出発。土曜日なので首都にもかかわらず道を走る車がとても少ないです。カドリオルグ宮殿へもすぐに到着しました。宮殿と呼ぶべきか悩むほど可愛らしい建物ですが、秋になったのに彩りのある裏庭はとても美しかったですね。宮殿の中の装飾も華やかで素晴らしく、添乗員も各部屋で異なるシャンデリアについ夢中になっていました。宮殿の周辺は公園になっていて、敷地内には大統領官邸もあります。柵もなく、近くで蜂蜜を摂っていたり、平和な風景です。クム美術館では西洋の美術絵画のほかに、ソ連時代の絵画も見られました。みんな不自然なほどのにっこり笑顔でした。タリン港のレストランで昼食のあと、エストニアから300km南下してラトビアのリガへ向かいます。ホテルは新市街と旧市街の間にあるラディソンbluホテル。バスタブにお湯を張って、今日の移動の疲れをとっていただき、おやすみなさい。
- カドリオルグ宮殿
- カドリオルグ宮殿の内装は豪華絢爛
- 4日目
- 9月29日/曇り、雨/10~14 ℃
- リガのガイドのイルマールさんと、朝いちばんに中央市場へ行きました。飛行船のための格納庫が建材に使われている世界遺産です。寒い国なので保存食が多いです。塩漬け酢漬け。とてもお城には見えないリガ城の城壁は黒く煤けているところも。11月18日の独立記念日にはここに蝋燭がたくさん置かれるからだとか。帝政ロシア時代に農民の税金によってつくられた石畳の通りを歩きながら、19世紀に建てられたイタリアフィレンツェ様式の国会議事堂や、街で唯一の16世紀の建物がある3人兄弟、19世紀の馬車で中庭まで入っていけるベネチアルネサンス様式の証券取引所、大戦中に破壊されソ連が展望台のために塔を建て直した聖ペテロ教会などを見てまわりました。最後に旧市街の外にあるユーゲンシュティール建築群を見て、お昼ごはんです。たくさん歩きましたね。
- 世界遺産の中央市場
- 改修されたブラックベッドのギルド
- 5日目
- 9月30日/雨/10〜14 ℃
- ラトビアからリトアニアに向かいます。国境を越えて、三国で最もカトリック色の強い国なので、公道の隅にお地蔵さんのようにマリア様が鎮座している風景が見られます。たくさんの十字架が置かれていることで知られる十字架の丘では、お願い事を書いて十字架を立て掛けてこられた方もいらっしゃいますね。そして昼食の後、日本の杉原千畝さんと縁深いカウナスの街へ。ガイドさんは日本での映画作製にも協力されていた方でした。ハイライトは東洋のシンドラーと呼ばれた千畝さんがビザを書き続けた旧日本領事館。1階は当時の事務室を再現しているので、椅子に座って記念撮影しました。千畝チョコもお土産にご購入ありがとうございます。そしてようやく、リトアニアの首都のヴィリニュスに到着です。
- 旧日本領事館とガイドさん
- 十字架の丘
- 6日目
- 10月1日/晴れ、曇り/8~13 ℃
- ガイドのギャビリさんと合流して、まずは夜明けの門まで。旧市街にはかつて城壁に9つの門がありましたが、現存しているのはこの門だけです。門の上の階は小さなチャペルになっていて、中にあるマリア様のイコンは奇跡を起こすと信じられているので信者さが絶えずお祈りを捧げています。桜公園はヴィリニュスの中心を流れるネリス川沿いに作られましたが、日本人の思う川沿いとリトアニア人が思う川沿い、ちょっとイメージが違ったのが面白いですね。聖ペテロ・パウロ教会はイタリアから職人を呼んで作らせた白い漆喰の教会。外から見るだけでは普通ですが、リトアニアバロックの真珠と呼ばれる美しい内装です。そして旧市街に戻り、晴れていたのでケルビナスの丘にケーブルカーでのぼったりもしました。午後はフリータイムです。
- 漆喰の教会聖ペテロ・パウロ教会
- ケルビナスの丘の上から
- 7日目
- 10月2日/雨/7~12 ℃
- 朝からしとしと雨が降っていました。昨日のうちにヴィリニュスの美しい紅葉の風景を見られて良かったです。午前中は空港に行くまでに時間がありましたので、街中のヴィリニュス大学まで行かれた方や、マーケットに朝のお散歩に行かれたり、ゆっくりお休みになったりとお過ごしいただきました。旧市街から空港までの距離はバス移動でなんと20分ほど。小さい国、小さい首都であるとはいえ、他国への移動がこれだけの距離だなんて羨ましいですね。フィンエアーをヘルシンキで乗り継いで、成田空港へ向かいます。
- ヴィリニュス建国の伝説、ゲディミナス大公
- ヘルシンキまでは小型の飛行機です
- 8日目
- 10月3日
- AY73便は無事、成田空港に到着しました。ご参加者5名様。初めましての方も二度目ましての方も、ご一緒頂きありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!
- 紅葉が見られてラッキーなご旅行でした
- 市場のお野菜
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