2019年10月23日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／高久 恵子（たかく けいこ）

秋空の中、皆様早朝よりお集まり頂きました。8名様という人数もあったのかもしれませんが、皆様の意気投合は早かったですね!思い出深いシルクロードの旅となりました。

1日目

10月23日/晴れ/5〜23 ℃

早朝より成田空港へご集合頂き、皆様を乗せた中国東方航空272便はほぼ定刻でご出発。上海でのお乗継はややこしく普段考えられないような事ばかり‥乗継ゲートに着いた時はグッタリでしたね

この日ばかりは写真を撮る余裕も無く〜最終日に待受る西安の夜より1枚

2日目

10月24日/晴れ/1〜16 ℃

昨夜ホテルに入られ皆様眠りについたのは夜中2時を回っていましたね。この日はゆっくり朝食を召し上がってからのご出発。外の空気はピリッと冷たかったのが印象的でしたね。空は抜けるような青空！ガイドのリクさんの案内でいよいよ天池観光へ出発です!素晴らしい景色が初日から迎えてくれました！感動！

澄んだ空に浮かび上がる様なボゴタ峰（5445m）の山脈

天池とボゴタ峰

3日目

10月25日/晴れ/3〜23 ℃

こちらの青空はどこか青の色が違いましたね。この日はウルムチからトルファンへ。移動中も左手に見えるボゴタ峰の山々が素晴らしくどこを見ても飽きさせない景色でした。トルファンでは高昌古城、アスターナ古墳、火焔山、ベゼクリク千仏洞と回って行きました。天山山脈まで遠くに見え素晴らしい1日となりましたね！夕食時の民族舞踊では（無理やり？笑）引き出され踊って頂きましたが、楽しいひとときを過ごしました。皆様は、この頃にはまるで昔からのお知り合いかと思わせる程、打ち解け合い、仲の良い旅仲間となっていましたね！

高昌古城の入口には私達にもゆかりの深い弘法大師様の像がお出迎え

ベゼクリク千仏洞と火焔山の山並

4日目

10月26日/晴れ/3〜20 ℃

今日はゆっくり９３０のご出発。交河古城から蘇公塔〜バザールとゆっくり抜けるような青空の下トルファンの郊外から街中を廻りました。シーズンを少し過ぎたからか、人も少なく、また黄葉が街中を包む季節。綺麗でしたね。ただ、街中至るところでの検問やセキュリティー、防犯カメラには驚かせられましたね。こんなのどかな街で感じた違和感でしたね。この日はノンビリ!早目にホテルにも戻り、希望の皆様と街のスーパーマーケットへも出かけました。葡萄の街トルファン!ワインが思っていたより美味しくて驚きました。美味しい夕食でしたね！

イスラムの街、トルファン！蘇公塔はモスク

トルファンの夕食!ワインで乾杯しました！

5日目

10月27日/晴れ/3〜22 ℃

いよいよ、トルファンから中国の高速鉄道に乗りまして敦煌へ向かいます。この辺りは朝明るくなるのは8:30頃。ホテルを出発しトルファン駅に着く頃やっと明るくなってきましたが、寒かったですね！それにしてもセキュリティーのあまりの厳しさに列車に乗り込む頃にはヘトヘトでした（笑） 中国の新幹線。シートも思っていたよりゆったりと寛げましたね。3時間と少しの列車の旅〜柳園南駅で下車です。ここでガイドのリクさんとはお別れでした。なんか皆さん名残惜しい別れになりましたね。さてここでガイドさんはサイさんへバトンタッチです！2時間バスに揺られ敦煌は鳴砂山観光へ。敦煌もとても良いお天気！ラクダに揺られ楽しいひととき。

中国高速列車蘭新鉄道、トルファン駅より

鳴砂山でラクダに揺られ、ハイ!ポーズ!

6日目

10月28日/晴れ/2〜15 ℃

この日は、いよいよ皆様楽しみにされていた莫高窟の見学です。午前と午後に分け、ゆっくりと有名な莫高窟の中を見学して歩きましたね。専属ガイドの祝さんの声がまた良くて、昔の栄華を思い起こさせてくれましたね。 この頃から少しずつ皆さまの体調が---乾燥と砂ぼこりで喉をやられ風邪を発症され、咳き込む方々がちらほら〜心配でした。

莫高窟

莫高窟の外側に今も残る壁画の一部

7日目

10月29日/晴れ/3〜16 ℃

朝８時出発し、玉門関と漢代長城の観光へ。2時間弱バスに揺られて。。。それにしても周りはゴビ砂漠一面黄土色の大平原。変わる景色も少なく一路玉門関を目指しました！観光を終え、敦煌の街に戻り、敦煌では最後の昼食をお楽しみ頂きまして、敦煌空港へ。いよいよ最後の目的地、西安へ向かいます。ガイドのサイさん、まるで学校の先生のような詳しい説明してくれましたね。そのサイさんとも空港でお別れでした。フライトは順調で夕方1740少しだけ早目に西安へ無事に到着しました。西安ではこの旅初めての女性のガイドさん、リンさんが出迎えてくれました。バスへの移動中、振り返ると空港の夜景が綺麗でしたね。早速、西安で夕食へ。精進料理というので、どんなものかと心配していると美味しい！美味しい！皆さん完食!

昔昔の関所跡、玉門関

皆さん、完食の精進料理!この頃にはまるで昔からの旅友達のような仲良しの皆様に！

8日目

10月30日/晴れ/5〜24 ℃

この日は早朝730には出発し、ここも是非一度見たかったとお声があった兵馬俑へ。まだ午前中で少し空いていましたが、お昼近くには人だかりの観光地。本当にこのようなものを大昔作ったのかと想像してみましたが、機械もない時代---想像以上の素晴らしさでしたね。そして、私達日本人にはとてもゆかりの深い弘法大師様が修行をされたと言われる青龍寺なども参拝し、歴史博物館や大慈恩寺など時間が許す限り、西安を堪能し、夕食は楊貴妃宴。これがまた品が良くて、味もとても美味しい夕食でしたね。 締めに皆様で見学された唐歌舞踊はCGを駆使した素晴らしい見ごたえあるショーを満喫され西安最後の1日もあっと言う間に過ぎましたね。

兵馬俑

大慈恩寺

9日目

10月31日/晴れ/3〜 ℃

４時20分のモーニングコールでしたね。まだもう少し見たいなという心を残し、帰国となりました。 ガイドのリンさんに見送られゲートへ。 ＭＵ521便は定刻で西安を出発。忙しない上海でのイミグレーションに、最後の中国らしい洗礼をまたまた貰い走って走って、本当の帰国の途へ。羽田へは定刻より少し早目に着きました。 皆様、お天気にも恵まれ本当に素晴らしい見ごたえある、思い出深い旅となりました。また皆様の心からのご協力に深く感謝致します。 誠にありがとうございました!

高昌古城で思い出深い1枚

西安にて。唐歌舞踊の会場入口にて。