2019年9月18日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／奥山 ひとみ（おくやま ひとみ）

この度は阪急交通社Crystalheart'5つ星デラックスホテルに2連泊×2回 マルタ共和国8日間'にご参加頂きありがとうございます。日本と同様に9月でも30°近い毎日のマルタでしたが、時おり吹く風や朝の涼しさは夏の終わりを感じるところもありました。琵琶湖の半分ほどの国土、人口約50万人と小さな国ではありますが、5600年前の神殿、聖ヨハネ騎士団の歴史、マルタならではの自然や文化、人々の生活、8日間の滞在中、毎日発見のある国でした。これから雨の季節、そのあとには緑の畑となるそうです。そのような時期のマルタも見てみたいですね。是非また違う季節のマルタ共和国なども含め是非またツアーでご一緒していただけること願っております。

1日目

9月18日

今日はマルタ共和国のツアーの出発日です。成田空港を11:10出発、NH231にてまずはブリュッセル空港へ。ブリュッセル迄のフライトは約12時間、機内では豊富な映画や音楽、睡眠もしたいし映画も見たいしです。ブリュッセル空港に、到着し入国手続きを済ませ 一度スーツケースをおとり頂きました。荷物の未着を防ぐ為再度ブリュッセル空港のエアーマルタ航空に預け直しの手続きをして頂きました。セキュリティチェック、チョコレート店などのお店のエリアを通りゲートへ。エアーマルタの機内サービスは有料でした。ブリュッセルからマルタまでのフライトは約2時間30分。マルタに到着しバスにてホテルへ、ホテル到着は23:55。初日の長い移動大変お疲れ様でした。日本との時差は-7時間です。(サマータイム)

成田空港第一ターミナル

ブリュッセル空港待ち時間にて

2日目

9月19日/晴れ/23～29 ℃

今日は、朝10:00出発で少しゆっくりして頂きマルタ島への観光に出発です。まず、マルタ島の南に位置する青の洞門へのご案内。お天気も安定てしていたので、予定通り今日ご案内することができました。その後、そこから5分位のところにあるハジャールイム神殿へ。博物館では4Dのビデオをご覧頂きまた神殿からの出土品を見学し、神殿をご覧頂きました。5000年前を想って頂いたあとは、ラバドの町に移動しカジキマグロの昼食をおとり頂きました。この時間になるとだいぶ暑くなってきました。午後はラバトの町にある聖パウロのカタコンベ(地下墓地)。お一人様、ご家族用、お金持ちの方用などがありました。そして隣町となるイムディーナ(ＩMDINA)の町を観光。貴族の人々が住んでいたまちで現在はサイレントシティーと呼ばれている高台に造られた城壁に囲まれた町でした。観光を終え、一度ホテルに戻り休憩をしていただいた後夕食へ。夕食は海沿いの'BARRACUDA'レストランにて、パスタ、そしてビーフかポークかお魚からのチョイスメニューでした。

青の洞門

BARRACUDAレストランでの夕食のパスタ

3日目

9月20日/晴れ時々曇り一瞬雨/22～28 ℃

今日は初日から2連泊したセントジュリアン地区のホテルを出発し、ゴゾ島へむかいます。ゴゾ島に向かう途中海の近くには、聖ヨハネ騎士団によりつくられた見張りとのろしの為の塔が所々ご覧頂けました。また、ポパイの映画の実写版の為につくられたポパイ村。島の唯一の木造の町だそうです。そしてマルタ島のチェルケウア港からチャーターボートにのりコミノ島のブルーラグーンに移動しました。ブルーラグーンの所だけはグリーンのようなまた違った海の色でした。ビーチはあまり大きくありませんが、海水浴を楽しんでいる方も、まだまだ大勢いました。船が浮いているような写真も取れそうな透明度でした。その後コミノ島を後にし、ゴゾ島に到着。まずゴゾ島て昼食をおとり頂きました。昼食はマカロニパスタとえびのグリル。そして、速水もこみちさんも立ち寄った塩田にご案内。お塩の直売もしていました。時期的に今年の塩づくりは終わりだそうです。そしてもう一ヶ所、宿泊ホテル近くにあるタ.ピーヌ教会にご案内。マルタで一番ご利益のある教会だそうです。そして15:00頃のホテルに早めの到着。夕食はホテルでポークのお料理でした。プールなどをご利用頂いた方も。

コミノ島のブルーラグーン

ゴゾ島の塩田

4日目

9月21日/晴れ/22～27 ℃

今日はゴゾ島の終日観光です。まずは、島の中心の町ヴィクトリアの町へ。雰囲気のある狭い路地、それぞれのお宅の表札は名前ではなく屋号のようなものだそうです。広場のカフェでは、週末の朝で地元の皆さんがお茶をしたり会話を楽しんでいました。町の大聖堂では、8月15日の聖母被昇天の日に担ぎ出される聖母マリア様の像をご覧頂きました。担ぐことがとても人気があり、毎年地区で予算をだして高額のところに決まるそうです。マルタの人々は宗教行事を大切にし、それに使う費用もかなりのようです。花火なども夏にはよく行われます。町は、オスマントルコ襲来で助かった人々を助けるためにつくられた要塞都市。高台からのゴゾ島の島は、台形型の丘や畑、町と教会などのどかな風景でした。昼食はアメリカ映画'白い帽子の女'のロケにも使われたレストラン'TA FRENCH'でタコのトマトソース煮を召し上がって頂きました。柔らかかったです。午後はカリプソの洞窟を上から、そして島で一番古いといわれるジュガンティーヤ神殿を見学しケンピンスキーサンローレンツホテルに戻りました。夕食は自由食でした。ホテル近くや海に近いレストランなどへ。

ジュガンティーヤ神殿からの出土品

ゴゾ島の景色

5日目

9月22日/朝少し雨後晴れ/23～27 ℃

今日は、ゴゾ島を離れ再びマルタ島にもどります。テラスでの朝食をとっていると珍しく小雨がおちてきました。ゴゾ島からは地元の人達の足となるカーフェリーに乗っての25分間のミニ船旅。マルタ島のチェルケウア港では、現地ガイド佳子さんのお出迎えがありました。そして、マルタ島の南に位置するマルサシュロックの町へ。島の北から南への移動なので、今回のツアーの移動では一番長い一時間ほどの移動です。今日は日曜日で町では果物、野菜、魚、民芸品などのマーケットが行われていました。昼食はシーフード(タコ、ムール貝エビ)のグリルでした。昼食後はバレッタの町の南に位置するスリーシティーズ観光です。セングレアの町からはグランドハーバーを挟んだバレットの町を見渡し、ヴィットリオーザの町では聖ヨハネ騎士団が住んでいた古い地区を歩き、またご希望者と猫の孤児院も見ていただきました。最後にカルカーラの日本軍慰霊碑を訪ね、遠く離れた地での日本軍の活躍を知りました。観光を終えグランドエクセルシオールにチェックイン。そして、夕食はイムディーナの町の5つ星ホテル'ザ.シャーラパレスルレ＆シャトー'にて、途中花火を見ることもできました。

ヴィットリオーザの町並み

夕食 豚のほほ肉入りリゾット

6日目

9月23日/晴れ少し曇り/23～29 ℃

今日はヴァレッタ観光です。ホテルからアッパーバラッカガーデン迄は、カートにて移動しそのあとは全て歩いての観光です。公園からはグランドハーバーを挟んで前日歩いて頂いた町スリーシティーズがきれいにご覧頂けました。そして観光のハイライトである聖ヨハネ大聖堂。どの大聖堂も見ごたえがありますが、そのなかでもひときわ豪華な大聖堂でした。そしてカラバッジヨの作品2点、これを見たかった、と言う方も多いかと思います。町のなかは特別な行事があったため、豪華な旗で飾られ町を華やかにしていました。もう一つの観光場所、騎士団長宮殿と武器庫。かつては国会として使われていた部屋などがありました。また武器庫ではメイドインミラノの鎧や大砲や銃の変遷など興味深い展示でした。その後はフリータイム、またはOPのワイナリーとアフタヌーンティーへのご案内で午後をお過ごし頂きました。

イベントの為旗で彩られたバレッタ

カラバッジヨの作品

7日目

9月24日/晴れ/23～28 ℃

今日は、最終日ですがフライトが16:05なので午前中いっぱいゆっくりお過ごし頂きました。または、OPのハーバークルーズで最後の町の景色を船上から楽しんで頂きました。そして、いよいよマルタ空港へ。今日のフライトはKM420(エアーマルタ)にてブリュッセル空港へ。16:05出発フライト時間は約3時間です。ブリュッセルの空港には定刻の到着でしたので、ベルギーチョコレートを勝って頂いたり、ラウンジをご利用頂いたりの時間もとることができました。ブリュッセル空港からはNH232にて成田空港へ出発です。出発は21:10。成田までのフライトは約11時間30分です。日本の航空会社なので、機内にはいるとなんとなくほっとしますね。

ホテルからの景色

マルタ空港内

8日目

9月25日

機内では、お休み頂けたでしょうか？行きで見られなかった映画や音楽などを楽しんでいるとあっというまですね。成田空港の湿度のある空気を感じると、帰ってきたと、感じるときではないでしょうか。8日間大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

機上にて