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2019年10月10日出発 まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪11日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年10月10日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/蓼沼 やえ
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この度は弊社「エミレーツ航空利用 まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪11日間」にご参加いただきまして、ありがとうございます。 「イスパニアデー」の祝日、バルセロナでのカタルーニャ独立運動に伴うゼネスト、、などいろいろありましたが、皆様のご理解とご協力のおかげで、無事にツアーを終了することができました。心からお礼を申し上げます。 今回はスペインの内陸から南を中心に回っていただきました。1日はスペインにありながらのイギリス領、ジブラルタルにも足を延ばしていただきました。お天気も良く、アフリカ大陸もきれいに見えましたね。そして最後は同じ国ながら言葉も違い、独立を唱えるカタルーニャの中心地、バルセロナでした。 スペインには更に、興味深く、食にも肥えた場所がたくさんあります。またいつかスペインを訪れ、楽しんでいただければ、と思います。
1日目
10月10日/曇り/25 ℃
本日よりツアーの始まりです。 エミレーツ航空の出発は夜ですが、さすがにエアバス380型機でたくさんの搭乗客の方がいらっしゃるため、4時間前からチェックインが始まります。 今回は皆様ともにビジネスクラスのご利用のため、大行列は免れていただけました。 搭乗前のゲートで、皆様のお顔合わせをさせていただき、ドバイまで10時間40分のフライト、休んでいただけたでしょうか。 ドバイでは、無事に皆様とは合流させていただけ、乗継ぎに参りました。今日は同じターミナルAからの乗継ぎでした。ラウンジでお休みいただいた後、マドリッド行きの141便にご搭乗です。こちらも同じエアバス380の大型機です。 ちょうどターミナルにいる時に夜明け前のお祈りが流れていました
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ドバイ空港でこれから乗るEK161便です。
2日目
10月11日/晴れ/26 ℃
マドリッドに着き、まずはホテルにチェックインです。 今日は街中の交通量が多く、時間かかりました。 チェックイン後、ガイドの谷口さんとプラド美術館の観光に向かいます。美術館近くの教会では、結婚式が行われていました。この教会は16世紀、天正遣欧使節の方々も滞在した由緒ある教会です。 プラド美術館では、主な絵画を中心に回りましたが、すべての作品を見るのは1週間では足りなさそうです。長いフライトの後なこともあり、ちょっと疲れましたね。。 観光後はホテル近くのレストラン「Pimiento Verde」で夕食です。アーティチョークのオーブン焼きや、ビーフの炙り焼き、、など。ちょっと狭かったですが、地元人気のレストランです。
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プラド美術館の近く、サンへロニモ教会です。
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ちょうど結婚式が終わったところでした。
3日目
10月12日/晴れ/14~29 ℃
午前はマドリッドからセゴビアへ向かいます。トンネルを境に州が変わり古くから栄えたカスティーリャとレオンの王国の地です。 セゴビアでは、まずローマ時代の水道橋近くでバスを降り、写真を撮りながら、旧市街を歩きました。セゴビアの街並みは家の外壁の模様が特徴です。町の中心のマヨール広場では、本日の祝日の式典でしょうか、軍服姿の方が見られました。 セゴビアで自らの戴冠式を行ったイサベル女王ゆかりのお城を見た後、秋めいてきた森を歩きながら、川沿いまで降り、お城を下から望みます。この角度からがディズニーの「白雪姫」のお城のイメージだそうです。 マドリッドに戻り、パエリアの昼食を「ラ・ダニエラ」で取り、ご希望の方とは、マヨール広場や王宮の前など通りながらホテルへ。 少しお休みいただいた後は、バスで「シンコ・ホタス」へアスパラのグリルや、ポークのグリルなどの夕食に出かけました。帰るころにはちょっと嵐でした。
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セゴビアのローマ時代の水道橋
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昼食のシーフードパエリア
4日目
10月13日/晴れ/16~29 ℃
日本では台風19号が通った後、、 マドリッドは快晴です。 朝いちばんで、ソフィア王妃芸術センターでピカソの大作「ゲルニカ」を鑑賞。フランコ将軍時代後、ニューヨークからスペインに戻った当初は、プラド美術館の別館があったサンへロニモ教会(結婚式をしていた教会)に置かれました。その後、谷口さんとお別れし、トレドへ向かいます。 昼食時には「Venta de Aires」でお誕生日を迎えられたお客様をささやかですが、お祝いさせていただきました。 午後はトレドの観光は一度ホテルに荷物を置き、すべて歩きの行程。、温度も上がってきて、観光客も多く、たくさん歩いたのでお疲れになられたでしょう、、、。スペインカトリックの総本山のカテドラルや、グレコの大作のあるサントトメ教会をスペイン人ガイドのパブロさんとでした。 夕食はフリーで、それぞれに、、お付き合いいただいた方とは近くのバル「El Trebol」で。
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トレドの全景。昔も今も、これからも変わらない風景です。
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ホテルの屋上テラスから、ライトアップされたカテドラル
5日目
10月14日/雨のち晴れ/19~26 ℃
トレドのホテルを早めに出てマドリッドへ戻ります。月曜日の朝のため、やはり渋滞がありました。 AVE(スペイン高速鉄道)でアト―チャ駅よりコルドバへ向かいます。こちらもビジネスクラスなので、中で軽食が出ました。 コルドバでは、メスキータ、花の小道、ユダヤ人街、などの旧市街を、スペイン人ガイドのイサベルさんと廻りました。 その後、セビリアに移動し、1929年イベロアメリカ万博のメイン会場だったスペイン広場、城壁の中の街、サンタクルス街、カテドラル(月曜日のため入場できず残念、、) ヒラルダの塔などを見ていただき、そのままフラメンコへ。ガイドさんは、ダニエルさんでした。 夕食は「El Arenal」で食事とフラメンコを。 その後やっとホテルにチェックインでした。長い一日お疲れ様でした。夜中は停電、、とのことでしたね。
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AVEに乗るためアト―チャ駅へ。昔の駅舎は植物園になっています。
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セビリアのスペイン広場。「アラビアのロレンス」他、映画のロケにも。
6日目
10月15日/晴れ/16~24 ℃
今日はイギリス領のジブラルタルです。 スペイン継承戦争の時、ハプスブルグ側についたイギリスが権利を放棄する代わりにイギリス領とした岩山で、古くは711年にイスラム教徒がイベリア半島に入るきっかけとなった場所でもあります。 歩いて国境を越え、アフリカ大陸とヨーロッパ大陸を見れる「ヨーロッパポイント」やケーブルカーでアッパーデックへ。今日は大型クルーズ船の来港と重なり、とても混んでいました。そのせいで、だいぶ遅れてしまいながら、再びスペインへ戻り、「Venta Miguel」でシーフードのフリッターの昼食。 その後は、ロンダ山系の街、ロンダへ。 ロンダの街は古くから空気のよいのが理由で、貴族や金持ちの別荘があったところです。 急いでチェックインをした後、ロンダの散策へ。ぎりぎり入場に間に合った闘牛場や、渓谷にかかる新橋、旧市街の散策などでした。夕食はそれぞれに。
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ジブラルタルの主、、おさるさん、けっこう怖かったです。
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ロンダの闘牛場。牛の囲い場などもみれました。
7日目
10月16日/晴れ/11〜26 ℃
ロンダから山を下り、地中海のコスタデルソルへ。 白い街の一つ、ミハスの散策です。短い間でしたが、スペイン人ガイドさんはハビエルさん。 アーモンドのお菓子、ガラピーニャやアルガンオイルのお買い物もされたでしょうか。 グラナダへ移動し、昼食は「Albanta」。ニンニクのスープとイベリコ豚のソテー。 パラドールへ一度チェックインしてから、ガイドの鈴木さん(良い子の時はパブロ君、叱られる時はまさお君、、)と、いよいよアルハンブラ宮殿の観光です。 一年中お花のきれいなヘネラリフェの庭園、カルロスV宮、壁の漆喰や大理石のきれいなナサリエス宮など廻りました。 夕食はホテルのレストランで、長ネギとエビのテリーヌや、イカの墨煮とごはん。
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ミハスの街並み、サンセバスティアン通りです。
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アルハンブラ宮殿の遠景。お誘いいただいたサンニコラス展望台より
8日目
10月17日/晴れ/10~26 ℃
朝はバスがなかなか来なくて、お待たせしてしまいました。 グラナダの空港もチェックインが時間かかりました。 ブエリング2021便でバルセロナに到着。月曜日は空港が占拠されていましたが、今日は落ち着いています。 明日のゼネストのために、日程が変更になりました。 まず、予定通りの「カタルーニャ音楽堂」作者の「音楽=天国=花が咲き乱れる場所」のイメージ通りの美しい内装です。その後、皆様には、サグラダファミリアとグエル公園をめぐっていただき、その間にホテルにチェックインに行かせていただきました。月曜日以降、バルセロナの街中も各所で暴動が起こっていて、とりあえずはバスが使えるうちに、、、 ガイドさんは井上さんと、エステルさん。 夕食は「El Glop」でチョイスメニュー。タコのガリシア風や、ムール貝、しし唐の素揚げ、、など、メインはイカ墨ご飯など、いかがでしか? 夕食後、歩いてホテルへ。今日も午後はたくさん歩きました。
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カタルーニャ音楽堂。ちょうどピアノのリハーサルをしていました。
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タコのガリシア風。ガリシア地方のお祭りの一品です。
9日目
10月18日/晴れ/16〜26 ℃
今日はカタルーニャ州のゼネスト。 独立を求める住民選挙を強行に行った政治家の刑期をめぐる抗議運動です。 午前中は特に大きな行動はなく、車もないため、街中はとても静かでした。 最後の観光場所、ミラ邸もゆっくり見ることができました。今日も井上さんとエステルさんと。 観光後、一度ホテルへ戻り、歩けるうちに旧市街やお買い物に。 旧市街にお付き合いいただいた方とは、カタルーニャ広場からランブラス通り、途中「ボケリア」(市場)やリセウ劇場を通り、カテドラルや昔の王宮の一部を廻りました。 午後からは警察とデモ隊が衝突した、ライエタナ通りの警察本部の前を通り、ホテルへ。 昼食は急きょ、ホテルのレストランで赤カブのポタージュ、すずきのグリルなど。 午後はデモ隊や衝突が激化してきたので、基本ホテル待機、、。 夕食はお部屋で、またホテルのレストランで、、
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ミラ邸の屋上から
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ホテルの前の道も、たくさんのデモ参加者が歩いていました。
10日目
10月19日/晴れのち曇り/17 ℃
朝の6:30から空港へ行く道が閉鎖される、との情報で、皆様にはご協力いただき、ホテルを早くに出ました。結局は何も起こらず、無駄に空港でお待ちいただくことになってしまったのですが、手配会社さんの用意してくれた待合ラウンジで、少しでもご負担が少ないように、、、 エミレーツ航空のカウンターが開くのを待って、チェックイン。終わるころには、やはり大行列でした。 手荷物検査後、お買い物やそのまま出国してラウンジで休まれる、など、過ごしていただき、15:30発のエミレーツ186便でドバイへ。 定刻より早く、ドバイ国際空港のBターミナルへ到着。 行きに使ったAターミナルに比べるとお店や人も多く、大きなターミナルです。ラウンジへご案内後、出発のCターミナルへ。
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バルセロナ、エルプラッツ空港のチェックインエリア
11日目
10月20日/曇り/26 ℃
深夜の乗継で、エミレーツ航空318便で、成田へ。 今回最後の旅程のエアバス380型機ですが、満々席でした。 観光などの搭乗客と、何かのモザンビークの代表団の方々がたくさんいらっしゃいました。 成田へは少し遅れての到着でしたが、荷物は無事に皆様ともにお受け取りいただき、お自宅までのあともう一息の旅路をお帰りいただきました。 帰路は、ホテルを早朝に出発し、バルセロナの空港での待ち時間、長時間フライト二本、、、と長い長い、2日間だったと思います。本当にお疲れさまでございました。 日本は急に涼しくなっていたようです。体調を崩されませんよう。 今後もお元気で旅を楽しまれますよう。 そしてまたいつかお目にかかれますよう、、
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ツアー中の出来事:日本の台風がスペインでもニュースになりました。
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ツアー中の出来事:カタルーニャ中からバルセロナへの大デモ行進

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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