2019年9月8日出発<フィンランド航空利用>バルト三国とポーランド11日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年9月8日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/山長 明子(やまなが あきこ)
- フィンランド航空利用バルト三国とポーランド11日間。日本から最も近いヨーロッパ、ヘルシンキからフェリー、バス、列車で南はポーランドの古都クラクフまで下っていく盛り沢山のツアーです。各都市デラックスホテルに宿泊するので朝食が毎朝豪華。洗練されたヘルシンキ、EトニアといわれるIT先進国、新旧混在する街タリンから川沿いに旧市街が伸びる素朴なリガ、数えきれないほど教会の多いヴィリニス、人情味溢れるポーランドの首都、変化し続けるワルシャワ、そして周辺にも有名な観光地を有する古都クラクフへ。日々秋の爽やかなお天気の中での観光でした。旧市街を歩き、移動中はどこまでも平坦な土地を、森、黄色く色づき始めた木々、牛や羊の放牧、とうもろこし畑、干し草とのどかな風景を見ながらの旅。総勢7名様で50シートの大型バスでの旅。家族旅行のようで食事中の会話も弾み、楽しい思い出を一つでも多く共有できていたら幸いです。
- 1日目
- 9月8日/曇り時々小雨/18 ℃
- 大型台風接近中の日本列島を離れ、満席のフィンランド航空で一路ヘルシンキに向けてテイクオフ。9時間ちょっとの空の旅、予定よりも30分早く到着しました。すっかり秋の気配漂う涼しいフィンランド。日本語が上手な現地アシスタントのアレクシさんと運転手のティモさんとヘルシンキのちょこっと観光。シベリウス公園に立ち寄り、白樺の森をイメージしたパイプオルガンにも見えるモニュメントとシベリウス像をバックに記念撮影。元老院広場でバスを降りると階段の上には緑色のドーム屋根の真っ白い大聖堂。マーケット広場から約2時間のフリータイム。夜7時半新しいターミナルビルから高速船で対岸のエストニアの首都タリンまでフィンランド湾を2時間の船旅。夕景から夜景にかわり夜のタリンに到着。タリンの港からホテルまで10分足らず。長い一日お疲れ様でした。
- 元老院広場とヘルシンキ大聖堂
- タリン行きのターミナルビル
- 2日目
- 9月9日/曇り後晴れ/16〜24 ℃
- ガイドのカトレアさん、ドライバーのヤネクさんにテレ!木造の家がのこるエリアからガドリオルグ公園近くを走り、歌の原へ。今朝は曇り空と同じ灰色のバルト海沿岸の道を走り、旧市街の山の手エリア、トームペアの丘から観光スタート。ノッポのヘルマンとピンク色の国会議事堂、向かいのロシア正教会アレクサンドルネフスキーには入場、大聖堂、2つの展望台とまわり、長い足通りから短い足通りを下って下町へ。聖ニコラス教会から旧市庁舎があるラエコヤ広場,1864年創業老舗カフェkalevと聖霊教会、城壁、塔の広場、今はホテルの三人姉妹、太っちょマルガリータ、聖カタリーナの小路と周り、ラエコヤ広場に面したMaikrahvレストランで終了。スモークサーモン入り野菜ポタージュ、鳥胸肉グリル赤ワインソース、ブルーベリーソースアイス。午後フリータイムの後夕食はホテルで。食後は24階のテラスから見事な夕日、マジックアワーを堪能。
- 今年5年に一度の歌の祭典が催された歌の原
- 長い足通りの目印
- 3日目
- 9月10日/晴れ後曇り/16〜26 ℃
- 通勤ラッシュのタリンの街を抜け、ラトビア国境まで森と畑を見ながら走ります。2回の休憩をはさみ、ラトビアの首都リガに入ると交通量は更に増え、13時過ぎに旧市街に到着。昼食はブラックヘッドギルドの隣slavaレストランにて。キャラウェイ入りチーズのサラダ、タラの香草焼きをほうれん草ピューレ入りの白ワインソースで。デザートはカッテージチーズ入りのホイップクリームイチゴソース。食後はガイドのイルさんと聖ペテロ教会とブラックヘッドギルドを見て一度バスへ。ユーゲントシュティールの建築が並ぶ通りを少し歩きました。オペラハウスから徒歩観光再びスタート。秋色の花々が美しい公園を歩き、自由記念碑、スウェーデン門から旧市街に戻り、聖ヤコブ教会と国会議事堂、三人兄弟、リガ城、大聖堂に入場し、猫の家でフィニッシュ。モダンな図書館の並びのホテル。夕食はギリシア風サラダ、チキン胸肉グリルとポテトグラタン、りんごケーキ。
- ブラックヘッドギルド
- 三人兄弟
- 4日目
- 9月11日/曇り/16〜24 ℃
- 涼しいリガの朝。ホテル目の前はダウガヴァ川と旧市街のパノラマが広がります。リガの街を抜け、ラトビア南部ゼムガレ地方の中心バウスカまで約1時間半。メーメレ川を渡り、バウスカの小さな市役所を過ぎ、ムーサ川を越え、田舎のガタガタ道を走りルンダーレ宮殿に到着。かつての公国の大公がロシアの女帝の寵愛を受けて作った夏の離宮は田舎にはそぐわない華麗さ。現地ガイドのオラフさんと黄金の間や白の間など宮殿内部を見学。昼食は宮殿内のレストランでドライトマトとレタスのサラダ、ローストポーク温野菜とカボチャサラダ添え、ココナッツムース。食後は秋の草花が咲き誇るフランス庭園を日本語ガイドを聞きながらカートで一周。ルンダーレ宮殿からリトアニアの国境までわずか30分。リトアニアに入りシャウレイ郊外十字架の丘へ。数えきれない大小様々な十字架やらロザリオが。首都ヴィリニス手前の森のホテルへ。夕食は敷地内の湖を見ながらブッフェ
- ルンダーレ宮殿白の間
- 庭園から臨むルンダーレ宮殿
- 5日目
- 9月12日/晴れ/11〜23 ℃
- ヴィリニュスの聖ペテロパウロ教会で日本人ガイドの岸田さんと合流。真っ白な漆喰彫刻がヨーロッパ1美しいともいわれる教会内部を見学。バスで3つの十字架の丘へ。東京ドーム77個分の旧市街のパノラマ。食料品から衣料品までなんでもありの市民の台所ハレス市場から徒歩観光スタート。夜明けの門から旧市街に入り、旧市庁舎と広場、王冠を載せたカジミエラス教会、旧ゲットー、文学通りから聖霊教会、レンガのゴシックがかわいい聖アンナ教会と奥の聖ベルナルディ教会、ゲディミナス大公の像、大聖堂と鐘楼に着いた頃12時の鐘の音が。大統領府、ヴィリニュス大学からレストラン7fridaysへ。昼食は冷製ボルシチスープとフライドポテト、挽き肉入りじゃがいも団子ツェッペリナイ、チョコケーキ。食後はバスでトラカイへ。タタール湖畔の駐車場からガルベ湖に浮かぶ島のトラカイ城まで歩き、城内の博物館を見学。カウナスの街中のホテルで今日は終了
- 聖ペテロパウロ教会の内部
- 聖アンナ教会
- 6日目
- 9月13日/晴れ/10〜22 ℃
- ガイドのロベルタさんとホテルを出発、カウナス城から旧市街の観光スタート。ソ連時代に倉庫として使われた聖ジョージ教会、修道院、白い塔の市庁舎と広場に出るとラリーに参加する車がずらり。今日は秋祭り初日。屋台が並び、空軍のオーケストラによる演奏と賑やか。ぺルクーナスの家、大聖堂と回り、フリータイム。お祭りの雰囲気をお楽しみ頂きました。閑静な高級住宅地にある旧日本領事館へ。杉原千畝のビデオの後、執務室や展示を見学。昼食は杉原一家が最後に宿泊したホテルメトロポール隣のVISTA PUODEレストランにて赤かぶとポテトのスープ、サワークリームで食べるリトアニア風水餃子、キャラメルソースのフルーツサラダ。食後は田舎の道を国境へ走りました。平坦な土地。ポーランドに入ると家畜の数が増えました。夜ワルシャワ中央駅前のインターコンチネンタルホテルに到着。夕食はホテルでオニオンスープ、サーモン、レモンタルト。
- 空軍オーケストラによる演奏
- 旧日本領事館の内部
- 7日目
- 9月14日/晴れ/16〜22 ℃
- ガイドの藤田さんとワジェンキ公園から観光スタート。来日経験のあるユーレスピエスキー将軍像から公園の中に入ると有名なショパン像。ショパンの心臓が眠る聖十字架教会に入場、近くにはコペルニクスの像。ショパンが最後に暮らしたアパートも。ワルシャワ蜂起記念碑からキュリー夫人の生家に入場。バルバカンから、焼け野原から戦後再建した旧市街へ。剣を振り上げた人魚の像がある広場、大聖堂、王宮と歩いて少しフリータイム。昼食は王宮近くのLITERATKAで牛挽き肉の水餃子入り真っ赤なボルシチスープ、ポーランド風格カツレツ、りんごケーキ。食後はワルシャワ郊外の高級住宅地にあるヴィラヌフ宮殿へ。敷地内の教会では結婚式。お庭と宮殿を見学し、ワルシャワを離れ田舎のジェラゾヴァヴォラまで1時間強。ショパンの生家に入場。夕食はワルシャワのショパンが通ったHonoratkaでパテ、舌平目のレモンソース、フルーツサラダ。
- ヴィラヌフ宮殿
- 思わず笑ってしまう宮殿庭園の天使の像
- 8日目
- 9月15日/晴れ/16〜21 ℃
- ガイドのマリアさんとホテルから歩いてワルシャワ中央駅へ。全席指定の特急で古都クラクフまで2時間強。ホームでガイドのマルタさんがお出迎え。駅近くのレストランJaremaでトマトスープ、ポーランド風水餃子ピエロギ3種類、ヌガーウエハース。バスで移動し、旧市街南のバベル城から観光スタート。タペストリーが特に印象的な王宮内部を見学。聖ペテロパウロ教会から織物会館、市庁舎がある中央市場広場へ。夕方4時のラッパを聞いてから内装が見事な聖マリア教会に入場。織物会館でフリータイムの後、聖フロリアンの門から城壁の外に出ました。街を守るバルバカン、ハプスブルク時代のスウォバツキ劇場からトラム乗り場へ。旧市街のすぐ外側を走る2番で南側まで4駅乗車し、ヴィスワ川沿いあるシェラトンホテルに到着。夕食はホテルのロビー吹き抜けのレストランでココナッツミルク入り人参ポタージュ、ターキーロール、チョコレートブラウニー。
- ヴァヴェル城敷地内から
- 聖マリア教会の塔。奥の塔の窓からラッパ吹きが登場
- 9日目
- 9月16日/曇り後雨/13〜18 ℃
- ヴァヴェル城を望むヴィスワ川沿いのホテル。朝10時のゆっくり出発。昨日に引き続きガイドのマルタさん、ドライバーのと郊外のヴィエリチカまで30分弱。おひげが可愛い?制服姿の岩塩坑専門ガイドマルティンさんと坑道を真下に下る4段エレベーターで地下第1層へ。更に地下第3層まで岩塩でできた像や礼拝堂、坑夫や馬の模型、再結晶した塩など見ながら3時間に及ぶ岩塩エンターテイメントを歩いて楽しみました。昼食は近くのホテル内レストランでチキンヌードルスープ、お米が入ったポーランドのロールキャベツ、3種類のアイスクリーム。午後はアウシュビッツとビルケナウの2つの強制収容所内部を見学。実際に来てみないと伝わらない負の遺産。日も暮れて雨が降り出す頃クラクフに戻り、夕食は旧市街広場に面したHawelkaでゆで卵やベーコン入ほのかな酸味のジュレックスープ、チキンソテー、チーズケーキ。暗い小雨降る夜道をバスでホテルへ。
- 岩塩坑の礼拝堂
- 塩のシャンデリア
- 10日目
- 9月17日/曇り/9〜11 ℃
- 昨日と比べると驚くほど肌寒い位のクラクフの朝。この10日間だけでも秋が深まり、冬が少しづつ近づくのを感じました。日本語ガイドのモニカさんと朝の通勤ラッシュを横目に、田舎の道を走りクラクフ空港へ。ガラス張りのお洒落なターミナルビルが突然姿を現しました。優しいドライバーのバルザックさんとはここでお別れ。フィンランド航空のカウンターもセキュリティも空いていました。定刻通りにクラクフ空港を出発、ヘルシンキまで今まで旅して来たルートを北上し、1時間50分で懐かしのヘルシンキ空港に定刻に到着。出発までラウンジでくつろいでいただけましたでしょうか。ゲート周辺は大工事中のエリアと完成したエリアと。フィンランド航空で成田空港向けてほぼ満席の飛行機が出発。
- クラクフシェラトンホテルのロビー
- 新しくオープンしたヘルシンキ空港のムーミンカフェ
- 11日目
- 9月18日/曇り/25 ℃
- 最新機材エアバス350。ヘルシンキ空港を定刻より30分遅れての出発でしたが、定刻より5分ほど早く成田空港に到着しました。行きと同じ機材のはずなのに、機内エンターテイメントが激減。行きにはあった邦画もゲームもなくなっていました。かえって良くお休みいただけましたでしょうか?満席だったのにも関わらず、荷物は早く出てきました。まだ蒸し暑いような涼しいような成田空港の朝。とても名残惜しいですが、ターンテーブルで11日間異国の旅の空間を共有した仲間とお別れ。またいつかどこか旅の空の下で、皆様にお目にかかれますように。11日間ご一緒させていただいてありがとうございました。この11日間がかけがえのない思い出となり、バルト三国とポーランドを出発前よりも好きになっていただければ嬉しいです。
- ヘルシンキ空港の新しい空間
- 成田空港
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