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2019年7月16日出発 まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年7月16日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/鈴木 美津子(すずき みつこ)
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この度は「<全日空利用>まだ見ぬ絶景に出会う スペイン探訪10日間」にご参加くださいまして、誠にありがとうございました。 今回は、6名様(ご夫婦3組様)というコンパクトなサイズで旅をご一緒させていただきました。 スペインと言えば、どのガイド本やパンフレットにも「情熱の」という枕言葉が付きますが、今回もお天気に恵まれ情熱の(灼熱の??)のスペインを堪能していただけたかと思います。 タイトルにあります通り、スペイン各地での「まだ見ぬ絶景」を仰ぎ、普段訪れることの少ない街を「探訪」された、このツアーはいかがだったでしょうか。 振り返ってみれば、皆様にお怪我もなく、スペインの日常茶飯事(!)になっているスリ被害に遭うことなく無事に過ごせましたこと、心よりお礼申しげます。 また、どこかの空の下、お会いできますことを楽しみにしております。
1日目
7月16日/晴れ/22〜34 ℃
成田空港のカウンターで4名様、出発ゲートにて伊丹空港からの2名様にお会いできました。これから10日間、どうぞよろしくお願いします。(^-^) 皆様全員ビジネスクラスでしたから、早速ANAのラウンジでお過ごしいただきました。そして11:05発のANA209便にてドイツのデュッセルドルフへ。機材が「Star Wars仕様」でしたから、塔乗時にはあの有名な音楽が鳴り響いていましたよね。勇ましいメロディに、なんだか宇宙に行く気分になりませんでしたか?!(え?わたしだけ?笑) 11時間のフライトの後は、スイスインターナショナルでチューリッヒに向かいました。乗り換え時間があまりなかったのでドキドキ。チューリッヒに着いた後は再び乗り継いでマドリッドへ。伊丹空港からのお客様になりますとフライトが4回。全員様のスーツケースが無事に出てきてホッといたしました。ホテルに着いたのは深夜。皆様大変お疲れさまでした。
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今日の機材は「STAR WARS仕様」ラッキーでしたね!
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スイスインターナショナルのチョコレートは美味♡
2日目
7月17日/晴れ/21〜32 ℃
今朝は午前中の出発で多少お辛かったと思いますが、その眠気を吹き飛ばすかのような名画の数々をご堪能いただきました。まずはプラド美術館へ。ここは世界3大美術館の一つ(他はフランス・ルーブル美術館とロシア・エルミタージュ美術館 ※諸説あり)で、最高レベルの美術館だというのは皆様ご存知の通り。世界3大名画の一つであるベラスケス作の「ラス・メニーナス」や、ゴヤ作の「裸のマハ、着衣のマハ」をご覧いただきました。次に「ソフィア王妃芸術センター」では「ピカソのゲルニカ」を。スペイン内戦時の暴力や混沌に苦しむ人を描いていて「美術史において最も有名な反戦絵画」という評価に納得しましたね。 午後はセゴビアの水道橋へ。アルカサルというのは「キャッスル」という意味で、お城の壁にあった不思議な石は鉄分の含まれた石だとか。「価値のある石を使える=財力がある」というのを誇示するため、というのが興味深かったですね。
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撮影可能エリアのプラド美術館。このアングルさえも美しいです
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アルカサルまで歩かざる、じゃなくて歩きます(笑)テクテク。
3日目
7月18日/晴れ/24〜38 ℃
今日はトレドへ向かいました。かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した土地でもあります。その栄華を誇った街は「スペインの滞在が1日しかないならトレドに行け」という言葉にも表されています。ガイドさんの案内の下、まずはトレド大聖堂へ。ここは一番格の高い大聖堂ですから「入場」を謳っているこのツアーは大正解だと思いました。「聖体顕示台(せいたい けんじだい)」という祭具を始め、聖歌隊席の彫刻、有名絵画の数々、豪華絢爛な祭壇、裏側の透かし彫り(トレスパレンテ)、全てが素晴らしかったですね。次のサント・トメ教会でルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家エル・グレゴの傑作「オルガス伯爵の埋葬」をご覧頂き、早めのホテルチェックイン。暑い時間帯はお部屋でゆっくり、日が傾いた時間からの市内散策。今度はエル・グレコ美術館まで足を伸ばしました。
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トレド名物の「マザパン」を皆様で。あんま〜い!!
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フリータイムでご案内したエルグレコ美術館
4日目
7月19日/晴れ/18〜40 ℃
今日は盛りだくさんの1日で、まずはスペイン新幹線AVE(アベ)の一等車で一路コルドバへ。おしぼり、フリードリンク、お食事と続く車内サービスは、日本より上でしたね。 コルドバでは、世界遺産のメスキータへ。「円柱の森」と言われる約1,200本の柱のうち約400本を抜いて作った大聖堂の中に座ると、歴史の流れが身体に迫ってくる気がしました。 いやー、それにしても暑かったですね。ガイドさんにお願いして急遽由緒あるカフェへ。これも人数の少ないクリスタルハートならでは、というお時間でした。 コルドバからセビージャの途中には、もう諦めていた向日葵が残っていてラッキー! セビージャの街歩きからフラメンコ鑑賞へ。『ずっと起きていられるかな...』というご心配も杞憂でしたね! エル・グレコの絵画から出てきたかのような長身のバイラオール(男性の踊り子)の踊りからスタートして、迫力と哀愁の時間が過ぎてゆきました。
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朝焼けの中トレドを出発。お客様の雰囲気が素敵で、思わずパチリ☆
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やっぱりここでしょ、メスキータ!
5日目
7月20日/晴れ/21〜26 ℃
今日は、もう一つの訪問国「英国領ジブラルタル」がメインの一日。海を見たのもこの日が初めてでした。歩いてスペインからイギリスへ。赤いダブルデッカー(2階建バス)や、英国王室のシンボル、王冠マークが入ったゴミ箱が早速目に入り『ああ、イギリスにやってきたんだな』と感じました。現地のバスに乗り換えて展望台へ。アフリカ大陸との一番狭いところはわずか14キロ。沖合にモロッコが見えましたね!(なかなか見えないこともあるんですよー)風が強いとすぐに運休になる「The Rock」までのケーブルカーにも乗れて、これまたラッキー! お猿さんにドキドキしながら(笑)ジブラルタルの街を見下ろしていただきました。その後はスペインに戻りロンダの街へ。クリスタルハートらしくホテルも街中にあるので、宿入り後にも散策。フリーの夕食も皆様全員で。シェアしたのが大正解でしたね! 沢山のスペイン料理を召し上がっていただけました。
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ワオ! イギリス!
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滑走路を横切ります。ドキドキ。
6日目
7月21日/晴れ/20〜25 ℃
今日は再び地中海方面へ。角砂糖を積み上げたような白い街ミハスを訪れました。現地の有名ガイド、ハビエルさんが案内途中に奢ってくださったチュロス、アツアツで美味しかったですね。少人数で高級なクリスタルハートだからこそ、ハビエルさんも咄嗟に思いついてくださったんだな、と感じました。 綺麗な花が咲き誇る中庭のお店で解散した後は自由時間。ミハスの名産、ガラピニャータ(蜂蜜を絡めたアーモンド)のおじいちゃん、覚えていらっしゃいますか? 夕方にはグラナダに入りましたが、ここでドライバーのホセさんとはお別れ。ホセさんの「ありがとう! まったねー!」という言葉が今でも耳に残っています。パラドールに入った後は、日差しが和らいでから(それでも...汗)「アルハンブラ宮殿」をご覧いただきました。ヨーロッパでは唯一のイスラム教時代のあるスペイン。随所でその魅力を感じてくださったこととおもいます。
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ミハスの揚げたてチュロス。ハフハフ〜
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フェネラリフェ庭園からパラドールを望みました
7日目
7月22日/晴れ/23〜31 ℃
人気のパラドールでのお泊まりはいかがでしたか? レストランでの夕食と朝食、いずれも美味しくてプライベートステイのような素敵な時間でしたね。今日はグラナダ空港から最後の訪問都市バルセロナへ向かいました。 ガイドの小田原さんとお会いした後、さっそくカサミラ、グエル公園へ。2か所とも予約が取りづらくツアーではなかなか入場しないところです。この街は、皆様ご存知、スペインの名建築家アントニオ・ガウディの作品群で世界遺産になっていますが、実は数ある世界遺産の中でも「個人名がついた」世界遺産というのは大変珍しいものなんですね。何回、雑誌で目にしてもテレビで観ても、その場でないと分からないことがたくさん。ダイナミックな曲線を見て息を呑み、ベンチに座って包まれるような角度に感じ入り、可愛いオブジェに微笑み、というのは実際に訪れないと経験できないこと。まさしく「百聞は一見に如かず」を感じた瞬間でしたね。
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ブエリング航空でバルセロナへ
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パエリア全種類頼んでみました! ふう!お腹いっぱい!
8日目
7月23日/晴れ/22〜32 ℃
今日はお待ちかねの「サグラダファミリア」見学日でした。お天気に恵まれ、何度もカメラのシャッターを切りましたね! 完成予定は2026年。ガウディの没後100年にあたる記念の年なので、そこに向けどんどん進んでいます! スペイン人、本気出してきたな!(笑)とおもうのは年に3〜4回訪れる私の実感でもあります。(ただ間に合わない可能性も出てきたそう。それはそれでスペイン人らしくて好きです)午後の自由時間はピカソ美術館へご案内。その後は市場やお買い物をそれぞれお楽しみいただきました。 夜は今回の出発日のみのラッキーイベント。カタルーニャ音楽堂でのコンサートを実際に鑑賞していただくこと! 音楽堂の都合で、今日だけはコンサートもご覧いただけるという超ラッキーな日でした。ガウディのライバルと言われたドメネク・ムンタネーが設計した可憐な空間デザインと鍛えられたダンサー達と音楽の融合は素晴らしかったですね。
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「逆さ」サグラダファミリア!
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可憐なデザインのカタルーニャ音楽堂
9日目
7月24日/晴れ/22〜31 ℃
今日の出発は、お昼の12時でした。この時間ジャストまでお部屋を使っていただけましたから、何かと楽でしたね。ゆっくり朝食を摂られた方、ホテルはメインストリートまで約5分ですからもう一度プチ観光をされた方、デパートへお買い物に向かわれた方、別のガウディの作品を観に行かれた方と、おもいおもいのスペイン最後の半日をお使いになられたようですね。 そして皆様ロビーにお集まり頂いた後は、バルセロナ空港へ。1992年のバルセロナオリンピック開催を機に大改修されたお洒落な空港でした。まずはブリュッセル航空でブリュッセルへ。飛行機の乗り換えは時に大変ではありますが、その国の文化に一瞬でも触れられるのが良い部分でもあります。ラウンジではベルギービールを召し上がる方も。帰路はドバイまでさらに7時間。帰路というよりはドバイへの旅、という印象を持ちました。
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連泊したバルセロナのホテルアバダ。便利な場所でした
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ブリュッセル航空機内から偶然見た私達の荷物。ちゃんと積み込んでね〜
10日目
7月25日/晴れ/24〜30 ℃
ANA232便は定刻通り成田空港に到着いたしました。皆様、ANAのビジネスクラス「ANA BUSINESS STAGGERED」はいかがでしたか? 座席がジグザグに配置されていたかと思いますが、このスタイルは「スタッガート型」(staggered:互い違い・ずれたという意味)と呼ばれていて、限られたスペースで最大の快適性を求めたものです。今では世界的にもこれが主流ですが、2010年、最初に採用したのはANAさんだと言われていて、常に新しいものに挑戦されるANAさんらしいな、と感じたものです。 さてさて、ターンテーブルでの皆様とのお別れ。今回は6名様ということで、いつものツアーよりもお話がたくさんできて、濃い時間が過ごせました。これからもどうかお身体に気をつけられてお過ごしくださいね。ありがとうございました!!
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さよなら、優しいホセさん♡
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さよなら、スペイン♪

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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