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2019年9月11日出発 氷河特急エクセレンスクラス乗車!2つの山岳ホテルに泊まるスイス10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年9月11日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/渡邉 史哉(わたなべ ふみちか)
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「スイスインターナショナルエアラインズ利用2つの山岳ホテルに泊まるスイス10日間」こんにちは!はじめまして!阪急交通社の添乗員、渡邉史哉(ふみちか)と申します。クリスタルハートスイス10日間の旅にご参加下さり、ありがとうございます!スイスは国土の7割が山岳地帯です。今回はバスと鉄道、ケーブルカーやロープウェイを利用して、美しいスイスを一緒に旅していこうと思います。今年の夏、ヨーロッパはとても暑くなりました。その熱波も過ぎ去り、気温も落ち着いた9月、さらに観光シーズンのピークを外しての旅なので、ゆったり快適に見てまわれるかなと思っております。あとはお天気次第!恵まれることをお祈りして、11名様と一緒に出発します!
1日目
9月11日/晴れ/成田31℃・チューリッヒ19℃
出発2日前の9月9日、早朝に千葉に上陸した台風15号の影響で電車が運行を停止、さらに道路も通行止めで、空から帰着した人が空港から出られず、また空港に行きたくても足がないという陸の孤島と化した成田空港。11日、空港に早めに到着してみると、寝袋を持った外国人がちらほらと見受けられましたが、普段とあまり変わらない状態でした。まず確認したのは飛行機発着のモニター電光掲示板!そこには「定刻」の文字が光っていました!(9日のチューリッヒ行きの飛行機は欠航でした)無事にチューリッヒに到着して空港を出た瞬間、皆さま一斉に「涼しい~」「爽やか~」。台風一過で30℃を超え蒸し暑い日本から、一気に秋の気配を感じられるスイスにやってきました。今夜のホテルは中央駅のそばのセントラルプラザ。やっぱり直行便は良いですね。早めの到着で町歩き、お買い物、お部屋でゆっくり、それぞれに合わせて楽しむことができます。
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成田空港搭乗口35 欠航も遅延もなく、ほっとしました
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LX161飛行機の整備中! よろしくお願いいたします
2日目
9月12日/快晴/チューリッヒ 11℃・ルツェルン 14~18℃・ブリエンツ 22℃・ロートホルン山頂 14℃・ラウターブルンネン20℃・クライネシャイデック 8℃
朝、バスはチューリヒ中央駅の前を通っていきました。スイス最大の人口を有する町は、スーツ姿で足早に歩くビジネスマンが多く、ほかの町と比べるとなんだか忙しそうです。約一時間でルツェルンへ。フィーアヴァルトシュテッテという舌を噛みそうな湖の水面がキラキラと光っています。ヨーロッパ最古の木造の橋、カペル橋を渡り、細い路地が続く旧市街のお散歩。中世の時代にタイムトリップしたようでした。そのままゴールデンパスラインでブリエンツまで車窓の旅。深い森と緑の牧草地に放牧された、牛や羊の姿を眺めながら進んでいきます。列車を乗り換えてSLでロートホルン山頂へ!高度を上げるに従い、刻々と変化する景色、コバルトブルー色に輝く湖は静寂に包まれていました。山頂で食べたアルペンマカロニは絶品でしたね!クライネシャイデックに到着時、西日がアイガー、メンヒ、ユングフラウ3山を照らし出し、私たちを温かく迎えてくれました。
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ブリエンツロートホルン鉄道のSL 頑張って下から客車を押し上げます
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ロートホルン山頂駅2244mからの眺め 森の中に横たわるブリエンツ湖
3日目
9月13日/快晴/クライネシャイデック 5~16℃・ユングフラウヨッホ 2~4℃・グローセシャイデック 18℃・スステン峠 12℃・アンデルマット 15℃
クライネシャイデック5~16℃ ユングフラウヨッホ2~4℃ グローセシャイデック18℃ スステン峠12℃ アンデルマット15 レポート文:歴史ある山岳ホテル「ベルビューデザルプ」19世紀後半のイギリスの貴族の邸宅に招かれたような雰囲気を味わえました。登山をスポーツとして捉え、また素晴らしいアルプスに強くあこがれ、楽しみを求めてスイスを訪れるようになったのはイギリス人だったのですね。ヨーロッパ一高い場所にある鉄道駅でインク切れ(笑)の記念スタンプを押し、ヨーロッパ一長い世界遺産のアレッチ氷河を眺め、ユングフラウヨッホの雪原で登頂(?)の記念写真をパチリ!最高のお天気でした!午後は中型のバスで二つの峠越え。クラクションを鳴らしながら、抜群のハンドルさばきで上り下りするドライバーに惚れ惚れしました。お天気が良いのでサイクリングで峠越えをしている人達がとても多かったですね。
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山岳ホテル「ベルビューデザルプ」とアイガー3970m
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ヨーロッパ最長アレッチ氷河 文字通り氷の河ですね
4日目
9月14日/快晴/アンデルマット 12℃・サンゴッタルド峠 9℃・ルガーノ 24℃・ティラーノ 28℃・サンモリッツ 7℃
かつてはアルプスを越えるための宿場町として栄えた、東西南北の交通が交わるアンデルマットを出発し、イタリアの明るい太陽を目指します。昼食前の階段上り下り運動をして(赤ワインでくつろぎ組もいらっしゃいましたが)ルガーノ湖畔で食べたパスタはおいしかったですね!本日気温は28℃まで上がりました。ティラーノで列車を待つ間、イタリアンジェラートを食べて、ベルニナ特急でサンモリッツ方面へ。ブドウ畑や栗林が生い茂る広葉樹林から、松やモミなどの針葉樹林、そして木々の生えない荒涼とした苔むした台地まで、標高差1828mを走っていきます。スイスの急勾配の鉄道は歯車とレールを噛み合わせて上るラックレールが主流ですが、ベルニナ特急はすべての勾配を、いくつものループトンネルによって処理をしています。途中に見られたたくさんの湖、そして雪を頂いたベルニナアルプスと氷河。興奮と感動が詰まった列車でした。
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ベルニナ特急最高地点 標高2253mのOspizio Bernina駅とパノラマ客車
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サンモリッツ周辺のエンガディンの谷 標高によりはっきりと植生、気候が異なるのがわかります
5日目
9月15日/快晴/サンモリッツ 8~19℃・ディアボレッツァ 10℃・ピッツネイル 10℃
標高1822m、スイスのおもな山岳リゾートの中で最も高い位置にあるサンモリッツ。世界のVIP御用達の町に2連泊です。朝、爽やかでひんやりとした空気の中、徒歩でホテルを出発し、ブランド店を横目に駅へ向かいます。今日は日曜日、全てのお店はお休みです。奥様方、申し訳ありません!旦那様方、良かったですね!昨日は車窓から眺めるだけだった、ディアボレッツァ展望台へ。作家の新田次郎が血の通った山々と表現したベルニナアルプス。整然と行儀良く並び、落ち着いた印象を受けます。午後は町の中心からすぐに行けるピッツベルニナ展望台にご案内しました。毎日絶景の連続!そして最高のお天気!これ以上ない幸せですね。ホテルはドルフ地区の中心地なので、食事の選択肢はいろいろあります。それぞれのご希望に合わせてのご夕食となりました。
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ベルニナ山群仲間たち 左からピッツパリュ3901m、ベッラヴィスタ3922m、クラスタグッツァ3869m、ピッツベルニナ4049m
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ピッツネイル展望台3057m シュタインボック(アイベックス)と一緒に谷を見下ろしてみます
6日目
9月16日/晴れ時々曇り/サンモリッツ 10℃・氷河特急車内 24℃・ツェルマット 19℃・ゴルナーグラート 8℃
氷河特急エクセレンスクラス。今年から新たにできた最上級クラスです。添乗員渡邉もこのクラスに乗車するのは初めてで、ドキドキしていました。駅に着くと専属のコンシェルジュが迎えてくれ、乗車口にはレッドカーペットが!皆さま、おみ足お気をつけて!VIP気分で乗り込みます。各座席には日本語にも対応しているタブレット端末が常備され、お食事はフルコースの7皿!各お食事に合うワインがサーブされ、おかわりも自由!さらに最後に氷河特急名物の傾いたワイングラスのプレゼント。至れり尽くせりのサービスでした。約8時間の車窓の旅もあっという間に過ぎてしまいました。きれいな景色と美味しいお食事を堪能したあとは、列車を乗り換え、ゴルナーグラート展望台の山岳ホテルへ。標高3100m、天文台を有するホテルです。お食事の後の星空はきれいで、空に吸い込まれそうでした。
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氷河特急エクセレンスクラス 快適で至れり尽くせりのサービスでした
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到着時のマッターホルンを見ながらの夕食 明日は雲がとれますように
7日目
9月17日/晴れ/ゴルナーグラート 3~7℃・ツェルマット 14~20℃
まだ暗いうちに目が覚め、窓の外に顔を出すと、あたりはしーんとしていて、山々が静かにたたずんでいます。ここは3100mの山岳ホテル。昼間の明るい時間と比べると、その静けさも相まって怖さのようなものも感じます。素早く着替えて外に出てみます。日の出前の30分はとても神秘的です。空がだんだんと青く染まっていき、その後オレンジ色の光が差し込んできます。刻々と表情を変えていく山々。母なる大地、地球を意識する瞬間ですね。朝食後はひと駅下ったローテンボーデン駅から、周囲360℃のアルプスの峰々を眺めながらの贅沢なハイキングです。マッターホルンがより間近に感じられます。途中のリッフェル湖では逆さマッターホルンが完璧な姿を見せてくれ、全員で記念撮影できました。総客室数22室、3000mを越える場所にあると思えないほど、機能的で快適な山岳ホテルに2連泊!お食事もとてもおいしかったです。
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全員で撮った記念写真! マッターホルン4478m
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マッターホルン単独!美男子ですね! 湖が鏡のように映しこんでいます 
8日目
9月18日/曇り時々晴れ/ゴルナーグラート 2℃・シャモニー 15~17℃・エギーユドゥミディ 2~3℃・フリブール 19℃
今朝はやや雲が多く、そのおかげでマッターホルン周辺はきれいな朝焼けが見られました。連泊したツェルマットともお別れ、今日はシャモニーへ向かいます。中世のヨーロッパでは、山は魔物が住む場所として恐れられていましたが、18世紀に初めてモンブランが登頂されてから、スポーツとしての登山アルピニズムが始まりました。その起点となった町がシャモニーです。エギーユドゥミディ展望台の3842mのモンブランテラス。針峰群を従えたアルプスの女王モンブランが、丸いお顔を出してくれました。シーズン中は整理券が出されるほど大人気で込み合う展望台ですが、今日はとても空いており、ゆっくりと見てまわることができました。富士山よりも高いところにあるカフェテリアで食べたランチは、最高に贅沢でしたね。
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朝焼けのマッターホルン 神秘的、太陽の温かみを感じます
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エギーユドゥミディ展望台のモンブランテラス3842m あんなところまで登りましたよー!
9日目
9月19日/晴れ/フリブール 7~8℃・チューリッヒ 12℃
スイスでは4か国語が公用語とされていますが、そのドイツ語圏とフランス語圏の狭間にある町、フリブール。同じ国、同じ町同士の人たちなのに、話す言葉が違うというのは不思議な感じがします。一緒に住んでいく上で、きっと私たち日本人には計り知れない複雑な問題がたくさんあるのでしょう。チューリッヒ空港までのドライブで、車窓から緑の牧草風景を眺めながら、今回の旅を振り返ってみます。何よりもお天気に恵まれましたね!これ以上ない素晴らしいお天気の中、スイスの主だった山々、大自然を全身で感じることができました。最後のチューリッヒ空港では、飛行機が込み合っており、搭乗ぎりぎりまでお席が決まらず、ご迷惑をおかけいたしました。もしかしてファーストクラスにアップグレード?の可能性もありましたが、全員ビジネスクラスで帰国しました!
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雲が出てしまい分かりづらいのですが、中央奥のまるっとしているのがモンブラン4810mです
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ナショナルフラッグキャリア スイスインターナショナル航空 赤字に白十字を尾翼につけて
10日目
9月20日/晴れ/成田 21℃
飛行機は定刻で成田空港に到着しました。今回の旅行は大きなトラブル、事故や病気もなく、皆さまのご協力がありまして、無事に帰国することができました。参加されました11名様おひとりおひとりの方々に感謝いたします。スイスでのたくさんの良い思い出ができましたね!次の機会がありましたら、またのご旅行をお待ちしておりますので、これからも阪急交通社クリスタルハートをよろしくお願いいたします。今回のご旅行、誠にありがとうございました!
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サンモリッツ クリスタルホテル前の花壇 色鮮やか!
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ユングフラウヨッホ3466m登頂!

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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