2019年6月29日出発<ANA利用>中欧3カ国世界遺産巡り10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年6月29日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/松本 ゆかり(まつもと ゆかり)
- クリスタルハートのツアーにご参加ありがとうございます。今年は梅雨寒で肌寒い日本でしたが、ヨーロッパは数十年ぶりの猛暑!真夏の日本でもなかなか経験しない気温の毎日でしたが、お天気には恵まれたツアーでした。中欧4ヵ国を巡る旅はいかがでしたでしょうか?今回、滞在が短かったハンガリーなどは改めてお訪ね頂ければと思います。またいつかどこかでお目にかかる機会を楽しみにしております。
- 1日目
- 6月29日/晴れ/27 ℃
- 羽田空港からANA217便にてミュンヘンへ。降機後、今回ご参加の14名様お顔合わせをして頂きました。ミュンヘンでは約2時間のトランジット。EU入国審査も済ませ、乗り継ぎ便への待ち時間にバイエルン名物のビールなどお楽しみ頂けましたでしょうか?プラハまでのLH1694便はボンバルディア社の小さな飛行機。もちろん、飛行機まではバス移動。背の高い人は背中をかがめないと通路を歩けないくらいでしたね。プラハまではたった40分で、シートベルトサインが消える暇もないほど、あっという間のフライトでした。プラハ空港でアシスタントの寺崎さんのお迎えを受け、バスでホテルへ。ホテルに着いたのは21:30だったのに、まだ外は明るくて、ついお散歩に出かけてしまった方もいらっしゃったのではないでしょうか?
- ミュンヘンからプラハへ
- 2日目
- 6月30日/晴れ/22〜37 ℃
- ガイドのよこいさんと今日はプラハの半日観光です。予想通り!の猛暑の中、ひたすら歩いての観光は大変でした。まずは、手荷物をバスに預けて、ホテルからそのまま旧市街の観光へ。ホテルから旧市街広場までは歩いても5分程度なので、朝からお散歩に出かけられた方もいらっしゃったようですね。日曜日の朝ということもあり、旧市街はまだ人通りも少なかったですが、カレル橋辺りから観光客が増え始めてきました。レギ橋のたもとからミニバスでプラハ城へ。聖イジー教会、黄金の小路、旧王宮と見学し、聖ビート大聖堂へ。今日は日曜日なので、ミサがあって12時からでないと一般入場できません。その後、市民会館内の高級レストランFrancouzskaでランチ。夜は予約必須、ジャケット要のレストランです。ここから午後はフリータイム。市民会館のスメタナホールは本日14:30と16:00にガイドツアーがあったので、ご希望の方は見学できました。夕食は、高台にあるpavilionレストランへ。ウルタヴア川沿いのプラハの街がキレイでした。
- カレル橋からのプラハ城
- 夕食レストラン。眺めは最高でしたが、暑かったです。
- 3日目
- 7月1日/晴れ 夕立/20〜34 ℃
- 今日から大型バスです。ドライバーはジェリーくん。ニュージーランドに留学経験があるとかで、英語が上手な若いドライバーです。初日プラハ空港で出迎えてくれたアシスタントの寺崎さんがお見送りしてくれました。スメタナが「わが祖国」の構想のために旅したチェコのボヘミア地方をドライブしながら、チェスキー・クルムロフへ。途中、バドワイザーの故郷チェスキー・ブディヨヴィツェの町でトイレ休憩。チェスキー・クルムロフではガイドのリアさんと市内観光をしました。中世の真珠と讃えられるヨーロッパ有数の城下町は、どこを切り取っても絵葉書のような美しさでした。昼食後は、国境を越えてオーストリアへ。リンツの町近くでトイレ休憩をした後、ものすごい夕立でしたね。ザルツブルグのホテルは中央駅の近くにあるウィンダムグランド。チェックインの後、旧市街の老舗レストラン「ザンクトペーター・シュティフィツケラー」で夕食。ザンクトペーター教会のすぐ横にあるこのレストランは1200年の歴史があるそうで、全ての部屋の内装が異なり、趣がありました。
- チェスキークルムロフ城
- ザルツブルク、ザンクトペーターシュテフィツケラー
- 4日目
- 7月2日/晴れ/22~36 ℃
- ガイドさんは小山さん。早口ですが、細かいところまで説明してくださいます。まずは、ザルツカマーグートの奥に位置するハルシュタットへ。先史時代にケルト人によって既に岩塩が採掘されていた場所です。ケーブルカーで高台にある岩塩採掘坑を見学しました。入口で見学用の作業着を着て、坑内へ。坑内は年間通して8℃ですが、外が暑いので途中まで寒いとも感じませんでした。スリル満点の滑り台は、思わず童心に帰ってしまいましたね。出口のトロッコが故障して動かないハプニング。仕方なく出口まで300m余分にあるく羽目に。小山さんも初めての出来事だったそうです。ケーブルカーで下山後はハルシュタットの街散策をお楽しみ頂き、バスでザルツブルグへ。遅めの昼食後、旧市街を観光しました。サウンドオブミュージックのロケ地としても知られるミラベル庭園、モーツァルトの生家、大聖堂など。暑さと疲労もピークに達してましたので、移動に少しだけ市バスも利用しました。フリータイムには、岩塩、元祖クーゲルチョコなどのお買い物もできました。今日はフリー夕食です。ホテル近くのスーパー、周辺のビアレストランなど、皆様それぞれに楽しまれましたでしょうか?
- ケーブルカーで岩塩鉱へ
- トロッコ列車故障で、出口まで300メートル位、歩きました。
- 5日目
- 7月3日/20〜32 ℃
- 今日は、ちょっと一息つける一日です。高速道路でメルク修道院へ。ドナウ川の高台に砦が築かれ、辺境伯バーベンベルグ家がマジャール人と攻防を繰り広げた場所です。後にウィーンに拠点が移されてから、ベネディクト派に寄進され修道院として使われるようになりました。歴代の諸侯からの寄進で豪華で大きな修道院へと拡張されていきます。残念ながら、17世紀後半にオスマントルコの攻撃を受け、建物はかなり破壊されてしまい、その後バロック様式で華麗に再建されました。オーストリアにおけるバロック建築の至宝と言われてます。修道院敷地内のレストランで昼食後は、デュルンシュタインまで1時間15分のドナウ川クルーズへ。メルクからクレムスまでの景観は世界遺産です。上流で雨が続いた為、川は濁ってましたが、ヴァッハウ渓谷の景観は青く美しかったですね。お泊りのシュロスデュルンシュタインは、17世紀に貴族の館として建てられた建物で全47室。それぞれの部屋に合わせたインテリアで装飾されていて、雰囲気がありました。小さな町をのんびりと散策し、夕食はホテルのレストランでヴァッハウ渓谷を眺めながらのんびりと召し上がっていただきました。
- ワッハウ渓谷の高台にあるメルク修道院
- シュロスホテルデュルンシュタインでドナウ川を眺めながらの夕食
- 6日目
- 7月4日/晴れ/20〜32 ℃
- 3ヶ国目のハンガリーへ移動です。午前中はひたすら移動日。国境を越えてハンガリーへ入ったところで、トイレ休憩30分。EUはドライバーさんの労働ルールが厳しいのです。ブダペストは「ドナウの真珠」と称される美しい街です。昼食は自由橋近くのレストランでグヤーシュスープ。遊牧騎馬民族だったマジャール人伝統の料理です。日本語上手なアニコさんと市内観光へ。国会議事堂の予約に合わせて、ブダの丘、王宮の丘など歩いて観光しました。途中、おまけで聖イシュトバーン大聖堂も。ちょっと欲張りすぎましたでしょうか?渋滞もあって、ホテル到着が遅くなったので、夕食の出発まで慌ただしくてごめんなさい。ちょっとお洒落して、夕食はブダペスト屈指の老舗レストラン「グンデル」へ。ジプシー音楽の生演奏も楽しめました。夕食後は、そのままドナウ夜景クルーズへ。貸切船でブダペストの夜景も貸切ってしまいました。やっぱり、ブダペストの夜景はヨーロッパで一番です。
- 老舗レストラングンデルの前で。
- 国会議事堂を見学中の皆さま。
- 7日目
- 7月5日/晴れ/20〜32 ℃
- ブダペストからウィーンへの移動の途中、スロバキアへお邪魔しました。首都のブラチスラバは、一時期ハンガリー帝国の首都でもあった町。歴史的背景から、ハンガリー語、ドイツ語でも名前を持ちますが、現在の名前はスラブ語で「スラブ人の栄光」という輝かしき意味。残念ながら、古いものはあまり残ってませんが、小さな可愛らしい首都です。高台に建つブラチスラバ城は「ひっくり返ったテーブル」と呼ばれるように4本の塔が特徴的です。ランチは城のすぐ横のレストランで頂き、小さな旧市街の観光へ。ハンガリー王の戴冠式を行った場所でもあるので、数多くの有名な音楽家もコンサートを行ったようです。わずかなフリータイムには、はちみつ製品や素朴な民芸品などのショッピングもお楽しみ頂けました。そして、いよいよ最後の滞在地オーストリアのウィーンへ移動です。市民公園のすぐ横のインターコンチネンタルにご宿泊。比較的早く到着できましたので、ホテルでの夕食前に市民公園の散策などにお出かけの方もいらっしゃいましたでしょうか?
- ブラチスラバ旧市庁舎広場
- ウィーンでは、インターコンチネンタルに宿泊
- 8日目
- 7月6日/晴れ/22~36 ℃
- ここ2~3日は32度位で、少し猛暑も落ち着いてましたが、今日はまた36度の猛暑日に。まだ涼しい午前中にウィーンの見どころをギュッと凝縮して観光しました。ガイドは春田さん。明るく独特の語り口で、テンポよく案内してくださいました。まずは、シェーンブルン宮殿。残念ながら、正面にマーケットが出ていて全景はパッとしませんでしたが、今回はグランドツアーで公開されてるお部屋のほとんどをご覧いただきました。そして、ベルベデーレ宮殿へ。前庭からはウィーンの旧市街が一望できました。工事のクレーンが少し気になりましたが、ご愛嬌ですね。クリムトの「接吻」を含む名作を観るために、世界中から多くの観光客が押し寄せる美術館は大混雑でした。旧市街のオペラ座前でバスを降りて、ケルントナー大通り、シュテファン寺院、王宮などを歩いて観光した後、昼食は市庁舎内のラートハウスケラーで、名物のシュニッツェルをご賞味頂きました。午後はフリータイム。美術史美術館へ行かれたり、ショッピングをお楽しみになられたり、思い思いに過ごして頂きました。ツアー最後の夜は、ニューイヤーコンサートで有名な楽友協会の黄金の間でモーツァルトコンサートで。
- ベルベデーレ宮殿前の広場からウィーン市街の眺め
- 最後の夜は楽友協会でモーツァルトコンサート
- 9日目
- 7月7日/くもり/20 ℃
- 今までの猛暑はどこにいってしまったのでしょうか?帰国日の本日は、とても涼しい朝です。気温とともに天候も下り坂のようです。アシスタントの稲田さんと共にウィーン空港へ。すっかり忘れていましたが、今日は七夕です。ウィーン空港のANAカウンターは七夕祭り。オーストリア人スタッフが浴衣姿でお出迎えしてくれました。カウンターには笹が飾られ、お願い事用の短冊まで用意されてました。今年一年の健康と幸せを願いながら、ANA206便で帰国です。
- 今日は七夕。ANAのスタッフも浴衣姿でお出迎えしてくれました。
- 皆さまの願い事がかないますように...
- 10日目
- 7月8日/晴れ/22 ℃
- 予定通り、日本へ到着しました。まだ梅雨寒の日本ですが、羽田空港は一面ひまわりで飾られ早くも夏模様。全て生花だったことにお気づきでしたか?一足早く真夏の暑さを体感したツアーでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか?想像を上回る猛暑ではありましたが、ずっと晴天に恵まれたのは何よりでした。すでに次のご旅行のプランを練り始めてらっしゃる頃でしょうか?またいつかどこかでお会いできることを楽しみにしております。10日間、本当にお疲れさまでした。ありがとうございます。
- 羽田空港はひまわりでいっぱい!生花だったのにビックリでした。
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