2019年7月8日出発 幻想のナミブ砂漠と南部アフリカ・ケニア5ヵ国大周遊15日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年7月8日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/荒井 忠司
- 「幻想のナミブ砂漠と南部アフリカ・ケニア5ヵ国大周遊15日間」 今回ご一緒させていただきました添乗員の荒井忠司です。この度のご参加、誠にありがとうございました。日本から遠く離れたアフリカへの15日間という長いご旅行でしたが、皆様体調も崩されず元気にアフリカを満喫いただきました。行ってみるまで想像がつきにくい国々だったと思いますが、意外と安全でどの国の人々もフレンドリーに感じられたのではないでしょうか。今の季節がら暑すぎず寒すぎずのちょうどいい天候で、この点もイメージと違っていたかもしれません。ジンバブエ、ザンビア、南アフリカ、ナミビアそしてケニアと周っていただきましたが、どちらの場所どの場面が一番印象的でしたでしょうか?選びきれないくらいのご旅行でありましたら幸いです。
- 1日目
- 7月8日/曇り/21 ℃
- 日本から遠く離れた南部アフリカに向けて、いよいよ出発です。ここ成田空港でビクトリアフォールズへの拠点空港のひとつ、ザンビアのリビングストンまでチェックインします。搭乗券は香港、ヨハネスブルク、リビングストンまでの3枚、スーツケースもリビングストンまで直接預けます。無事に届きますように、と願いつつ(笑) 最初のフライトは全日空811便で香港までです。4時間ちょっとのフライトですが、やはり日本の飛行機は安定のサービスですね。 無事に香港に到着し国際線乗り継ぎの手荷物検査を受けて出発階に上がると、お店が広がり賑やかな雰囲気です。ここからの南アフリカ航空はビジネスクラスご利用ですので、ご搭乗までビジネスクラスラウンジをご利用いただきました。そして南アフリカ航空287便でヨハネスブルクへ向けて飛びました。
- 成田空港搭乗ゲート
- 南アフリカ航空287便の機内モニター地図
- 2日目
- 7月9日/晴れ/10〜27 ℃
- 深夜便の長いフライトでしたが、おやすみいただけましたでしょうか? 日本との時差7時間遅れの現地時間の朝7時頃に、南アフリカ共和国のヨハネスブルクに到着し次はザンビアのリビングストンへの乗り継ぎです。今回ご利用の南アフリカ航空はヨハネスブルクをハブ空港として、多くのアフリカ主要都市に就航しています。今回は4度ここヨハネスブルク空港に立ち寄ることになります。空港内のお店にはマンデラさんの人形や、ダチョウの卵で作った置物など、アフリカをイメージするお土産でいっぱいです。 南アフリカ航空48便でリビングストンに到着。皆様ご協力いただきスムーズにザンビアに入国できました。スーツケースも無事に届き、引き続き陸路でジンバブエのビクトリアフォールズのホテルへ。 一息ついてホテル敷地の桟橋からのザンベジ川サンセットクルーズでは、ドリンクを飲みながらカバや象など野生動物ときれいなサンセットを楽しみました。
- リビングストンへの飛行機搭乗
- ザンベジ川サンセットクルーズ
- 3日目
- 7月10日/晴れ/8〜28 ℃
- 昨日と違い肌寒く感じられる中でのご朝食でしたが、ちょうど日の出が見られとても印象的でした。 今日の観光はまずヘリコプター。上空からビクトリアフォールズの雄大さを感じでいただきました。ビクトリアフォールズはジンバブエとザンビアにまたがって流れているザンベジ川にありますが、ジンバブエ側の滝から観光をスタート。今年は例年に比べて水量が少なく、ガイドのラッキーさんのお話では9月並みの水量とのこと。それでも世界3大滝のひとつを誇るビクトリアフォールズ‼滝を構成するデビルズカタラクトとメインフォールでは迫力ある姿、ゴーっという流れ落ちる音、適度なシャワーとなって降ってきた水煙で楽しませてくれました。午後にはザンビア側の滝観光と二国間に架かる橋を歩いて渡り、タイミングよくバンジージャンプをするところも見れました。 ディナーはいろいろなお肉のBBQ。とりわけバッファローは美味しかったですね!
- ビクトリアフォールズ(ザンビア側)
- ビクトリアフォールズのヘリコプター
- 4日目
- 7月11日/晴れ
- 今朝はゆっくりの10時ご出発でしたが、7時前には皆様ご朝食に来られていらっしゃいましたね。ジンバブエからザンビアへ再びバスで国境を越えてリビングストン空港へ向かいましたが、途中で見送りしてくれるかのようにシマウマが出てきてくれました! リビングストン空港で無事にチェックインを終え、今度は南アフリカ共和国のケープタウンへ向かいました。まずヨハネスブルクまで飛んでその後は国内線でしたのでスーツケースを一度引き取り、改めて国内線に預け直ししました。この時両替で南アフリカのお金、ランドを手にしました。マンデラさんと、ビッグ5と呼ばれるライオン、象、豹、サイ、バッファローがそれぞれお札に描かれております。 ケープタウンへも順調に飛び、ガイドの福島さんと合流して、ウォーターフロントにあるテーブルベイホテルにチェックイン。ディナーはホテルでお召し上がりいただきました。
- ケープタウン空港
- テーブルベイホテルでのディナー(ムール貝)
- 5日目
- 7月12日/晴れ/9〜19 ℃
- 今朝もゆっくり出発でしたので周辺をお散歩されたり、隣接のショッピングモールのお店を下見したりと、有意義に時間をお過ごしいただいたようですね。 ガイドの福島さんと会い、観光へ。テーブルマウンテンのロープウェイがメンテナンスで運休だった為、ヘリコプターから標高1067メートルのテーブルマウンテンや、マンデラさんが約18年間収監されていたロベン島などをご覧いただきました。ランチの後にはたくさんのアフリカンペンギンが生息するボルダーズビーチへ。そして歴史上有名な喜望峰とケープポイントを訪ねました。ケープポイントへはケーブルカーで上がり、さらにそこから階段を上がって灯台まで頑張りました! ウォーターフロントに戻ってショッピングタイム。ルイボスティーの大人買いが懐かしく思い出されます。ディナーをウォーターフロント内のレストランで召し上がっていただいた後、テーブルマウンテンの中腹から夜景を楽しみました。
- ヘリコプターよりケープタウン上空
- ケープポイントからの喜望峰
- 6日目
- 7月13日/晴れ/10〜30 ℃
- ホテルのすぐ目の前にはテーブルマウンテンがあり、朝焼けに照らされて色が変化していきます。 そんなテーブルマウンテンとケープタウンの街ともお別れとなり、ケープタウン空港へ向かいました。次のナミビアの首都ウィントフックへは直行便で行きますが、小さな飛行機なのでスーツケースの重さ制限20キログラムには手こずりましたね。皆様ご協力いただき、クリアしました。 アフリカ4ヵ国目となるナミビアに到着です。首都の空港ですが簡素な空港で、リビングストンの時と同様に降機後駐機場から外を歩いて直接ターミナルに入りました。ガイドのヘルンガさんと会い、ランチボックスを積んで砂漠に向けて出発です。砂漠への道のりは長く、最初の4分の1以外は未舗装でちょっとガタガタしていて、ガイドさんはアフリカンマッサージと言っていましたね。ロッジ近くでは野生のシマウマとオリックスがお出迎え。ロッジの周りには何も人工物はなく、食後に見た星空がすごくきれいで南十字星も見えました。
- ケープタウンのテーブルベイホテル
- セスリエムのデザートヒルロッジ
- 7日目
- 7月14日/晴れ/15〜30 ℃
- ガイドのヘルンガさんと7時に出発。今朝もシマウマとオリックスがお見送りです。 日の出の時間が国立公園のオープン時間ですが、すでにたくさんの車が公園入口に並んでいました。7時50分くらいにオープンし車を走らせます。日の出のタイミングや砂丘をバックに何度か車を停めて写真タイム。ヘルンガさんの指示のもと皆様参加でパノラマ写真の為に走りましたね。 デューン45という砂丘では、きめ細かい砂なので足をとられて登りにくかったですが、頑張って登って上からの風景を味わっていただきました。 デッドフレイへは片道10分くらいのジープ移動と1.2キロの歩行で到着です。砂丘に囲まれた立ち枯れの木のあるここの風景は、自然環境の厳しさを教えてくれます。 ロッジから改めて近くの砂漠ドライブをしてロッジに戻り、シャンパンで乾杯してサンセットを眺め、サンセットをバックにシルエットの写真を撮ったり、あえて静かな時間を設けて砂漠ならでは静寂と自然の音を楽しみました。
- ナミブ砂漠のデッドフレイ
- ナミブ砂漠のデューン45
- 8日目
- 7月15日/晴れ/12〜24 ℃
- 今日はウィントフックへ向けて移動です。ロッジでは自然を楽しんでもらうため敢えてテレビはなく、たまたま強風でアンテナが飛ばされWiFiが使えなかったので、外部の情報が一切入ってこない環境にいました。今のご時世こういう環境下に置かれることもないですが、そのぶん砂漠、動物、朝日、夕日、星空、ロッジでのご滞在や食事などを純粋に楽しんでいただけていれば幸いです。ロッジのスタッフも親切に接してくれました。夕食時のスタッフのダンス披露にはびっくりでしたけどね。 そんなロッジをあとにまた同じ道を戻ってウィントフックへ。皆様のご希望でショッピングモールのスーパーへ行きました。ほとんどのものが南アフリカからの輸入品でびっくりでしたね。ランチ後には、元々スケジュールにあるキリスト教会を見学したり独立大通りでクラフトセンターを見ました。全身を赤茶けた顔料を塗っているヒンバ族も露天でお土産を売っていましたね。 明日は早いのでヒルトンホテルに早めにチェックインでした。
- デザートヒルロッジのアメニティ
- ウィントフックでのランチレストラン
- 9日目
- 7月16日/晴れ/10〜20 ℃
- 今朝は飛行機の関係で早朝出発です。4時前にはお弁当形式の朝ごはんを持ってホテルをご出発でした。ガイドのヘルンガさんとはお別れで、ターミナル内でチェックイン。搭乗券2枚、スーツケースもナイロビまで直接預けです。手荷物検査に通らないものもありましたので、ウィントフック空港のターミナル内で朝ごはんタイムとりましたが、今回のツアーの中で一番寒かった場所でしたね。 まずはいつものヨハネスブルクまで飛んで、国際線乗り継ぎをすませて次のナイロビ行きのゲートへ。ナイロビ便が給水の為出発が約1時間ほど遅れました。 それでもナイロビには30分遅れくらいで到着。E-visaを見せて無事に入国。アシスタントのキャサリンさんの出迎えを受け、ガイドのオツボさん運転でまず現地旅行会社の事務所に使わない荷物を置き、ナイバシャへ。途中大地溝帯を見渡せる高台を通りました。道中の追い越しは日本では見られないものでしたね。やっとロッジに到着。お疲れ様でした。
- ナイロビへの飛行機の機内食
- ナイバシャのエナシパイロッジ
- 10日目
- 7月17日/晴れ/10〜23 ℃
- 今日は9時に出発して、すぐ近くのナイバシャ湖へ。約1時間のボートサファリではカバと、ペリカンやサンショクウミワシやウなどたくさんの鳥がいました。ナイバシャ湖に浮かぶクレセント島ではウォーキングサファリをしていただきました。肉食動物動物はいない為ガイド案内のもと歩いてまわることができ、インパラ、シマウマ、ヌー、ガゼル、キリン、バッファローなど見ることができました。 ナクル湖への途中エレメンタイータ湖があり、遠くではあるものの湖面がピンクに染まるほどたくさんのフラミンゴがいました。 ナクル湖国立公園内の宿泊ロッジでランチ後、ゲームドライブに出発。走り始めるとすぐにシマウマやヌーやインパラなどたくさんの動物が見られ、自由にあちこちで草を食べたり飛び回ったりしていました。またラッキーにもこのナクル湖国立公園ならではのロスチャイルドキリンやシロサイも見ることができました!
- ナイバシャ湖のペリカン
- レイクナクルロッジなプール
- 11日目
- 7月18日/晴れ/10〜22 ℃
- 今日は早めに出てマサイマラ国立公園を目指します。動物の種類と数において、ケニアで一番を誇る国立公園です。 国立公園手前でまた未舗装路になり、ナミビアの未舗装路を思い出しましたね。国立公園入口ではマサイ族の物売りがかなり積極的でした!(笑) ランチ後そのままゲームドライブスタート。ランチを食べたロッジのエントランスでびっくり、アフリカゾウとご対面。その大きさに圧倒され、そのあとゾウ親子の群れの迫力には思わず息を呑む思いでした。他にも珍しいクロサイや、ライオンやチーターなどの肉食動物、ダチョウ、エランド、トピ、ガゼル、マサイキリン、バッファロー、インパラ、シマウマなどなどたくさんの草食動物、そしてこの時期のメイン(ヌーが川渡りをするシーズンで多くの欧米人が見に来ます)とも言えるおびただしい数のヌーが、大自然の中ありのままの姿を披露してくれました。 宿泊は国立公園内のマラソパロッジに連泊です。
- サファリカーで出発‼
- オスのライオン発見‼
- 12日目
- 7月19日/晴れ/13〜23 ℃
- 今日は遠出してこの時期限定の「ヌーの川渡り」を見に行きました。ホテルでランチボックスを受け取り出発。もちろんサファリドライブしながらポイントへ向かいます。昨日見たチーターの兄弟が狩りをしそうな局面に出くわし、トムソンガゼル、インパラやシマウマなどの草食動物がチーターから距離を保ち、凝視して微動だにしない姿を見たときには、緊迫感が伝わってきました。またハイエナやハゲワシが獲物にありついて、弱肉強食の世界を目の当たりにしました。 そしてとうとうこの瞬間がきました。ヌーの川渡りです。なかなか渡りそうで渡らず、対岸の先発隊であろう数頭の仲間に鼓舞されたかのようにようやく最初の1頭がマラ川に降りて渡り始めると、何百何千ものヌーが後に続き川渡りを始めました!圧巻に尽きる川渡りでした! 木陰でのピクニックランチの後ライオンや豹なども見れて、大満足でロッジに戻りそのままバーで乾杯しました!
- マラ川でのヌーの川渡り
- マサイキリンの群れ
- 13日目
- 7月20日/晴れ/11〜20 ℃
- もともと9時半出発でしたが、ガイドのオツボさんの好意で1時間早めに出て、サファリドライブをしながらマサイマラ国立公園内にあるキーコロック空港へ向かいました。サファリ中はずっとシマウマとヌーの間を通り、オツボさんが言うところのライオンのマクドナルドであるインパラ(おしりの模様がマクドナルドのMのように見えるから)も見納めできました!空港にはカウンターも手荷物検査もなく、マサイ族の露店とトイレくらい。滑走路は土を平坦にしただけのもので、柵もないので滑走路をヌーが横断するというのんびりした空港です。ナイロビに到着後またガイドのキャサリンさんと会い、ランチへ。13種類のお肉のBBQでした!ジラフセンターでは保護されたロスチャイルドキリンに餌やりをして、最後にスーパーでケニア産コーヒーと紅茶をお土産として購入。お土産完了です‼ホテルでのご旅行最後のお食事では、思い出話に花が咲きました。
- ナイロビへの飛行機
- ナイロビのカーニバルレストランでのBBQ
- 14日目
- 7月21日/晴れ/10〜21 ℃
- 日本に向けて帰国の日となりました。早朝ですがお弁当形式のものではなく、ちゃんとしたご朝食をおとりいただき、6時15分 ガイドのキャサリンさんと合流してホテルを出発しました。空港ターミナルに到着して、南アフリカ航空にてチェックイン。往路と同じくスルーチェックインで東京成田までチェックインします。搭乗券3枚もらいスーツケースを成田まで預けて出国しました。免税店では昨日スーパー買った同じ紅茶が高くで売られていましたね。 南アフリカ航空181便でナイロビを後にし、ヨハネスブルクです。いつもの乗り継ぎ手続きを終えて出発フロアへ。もう目をつぶっても歩ける空港です(笑) 香港までのフライトはビジネスクラスですので、長いフライトの前にラウンジでごゆっくりとしていただきました。そして南アフリカ航空286便に乗り13日間いたアフリカ大陸から離れることとなりました。
- ナイロビのジラフセンターで餌やり
- 南アフリカ航空286便から見るサンセット
- 15日目
- 7月22日/くもり/23 ℃
- ヨハネスブルクからの約13時間フライト、お疲れ様でした。日本まではあと少しです。初日と同様に手荷物検査を受けて出発階に上がり、成田空港へのゲートを確認。全日空810便は62番ゲートでした。順調に搭乗が始まり、成田空港に向けて出発です。ずっと外国の航空会社でしたので、かゆいところに手が届くサービスの日本の航空会社は、やっぱりほっこりできますね。成田まで約4時間の最後のフライトは、長く感じられましたか?それとも短く感じられましたか? そして無事に成田空港に到着。15日間の南部アフリカ5ヵ国周遊はこれにて完結です。いろんな観光要素を持つ今回のアフリカツアーはお楽しみいただけましたでしょうか?皆様のご理解ご協力に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
- 朝日を受けるテーブルマウンテン
- マサイマラ国立公園のシマウマ
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