2019年12月24日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／森島 敬太（もりしま けいた）

「ゆとりの2連泊x3回！見所たっぷり魅力の観光地を巡る マルタ共和国8日間」に添乗させて頂きました森島敬太です。マルタ共和国は、地中海に浮かぶ島国。イタリアのシチリア島の少し南に位置しています。面積は316㎢で東京23区の半分の大きさです。また、小型犬のマルチーズ発祥の地で、マルチーズの名はマルタに由来します。歴史的には、古代ギリシャ、ローマ帝国、マルタ騎士団、イスラムの支配、英国の文化が街のあちらこちらで見る事ができます。今回はクリスマスから年末にかけての旅。首都ヴァレッタにはクリスマスマーケットも開催されており、夜のイルミネーションも素敵でしたね。天気に恵まれ心地よい気温の中マルタ島満喫の旅となりました。

1日目

12月24日/晴れ/7〜18 ℃

朝9時に成田空港に11名のお客様ご集合。まずは全日空NH231便にてベルギーの首都ブリュッセルへ。約12時間の飛行時間。日本との時差は-8時間です。ブリュッセルにて入国審査を受け、今回は乗り継ぎのロストバゲージを回避するため一旦ブリュッセルにてスーツケースを受け取り再度マルタ航空のカウンターにてチェックイン。そしてセキュリティを通りゲートへ。ブリュッセル空港はクリスマス1色でした。KM421便にて無事にマルタに到着。約2時間半の飛行時間。機内は飲物も食物も全て有料です。スーツケースの手間をかけた甲斐があり、マルタの空港ではロストバゲージなく全ての荷物出てきました。ホテル到着は24時近く。長い一日お疲れ様でした。 ゴールデンチューリップヴィヴァルディ泊。

ブリュッセルにて乗継。

ゴールデンチューリップヴィヴァルディホテルにて。

2日目

12月25日/晴れ/7〜18 ℃

本日はクリスマスです。公共のバスは15時から運行との事でした。ガイドのミキさん案内にて、3つの街が集まっているスリーシティーズへ。まずはセングレアのガーディオーラ見晴らし台にてヴァレッタの街や造船所を見ました。ヴィットリオーザの街を少し散策し、カルカーラにある旧日本海軍慰霊碑にお墓参りへ。第一次世界大戦では日本軍がこの地中海で戦っておりました。そして漁村のマルサシュロックを散策。教会ではクリスマスミサをしていました。ブッシュ　ゴレバチョフ冷戦終結記念碑にも立ち寄りました。昼食は自由食。希望の方は一緒にホテル近くのレストランＰarthenopeにてロブスターやシーフードのパスタ、イカフライ、タコサラダなど食べました。少しstジュリアンの街を散策後休憩。夕食は、レストランSale e Papeにて前菜はエビのニョッキ、メインはスズキまたはポーク、チキンのチョイス美味しかったです。

スリーシティズの見張り塔。

マルサシュロックにて。

3日目

12月26日/晴れ曇り/7〜17 ℃

本日はまずハルサフリエニハイボジューム地下神殿とタルシーン神殿を見学。ハイボジュームは1回に10名様までしか入場出来ません。紀元前3600年。まだ古代シュメール文明も古代エジプト文明も生まれていません。その頃にマルタ島の謎の地下神殿では神官たちが中央の広間に集まり、朝の祈りを捧げていたそうです。昼食はTa Cassiaにて、薄切り牛肉の包み煮込みのブラジリオ。ポパイ村のあるアンカーペイにて写真を撮りマルタ島からチェルケウアの港からコミノ島の脇を通りゴゾ島へ。ケンピンスキーホテルにチェックイン後クラフトマーケット＆スーパーへご案内。夕食はホテルにてエビのサラダ、マグロのグリルなど。ケンピンスキーサンローレンスリゾート＆スパ。

タルシーン神殿にて。

ゴゾ島ケンピンスキーホテル前の景色。

4日目

12月27日/晴れ/7〜16 ℃

本日はゴゾ島観光へご案内。まずは、ヨハネパウロ2世も訪れたタピーヌ教会へ。そしてラバトとも呼ばれるゴゾ島の主都ヴィクトリアの街とチタデルのゴゾ大聖堂、砦などご案内。大聖堂にはイタリア人画家アントニオマニュエルによって描かれたキューポラの騙し絵がありました。砦からの眺めも素晴らしかったですね。昼食は映画『白い帽子の女』のロケ地、Ta Frencにて、タコのシチューを美味しく頂きました。そして昔ながらの製法で作られるゴゾのと塩田、ジャガンディーヤ神殿、カリプソの洞窟、ブルーラグーン展望台などで写真を撮りホテル夕食は自由食。ホテルではこの日はクラッシック　コンサートが開かれておりました。ケンピンスキーサンローレンスリゾートホテル連泊。

ゴゾ島の塩田。

ジュガンディーヤ神殿にて。パワースポットです。

5日目

12月28日/晴れ/7〜16 ℃

本日は、フェリーでマルタ島に戻りヴァレッタ観光へ。まずは聖ヨハネ大聖堂へ。この教会の内部の装飾は素晴らしいです。騎士団は8つの言語に分かれ隊が作られており、その隊毎の礼拝堂はどれも美しかったです。またマルタ国宝カラヴァッチョの「聖ヨハネの斬首」「ヒエロニムス」も間近でご覧頂けました。 昼食はレストランRampilaにてシーフードリゾットを美味しく頂きました。午後は、アッパーバラッカガーデンへ。ここから２日目に訪れましたセングレアの見晴台を見ることもできました。そしてマルタ騎士団長の宮殿。 宮殿内部はヨハネ騎士団、マルタ騎士団、エリザベス女王などの絵画が飾られ、美しいゴブラン織りのタペストリーも展示されておりました。武器庫では500年前に使われていた武器を見学。一度ホテルにチェックインし、ヴァレッタのクリスマスマーケットに行かれた方も。イルミネーションも素敵でした。グランドエクセルシオール泊。

騎士団長の家　武器庫にて。

夜のヴァレッタにて。

6日目

12月29日/晴れ/8〜16 ℃

本日はマルタ島の絶景、青の洞門と呼ばれる南岸へ。何万年もかけて作り上げられた岩壁や洞門と青い海を朝一番に9人乗りのモーターボートで見学。透明感のある青い海、気持ち良かったですね。 そして5600年前のハジャール神殿遺跡見学。3D映像がすごく分かりやすかったです。遺跡の観光後はラバトの聖パウロの地下墓地へを見学。昼食はレストランPoint de vue にて。タイのグリルを美味しく頂きました。そして16世紀にはヴァレッタに先立ち首都が置かれていた中世の面影が残るイムディーナ散策へ。大聖堂や展望台、城壁内の街は見応えがありました。夕方ホテルに戻り再びヴァレッタの街を散策された方も。グランドエクセルシオール連泊。

青の洞門にて。

イムディーナの街のマルタ十字。

7日目

12月30日/晴れ/7〜16 ℃

本日は帰国日です。13時の出発まで自由行動。12時まで部屋は使用できます。ほとんどの方ヴァレッタの考古学博物館へ。入場者5ユーロ。マルタの女神や立身像、眠れる女神などのオリジナルが見られました。そしてマルタ空港より、KM420便にてプリュセルへ。スーツケースはスルーです。全日空NH232便にて成田へ。日付変わり12月31日16時過ぎ成田空港に到着。心配していたスーツケースも無事に届きました。この度は阪急交通社クリスタルハートのマルタ共和国8日間のご旅行ご参加頂き誠にありがとうございました。。皆様とご一緒出来たことを心より感謝申し上げます。 2020年も是非楽しい旅行にお出掛け下さい。またお会い出来る日を楽しみに。

自由食食べましたロブスターのパスタ。

夜のヴァレッタの街にて。クリスマスマーケット。