2019年7月9日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／吉川 伸彦

クリスタルハート・プリトヴィッツエ湖群国立公園と橙色に輝くドブロブニクを巡るクロアチア・スロベニア8日間にご参加頂きましてありがとうございます。ご一緒させて頂きます添乗員の吉川伸彦と申します。 この季節、スロベニア・クロアチアは新緑が美しく、爽やかに過ごして頂けると思います。 穏やかなブレッド湖、緑濃いなかに映える湖が美しいプリトヴィッツエ湖群国立公園、紺碧のアドリア海、ローマ皇帝・ディオクレティアヌスの終の棲家のあるスプリット、そしてアドリア海の真珠と謳われるドブロブニク。不行き届きな点もあるかとは思いますが、思う存分お楽しみ頂ければ嬉しく思います。 それでは旅の始まり！どうぞよろしくお願い致します。

1日目

7月9日/晴れ/23 ℃

いよいよ旅の出発です。 成田空港にご集合頂き、オーストリア航空５２便、ビジネスクラスでのご出発です。フライングシェフが調理する機内食には定評があるオーストリア航空のお食事はいかがでしたでしょうか？ ウィーンには約1時間も早く到着し、乗り継ぎもゆったりでした。 クラーゲンフルートへ向かうオーストリア航空９２９便は小型のプロペラ機で、着陸前に大きく揺れてちょっと怖かったですね。仕事柄、平気な顔をしてましたが、肘掛けを握り締めていたのはナイショです。 クラーゲンフルート空港からはバスでなかなか日本では体験できない、陸路で国境を越え、オーストリアからスロベニアへ。ブレッド湖の湖畔にあります「パーク ホテル」にご宿泊頂きました。

オーストリア航空のフライング・シェフとCAさん

世界で１番高い場所にあるオーストリア航空カフェ

2日目

7月10日/晴れ/10〜26 ℃

いよいよ本日より本格的な観光のスタートです。 まずは歴代のハプスブルク皇帝も愛したブレッド湖です。手漕ぎボートで中島まで行き、約100段の階段を登り、憧れの結婚式場にもなっている「聖マリア教会」に参りました。小さいながら、バロック様式の豪華な主祭壇があり、願いを叶えてくれる「望みの鐘」も鳴らして頂きましたね。 その後、再び手漕ぎボートで、今度はチトー大統領の別荘だったホテルまで行き、中庭から聖マリア教会の写真をお撮り頂きました。 ご昼食は「PROTEUS」レストランにて豚肉の白ワインソースをお召し上がり頂きました。 その後、スロベニアで最も人気のある鍾乳洞、「ポストイナ鍾乳洞」の観光。ひんやりとした温度の中、トロッコに乗り、その後、数万年の歳月が作り出した自然の造形美をご覧頂きました。マスコットの「ホライモリくん」やはり今回も売れませんでした。 その後「パノラマ ホテル」へ。ご夕食はチキンのグリルをお召し上がり頂きました。

チトー大統領の元別荘から望むマリア教会

自然の造形美、ポストイナ鍾乳洞の見所・通称ウェディングケーキ

3日目

7月11日/晴れ/12〜30 ℃

本日、まずはクロアチアの首都「ザグレブ」の観光からスタート。 何度も破壊の憂き目に遭った「聖母被昇天大聖堂」、火災の焼け跡から無傷で発見された聖母子のイコンが奉納された「石の門」、タイルの模様が美しい「聖マルコ教会」、民族解放の英雄・イェラチッチの騎馬像がシンボルの「共和国広場」などご覧いただき、フリータイムもお楽しみ頂きました。 その後、プリトヴィッツエまでの長いバス移動。途中、「SEDRA」レストランにて名物のニジマスのグリルをお召し上がり頂きました。 そして「プリトヴィッツエ湖群国立公園」の観光のスタート。大滝「ヴェリコ・スラプ」は行列ができており、少し時間がかかりましたが、迫力ある姿をご覧頂きました。何年も掛けて石灰の層に磨かれた「クリスタル・クリア」と言われる、吸い込まれそうな程に澄んだ湖、湖と湖を繋ぐ滝。素晴らしいお天気の中の観光でした。観光客が多く、ボートもかなり待たされたのが残念でしたが。 そしてプリトヴィッツエの中で最も豪華な「イェゼロ」ホテル。今夜は世界遺産の中でご宿泊です、。夕食はホテルでバイキングでした。

プリトヴィッツエの美しい滝

最後の湖の滝から川に繋がり、黒海まで流れて行きます

4日目

7月12日/曇りのち晴れ/10〜31 ℃

本日はツアーでなかなか訪れる事のないプリトヴィッツエの上の湖の観光からスタート。 まずは２１１段の階段（お客様・談）の階段を下り、ボートで数分の対岸へ。そこから約１時間半のご散策です。 プリトヴィッツエに宿泊するからこその特権で、前半は人が少ない中を歩く事ができました。上の湖の見所は、何と言っても迫力のある無数の滝です。心配しておりましたお天気も取り越し苦労で、歩き始めこそ雲っておりましたが、途中青空になり、爽やかな中を歩いて頂きました。 その後、有名レストラン「DEGENIJA」にて郷土おもてなし料理の「ペカ」をお召し上がり頂きました。 その後、アドリア海沿いの古都・トロギールへ。トロギールの守護聖人を祀る「聖ロブロ大聖堂」を中心に、「市庁舎」や「ロッジア」と呼ばれる多目的スペースなどご覧いただきました。 ご夕食は「KONOBA VAROS」レストランにてスズキのグリルをお召し上がり頂きました。お泊まりは「グロブ」ホテルにて。

上の湖群はツアーでは滅多に訪れません

頑張って滝の多い道を歩いて頂いたので、たくさんの滝が見れました

5日目

7月13日/曇のち雨/15〜25 ℃

本日、まずはローマ皇帝であったディオクレティアヌスの終の棲家、「ディオクレティアヌス宮殿」からスタートです。 西暦３０５年に、世界で初めて、自らローマ皇帝の地位を引退したディオクレティアヌス皇帝は、ここで晩年の１０年を過ごしました。地下宮殿にご入場頂き、当時のままの地下倉庫やオリーブオイルの採油装置、上下水管などご覧頂きました。 その後、スラブ語の保護に尽くした「グルグール司教の像」の幸運の親指を触って頂き、フリータイムをお楽しみ頂きました。 その後、一路ドブロブニクへ。途中、ネレトヴァ川が形成する一大デルタ地域の見晴台でお写真ストップ。その後ボスニアヘルツェゴビナが持つ、たった９キロの海岸線の途中にあるネウムの街で休憩致しました。 その後、ドブロブニクのピレ門至近のデラックスホテル、「ヒルトンインペリアル」ホテルにチェックイン。ご夕食はホテルにてラムチョップをお召し上がり頂きました。

スプリットの街を港より。大聖堂の鐘楼が目立ちます。

アドリア海に沈む夕日

6日目

7月14日/晴れ/18〜31 ℃

ホテルを出発して、まずはスルジ山のロープウェイ乗り場へ。山頂では、ナポレオンの十字架より快晴のドブロブニクの街を見下ろして頂きました。 下山後は正面門「ピレ門」より旧市街の観光です。「救世主教会」「オノフリオの大噴水」「フランシスコ会修道院」などご覧頂き、その昔は運河だったメインストリートの「プラツァ通り」を歩き、「スポンザ宮殿」「聖ブラホ教会」「旧港」へ。その後「大聖堂」「旧総督邸」「青空市」などご覧頂きました。 青空市ではオススメの手作りオリーブ石鹸のお店で石鹸もお求め頂けました。 ご昼食はドブロブニクで最も美しい「バロック階段」を登ってすぐにあるレストラン「KOPUN」にてエビと野菜の串焼きをお召し上がり頂きました。 その後、フリータイム。アドリア海の真珠と謳われるドブロブニクの街を思い思いに過ごして頂きました。 ご夕食はフリーでしたが、皆様、吉川オススメのレストラン「St.Blaise」に来て頂き、お好みのものをお召し上がり頂きました。

スルジ山よりドブロブニクの旧市街

前後しますがネレトヴァ川のデルタ地帯。

7日目

7月15日/晴れ/19〜31 ℃

お楽しみ頂きましたご旅行も、いよいよ最終日。本日は帰国日です。 出発時、皆様にご利用頂くバスが事故渋滞に巻き込まれてしまい、せっかくお時間通りにご集合頂いたにも関わらず、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。 ドブロブニクの空港よりオーストリア航空７３２便にてウィーンへ。この便も乗客待ちで結局50分程遅れてしまいました。 ウィーン到着後、セキュリティーチェックをお済ませ頂き、オーストリア航空５１便、ビジネスクラスにて成田空港へ。 最後にバタバタとしてしまいましたが、皆様のご協力のお陰で無事に飛行機を乗り継ぐ事ができました。 たくさんの思い出とお土産と共に、飛行機は定刻で飛び立ちました。

行きも帰りもアイス・カフェを頂きました！

今回のお食事はいかがでしたか？

8日目

7月16日/雨/26 ℃

飛行機はほぼ定刻で成田空港に到着致しました。ついにお別れの時が。 改めまして、この度はクリスタルハート・プリトヴィッツエ湖群国立公園と橙色に輝くドブロブニクを巡るクロアチア・スロベニア８日間のツアーにご参加頂きまして、誠にありがとうございました。 ご不便のないように精一杯努めさせて頂いたつもりではありますが、道中行き届かなかった点もあったかと思います。広いお心でご容赦頂ければ幸いです。 お天気に恵まれたスロベニア・クロアチアはいかがでしたでしょうか？皆様の心に残る旅になっておりましたら、こんなに嬉しい事はありません。 最後になりますが、くれぐれもご自愛頂き、またどこかの空の下をご一緒させて頂ければと思います。 現地にてご一緒させて頂きましたのは ブレッド湖ガイド Mrリンドア ザグレブガイド Msマヤ プリトヴィッツエガイド Msビッキー プリトヴィッツエガイド Mrレオ トロギール・スプリットガイド Msイヴァナ ドブロブニクガイド Msフラニー ドライバー Mrレオ でした。

今回のベストショット！楽しく仕事させて頂きました！

次はどこにご一緒しましょうか。。。