2019年7月6日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／奥山 ひとみ

この度は、Crystalheart 5つ星デラックスホテルに2連泊×2回 マルタ共和国8日間に、ご参加頂きありがとうございました。5名様でしたので、こまわりのきくミニバンでの移動。できるだけだけ近く迄移動してもらったりとスムーズに毎日を過ごして頂きました。お食事の時の皆様の会話では、勉強させて頂くことがとても多かったです。歴史、生活など来てみなければわからないと思わせることの多いマルタ共和国でした。皆様にとってはいかがでしたでしょうか？これから日本も本格的夏となりますが、どうぞお体にお気をつけ下さい。そしてまた、ご一緒させて頂ける日を楽しみにしております。

1日目

7月6日/マルタ共和国 晴れ/到着時 22 ℃

今日から、マルタ共和国ツアーの出発です。成田空港をNH231便 10:50発にご搭乗頂きブリュッセル空港へ。フライト時間約11時間40分。予定より20分早く15:30の到着となりました。ブリュッセル空港にて入国し、ロストバゲッジを防ぐ為、ブリュッセル空港でスーツケースをおとり頂きました。その後、改めてエアーマルタのチェックイン。ブリュッセルからはKM421 19:50発にてマルタ共和国へ。フライト時間約2時間45分。マルタ空港到着時には、大きなオレンジ色の三日月と花火がお出迎えをしてくれました。その後セントジュリアン地区のゴールデンチューリップヴィヴァルディホテルへ。長い初日の移動大変お疲れ様でした。

ブリュッセル空港のユニークな...

エアーマルタ

2日目

7月7日/快晴/25～34 ℃

今日は、朝ゆっくりの10:00の出発です。海の見えるレストランにてゆっくり朝食をお取り頂き観光へ。地元の方は天気予報を見ない時期、毎日晴れの日が続く季節に入りました。まずは、青の洞門へ。高台からその景色を写真に納め、ボートにて青の洞門へ。次の観光場所は、近くのハジャールイム神殿。BC2800〜BC2600頃の神殿で、左右対象に配置された石、マルタ島の神殿のなかで一度背の高い石や2tの石がある神殿でした。渦巻きもようの石は子孫繁栄や輪廻転生の意味、点々模様は植物の種子といった意味があるそうです。その後ラバト町のレストランにてお魚がメインの昼食をお取り頂き、すぐ近くの貴族の人達が住んだイムディーナの町の観光へ。イムディーナグラスなども特産品。町には貴族の館や大聖堂などがありました。この地には1693年に地震があり地震前の建物、地震後の建物が混在しているそうです。次にラバトの聖パウロの地下墓地を見学して頂きホテルへ。夕食は'Barracuda'にてエビいりパッケリパスタとメインはお魚、アルゼンチンビーフ、イベリコ豚のチョイスでした。海をご覧頂きながらのディナーでした。

青の洞門

ラバトの聖パウロ教会

3日目

7月8日/快晴/25〜33 ℃・体感38 ℃

今日は、2連泊したゴールデンチューリップヴィヴァルディホテルをチェックアウトし、マルタ島を北に。マルタ島の、地形は南は断崖で、北は比較的なだらかな地形。聖ヨハネ騎士団により築かれた見張りの塔が沿岸部に多くそこに常に3人が常駐、24時間体制だったそうです。また、聖パウロがローマに向かう途中漂着したといわれる島もありました。ロビン.ウィリアムス主演のポパイの実写版の撮影のためにつくられたマルタ唯一の木造の町を写真ストップ。その後はマルタ島の北のイムジャール港にてチャーターボートにてコミノ島へ。コミノとは、ハーブのクミンという意味だそうです。人気のブルーラグーンに上陸。ビーチはあまり広くありませんが、大勢の海水浴の方で賑わっていました。ブルーのようなグリーンのようなきれいな色でした。その後、島唯一のホテルなどを船から眺めゴゾ島へ。ゴゾ島では、アンジェリーナジョリー監督主演の'白い帽子の女'の映画の撮影にも使われた'Ta Franc'にてゴゾチーズの入ったサラダとタコのトマトソース煮の昼食をお取り頂きました。その後ゴゾ島の塩田へ行きケンピンスキーホテルへ早めのチェックイン。夕食はホテルにて。

コミノ島ブルーラグーン

ゴゾ島の塩田

4日目

7月9日/快晴/26〜36 ℃

今日は、ゴゾ島の観光です。まずは、ホテル近くにある病気治癒などにご利益のあるタピーヌ教会へ。教会には、マルタ軍の方のミサがあるということで軍の人達が大勢いました。次の観光場所は、マルタ共和国23箇所ある神殿遺跡、そのうちを6箇所が世界遺産に指定され、更にそのなかでも一番古い石の神殿遺跡、ジュガンディーヤ神殿遺跡へ。BC3600年頃の神殿で、神殿をつくった人達のその後というのはいろんな推測があるようです。そして、洞窟自体はもう入ることはできないですがカリプソの洞窟の写真ストップ、コミノ島とマルタ島が見渡せる場所アーラベルべディーラからのフォトストップ。そして昼食。昼食ほペンネパスタとエビのグリルとデザートでした。昼食後は、海賊などから島民を守る為につくれたチッタデル(大城塞)と大聖堂をご覧頂きました。またそのお隣町ビクトリアは、ゴゾ島の中心の町。ゴゾ島ハニーやサボテンジャム、ゴゾレースなどのお土産さんがありました。また、スーパーでは、ガイドさんお薦めのトマトペーストのチューブなど購入頂きホテルへ。夕食はAzul Windowレストランにてラビット料理などお好みの物お召し上がり頂きました。

マルタ共和国の国花

Azul windowレストラン近くからのサンセット

5日目

7月10日/快晴/25〜36 ℃

今日は、ゴゾ島を離れ再びマルタ島へ。ゴゾ島のイムジャール港から45分毎にでているカーフェリーに乗船。約25分でマルタ島チルケウア港に到着。その後、昼食には少し時間が早いので、途中のカルカーラの日本人慰霊碑へご案内。護衛艦'榊'に乗っていた71名の方々の慰霊碑で、この場に埋葬されているのは、病気で亡くなられた12名の方だそうです。お参りをすませたのち、お昼レストランのあるマルサシュロックへ到着しました。特徴的な船首に目のある漁船も停泊していました。また1989年にはこの近くの海上にで冷戦終結の調印が行われた場所でもあるそうです。昼食は、シーフードプレート、ムール貝、タコ、エビがのっていました。午後はバレッタのグランドハーバーを挟んだ南に位置する、スリーシティーズのセングレアとヴィットリオーザの町を歩いて頂きました。グランドハーバーは水深33mと深く大型船も寄港できる所で、今日もイタリアのクルーズ船が寄港していました。ヴィットリオーザの町はバレッタができる前に騎士団が住んでいた町、趣がありました。その後猫の孤児院に立ち寄りホテルへ。夕食はイムディーナの町の'De Mondion'にて。

マルサシュロックのマーケット

イムディーナのレストラン'De Mondion'のリゾット

6日目

7月11日/快晴/25〜33 ℃

今日は、半日バレッタの観光へ出発です。ホテルからアッパーバラッカガーデンまでは、ミニトレインにて。アッパーバラッカガーデンからは、昨日観光したスリーシティーズのセングレアとヴィットリオーザの町を見ることができました。騎士団の時代には、木を植えてはいけなかったそうです。水がもったいないということと、敵が隠れる場所を作らないようにという意味からだそうです。その後、ポルトガル騎士団長ピントのポケットマネーで建てられた、カスティーリャ、レオン、ポルトガルの騎士団の宿泊所であった建物、今は首相官邸として使われています。オペラハウスなど街並みを眺めながら、聖ヨハネ大聖堂入場見学です。目を見張る内装、カラバッジョの'聖ヨハネの斬首''聖ヒエロニモス'の作品、圧倒されますね。その後、今回は小さなグループでしたので、考古学博物館へ。今までみてきた神殿からの発掘品や、歴史が興味深かったです。最後に騎士団長の館と武器庫を見学して頂き、フリータイムとなりました。夜は自由食でしたが、全員でエクセルシオールのプールサイドのレストランにての夕食となりました。

聖ヨハネ大聖堂

グランドホテルエクセルシオールプールサイドレストランでの夕食時

7日目

7月12日/マルタは晴れ

今日はいよいよ最終日です。朝4:40のホテル出発と早い出発となりました。空港について見ると、早朝にも関わらず大勢の人がきていました。KM514 7:15発にてウィーンへ。フライト時間は約2時間15分です。ウィーン空港に到着し、搭乗開始まで、空港でのお買い物やラウンジでゆっくりして頂きました。ウィーンからはNH206 12:35発 にて羽田空港へ。乗り継ぎのお客様を待ち30分ほど遅れての離陸となりました。となりました。

早朝のマルタ空港

ウィーン上空

8日目

7月13日/曇り/到着時22 ℃

羽田空港到着は定刻の06:35。東京の空は梅雨空らしいどんよりした空でした。飛行機をおりると懐かしい湿度、ターンテーブルで最後のお別れとなりました。青い空の続く7日間、自然と歴史のあるマルタ共和国でした。どうぞお体にお気をつけ頂き、また、ご一緒させて頂ける日を、楽しみにしております。8日間ありがとうございました。

羽田空港