2019年6月18日出発<ターキッシュエアラインズ利用>ゆったり旅するトルコ10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年6月18日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/近田 妙子
- この度は阪急交通社クリスタルハートLE202「ターキッシュエアラインズ利用ゆったり旅するトルコ10日間」にご参加いただきありがとうございます。ご一緒させていただきます添乗員近田妙子と申します。どうぞよろしくお願いします。今回のご旅行は11名のお客様とご一緒させていただきました。広大な国のトルコでは長距離移動となりますが、当ツアーでは国内線を2回使用する事により移動時間を短縮、その分ゆったりとした行程となっております。トルコは遺跡などの文化遺産、独特な景色の自然遺産の両方を楽しめる国です。また、親日家としても知られるトルコはあちこちから日本語が聞こえてきます。毎日違った観光地を見ることが出来る国です。皆様にとって思い出深い旅の一つとなりますように。10日間どうぞよろしくお願い致します。
- 1日目
- 6月18日/晴れ/22~26 ℃
- 本日からトルコ10日間のツアーが始まります。21:40発のトルコ航空ですが、チェックインが18:30頃には始まるという事で皆様早目に空港にいらっしゃいました。11時間30分かけてトルコのイスタンブール国際空港へ向かいました。
- 成田空港出発便モニター
- 2日目
- 6月19日/晴れ/22~29 ℃
- 3時過ぎにイスタンブールに到着しました。イスタンブールの空港は4月にオープンしたばかりの世界最大級の国際空港。その大きさは東京ドーム1636個分、成田空港の8倍の面積です。とても大きな空港、入国審査も乗り継ぎ有り無しで分かれており混んでいなくスムーズに入国し乗り継げました。とにかく広いのでかなり歩きましたね。TK2310便にてイズミールへ。出発直前で天候不良になり1時間ほど出発が遅れましたが無事イズミールに到着。本日から最終日までご案内してくださいますカデルさんという女性ガイドと合流して早速バスに乗りベルガマへ。現代における医療センターとも言うべき治療院跡の遺跡アスクレピオン遺跡を見学後ランチを召し上がっていただき、その後333メートルの丘の上にあるアクロポリス遺跡を観光しました。その後同じ道を戻り本日お泊まりはイズミールにあるホテルです。
- アクロポリス遺跡
- アクロポリス遺跡
- 3日目
- 6月20日/くもり/18~32 ℃
- 本日最初の観光地はセルチュクの町にあります聖母マリアの家です。その後は世界の七不思議のひとつに挙げられておりますアルテミス神殿の見学。ここは紀元前550年頃にアケメネス朝ペルシア統治下のエフェソスに完成したアルテミスを奉った神殿ですが今は原型をとどめていなく1本の柱が残るのみでその上にはコウノトリの巣があります。その後はエフェソス遺跡の観光。ここはエジプトの女王クレオパトラ7世も滞在したと土地としても知られており、古代ローマ帝国の東地中海交易の中心にもなっております。巨大な図書館と劇場を備えており、劇場は当時最大のもので5万人が収容されました。観光後はパムッカレへ。パムッカレとはトルコ語で「綿の宮殿」という意味で見る角度によっては宮殿のように見えます。ヒエラポリス遺跡の石灰棚では足湯してる人がいたり、遺跡が沈むアンティークプールでは泳いでる人もいました。
- エフェソス遺跡の図書館
- パムッカレアンティークプールに沈む遺跡
- 4日目
- 6月21日/晴れ/18~26 ℃
- パムッカレを離れ本日は400キロの車窓観光です。最初の休憩場所はデイナルという町です。ここははちみつヨーグルトが名物となっております。再びバスを走らせ本日昼食はエイルディル湖畔です。天気も良かったので景色も綺麗に見れました。昼食後は途中1回トイレ休憩を挟みながらコンヤへ。コンヤではインジェミナーレ神学校の見学。1267年に神学校として造られたものですが現在はイスラム関係の石彫、木彫が展示されている博物館になっています。正面にある正門にはセルチュク美術を代表する幾何学文様がびっしりと彫られています。インジェ・ミナーレとは細長い塔という意味で元々ミナレットは今の3倍も高かったそうですが、1901年に雷が落ちて折れてしまったそうです。その後メヴラーナ博物館を見学してホテルへ。
- エイルディル湖
- メヴラーナの棺
- 5日目
- 6月22日/曇りのち雨のち晴れ/16~28 ℃
- ホテルを出発し本日はシルクロードを走ります。隊商宿キャラバンサライでトイレ休憩を取りその後カッパドキアへ。途中もの凄い豪雨&雹まで降ってきました!天気を心配しつつカイマクル地下都市へ。ここはローマ帝国の迫害を逃れたキリスト教徒達が住んでいました。他の地域にも地下都市はありましたが、一番多い時期には合わせて2万人が住んでいたと言われてます。ここのカイマクルには多い時に8000人常時約4000人の人が住んでいました。地下8層までありますが現在観光出来るのは一部のみとなっております。洞窟レストランでの昼食後、ウチヒサール、鳩の谷、三姉妹の岩を見学。途中から移動中の豪雨が嘘のように晴れました。観光後ホテルへ。カッパドキアでは洞窟ホテルに連泊です。
- カイマクル地下都市
- 三姉妹の岩
- 6日目
- 6月23日/晴れ/13~27 ℃
- 本日はまず最初にギョレメ野外博物館へ。ここは11世紀の岩窟教会です。洞窟教会には光が差し込まないためあまり色あせることもなく当時のフレスコ画がそのまま残っています。暗闇教会はギョレメ野外博物館の中でもっとも保存状態の良いフレスコ画で新約聖書のキリスト誕生から昇天までをテーマに描かれています。りんごの教会もフレスコ画がキレイに残っていました。トカルキリセ「留め金教会」は他の教会が赤色のフレスコ画がほとんどに対してここは青色のフレスコ画で修復したばかりでしたのでとてもキレイでした。午後はおとぎの国に迷い込んだ感じになったキノコ岩が集まるパシャバーで時間を取り、最後にラクダの形そっくりな奇岩、テベレントで写真を撮りホテルへ戻りました。
- パシャバー(しめじ岩)
- テベレント(ラクダ岩)
- 7日目
- 6月24日/晴れ/22~32 ℃
- 国内線で飛んでイスタンブールです。景色の良いレストランでの昼食後トプカプ宮殿へ。ここは15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が住居した宮殿です。今回はハレムも見学しました。多い時には1000人以上の女性が暮らし、その一部がスルタンの側室でした。部屋には金やタイルの装飾だけでなく、窓枠などの細部にいたるまで手を加えた美しいつくりは見ごたえがありました。その後ブルーモスク見学。最後にグランドバザールへ行きました。1461年の完成当初は小さなものだったのが19世紀後半まで増築が繰り返され4000ものお店が集まる巨大バザールへと発展しました。夕食は天ぷら、お寿司、どちらかを選んでいただき久しぶりの和食を堪能してからホテルへ。
- トプカプ宮殿ハレム
- トプカプ宮殿からの眺め
- 8日目
- 6月25日/晴れ/24~31 ℃
- 本日はゆっくりホテルを出発してまず最初にオルタキョイへ。ここはこじんまりとした可愛い観光地で小物を販売する露天が並び、沢山のCafeもあります。その後はエミルギャン公園内にある邸宅風レストランにて昼食。午後はドルマバフチェ宮殿へ。ここは従来あった木造宮殿を取り壊して1856年に13年かけて完成しております。1992年に最後の皇帝メフメトが退去するまでトプカプ宮殿にかわってオスマン帝国の王宮として利用されておりました。ヨーロッパから取り入れたバロック様式と伝統のオスマン様式を調和させた豪華な宮殿で建物内部は男性向けの空間と女性のみの空間に二分割されておりました。ドルマバフチェ宮殿観光のあとはホテルへ。早めにホテル到着したのでホテルでゆっくりされた方、外へ出かけた方とそれぞれでした。夕食は外のレストランでベリダンスディナーショーかホテルでの夕食のチョイスでした。
- ドルマバフチェ宮殿
- ドルマバフチェ宮殿
- 9日目
- 6月26日/晴れ/21~32 ℃
- トルコ旅行最終日!本日朝食は皆様エグゼクティブラウンジでのお食事を選びました。17階でのお食事、品数は少なかったですが景色が良く景色が一番のご馳走になったと思います。ホテル出発後最初にボスポラス海峡ランチクルーズ。大きな船を貸切でのんびりしながらクルーズしました。その後はアヤソフィアへ。ここはキリスト教の大聖堂として建設されましたが約500年という長期間にわたりモスクとして改築を繰り返し使用され現在の特徴的な姿になり1935年から博物館として使われております。その後はイスティクラル通りを通りガラタ塔へ。もともとは灯台として建設され一度破壊されましたが残された瓦礫を利用して再建されております。捕虜の収容所や天文台、火災監視塔などとして使用され2度の火災や嵐などにより一部が破損。現在の姿になったのは1967年以降の事です。最後の晩餐を召し上がっていただきイスタンブール空港へ。
- ホテルエグゼクティブフロアからの眺め
- アヤソフィア内部
- 10日目
- 6月27日/小雨/22~30 ℃
- イスタンブールの新空港は免税店なども沢山あり充実しておりました。出発が予定より遅れ2:30発のTK52便にて10時間45分かけて日本へ。最終日の観光も沢山歩きましたので機内ではゆっくり休めたという方もいらっしゃったと思います。トルコの旅はいかがでしたでしょうか?行く前想像していたトルコ、実際に行ってみてのトルコ同じでしたでしょうか?いろんな発見がありましたでしょうか?皆様が感じ取った印象それら全てがトルコの一部だと思っていただければと思います。今回は10日間本当に有難うございました。
- ガラタ塔から見た旧市街
- 水道橋
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