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2019年6月1日出発【成田発羽田着】<ANAビジネスクラス利用>パラドールとポサーダに泊まる 時を紡ぐ北スペインとポルトガル縦断8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年6月1日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/大藪 和彦(おおやぶ かずひこ)
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お元気でしょうか?先日は弊社クリスタルハート「LE106 パラドールとポサーダに泊まる 時を紡ぐ北スペインとポルトガル8日間」をご利用下さいまして誠にありがとうございました。旅日誌を作成しましたので早速送らせていただきます。ご笑納下さい!日本の四分の一の大きさのポルトガルに少し足を延ばしての北スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステーラなので、バスでの走行距離は約1200キロということで、小さな町も巡りながら、時期的にも春が訪れる頃、北部や朝晩は寒かったものの、後半になると丁度いい気候で気持ちのいい、旅行をするのに最適な季節ではなかったでしょうか?また、リスボンに来たらジャカランダの紫の花が綺麗でしたね!そして、お客様は4組のご夫婦で8名様と添乗員ということで、いつもテーブルを共にして家族のように旅を続ける事ができました。お食事の時も色々な楽しいお話をうかがえ、勉強になりました。皆様となら、まだまだツアーを続けたいな〜と思いましたよ!沢山の想い出をありがとうございました。
1日目
6月1日/晴れ/15〜24 ℃
いよいよ今日は待ちに待った北スペインとポルトガルのツアー出発の日!成田空港8時50分集合です!が、今回は皆様がビジネスクラスを選んで下さいましたので、早めにいらして下さって、手続き後は個々に出国をしてラウンジでおくつろぎになったことでしょう。出発前から旅が楽しめましたね!ANA便でブリュッセルを経由して、ポルトガルの首都リスボンへと飛んで参ります。乗り継ぎもスムーズで待つことなく能率がよいフライトでリスボンへと飛んで参りましたが、初日はポルトでの宿泊のためバスで休憩を入れながら4時間近く走らねばなりませんでした。結局、ホテル到着は23時頃となってしまいましたが、なんとか本日中にホテルに到着することができましたね!イべリア半島最西端の大西洋に臨む国ポルトガルは、ヨーロッパの中で日本から一番遠い国という事になります。明日から色々ご案内させて下さい。今日は長い空の旅、本当にお疲れ様でした。
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今回はANA全日空の空の旅
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世界遺産の町、ポルトが待っていますよ!
2日目
6月2日/曇り時々晴れ/15〜24 ℃
ポルトの町の発祥は青銅器時代の後期、紀元前8世紀頃。当初から地中海と結ぶ重要な港町であり、ローマ軍が進駐すると首都ブルガとローマを結ぶ拠点になりました。その時代この町は"カレ"と呼ばれ、"カレ"の港"ポルトゥカレ"がこの国の名前、"ポルトガル"になったということです。日本の長崎市と姉妹都市関係を結んでおります!まずはドンルイス1世橋の上に上がってポルトの旧市街を眺めました。そのままアズレージョの美しいサンベント駅、さらにリブレリア・レロ・イ・イルマオン(1869年にレロ兄弟によって創業され、1906年にこの地に移されたという美しい書店)見学。最後に金泥細工が見事なサンフランシスコ教会見学後、お昼をいただき、午後はソンブレロとマントがトレードマークの「サンデマン」観光と試飲、フリータイムにはドゥロ川クルーズもお楽しみいただきました。一度ホテルに戻ってリフレッシュして夕食は選択メニューで!
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アズレージョが美しいサンベント駅観光中!
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午後のフリータイムはドゥロ川クルーズへ!
3日目
6月3日/曇り時々雨/12~20 ℃
今日はポルトガル王家発祥の地ギマランイスへ!小高い丘の上に10世紀のお城「カステロ」がそびえ、アフォンソ・エンリケスが洗礼を受けたというサンミゲル礼拝堂を観光し、ブラガンサ侯爵邸をかすめオリベイラ広場と散策し、休憩がてらパンデローというカステラの試食を!ミーニョ川を渡ってポルトガルから北スペインのガリシア地方へ。港町ヴィーゴでシーフードのお昼をいただいて、サンチャゴ・デ・コンポステーラに入る前にモンテ・ゴゾ(歓喜の丘)に立ち寄って写真撮影!遠くに大聖堂の鐘楼がかすんで見えました!皆様今晩はあの前でスペインでも1、2を争う人気があるパラドール(スペイン国営ホテル)のレイエス・カトリコス!これはかつてレコンキスタ(国土回復運動)を成し遂げたカトリック両王が巡礼者のために建てた歴史ある建物で、王立病院としてまた、宿泊施設として使われていたという由緒ある5ツ星ホテルです!到着してから町もご案内!
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ポルトガル発祥の地、ギマランイスにてカステラ試食!
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夕食前にサンチャゴ・デ・コンポステラ散策へ!
4日目
6月4日/雨のち曇り/8〜18 ℃
今日はのんびりと10時ホテル出発です!金の広場や職人の広場という意味のオブラロイド広場ご案内後、大聖堂博物館の入場観光!ゴヤのタペストリーや調度品、バルコニーからの景色など楽しんだあと、聖ぺラヨ修道院を訪れ、まるでパチンコの景品交換所みたいな窓口で、100歳?の修道女からビスケットを購入!さらに市場を訪れて「ケイショ・テティーリヤ」というガリシア特産のチーズを味見したり購入したり・・・旧市街を歩いてレストラン前にて30分のフリータイム!昼食後は各自パラドールへ戻り、ポルトガルのヴィセウの町へ。ここでのお泊まりも19世紀の病院だったという由緒ある建物。現在はポサーダとして快適な宿泊施設となっております。チェックイン後町歩きもお楽しみいただきました。ケーブルカーに乗せてあげたかったな~。でも夕食も上品で美味しいメニューでしたし、皆様とのおしゃべりも勉強になりましたよ!
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市場でチーズの試食中!
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ヴィセウのポサーダから町歩きへ!
5日目
6月5日/雨、晴れ、曇り/9~19 ℃
今日はコインブラの丘の上、1290年、当時のデニス王が建てたコインブラ大学へ!最初はリスボンにあった大学も1537年最終的にこちらに移されました。まずパソ・ダス・エスコラス(大学内)の観光、そして1724年にドン・ジョアン5世が作った王立図書館(ジョアニア図書館)入場観光へ。そこは美術館のような美しさでしたし、確か「世界不思議発見!」でも紹介されたと思いますが、コウモリをつかって虫を食べさせる!というビックリな管理方法をとっていたのには驚きました!この大学も、富士山と同じ年2013年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。旧市街を歩いて最後に休憩です。コンペイトウは買いましたか??ご昼食は地元で人気の「A TABERNA」にて美味しいお肉をいただき、さらにオビドスでは城壁内旧市街を散策しリスボンではジェロニモス修道院やベレンの塔、発見のモニュメントなど観光しました!夜はファドの夕べへ・・・
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コインブラ大学で全員撮影!
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ジェロニモス修道院観光中!
6日目
6月6日/晴れ/12〜19 ℃
ポルトガル最終日の今日はいよいよ西経9度30分、「ここに陸果て、海始まる・・・」と国民詩人のカモンイスがうたったヨーロッパ最西端《ロカ岬》へ!写真を撮って、記念の最西端到達証明書をプレゼントさせていただきました。次にシントラ王宮へ。海に近く、深い森に囲まれたシントラは古くから貴族たちの避暑地となってきました。夏でも濃い朝霧に町が包まれることも珍しくなく、町のあちこちに清らかな泉がわいています。古代ローマ人はこの地に月の神殿を作り、「シンシア」と呼ばれる月の女神を祀りました!これがシントラの語源になったといわれます。王宮を見学後、リスボンの空港へ・・・チェックイン後ポルトガル土産を購入し、オーストリアのウィーンへと飛んでホテルへ。皆様で最後の夕食を食べて、皆様で深夜徘徊へ?ウィーンの旧市街をずいぶん歩かせてしまいましたが、遅くまでお付き合い下さいまして誠にありがとうございました!
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発見のモニュメントと路面地図観光中!
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シントラ王宮観光中!
7日目
6月7日/晴れ/15~27 ℃
オーストリアはヨーロッパの地図を開くとちょうど真ん中にある国です。北方と地中海の中間、大西洋からも東方からもほぼ等しい隔たりにある国。東に向かって頭を突き出した形で西へは細い尻尾のように先っぽをそっと差し入れています。しかしこれは現代の地図に見るオーストリアであって、100年前はまるっきり違っていました。中央ヨーロッパの大方を占めて国境が広がり、南はバルカン半島からアドリア海まで達していました。西に鎌首を伸ばしたような出っ張りがあって、わずかにそれが今のオーストリアに当たるのです。歴史的にみるともっと複雑で不思議な国。この1世紀をみてもこれほど変転を極めた国はすくないでしょう。100年前のオーストリアはヨーロッパでもっとも由緒深い王家をいだく君主国で壮大なる大国だったのですから・・・今回はその首都ウィーンに1泊でしたが、次回はゆっくりと旅されて下さい。ANA直行便で帰国の途へ!
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皆様での最後のご夕食!
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ウィーンの聖シュテファン寺院、散策中!
8日目
6月8日/雨時々曇り/18〜26 ℃
羽田空港には早朝到着いたしました。スーツケースも無事、問題なく出てきたようですし、これで今回のツアーは終了です。しかし旅は自宅の玄関を出てから自宅の玄関を再び笑顔でくぐるまで続きます。どうか気をつけてご自宅へとお帰り下さい。そしてご家族やお友達に「疲れた~!」なんて言わないで下さいね。「そんなに疲れるんだったら行かなきゃいいのに・・」って言われますから・・。今回はフライトの関係でリスボン2泊が1泊はウィーン泊となったり、また後半少々忙しい行程もありましたが、皆様のご理解とご協力のおかげで大きな事故や怪我、病気や盗難などなくツアーを終了できそうで感謝しております。今回のツアーで懲りずに、どうかまた機会がありましたなら、阪急交通社クリスタルハートをどうかよろしくお願いいたします。また、私、大藪もいつの日か皆様とご一緒できる日を心待ちにしております。数々の想い出も本当にありがとうございました!
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懐かしい王宮キッチン観光中!
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ポルトガル、リスボンのシンボル「発見のモニュメント」

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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