2019年7月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／佐藤 友亮

皆様、この度阪急交通社クリスタルハートの「クロアチア・スロベニア９日間」のツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました！ 改めまして添乗員の佐藤友亮(ともあき)です。皆様と過ごした9日間は、毎日が個性のある観光地ばかりで、とても刺激的な日々でした。暑い日も土砂降りの日もありましたが、私にはとても記憶に残るツアーとなりました！皆様はどちらが特に思い出に残っていますか？ 今回の旅の記憶をレポートに致しましたので、皆様是非ご覧くださいませ。少しでも、現地での風景を思い浮かべていただければ幸いです。 では12名の皆様、ご準備はよろしいでしょうか？クロアチアとスロベニアの思い出巡りのツアーに出発致しましょう！

1日目

7月22日/晴れ/17〜31 ℃

初日は成田空港にご集合いただき、フィンエアーでヘルシンキへ。9時間のフライト後、乗り継ぎをし、リュブリャナ空港へ。窓越しからは深い緑の森や、遠く山々が望めます。スロベニアへ入国です！ さぁ、本日の宿泊地のブレッド湖に向けて出発です。運転手のミラさんはクロアチア人で、このツアーも熟知したベテランドライバーさん、少しコワモテですが心の優しいドライバーさんです。 森林地帯を抜け小さな町に入り、まもなく夕日に輝く水面が。「皆様、ブレッド湖が見えて参りました！」ホテル「パーク」に到着です。 チェックイン後、皆様とスーパーマーケットへ。その帰り日も落ち薄暗くなり始めます。桃色に染まる空は、鮮やかでとても美しい、ブレッド湖岸からはブレッド城のライトアップも始まりました。 明日からはいよいよ観光が始まります！レークビューのお部屋から、湖を眺めつつ本日はゆっくりお休みくださいませ。お疲れ様でした！

いよいよ成田空港出発です！

茜色に染まる夕焼け空の前にはライトアップされたブレッド城が浮かび上がっていた。ブレッド湖畔にて

2日目

7月23日/晴れ/19〜30 ℃（ポストイナは8〜10 ℃）

ブレッド湖で迎えた朝はとても清々しいものでした。朝食は、湖が見える絶好のロケーション。朝から気分が盛り上がります！ 出発は朝8時、ブレッド湖のボート乗り場へ。手漕ぎボートで約15分、島に到着し99段の先にはトリグラフを始めとした山々の絶景が。マリア教会では、皆様願いが叶う鐘を鳴らし、私も今回の旅の安全を祈願しました。次のブレッド城は中世の世界。城壁内では、活版印刷の実演や名産ハチミツのお店が皆様に人気でした。 ご昼食後、ポストイナ鍾乳洞へ。8〜10度に保たれた内部は、300万年をかけて形成された神秘の世界。スリルあるトロッコや徒歩でご観光です。 スロベニアの観光を終え、山中の国境に到着。クロアチアへ入国です！山道をしばらく下ると、アドリア海が！海沿いに広がる美しい街並み、宿泊地オパティヤ に到着です。ご夕食はホテルで夕暮れのアドリア海を眺めながらお取り頂きました。

ブレッド湖の手漕ぎボートの船頭のお兄さん。背後には聖母マリア教会の島がご覧いただけます

ポストイナ鍾乳洞のブリリアント

3日目

7月24日/晴れ/18〜31 ℃

本日はイストラ半島の周遊です。半島の付け根に位置するオパティアから、内陸部の天空の街「モトブン」へ。シャトルバスに乗り、下車後石畳の道を歩くと、城壁があり皆様と一周しました。眼下一帯は葡萄畑が広がる絶景です。名産トリュフのお店も素敵でしたね。 次は海沿いに赤い屋根の街並みが美しい「ロヴィニュ」です。真夏の日差しに照らされた白壁や石畳が眩しく、そして暑い。汗をかきながら、ヴェネチアにも似た路地を登り、聖エウフェミア教会の丘へ。眼下には暑さの中登ったことが報われるような美しい海が！その後レストランでシーフードパスタのご昼食です。 本日最後の観光は、半島南端のプーラです。ローマ時代の円形闘技場がシンボルです。 今回はオパティアにゆったり連泊です。ご夕食は海辺のレストランで。本日は暑い中、皆さまお疲れ様です。しっかり水分を補給してくださいね！それではZivjeli !(ジヴィエリ、乾杯)

魔女の宅急便に出ていそうなロヴィニュの街並み。

円形闘技場はプーラのシンボルです。

4日目

7月25日/晴れ/19〜30 ℃

ホテル出発後、急峻な山岳地帯へ。途中の村でこの国の別の側面が。90年代初頭のユーゴ紛争の銃痕です。 本日は「ラストケ村」の散策から。二つの川の合流地点、建物と建物の間を縫うように小川や滝が流れる光景、おとぎの国のようでした。 昼食は名物マス料理に舌鼓。その後世界遺産「プリトヴィッツェ国立公園」観光です！本日は下の湖へ。入場し崖の上から眼下に広がっていたのは、広大な森。そしてブルーやグリーンに輝く湖沼群です。気象や地形、バクテリアの量など様々な条件によって変化する湖はこの世のものとは思えない美しさ。滝のしぶきや太陽の木漏れ日を浴びながら、公園内の木道や土の道を歩くのはとても気持ちがいい。最後にボートに乗り、風を浴び湖の対岸へ。階段や坂道を登ると、本日のホテル「イェゼロ」です。国立公園内に泊まるこの贅沢、今ツアーではそれが実現しております！ ご夕食はホテルのレストランでビュッフェです。

ラストケの村内を流れる滝。

神秘的なプリトヴィッツェ国立公園内のの湖

5日目

7月26日/小雨のち晴/19〜31 ℃

プリトヴィッツェ2日目の朝は、少し肌寒く昨日の暑さは嘘のよう。森の鳥のさえずりを聞きながら、朝食です。 本日はホテルから直接観光スタートです。ボート乗船後、小雨が。霧のような雨は、爽やかです。今回は上の湖の散策、空の色にも影響される湖の色は、昨日とも違う表情。段々に連なる湖と滝の自然の芸術は息を飲み美しさでした。約2.2kmの散策を終え涼しさもあり爽快感で一杯です。その後のご昼食は仔牛のグリル料理「ペカ」に舌鼓。 午後は3時間ほどバスの移動を経て、ダルマチア海岸沿いの「トロギール」へ。海峡の中にある島に位置する街で、歩いて橋を渡り島へ。城門をくぐり迷路のような街を進み、聖ロヴロ教会に入場し、ご希望のお客様と鐘楼に上りました。海風が吹き吹ける鐘楼からは、海と街並みが一望できました。 本日の夕食と宿泊はスプリットにて。大聖堂前のレストランにてチョイスメニューをお楽しみいただきました。

プリトヴィッツェ国立公園で皆様と

トロギールの街並み

6日目

7月27日/晴れ/21〜33 ℃

本日はスプリットの観光から。ディオクレティアヌス宮殿は、ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝の私邸あったところ。広い城壁の周りを観光し、巨大な地下空間もご案内。昼食は自由食。たまには自分で注文するのも楽しい経験ですね！ 午後はドゥブロヴニクまで長時間のドライブです。時折顔を見せるアドリア海の透き通る青さは何日見ても飽きないですね。そして今回一度国境を超えます。地図をよく見ると、クロアチア南部の細長い部分が一度切れて、ボスニア・ヘルツェゴビナが少しだけ海に面しています。よって、ボスニアに入国し、ネウムで休憩し再度クロアチアへ入国です。 国境から約1時間、高台の道を走っていると、、「ドゥブロヴニクの街並みが見えて参りました！」今回は街並みが望めるホテルに2連泊。チェックイン後、ご夕食のレストランで名物手長エビをご堪能！ 食後、旧市街を散策いたしました。ムードがあって、素敵な雰囲気でした！

スプリット、共和国広場にて。

海辺のレストランで手長海老をご堪能頂きました

7日目

7月28日/雷雨/22〜28 ℃

今日は風の強い朝、朝食はドゥブロヴニクの旧市街が望める贅沢な眺望です。 朝9時にガイドさんと合流し、徒歩での観光のスタートです。ポレチェ門から街に入り、かつて独立国家であった際の税関スポンサ宮殿や薬局があるサンフランシスコ教会、西側の門のピレ門、大聖堂や、旧港を巡っていると徐々に雨が降ったりやんだり。今回は早めに城壁へ。1周1時間以上かかる城壁からは、様々な角度からドゥブロヴニクの街並みをご覧いただきました。 ご昼食の後はフリータイムです。土砂降りの雨が降り、スルジ山のロープウェイは残念ながら運休です。ご希望のお客様とタクシーで向かいました 明日は、いよいよ帰国日です。皆様それぞれ想い想いの自由食の夕食をお取り頂きました。

城壁よりドゥブロヴニクを望む

記録的な豪雨に見舞われる！

8日目

7月29日/晴れ/21〜26 ℃

帰国の朝、雨上がりの涼しい朝となりました。絶景のポイントで最後のお写真ストップ。綺麗に晴れわたった最高の街並みがご覧いただけました。バスの背後のドゥブロヴニクの街に別れを告げ、ドゥブロヴニク空港へ。ここからフィンエアーで3時間、乗り継ぎ地のヘルシンキへ向かいます。 お乗り継ぎはわずかな時間。すぐに成田行きの便に乗り込みます。 離陸し、フィンランドの森林地帯を眼下に臨みながら、日本へ向かいました。

最終日のドゥブロヴニク、最高の景色でしたね！

乗り継ぎのヘルシンキ空港にて

9日目

7月30日/晴れ/32 ℃

旅の思い出を振り返りながら、機内で私はこのレポートを書いています。あっという間の9日間でしたが、刺激的でまた訪れたいと思う、そんな国々でした。 この度は阪急交通社クリスタルハート、クロアチア・スロベニアのツアーにご参加いただき誠にありがとうございます！またどちらかでお会いできることを、心より楽しみにしております！

ドライバーのミラさん

またいつかどこかで！