2020年1月13日出発 <ANAビジネスクラス利用>5つ星デラックスホテルに2連泊×2回マルタ共和国8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2020年1月13日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
- 出発前は雨の予報が多かったにもかかわらず、現地を訪れると毎日お天気に恵まれ、11名の素敵な楽しいメンバーで「マルタ共和国8日間」のツア-は和気あいあいとお過ごしいただきました。マルタ島は地中海の真ん中に浮かぶ、3つの島(マルタ島、ゴゾ島、コミノ島)からなる人口40万人足らずの小さな国で、人々はゆっくりと、人生を謳歌しているようにみえました。時間がのんびりと流れているため、皆様もゆっくりとお過ごしいただけたのではないでしょうか?また、今回はツアーではあまり訪れない地下神殿「ハル・サフリエ二・ハイポジウム」や、ゴゾ島なども訪れました。そして、聖ヨハネ騎士団の歴史的に価値のある建造物は見応えがありました。12世紀に騎士修道会として法王様から正式に承認を受け設立された聖ヨハネ騎士団は修道士であり、異教徒からの防衛の主力となる騎士であり、病院での医療奉仕を行う医者でもあるというたいへん名誉な軍団でした。
- 1日目
- 1月13日/くもり/7 ℃ (マルタ・夜)
- 全日空231便、全員ビジネスクラスで、ベルギー・ブリュッセルで乗り継ぎをし、マルタ島へ...。やはり、おもてなしの文化のある日本の航空会社、全日空便は、サービスも良く心地よく機内でくつろぐことができます。今回はロストバゲージを防ぐため、一旦ブリュッセル空港にて外へ出て、スーツケースを預けなおしました。ご協力ありがとうございました。マルタエアKM-421便に乗り継ぎ、思いのほかスムーズで、少し早く到着し、ホテルに入ったのは23時頃でした。マルタ島の空港に近い、セントジュリアン地区に、本日から2連泊です。セントジュリアン地区の街中は、海岸にも近く、リゾートホテル街で、夜でもカフェやバーは人で賑わっていました。
- 乗り継いだマルタエア
- 透明度の高いマルタの海
- 2日目
- 1月14日/晴れ/15 ℃
- 本日から最終日まで、マルタ島の日本人ガイドさん、みきさんが案内してくれます。ハジャールイム遺跡はイムナイドラ遺跡と並んで建つ、 今から5千年前に作られた巨石神殿です。まずはこの巨石神殿がどのように作られ、発掘されたのかを4Dの映像でご覧いただきました。5千年も前に大きなもので高さ6メートル、重さ60トンもある巨石を削りきれいに並べて建てられている姿は圧巻でした。ここには「マルタのヴィーナス」と現在呼ばれる、当時の地母神が祭られていました。5千年前の美女はお相撲さんのような体型だったようです(笑)午後は聖ヨハネ騎士団が来島して以来、貴族が住んだ城壁が残るかつての首都、イムディーナとその隣町メディナを散策。いったんホテルへ戻り、夕食はゆっくりと海沿いの「SALE E PEPE」レストランでチョイスメニューのご夕食。みなさまほとんどの方がポークをチョイスされました。
- ハジャールイム遺跡
- 夕食レスランにて
- 3日目
- 1月15日/晴れ/15 ℃
- 世界遺産「ハル・サフリエニ・ハイポジウム神殿」観光です。マルタには巨大遺跡がたくさん残っていますが、崩れている遺跡が多い中、この遺跡は地下に掘られ、きれいに残っています。お墓と神殿として使われていたそうですが、まだ謎が多いのだとか・・。今から5千年以上も前の遺跡を残していくため、一回に10人しか入場できず予約も取るのが難しいということで貴重な見学地です。わかりやすい映像と、日本語のオーディオガイドを聞きながら見学。大地の母胎をイメージして造られたのではないかといわれているとおり、小さな丸い部屋がほぼ完全な形で残っていました。「Ta Cassiaレストラン」にてラビオリ、Bragioliと呼ばれる牛肉巻き、アイスクリームの昼食をとり、ポパイの映画のセットが残るポパイ村が見渡せるアンカーベイに立ち寄り写真を撮ったのち、マルタ本島の北にある港チェルケウアからカーフェリーでゴゾ島へ。
- 昼食後 Ta Cassiaレストラン前にて
- ポパイ村を見下ろすアンカーベイ
- 4日目
- 1月16日/晴れ/15 ℃
- 塩田の風景を見に行きました。海がとてもきれいでした。マリア様の声を聞いた女性の病気が治ったとされる奇跡の教会、タピーヌ教会を訪れました。この教会に願い事をしお礼参りに来た方々が納めた品々も飾ってありました。私達も健康を祈願しました。世界で最も古い5600年前の神殿、ジュガンティーヤ神殿を観光後、昼食は映画「白い帽子の女」の撮影が行われた宮殿のような「Ta Franc」にてヤギのチーズのサラダ、タコの煮込み、フルーツでした。城塞シタデラへ...。ゴゾ島は1551年にトルコ軍に占められたことがあり、ヨハネ騎士団は島民をすべて城塞に集めて保護しました。このように、中世の時代、ゴゾ島は他の島に対する防波堤のような役割を負っていました。今でもその堅固な城塞がそのまま残っています。階段を登り、高台からの景色を眺め大聖堂を見学。伝統工芸のレースや、銀製品などのお買い物も楽しみました。
- タピーヌ教会
- Ta Francレスランにて
- 5日目
- 1月17日/晴れ/15 ℃
- ゴゾ島からマルタ島へ戻り、2日目に風が強く、行けなかった青の洞門に本日は行くことができました。海に侵食された奇岩の間をボートでくぐり抜けると、光りが海底に反射し青く光る場所が何ケ所かありました。スピードが上がると、ジェットコースターのように揺れ、みんなでキャーキャーいいながら楽しみました。ヴァレッタへ移動し「Ranpila」レストランにてスープ、シーフードリゾット、マルタ名物「Imqarel」と呼ばれるナツメヤシのペーストのパイをお召し上がりいただきました。いよいよ世界で一番美しいと言われる、聖ヨハネ大聖堂と現在は国会としても使われている騎士団長宮殿を入場見学。大聖堂は壁は金箔で覆われ煌びやかで、床はお墓となっていますが色とりどりの天然大理石でできていて素晴らしかったですね。宮殿は修復中でしたが、代わりに通常は入れない、騎士団長の執務室を見学することができました。
- 青の洞門
- 聖ヨハネ大聖堂
- 6日目
- 1月18日/晴れ/15 ℃
- 昨日の夕食は「Haywharf」にてヤギのチーズのコロッケ、サーモングリル、2種類のサラダ、これだけでも量が多いのにさらにフライドポテト、グリルポテトとポテト三昧。さらに甘いものは別腹と...デザートにケーキ、コーヒーまで美味しくいただきました。本日はオプショナルツアーでスリーシティーズへ。ガーディオーラの展望台からヴァレッタの街の景色の写真を撮り、カルカーラの日本軍慰霊碑を参拝。第一次世界大戦時イギリス海軍の護衛で、大変頼りにされ高く評価された日本海軍のことを知ることができました。猫の孤児院では施設の方にお話を伺い、家猫として飼われていた猫が捨てられるというのはどういうことなのかを聞き、命を預かる責任を考えさせられました南の港、マルサシュロックにてシーフードのご昼食をおとりいただき、市場にてお買い物も楽しみました。カラフルな漁船が港に浮かぶ景色はマルタらしいものです。
- ガーディオーラ公園 展望台
- マルサシュロック カラフルな漁船
- 7日目
- 1月19/晴れ/14 ℃
- 昨日の夕食はフリー食だったので、ガイドさんのおすすめのレストランへ。皆様ビーフステーキや、カモのパスタ、カレーやタコのスパゲティなどお好きなものをご注文いただき、最後の夕食を楽しみました。本日は帰国日。オプショナルツアー、ご希望の8名様とハーバークルーズへ。ヴァレッタとスリーシティーズの間の海峡をボートで周遊しました。昨日、一昨日観光した街を、海から眺めます。1565年トルコの大軍包囲攻撃をかけてきたとき、騎士団の本拠は現在のヴィットリオーザにありました。この時、騎士団側はたいへんな苦戦を強いられました。当時の騎士団総長ヴァレッタが籠城戦を勝利に導き、トルコ軍を撃退しました。その後、半島全体を堅固な城塞に仕立て上げ、新たな騎士団の本拠としたのがヴァレッタです。
- 6日目フリー食 夕食レストランにて
- ハーバークルーズの船の上からの海の景色
- 8日目
- 1月20日/晴れ/14 ℃(東京)
- 1月19日、16:05発のマルタ航空便でブリュッセル経由、全日空232便にて20日、16:15に予定どうり成田空港に到着しました。マルタ共和国は世界でも有数の透明度の高い海と、エジプトのピラミッドより古い5000年以上前のすばらしい遺跡があり、さらに誇り高きエリート軍団のマルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団)の本拠地だったところでもあり、素晴らしい宮殿や、大聖堂など充実した観光をお楽しみいただきました。そしておいしい海の幸に、おいしいワイン。まだ物価も比較的安く、魅力いっぱいの国でした。いつも笑顔で明るい皆様との毎回の、全員揃ってのお食事はとても楽しい時間でした。途中体調を崩されてしまった方も何人かいらっしゃいましたが、最後までがんばって観光してくださり、多大なご協力をいただきありがとうございました。みなさまにとってこの8日間が、楽しい思い出に残る旅でありますように。
- ヴァレッタで2連したグランドエクセルシオールホテルロビー
- 6日目ガーディオーラ公園展望台での団体写真
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。