2019年10月22日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊ギリシャ縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年10月22日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/鈴木 美津子(すずき みつこ)
- この度は「紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊 ギリシャ縦断10日間」にご参加くださいまして、誠にありがとうございました。今回は、9名様でギリシャの旅をご一緒させていただきました。 振り返ってみれば、このコースのシーズン後半ということで覚悟していた天候不良、エーゲ海の高波に遭うこともなく、毎日好天の空の下、旅が続けられましたこと、皆様にお怪我もなく無事に過ごせましたこと、心よりお礼申しげます。 また、どこかの空の下、お会いできますことを楽しみにしております。
- 1日目
- 10月22日/晴れ/16〜22 ℃
- 成田空港のカウンターで皆様全員と無事にお会いできました。これから10日間、どうぞよろしくお願いいたします。 皆様全員ビジネスクラスでしたから、早速スターアライアンスメンバーであるANAのラウンジでお過ごしいただきました。そして21:40発のターキッシュエアラインズ53便にて、まずはトルコのイスタンブールへ。 11時間半のフライトの後は、今年の春にオープンしたイスタンブール新国際空港のラウンジでお過ごしいただき、次はターキッシュエアラインズ1881便にて目的地のギリシャ・テッサロニキに向かいました。
- いよいよ搭乗です♪
- イスタンブール空港。チャイのディスプレイでひとときの中東気分
- 2日目
- 10月23日/晴れ/9〜26 ℃
- テッサロニキには、朝の8:30に到着いたしました。いよいよここから観光スタートです。 テッサロニキはギリシャで2番目に大きい街。人口は約32万人。 阪急交通社で販売しております通常のギリシャコースでは、南のアテネからひたすら北上してメテオラを目指し、再びアテネまで戻るというパターンなのですが、ここはクリスタルの自慢の一つ「なるべく一筆書きの行程にして、お客様にご負担をおかけしない」というこだわりのもと、南下しながらメテオラへ向かいました。近づくごとにいくつもの奇岩群が目に入ってきましたね。 加えてその頂上に張り付くように建てられた修道院。『一体いつの時期に、どうやって?』と不思議な感覚になりました。 この奇岩群は俗世との関わりを断ち、祈りと瞑想に生きるギリシア正教の修道士とっては理想の環境と見なされ、9世紀には既にこの奇岩群に穿たれた洞穴や岩の裂け目に修道士が住み着いていたそうです。
- 最初の訪問地、メテオラの奇岩に建つ修道院
- ギリシャの国旗が青空な映えます
- 3日目
- 10月24日/晴れ/8〜21 ℃
- 今日は一路デルフィへ。地元名物、ザクロジュースのお味はいかがでしたか。 デルフィ遺跡での見所は「アポロン神殿」と「地球のへそ」。古代ギリシャではこのデルフィが地球の中心だと考えられていました。紀元前8世紀頃から巫女達が地中から吹き出す硫黄等の有毒ガスにより朦朧となった状態で神託(予言)を行っていたそうです。今で言うところの恐山のイタコさんのような感じでしょうか。デルフィの山景色は2800年前と同じ風景。感慨深い時間が流れました。 博物館では「青銅の御者像」もご覧いただきました。こちらは紀元前478年に奉納された事が分かっています。すっと前を見つめるガラスの瞳、繊細な指先、洋服のドレープは、とても紀元前の作品とは思えない程でしたね。 今日のお宿、アテネ中心部でデモが始まる、ということをドライバーのニコスさんから聞いて、少し緊張しながら街中に向かいましたが、無事に到着できてホッといたしました。
- 幸せそうだな〜。デルフィ遺跡にて
- 規制エリアを爆走する?我らがバス。許可を得ていたとはいえドキドキ!
- 4日目
- 10月25日/晴れ/15〜27 ℃
- 朝、超ベテランアシスタントのユリコさんとお会いして、エーゲ海クルーズ船の出航するピレウス港に向かいました。チェックインを済ませた後はいよいよ乗船。快晴のもとオリンピア号、ゆっくりと出航いたしました。まずはクルーズに義務付けられているボートドリル(避難訓練)を行い(これらも興味深かったですね)、ランチは皆様と待ち合わせをして、アラカルトのお料理を頂きました。 その後は説明会などを受けて、フリータイム。燦々と輝くデッキで深呼吸されたり、盛り沢山の船内イベントに参加されたり、窓付のお部屋でゆっくりなさったり、と思い思いのお時間をお過ごし頂きました。夕刻になり最初の下船地ミコノス島に到着、ここは徒歩で下船しシャトルバスで島の中心部へ向かいました。日没後でしたので暗闇の中、レストランや小径の光のもと、幻想的なミコノスタウンを散策して頂きました。
- お天気に恵まれて、エーゲ海クルーズ出航!
- 最初の船内ランチ。ここでもギリシャの旗が歓迎してくれました
- 5日目
- 10月26日/晴れ/13〜27 ℃
- 早朝、目が冷めるとアザーンの声が。イスラム教では1日に5回お祈りがあり『ああ、トルコに着いたなあー』と実感。クシャダス港に着岸し徒歩で入国。スムーズな入出国できるのは特別な法律によってのこと。ちなみに日本も海外からの観光客がスムーズに下船・観光できるように「船舶観光上陸許可制度」という法律が4年前から施行されています。エフェソス遺跡、2千年前の都市散策はいかがでしたか? 午後はパトモス島へ。テンダーボート(クルーズ船と港をつなぐ船)に乗り、オプショナル観光の方は「ヨハネの黙示録」で有名な洞窟に向かって頂きました。5〜6分も歩けば街の端っこに着くような小さな村。お土産屋さんもこじんまりとしていました。風が強くて、少し肌寒かったですね。 夜は皆様ご希望のスペシャルディナー。ボリュームたっぷりのロブスターやお肉をお楽しみ頂きました。ワインを召し上がる方が多くお話も弾んでいらっしゃいました。
- ニケの前で熱心に説明してくれる、赤いスカートが印象的なツゥバさん
- お部屋に戻ると、タオルで作られたアニマル達がお出迎え
- 6日目
- 10月27日/晴れ/18〜27 ℃
- 今日はクレタ島の観光でした。バスで向かった先はクノッソス神殿。考古学ファンの方からは「ここに一番来たかったんですよ!」とお聞きする場所です。いや、それにしても観光客が多かったですね。船から30を超える団体が降りて、向かう先はこの神殿ですからどこも渋滞でした。神殿にあった本物の装飾品と壁画を是非にと思いイラクリオン考古学博物館をプラスさせて頂きましたが、いかがでしたか。日曜日で路面店は閉まっていましたがマーケットエリアは元気でしたね! 再び船に戻り、夕刻にサントリーニ島へ。いよいよこの船ともお別れです。他のツアーはサントリーニ島に宿泊しないで再び船でアテネへ戻っていくパターンが多いのですが、このツアーはこの島に宿泊、さらに連泊ということを謳っていて、それが大きな魅力になっているのは皆様ご存知の通りです。外はすでに暗ったのですが、美しい月が輝いていました。明朝の景色を期待して就寝しました。
- 沖合からテンダーボードで島へ上陸します
- 2泊3日を過ごしたオリンピア号、さようなら
- 7日目
- 10月28日/晴れ/18〜27 ℃
- 目が覚めて外に出たら青い海と素敵なプール、白く輝くホテルの建物が目に飛び込んできました。朝食レストランは加えてピンクのブーゲンビリア。 ガイドのアンドレアさんとお会いして、まずはフィラ地区へ。エーゲ海を見下ろすフィロステファニ修道院の青いドーム、右手に海を見ながらテクテク歩くフィラの街。ギリシャでは「参戦記念日」の祝日ということでお祭りムードでいっぱいでしたね。 ワイナリーの後は、今回のみですがランチはフリーでしたので、地元の方に人気のパン屋さんにご案内。「毎日の食事がボリュームがあったから、逆にこういうのが良いわね」というお声も頂きました。来シーズンの参考にさせて頂きますね。さてサンセットチャレンジは日没時間の関係で、今夕1回のみ! 果たして!有名なレストラン「カストロ」から美しい夕日と残照がご覧いただけて、心からうれしかったです。皆様の日頃の行いに他なりません。ありがとうございました!
- ディナーレストランからの夕日
- シーフードが盛り沢山でした。お腹いっぱいデス
- 8日目
- 10月29日/晴れ/18〜25 ℃
- 今日はサントリーニからアテネへ。フライトは少し遅れましたが、飛行機でひとっ飛びというのもクリスタルならでは。ガイドの多田さん(東北ご出身の方でしたね)とお会いして、プラカ地区にあるレストランへ。ギリシャ風サラダ、ミートボール、アイスクリームでさっぱりとした後はいよいよアクロポリスの丘へ。パルテノン神殿の迫力は素晴らしかったですね。こういう瞬間に「百聞は一見に如かず」という言葉を思い出します。オリンピック競技場で野口みずき選手の金メダルゴールのシーンに想いを馳せ、次に向かったところは考古学博物館。スリっぽい?男性にドキドキしながら、ミケーネ遺跡で発掘された「黄金のマスク」、ミロス島で発見された「アフロディテとパンとエロスの像」など美術の教科書に出てくる有名な作品をご覧いただきました。最後はライトアップされた神殿を見ながらのディナー。今日はたくさん歩きましたね。お疲れ様でございました。
- 一路、飛行機でアテネに向かいます
- ふむふむ。なるほど。
- 9日目
- 10月30日/晴れ/20〜27 ℃
- 今日は夕方まで自由行動の日でした。 ご希望の方と「リカヴィトスの丘」方面へ。タクシー&ケーブルカーの体験もして頂きました。 頂上では晴れ渡った空にギリシャの国旗が翻り、初日のメテオラで見た国旗を思い出しました。 帰りの便は夜発。このコースでは夕方の出発時間までお部屋が使えるので(1泊分プラスして確保しております)ご入浴でサッパリして頂けたのが良かったです。 さてさて、帰りの乗り継ぎもイスタンブールでの大移動。この空港は世界最大規模で最終完成時の総面積は東京ドームの1636個分!成田空港の8倍になるそう!最終的に滑走路6本、年間2億人の利用に対応でき、ビジネスラウンジには、世界中の料理が味わえるレストランやシミュレーションゴルフ場も加わり、同時に800人が利用できるようになるとか。 それらも楽しみですが、まずは移動のシャトルトレインを作ってほしいなあ、と思いました。(^_^;)
- 「リガヴィトスの丘」から見下ろしたアテネの街
- 新イスタンブール国際空港は広すぎました(汗)
- 10日目
- 10月31日/晴れ/16〜21 ℃
- 今回のご旅行は、このコースの本年最終出発日でした。 どうしても日の出が遅く、日没が早い時期でしたので、皆様には色々ご不自由をおかけしたことかを思います。 ただ、天候には大変恵まれました。10月下旬ですとエーゲ海にも白波の立つ日が増えてくるのですが、そういう日がなくて本当に良かったと思っております。 この冊子をお手になさる頃は年末でしょうか。 どうか良いクリスマスと新年をお迎えくださいませ。来年も皆様にとりまして佳い一年になりますことを心より願っております。
- エフェソス遺跡の前で。皆様ありがとうございました。
- 機内テレビにもようやく「Tokyo 」の文字が!まもなく日本です!
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