2019年7月30日出発 まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年7月30日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/森島 敬太(もりしま けいた)
- 『LE102YC 全日空利用 まだ見ぬ絶景に出会うスペイン探訪10日間』に添乗して来ました 森島敬太です。 スペインは、ヨーロッパ大陸の西南端、イベリア半島に位置します。ナポレオンは『アフリカはスペインより始まる』と言ったそうです。 さまざまな民族文化が交差する国、イスラムという宗教と文化がスペインにやって来たのが8世紀。約800年にわたりスペインはイスラム文化のもとに発展して来ました。そしてレコンキスタがあり、現在はキリスト教徒の国になっております。また、いいものは残そうという主義のスペイン人の考えにより、現在も沢山のイスラム建築 文化が残っていて、他のヨーロッパの国とは違う異質の個性豊かな建築物と食文化がある魅力溢れる国となっております。 今回はご夫婦3組の6名様(内1組新婚旅行)と少人数の旅。毎日暑い日が続きましたがゆったり行程で皆様、旅を楽しむ事が出来たのではないでしょうか。
- 1日目
- 7月30日/晴れ/20〜30 ℃
- 羽田空港国際線ターミナルに6名様ご集合。 全日空ビジネスクラス NH223便にてフランクフルトへ。 ワイドシートでゆったり、2回の機内食や映画を楽しみながらの約12時間の飛行時間。 時差は−7時間です。 ドイツのフランクフルトでは約4時間の待ち時間、空港駅にある モールの ザスクエアのスーパーマーケットなどご案内。 そしてルフトハンザドイツ航空 LH1120便にてマドリッド へ。 約2時間半の飛行時間。軽食のサービスもありました。 夜中に コートヤードマリオットプリンセサホテル到着。ホテルの隣にはスペインの老舗デパートのエルコンテイングレスが有ります。 大変お疲れ様でした。明日からの観光の為に就寝。
- 全日空ビジネスクラスにてフランクフルトへ。
- コートヤードマリオット マドリッド 泊
- 2日目
- 7月31日/晴れ/2〜38 ℃
- 本日は午前中はマドリッド 観光へ。プラド美術館でゴヤの『裸のマハ』やベラスケス、ボッシュ、ムリーリョ、エルグレコなどの絵を鑑賞し国立ソフィア王妃芸術センターではピカソの『ゲルニカ』を鑑賞しました。 昼はシーフードパエリア。 午後はセゴビアへ。 セゴビアは、長く狭い高台の上に壮大に位置しています。 紀元1世紀ごろに造られた水道橋は、スペインの水道橋としては最大の規模。全長728mの長さです。 大聖堂がある旧市街を歩き、美しいおとぎ話に出てきそうなアルカサールに入場。 眼下には田舎の景色が広がっていました。夕食は豚肉料理。 ホテルに戻りエルコンテイングレスへ全員で行きました。 コートヤードマリオットプリンセサ連泊。
- セゴビアの水道橋
- セゴビアのアルカサールより。
- 3日目
- 8月1日/晴れ/20〜35 ℃
- 本日は、『もし1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け』 と言われる古都トレドへ。まずは、サントトメ教会にてエルグレコの最高傑作「オルガス伯爵の埋葬」を鑑賞。上部は、オルガス伯の魂を迎えようとするイエス・キリストと聖母マリアを中心に天上界の光景が描かれています。下部は埋葬を表現した現世が描かれています。オルガス伯を見守る人々はトレド実在の名士たちといわれています。オルガス伯爵はグレコよりずっと前に生きた名士で、グレコと同じ時代は生きていません。亡くなった後でも大切にされるオルガス伯爵の功績の偉大さが伝わってくる絵です。 またスペインゴシック様式最高傑作ともいわれるカテドラルも素晴らしかったです。トレドの絶景を写真に撮り昼は魚料理。午後は皆様街中を歩かれました。夕食はホテル近くのレストランLA PARILLA にて。ソパデアホや骨つき羊肉やOXテールなど、美味しかったですね。
- トレドの全景。
- 自由食で食べた骨つき羊肉。
- 4日目
- 8月2日/晴れ/19〜35 ℃
- 本日は朝トレドを出発しマドリッド のアトーチャ駅へ。そしてAVE(スペイン高速鉄道)にてコルドバへ。車内では和食のお弁当をたべました。車窓からオリーブ畑と赤茶けた大地が印象的でした。 そしてコルドバのメスキータに入場。中は赤と白の馬蹄形の柱の森が広がります。メスキータはイスラム時代には、お祈りの場所モスクとして利用され、キリスト教徒がコルドバを奪還した後は、キリスト教の教会として居抜きで利用されました。花の小道やユダヤ人街などもご案内。 そしてセビリアではイベロアメリカ博覧会の会場となったスペイン広場やムリーリョ公園、カテドラルなどご案内。EL ARENALにてフラメンコ ディナーショーも堪能しました。アルコラホテル泊。
- AVEでコルドバへ。
- コルドバのメスキータ。
- 5日目
- 8月3日/晴れ/20〜36 ℃
- 本日はイベリア半島の南東端に位置するイギリス領ジブラルタルへ。 わずか6.5キロ平方メートルの面積に、およそ3万人の人々が暮らし、北はスペインと国境を接し、南はジブラルタル海峡を挟んでアフリカ大陸に面する交通の要衝です。スペインは現在も返還を求めており、イギリス本国からは空路で直接ジブラルタル入りすることができるほか、クルーズ船の寄港地にもなっています。今回は徒歩でパスポートを提示して国境を超えました。 ジョンレノンとオノヨーコが新婚旅行で訪れたヨーロッパ最西南端の灯台や、ザ・ロックにケーブルカーで登りイギリスの街並みも散策。この日はオートバイのイベントがあり、ヨーロッパ中のバイカーが集まって来ました。昼食は魚などのフライ。そしてロンダへ。新橋や旧市街などご案内。自由食はペドロ ロメロにて夕食。ガスパチョやOXテールグリルなど美味しく食べました。闘牛場前のホテルマエストランツァ泊
- ジブラルタル ザ・ロックからの景色
- ランチタイム。
- 6日目
- 8月4日/晴れ/18〜36 ℃
- 本日はまず白い村で有名なミハスを訪れました。村はスペイン・アンダルシア地方、地中海を見下ろすコスタ・デル・ソルにあります。 この村の家々は全て白い壁、漆喰で塗り固められています。 アンダルシアの強い陽射しを反射させ、家に熱がこもらない工夫との事です。ガイドのハビエルさんと展望台や四角い小さな闘牛場、憲法広場など訪れました。 そして午後はガイドのパブロさん案内にてグラナダのアルハンブラ宮殿観光へ。スペインの古都グラナダ。この街の緑豊かな小高い丘の上に建つアルハンブラ宮殿は、この地を支配していたイスラム教徒の栄華の象徴であり、キリスト教徒との戦いに敗れ、追放される悲劇の舞台、その外観は威風堂々としながら、内部は繊細かつ幻想的。ギターの名曲『アルハンブラの思い出』が頭に響きます。優美で、哀愁に満ちた宮殿と夏の離宮フェネラリーフェのお庭を見学。宿泊はアルハンブラ宮殿の一角にあるパラドールです。
- ミハスの景色。
- パラドールの夕食場所。
- 7日目
- 8月5日/晴れ/20〜35 ℃
- グラナダのパラドールを朝 9:45 ゆっくり出発し空港へ。スーツケースを預け、VY2021便にてバルセロナ空港へ。 そして、バルセロナに到着後、ガイドの木村さん案内でバルセロナ観光へ。 本日は、アントニオ ガウディ設計の「カサミラ」と「グエル公園」の観光です。 カサミラは、グラシア通りにある建築物で、ガウディが54歳の時に設計。1910年に実業家のペレミラの邸宅として建設され1984年に世界遺産に登録されております。屋上の雰囲気や各部屋にガウディらしさが現れてました。 同じく世界遺産のグエル公園は、バルセロナの街が一望できます。自然にある曲線美を追求した素敵な公園です。 夕食は選べるメニュー。アスパラガスやガリシア風タコ、イベリコ豚やパエリア。美味しく頂きました。 カタルーニャ広場まで徒歩8分のグランホテルハバナ泊。
- カサミラ
- グエル公園。
- 8日目
- 8月6日/晴れ/20〜35 ℃
- 本日は、サグラダファミリアとカタルーニャ音楽堂へご案内。サグラダファミリアは、まだ未完成ですが、見る者を圧倒する個性的な造形が特徴です。2026年完成予定です。 1882年から路面電車に轢かれて亡くなる1926年まで、サグラダファミリアに住み着いてまでもガウディがエネルギーを注いだ大作です。このコースは、エレベーターで塔の上に登ります。往路エレベーター、復路は約400段の階段を降ります。そしてカタルーニャは建築家リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーによってムダルニズマの様式で設計されたコンサートホールです。コンサートホールの天井装飾も素晴らしかったです。昼はスペイン風ブイヤベース。 午後は自由行動。カタルーニャ広場まで歩きカンペール(靴屋)やエルコンテイングレスなどでお買い物。 最後の夕食は全員でホテル近くのEL CAMINOレストランにて牛肉や豚肉 タコのグリルなど美味しく頂きました。
- サクラダファミリア。
- サクラダファミリアの上より。
- 9日目・10日目
- 8月7日/晴れ/20〜35 ℃
- 本日は早朝5時にホテルを出発しバルセロナ空港へ。 免税手続きを無事済ませてルフトハンザLH1137便、全日空NH204便(ビジネスクラス)にてフランクフルトにて乗り継ぎ無事帰国。お疲れ様でした。 8月のスペイン 夏の暑さの中の観光。 目をとじると、イスラム建築やガウディの建築物にフラメンコ に白い壁の家、アルハンブラ宮殿、エルグレコやゴヤやピカソの絵、サングリアにカバ 、生ハムにイベリコ豚、赤茶けた大地にオリーブ畑、、、、走馬灯の様に脳裏に浮かびます。 この旅日記により再び想い出旅行に浸っていただけましたら幸いです。 今回は仲良しご夫婦3組。 また是非 素敵な想い出を作りに旅に出かけられて下さいね。 10日間ありがとうございました。
- 帰国です。
- セゴビアのアルカサールにて団写。
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。