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2019年4月22日出発 時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年4月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/竹島 真美(たけしま まみ)
この度の「時を紡ぐ北スペインとポルトガル10日間」へのご参加、誠に有難うございました。 雨に降られることが多く肌寒かった前半でしたが、後半は気温も上がって暑いくらいの陽射しの日々となりました。 ヨーロッパ大陸最西端に位置するポルトガル。 遠いイメージなのか(いや、実際遠いんですけどね)、色々な国に行き尽くしてから来られる方が多いような気がします。 今回は北から南まで、たっぷりその魅力をご堪能頂きました。 ご参加人数7名様、少人数グループならではの和気藹々とした雰囲気での10日間の旅路でした。 皆様方のご理解と御協力で、無事にツアーを終えることができましたので、想い出の旅日記を作成致しました。 ポルトガルで過ごした日々を懐かしく想い出して頂ければと思います。
1日目
4月22日
成田空港ご集合19:30。 エミレーツ航空チェックインカウンターで2区間分のお手続きをお済ませになり、ご搭乗開始までエミレーツ専用ラウンジでお寛ぎ頂きました。 1日1便の運航なのに専用ラウンジを作ってしまうところが、さすがエミレーツ航空ですね。 21:00過ぎ、66番ゲートがオープン。 「空飛ぶ宮殿」の異名を取るエミレーツ航空のA380型機で、約11時間の空の旅となりました。 サービス、お食事、そしてお席は如何でしたか? 私は下の階でひたすら寝た11時間でした。
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ビジネスクラスは76席。この日は全クラス満席での出発。
2日目
4月23日/曇りのち雨/8 ℃
日付が変わって2日目。アラブ首長国連邦ドバイ到着4:00。 次のフライトまで3時間、エミレーツ航空ラウンジでお過ごし頂きました。 ポルトガル時間13:00、リスボンにご到着。 日本を出発してから23時間。さすがに遠かった...という声が聞こえてきそうな感じ。 この日はリスボンから北のポルトへ移動ですが、列車のお時間までガイドのえりこさんがリスボンの街を案内してくれました。 エドワルド7世公園からテージョ川を眺め、昔ながらの旧市街のアルファマ地区をお散歩。 有名どころの観光地は7日目のお楽しみということで、サンタ・アポローニャ駅へ向かいました。 ここからポルトまで約3時間の列車の旅。 窓から移り変わる景色を眺めながら、時折睡魔に襲われながら、19:00頃ポルトに到着しました。 チキン料理のお夕食後、ようやくホテルにチェックイン。 長かった1日が終了となりました。
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サンタアポローニャ駅から出発
3日目
4月24日/雨/9 ℃
残念ながら雨のポルトの朝。 ホテルでガイドのベアトリスさんと会い、市内観光に出発です。 ハリー・ポッターの世界そのもの。という噂が広まって入場制限がかかるほど人気になったレロ・イ・イルマオン書店、壁一面のアズレージョが美しいサンベント駅、そして長崎での殉教の様子やイエスの家系図が金泥細工で描かれた豪華絢爛さを誇るサン・フランシスコ教会、そしてポートワインの老舗サンデマンへご案内致しました。 シーフードリゾットのランチ後はポルトの街でフリータイム。ですが、降ったりやんだり、時々すごく強く降る雨雨雨...。 「せっかく来たんですよ」と煽る添乗員にお付き合い頂き、リバークルーズやドンルイス1世橋からポルトの街の展望と台風中継のような暴風を感じて頂いた方も。 この日のお夕食はチョイスメニュー。 3日目にして楽しい会話が絶えないディナーとなりました。
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ドウロ川とポルトの景色
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イルマオン書店。観光客に大人気。
4日目
4月25日/曇りのち雨、時々雹/11 ℃
9:00、ホテルを出発してポルトガル発祥の地と言われるギマランイスへ。 着後、初代ポルトガル王アフォンソ・エンリケスの生まれた街を小雨の中ご散策頂きました。 観光後、国境を越えてスペインへ向かう道中では雹まで降ってくるお天気。 誰の日頃の行いが悪いのか...。考えるだけで日々の自分を思い出し胸が痛む添乗員。 ランチはスペインに入ってすぐの町ヴィーゴでシーフードフリットをご賞味。 家庭的なレストランで雰囲気も良く、お食事も大変好評でしたね。 そしていよいよサンティアゴ・デ・コンポステーラへ! 巡礼のゴール地点、サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂の目の前のパラドールにチェックイン。 お夕食までの間、旧市街のお散歩にお出かけになられた方も、パラドール内でゆっくりとその雰囲気をお楽しみになられた方もいらっしゃいました。 お夕食はパラドールのメインダイニングでお召し上がりになり、静かな夜が更けて行きました。
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パラドールの入り口も見事な装飾
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お夕食のホタテ貝。サンティアゴ・デ・コンポステーラならでは。
5日目
4月26日/晴れ/15 ℃
待ってました!という感じの青空。 ガイドのソニアさんとサンティアゴ・デ・コンポステーラの観光となりました。 大聖堂内は工事中で大掛かりな足場が組まれており、見学箇所が限られていましたが、サンティアゴ様の後ろに回っての抱擁と、地下の棺はご覧頂くことができました。 旧市街地区のお散歩をし、アラメダ公園からの大聖堂もお写真に収めました。 大聖堂には美術館も併設されており、儀式で使う香炉やタペストリー、豪華な宝飾品がついたサンティアゴのマント、そしてオブラドイロ広場を見下ろす回廊へもご案内致しました。 ランチは旧市街のレストランでタパス料理を。 エビにタコにステーキと、味もコースもご満足頂けたようでした。 午後は歓喜の丘で巡礼の気分を少し味わい、再度国境を越えて、一路ヴィゼウへのロングドライブとなりました。 ヴィゼウではポサーダにご宿泊です。
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やっと見えた青空
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ヴィゼウのポサーダ。パラドールほどではないけれど立派な外観
6日目
4月27日/晴れ/20 ℃
これぞ4月のポルトガル。太陽が出て暖かくなりました。 運河の街アヴェイロでは、見どころの旧駅舎は工事中で、あまり良いお写真は撮れませんでしたが、運河をモリセイロが行き交う様子は「水の都」の雰囲気たっぷりでした。 大好評だったキノコのソテーや仔牛のグリルのランチ後、ガイドのペドロさんの案内でコインブラの街を観光しました。 世界遺産に登録されたコインブラ大学では、元王宮だった旧大学内部、サンミゲル礼拝堂、ジョアニナ図書館をご紹介。 今もコウモリが住んでいるなんて、驚きでしたね〜。 大学卒業後は旧市街をご散策。 12世紀の旧大聖堂や、坂道を下りながら昔ながらの街の様子をご覧頂きました。 観光後はホテルにチェックイン。 お夕食までの間、お部屋で休憩したりお買い物に出掛けたりしてお過ごしに。 自由な時間があるのもクリスタルハートの良いところですね。 お夕食はホテルにて、ポルトガルといえば!のタラをお召し上がり頂きました。
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アヴェイロの街並みとモリセイロ
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コインブラ大学
7日目
4月28日/晴れ/26 ℃
コインブラからナザレへ。 雄大な大西洋をご覧ください!と言いたかったけれど、霧で何も見えず。そこに海があることすら分からないほど真っ白だったナザレ。 気を取り直して王妃直轄の街だったオビドスへ向かいました。 お花が飾られて可愛らしい雰囲気のオビドスではポルトガル名物も含めて様々なものが売られていて、ついつい覗きたくなるお店が沢山でした。 この日のランチはイワシのグリル。肉厚なイワシが美味しかったですね。 午後はリスボンの観光です。 懐かしのガイド、えりこさんとディアナさんに迎えられ、ジェロニモス修道院のご見学となりました。 16世紀、大航海時代のポルトガルの栄光を今に伝える見事な建築様式と壮大さを感じて頂きました。 また、「純白のドレスの貴婦人」と渾名されるベレンの塔、そして発見のモニュメントをご覧頂き、ホテルへチェックイン。 夜は飲み放題のファドディナーをお楽しみ頂きました。
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ジェロニモス修道院の中庭
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冒険家たちが大西洋に漕ぎ出してゆくかのように作られた発見のモニュメント)
8日目
4月29日/晴れ/27 ℃
観光最終日のこの日、いよいよユーラシア大陸最西端のロカ岬へ! えりこさんから「ロカ岬のお天気は本当に分からない」と聞かされれば聞かされるほど、蘇る昨日のナザレの記憶。 ですが、この日は違いました! ついに大西洋とご対面。晴れて良かったです。 これでこそロカ岬到達記念証明書をお渡しする甲斐があります。 続いて、詩人バイオロンが「エデンの園」と謳ったシントラへ。王家の夏の離宮として使われたシントラ王宮をご見学されました。 リスボンに戻り、カタプラーナのランチをお召し上がりになり、午後は貸し切りトラムにご乗車。 クリスタルハートでは1両貸し切り、優雅にリスボンの景色を満喫して頂きました。 超老舗のPasteis de Belemにて、リスボン名物エッグタルトも外せないポイントでしたね。 その後、市内中心地で少々フリータイムを取り、皆さまそれぞれにリスボンの想い出を作られました。
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この車両に乗りました
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トラムからの景色。坂の町リスボン!
9日目
4月30日/晴れ/25 ℃
ご出発はゆっくり11時。 長いフライトに備えてお部屋でのんびりして頂きました。 いやいや、エドワルド7世公園までお散歩に行かれた方もいらっしゃいましたね。 ホテルからリスボン空港までの20分間、この日も照りつけるような太陽に見送られ、ここに到着した日の気温がまるで嘘のよう。 空港到着後、チェックインを済ませてポルトガル出国となりました。 ドバイまで7時間のフライトです。
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これで直行便だったら最高なのに...
10日目
5月1日/日本雨
深夜1時、ドバイに到着。 往路と同じようにお乗り継ぎ、次のご搭乗までのしばしの間、ラウンジでご休憩頂きました。 そしてラウンジから直接ご搭乗。このシステム、凄く良いですね。さすがエミレーツ本家のラウンジです。 3時、EK318便成田行きが出発。 エミレーツのA380機ビジネスクラスに乗ってみたかったからこのコースに申し込まれた、という方もいらっしゃった本ツアー。 もちろんお帰りもビジネスクラスです。 成田空港ご到着は定刻より30分ほど遅れ、18時頃でした。 入国審査と税関通関後、宅配会社へお荷物を預けて解散となりました。 日本到着時には雨が降っていましたが、お戻りに支障はありませんでしたか? この度のご参加、有難うございました。
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A380はミニバー付きのお席。さすがエミレーツ。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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