2019年5月26日出発<日本航空ビジネスクラス(成田⇔フランクフルト)アルザスのかわいい村々とスイス・ドイツ モニターツアー 8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年5月26日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/近藤 ルリ子(こんどう るりこ)
- アルザス地方と言いましても、いったいどこにあるのやら?スイス?ドイツ?フランス?ピンと来ない方も多いのではないでしょうか?アルザスはフランスの北東に位置する細長い地方。美味しいワインの生産地でもあります。またワインに限らず、歴史的にも大変複雑な場所でフランスですがドイツ系の住人が殆どと言う場所であります。言語はドイツ語に近いアルザス語、食文化、そして家屋などの建物にも大きくドイツの影響を受けています。 今回のツアーはそんなアルザスを始め、歴史あるドイツハイデルベルクの町をめぐり、そしてスイスは歴史よりも景色を楽しむユングラフラウヨッホといった壮大な場所で深呼吸をするという多様性を含んだツアーです。
- 1日目
- 5月26日/晴れ/10〜17 ℃
- 今日は朝9時25分の集合です。しかし早いお客様は9時30分には空港にいらっしゃいました。この日は同じ時間に7組のグループが出発と言うことで阪急交通社のカウンターも多くの人で賑わっていました。ビジネスクラスのお客様はチェックインの後、ラウンジで休憩をしていただきました。ゆっくりとおくつろぎ出来たのではないでしょうか?飛行機はJALということで日本的なきめ細かなサービスが定評あります。お食事も美味しくお召し上がりいただけたと思います。長いフライト時間も快適にお過ごしいただいているようで飛行機から降りてのご集合であまりお顔に疲れが出ていませんでした。いざ空港から出てフランクフルトのホテルのほうに向かおうとしたのですが、運転手が一向に来ずにしばらく待たされました。森の中を抜けたところにホテルがあり、ホッとしました。本日はお疲れ様でした。
- 2日目
- 5月27日/曇り時々雨/7〜18 ℃
- ツアー2日目。やはりこの日は夜眠れなかったと言う方が多かったです。 この日は朝一番にHirschbergのワイナリーを訪ねました。そこには日本人のキタガワさんというソムリエの方が働いていて、今回ワイナリーの工房見学をさせていただきました。その後ワインをテイスティングしていただきまして、皆様のお気に入りの一本を見つけられたのではないかと思います。帰りにはワイナリーの経営者の方から思わぬお土産をいただきました。その後バスはハイデルベルクへ。学生の町,そして古城の町として栄えました。お城の中には大きなワイン樽もありました。テラスから見下ろすハイデルベルクの街は絵葉書以上の絶景でした。 午後はシュッツトガルトへ。ガイドの木村さんは歴史に交え、卓球の愛ちゃんの結婚のエピソードも交え楽しい案内をしてくれました。 明日も楽しい観光になりますように!
- ワインについて説明するキタガワさん
- シュッツトガルト教会。卓球の愛ちゃんがここで結婚式した。
- 3日目
- 5月28日/雨のち曇り/5〜15 ℃
- 「雨が降っている」こんな言葉から始まる日は空気も沈みます。しかし大変美味しい朝食は一時の不安を消し去ってくれます。 私たちのバスは雨がパラパラ降る中、ホーエンツォレルン城へと向かいました。ドライバーのローレンスさんが指差すところには山の頂上に築かれたお城が雲にまみれて佇んでいました。私たちはバスに乗り換えてお城のそばまで行きました。そしてお城の中にはガイドさんと見学。豪華な宝物や歴代底に住んでいたとされる城主や妃の生活を身近に感じることが出来ました。昼食は城内のレストランで貴族のようにお食事をいたしました。 食後、私たちはユングフラウ地方へ一直線に向かいました。途中所々で雨に降られていますがバスの移動でしたので気になりませんでした。 ラウターブルネンの駅でWengen行きの列車に揺られながらホテルに向かいました。 きょうも大変お疲れ様でした。
- 4日目
- 5月29日/曇り時々雨/−7〜2 ℃
- この日は朝からとても寒かったです。登山電車に乗りクライネシャディックへ、そしてユングフラウヨッホへ電車を乗り換えました。窓の外の景色は真っ白。雪で白いということ、そして悪天候による霧で真っ白でした。ユングフラウヨッホに到着と同時に内部ツアーへ。まずはスフィンクス展望台に行きました。その展望台は外に出て山の景色を望むのですが、外に出ても山は全く見えず、ただただ寒さを体感すると言う感じでした。その後、アルパインセンセーションではエーデルワイスのイルミネーションのトンネルをくぐり、そして氷の宮殿へ。床がまるで磨いたかのようなツルツルの床で壁ももちろんつるつる・・・所々でぬいぐるみが氷の中で私たちの来訪を歓迎しているかのようでした。集合場所の赤いポストは日本から送られたようで昔の日本の赤いポストでした。その後クライネルシャディックのレストランでスイス料理を食べまして、グリンデルワルドで見学しました
- ユングフラウヨッホの氷の宮殿
- ウエンゲンの丘の上から
- 5日目
- 5月30日/晴れ/4〜17 ℃
- 快晴!その言葉以外見当たりません。窓を開けたところ昨日とは全く別の景色が広がっていました。黄金に輝くユングフラウヨッホの景色が窓から、まるで絵画のように見えました。朝食を食べた後鉄道に乗ってラウターブルネンに到着後、アルザス地方のコルマールへと向かいました。 コルマールと言えばアルザスでもストラスブールと並んで都市です。ただストラスブールとの大きな違いは戦争時に大きな破壊行為を免れた場所ということ。コルマールの文化的遺産といえる旧税関、ハウルの動く城のモデルとなったプフィスタの家などは昔ながらの歴史を感じる家でした。その後バスはリクビルに到着。一時間のフリータイムをとり街の中を散策しました。名物のクグロフをお買い求めた方もいらっしゃいました。アルザスと言えばクグロフというほどどこのお店にもクグロフがありました。 そしてその後、ストラスブールに向かいました。お疲れ様です。
- コルマール プティットベニス
- リクビル 街のシンボル ドルダー塔
- 6日目
- 5月31日/晴れ/14〜24 ℃
- 朝9時にホテルのロビーに集合しました。ガイドさんのドルリアンさんはユーモラスに「私はドリアンですが匂いはしません」とのこと。今日は天気がよく徒歩で観光するストラスブールにはもってこいの日でした。 ストラスブールは第2次世界大戦で戦火で被害を受けた場所であり、新しく立て直しているところも多く、またフランスになったりドイツに征服されたりを繰り返している成果、街を歩いていると時々フランスなのにドイツ語が聞こえたり、街ではドイツの郷土料理のザワークラウトが出たりします。テレビでもドイツ語のプログラムがあったり、そしてドイツ語表記があったりします。もちろん文化遺産にもそれは反映されており、ノートルダム大聖堂もフランスのものからドイツのものへ、ドイツからフランスへと所有者が変わりカソリックからプロテスタントと宗教も変わりました。自由行動中は全員揃ってクルーズ船でストラスブールの街を見学しました。
- クルーズ船の中 暑かった
- クルーズ船の外見える山々
- 7日目
- 6月1日/晴れ/10〜22 ℃
- 午前中は今日はフリータイムです。朝食も各自様で自由に行っていただきました。しかし今回のコース、どこのホテルでもパンはとても美味しいですね。硬いドイツ系のパンから柔らかいクロワッサンまで、日本ではまず味わえないパンですね。毎回果物も色々出ています。オレンジ、洋ナシ、りんご、バナナとあります。今日は天気もよくお出かけした方もいました。ここフランスでは4連休と言うことで現地にいるときは毎日どこの施設もたくさんの人で混んでいましたから、空いている時間を見計らって出発された方もいたと思います。ホテルから歩いて5分のところにトラムの駅もありトラムで1本でいけました。大聖堂を中心に街が開けています。たっぷりの時間のユックリお過ごしになられたと思います。12時30分の集合時間でしたが12時には既に揃っていて出発いたしました。フランクフルトから飛行機で東京に出発です。
- 空高い尖塔のストラスブルグ大聖堂
- ストラスブルグの街の中
- 8日目
- 6月2日/曇り/17〜24 ℃
- 11時間のフライトの後、やっと東京に戻ってきました。旅を振り返ってみますと、まずハイデルベルクで中世の古城で歴史を感じ、そしてホーエンツォレルン城では先祖代々のお城を大切に守り続けている子孫と、壁一面に描かれたルーツの絵に感動しました。その後バスは歴史散策から自然散策へ。今回はユングフラウヨッホでは景色が悪天候のため殆ど見えませんでしたが、私たちが宿泊したウエンゲンでは、次の日の朝、自然の贈り物のような朝日を浴びて光り輝くユングラの山の景色を見ることが出来ました。そして今度はアルザス地方、ワイン街道とも言われる道にあるコルマール、リクビル、そしてストラスブールは歴史的な街であり、そして複雑な文化の背景を垣間見ることが出来ました。 旅行中、体調を崩される方がいなかったことがよかったです。高山病にならなかったのは魔法のキャンディが効いたのか!?この度はご参加いただきまして有難うございました。
- アルザスの景色とワイングラス
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