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2019年5月22日出発<中国東方航空利用>ゆったり旅するシルクロード2600km 9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年5月22日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/林 由樹子
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この度はクリスタルハート、LR597ゆったり旅するシルクロード9日間にご参加くださいまして、誠にありがとうございました。 つたない文章ですが、旅のレポートを作成いたしました。文字数に限りがありますので、ご期待に添えていないかもしれませんが、旅を振り返る手助けができていたらうれしいです。 天候や、現地の道路事情などにより、ゆったりさはあまりなくなってしまいましたが、ご協力によりすべての予定をこなすことができました。 また、事前の予想気温よりも実際の気温が低かったために体調を大きく崩された方もおらず、最後までお元気に過ごしていただけたことをうれしく思います。 これからもお身体に気をつけて、旅にお出かけください。 またお手伝いができる日が来るのを楽しみにお待ちしております。
1日目
5月22日/雨/16〜30 ℃
出発前日は今年初の暴風雨でしたが、 出発日は朝から晴れました! 中国東方航空への預け荷物は最終目的地のウルムチまで。とはいえ、中国はリチウム電池が入っているものは手荷物にする必要があります。今日は、係員から乾電池も手荷物にした方が良いと言われ、びっくりでした。 上海浦東空港大1ターミナルに予定より早い13時20分に到着後、ツアーご参加の8名様お顔合わせ。 指紋認証に四苦八苦しながらも、無事に入国できました。 4月に新しくなった、乗り継ぎ用入国口を抜けた後、税関手前でしばらく待たされました。 我々の預け荷物が税関検査を終えるまで、待機する必要があったそうです。 上海航空9221便は甘粛省蘭州まで3時間のフライト、その後一旦降機後ふたたび搭乗し、ウルムチまで2時間50分。 予定より30分早い24時20分にウルムチに到着。 ガイドの陸さんに出迎えられ、新疆信達海徳酒店へ。長い一日でした。
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中国東方航空 上海到着
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夜中にごった返すウルムチ空港
2日目
5月23日/時々雨/11〜16 ℃
朝から雨で気温も低め。 それでも皆さま笑顔で乗り切ってくださいました。 9時半にホテルを出発し、新疆ウイグル自治区博物館へ。 現地に向かう前に、出土したさまざまなものを見ることができました。 雨の中、中国のスイスと呼ばれる天地まで移動し、飲食街地区にある紅樽坊でご昼食。 最初にスープが出たのに、最後にもスープが提供されました。理由は「今日は寒いから」。嬉しい気遣いでした。 天地は標高2000m近いためガスが出ていましたが、私たちが到着すると山の頂上までクッキリに! 池の姿も見えました! すぐにまたガスの中に入りましたが、記念撮影はギリギリ間に合いました。 遊覧船は運休に。ですが、期待薄い中で景色を見ることができたことがうれしかったですね! お夕食は市内の国泰酒店。20時40分にホテルに戻りました。 日没は21時35分。 ホテル前の人民公園ではたくさんの人が運動していました。
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ガスの上に出ました
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夕焼けのウルムチ人民公園
3日目
5月24日/風/14〜30 ℃
やっと晴れました。 ウルムチからトルファンまで200キロ弱のドライブ。 昨日は見えなかったボゴダ峰もキレイに見えていました。 山脈の間にある高速道路は強風が吹く場所で、昨日は閉鎖されたようですが、無事に通過することができました。 反対車線は昨日足止めを食らったトラックで大渋滞でしたね!反対車線の旅でなかったことにホッとしました。 ですが、ゴビ砂漠に入ると風のために視界が悪くなりましたので、今日の予定を変更しました。 昨日の遊覧船の代わりに、カレーズ地下水道にご案内。中国の古代三代土木工事とされる地下水道です。 観光用にかなり手を加えていましたが、青いライトアップはなかなかキレイでした。 夕方になると、トルファンの代名詞のひとつでもある火焔山がようやく姿を現してくれました。 双城賓館にチェックインし、ご休憩いただいたあとはお夕食にご案内。 まだまだ明るいトルファンでの一日を終えました。
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トルファン双城賓館
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ホテル前の大きなパネル
4日目
5月25日/晴れ/21〜33 ℃
観光日和になりました! 昨日訪れる予定でした高昌故城から。 電子カートにて、広い城壁内をぐるりとまわり、玄奘三蔵ゆかりのお寺の遺跡をご見学。インドまでの旅路の資金や通行証を用意してくれた王様は、唐に国を滅ぼされてしまい、玄奘は王との約束を果たせずに終わったのでした。 その高昌国の墓地、アスタナ古墳をご見学後は、孫悟空の話で知られる火焔山の中に入って行きました。 古くから修行僧が住み着いたというベゼクリク千仏洞は、周辺の景色も大変キレイでした。 遅めのご昼食後はひと気のない蘇公塔へ。現在塔には登れませんが、モスク内を見学しました。ラマダン中ですが、現在は礼拝することも難しい事情があるようでした。 川の中州にできた彫刻の街、交河故城は、ちょうど一番暑い時間帯での観光となりました。 ホテルに戻り、小休憩のあとはブドウ棚の下でのお夕食へ。 お誕生日のお客様を全員でお祝いしていただきました。
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高昌故城の電気カート
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玄奘像
5日目
5月26日/砂嵐/16〜24 ℃
いよいよツアーも後半へ。 トルファンから敦煌までは、2014年開業の蘭新鉄道一等車にて。 トルファン北駅から、敦煌までは最寄りの柳園南駅までの移動です。 トルファン北駅は驚いたことにエレベーターもスロープもありません。 今回はなんとか荷物を運んでくれる方を確保できましたが、あれだけの階段をお客様に運んでいただかなければいけなくなる日が近そうで、恐ろしいです。 柳園南駅に到着後、ガイドさんは陸さんから余さんに交替。 敦煌までは120キロも距離があるところ、工事中のため迂回ルートをとり、200キロのドライブとなりました。 強風が、敦煌では砂嵐になり、鳴沙山は閉鎖されたので、翌日に行くことに。 敦煌の街で夜光杯工場に寄り、敦煌賓館にチェックイン。 お夕食は地元の人が食べるようなスパイシーな味付けにしてもらいました。 日本人に寄せて来ない本場の味を求めていらっしゃいましたね。
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ウルムチ運転手の何さん
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ガイドさん交替
6日目
5月27日/曇り/14〜24 ℃
砂嵐はおさまり、その上暑くなかったので、体力を消耗せずにすみました。 莫高窟では見学前に2つの映像ご見学。 シルクロードを通した敦煌の歴史と、莫高窟の360度映像。どちらもなかなかの力作でした。 莫高窟では専任ガイドのロウさんがご案内。 29窟 9C晩唐 332窟 7C初唐 17窟 9C晩唐 世紀の発見 16窟 9C晩唐 427窟 6C隋 428窟 6C北周 61窟 10C五代 見事な五台山図 96窟 7C初唐 シンボルの九層楼 148窟 8C 第ニの大きさ涅槃像 特別窟は 322窟 初唐 西域の様式 45窟 盛唐 七尊像 57窟 莫高窟の恋人 夕方は鳴沙山でラクダ乗り。 キャラバンにより時間差が生じましたが、無事に月牙泉で合流できました。 暑くもなく、風もなく、霞も取れました! お夕食は四川料理。 多少刺激的な味を期待しましたが、余さんの口利きが効き過ぎたのか、辛!の一言!
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莫高窟第96窟
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人待ちラクダの多さ
7日目
5月28日/晴のち曇り/15〜25 ℃
敦煌ご出発。9時出発では間に合いませんので、ご想像よりはかなり早めの7時半出発にご協力いただくことになりました。 敦煌から約100キロ離れた、漢代の長城、西域への関所だった玉門関をご見学。 ここまで来る観光客はあまり多くないようで、静かでした。 その後敦煌に戻り、ご昼食後に空港へ向かいました。 空港ではスムーズなチェックイン、ガイドの余さんとお別れ。 飛行機も予定時間前の出発とうまく行き、最後の滞在地、西安にご到着。 ガイドの董さんと合流し、45キロ離れた市内南部、大雁塔近くの精進料理店でお夕食。 おつかれも溜まり、早くホテルで休みたいとのお声が。 朝早くから夜遅くまでお付き合いいただいたので、お気持ちよくわかりました。ご協力、ありがとうございました。
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玉門関
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タマリスクの葉と。
8日目
5月29日/時々雨/14〜24 ℃
西安観光、まず秦始皇帝が22歳で即位してから作り出したお墓の一部、兵馬俑へ。 市内に戻り、歌舞大別館で麺料理を召し上がった後は市内観光。 工芸品店は陝西省美術館でした。 その後は陝西歴史博物館。見応えのある博物館ですが、大変な人混み!一日6000人に制限されている人気施設です。 大慈恩寺では、玄奘三蔵法師ゆかりの大雁塔が。雨に濡れた地面に、塔が映り込んでいたのが印象的でした。 四国八十八ヶ所お遍路第0番札所の青龍寺は、訪れる人も少なくひっそりしていましたが、桜の時期にはたくさんの人がやって来るそうです。 最後は、旅をしてきた西側、昔は西域と呼ばれた場所に向かう出入口、西門。現在は車の往来が多いため、写真を撮るのに苦労しました。 ご夕食は楊貴妃が食したというお料理。 南門が見えるはずでしたが、窓のないレストランでした。ハプニングにもかかわらず、ご対応、ご理解ありがとうございました。
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雨の大慈恩寺
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夜の南門
9日目
5月30日/曇り/17〜28 ℃
いよいよ日本に帰る日を迎えました。 飛行機の出発に合わせて、朝5時にホテルをチェックアウトしました。 空港でガイドの董さんとお別れ。 中国東方航空521便は上海経由の成田行き。 上海で少し時間があるとふんでいましたが、実際現地に到着するとかなり忙しく、出国審査とセキュリティチェックを受けたらそのまま再搭乗となりました。 そのせいか、成田には予定より1時間近く前の15時に到着しました。 もう少し、上海で時間があるとなお良かったですね! 9日間、おつかれさまでした。 本当にありがとうございました。
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シェラトンホテルのロビー
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中国東方航空

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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