2019年2月21日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／鈴木 祐子（すずき ゆうこ）

2月21日ご出発　LE138LC＜ビジネスクラス利用＞ベネチア本島とモナコに2連泊ベネチア・ニースの2大カーニバルとマントンのレモン祭り9日間へのご参加ありがとうございます。

1日目

2月21日/晴れ/6～16 ℃

今回は、14名の皆様とご一緒に成田空港よりスイスインターナショナルエアラインズ0161便(ビジネスクラス)にてスイスのチューリッヒへ出発します。そして12時間余りでチューリッヒに到着です。飛行機を降りて入国審査を済ませニースの搭乗口へ行く頃には綺麗な夕焼け空が広がっていました。乗り継ぎLX0560便にてコートダジュールの拠点であり今回のカーニバル開催地でもあるニースへ...ニース空港ではアキラさんがお出迎えしてくれました。お泊まりはモナコを代表する憧れの名門ホテル"フェアモント"の海側のお部屋に2連泊です。明日からの華やかなカーニバルの観光に備え、どうぞごゆっくりお休みくださいませ。本日は長い空の旅、大変お疲れ様でした。

スイス航空で出発です

ニースに到着

2日目

2月22日/晴れ/9～17 ℃

ボンジュール！今朝はガイドのアキラさんとイタリアと国境を接している町、マントンのレモン祭りへ行きます。実は南仏の温暖な気候のもとフランスのレモンの7割はマントンで生産されているそうです。そんな中、約130トンほどのオレンジやレモンを使ったオブジェは可愛らしく繊細ながらも圧巻でした。ご昼食はモンテカルロにあるレストランLa Mareeにて。午後はニースとマントンの間に位置する公国モナコでの観光です。環境学にも貢献している海洋博物館～グレースとレニエ3世が結婚式を挙げその後2人共永眠しているモナコ大聖堂～グレースが公妃として暮らした大公宮殿を訪れました。ご夕食は宿泊ホテルでキャンドルディナーを頂きました。

モナコの大聖堂

カーニバルの飾りつけが町の中にあふれます

3日目

2月23日/晴れ・雨/9～17 ℃

今朝はゆっくりの9：30にニースへ出発です。ニースは芸術家マティスやシャガールなどにも愛された魅力にあふれた町です。町の中心に位置するサレヤ広場では花市や野菜市が開かれ町の活気さを感じました。ニースの名物ソッカ(豆の粉で作ったクレープのような薄いおやき)も大繁盛でしたね。午後は趣向を凝らしてさまざまな山車のフラワーカーニバルを音楽と地元民の踊りと共にお楽しみ頂きました。いかにも南仏らしい陽気なお祭りいかがだったでしょうか？その後、フランスとはお別れし、かつてのイタリア最大の海運王国でもあったジェノバへ向かいます。お泊まりはプリンチペ駅前にある1897年創業のホテル"グランドホテルサヴォイア。夕食はホテルレストランにて。

市場

ニースのカーニバルパレード

4日目

2月24日/晴れ/6～14 ℃

今朝は8：30に出発して花の都、フィレンツェへ...フィレンツェではミケランジェロ広場から晴天の中、世界遺産フィレンツェの旧市街を一望しお気に入りの素敵な写真をパチリ。昼食は広場に面したレストラン"La Loggia"にてトスカーナ名物のピチパスタを頂きました。午後はフィレンツェ歴史地区にて思い思いの時を過ごしていきました。皆様はどのような思い出を作られましたでしょうか？その後、フィレンツェから約1時間でサンジミニャーノに到着です。お泊まりのホテルは美しいトスカーナの風景を一望できるヴィッラ・サンパオロです。ゆっくりとながれる時間を感じながらトスカーナの田園地帯に日が沈んでいきました。夕食はホテルレストランにて。

フィレンツェの街並みをミケランジェロ広場から

トスカーナの風景

5日目

2月25日/晴れ/6～17 ℃

今朝は"美しき塔の町"と呼ばれるサンジミニャーノ観光です。朝方、まだ人がほとんどいない静寂の中、散策をお楽しみ頂きました。14世紀から時間が止まってしまったかのような印象さえあるこの町は1990年に文化遺産となりました。その後、"斜塔の町"として有名なピサへ行きます。昼食は斜塔近くにあるレストランIl Turistaで頂きました。そしてピサ観光はガイドのラウラさんとご一緒にご案内してまいります。奇跡の広場を取り囲むように作られたカラーラの大理石をふんだんに使った見事な建築群の中でピサのシンボルともいえる斜塔にも登りピサ観光を満喫して頂きました。お泊まりはリヴォルノにあるGrand Hotel Palazzoです。夕食はホテルレストランにて。

ピサの斜塔

町の中にはいまだ城壁が残ります

6日目

2月26日/晴れ/7～18 ℃

本日はトスカーナ州からエミリアロマーニヤ州へ行きます。まず訪れたのはGAVIOLIワイナリー。笑顔が素敵な係員のジョバンニさんにワイン美術館を隅々までご案内していただきました。ジョバンニさんによるとこの町Nonantolaは彼が幼少の頃は人口より豚の数が断然多く、豚肉を加工したサラミがよく生産され、そのサラミにあう地酒"ランブルスコ"が誕生したとの事です。見学後は3種類のワインテイスティングに舌鼓をうちましたね。BUONO！昼食はL'Abrchioにて頂きました。その後は"アドリア海の女王"の名をもつヴェネツィアへ...お泊まりのホテルは運河沿いに建つスプレンディッドベニスで2連泊です。町の中心に位置するので気軽に散策していけます。

ベニスのゴンドラより

ワイナリーのオーナー

7日目

2月27日/晴れ/7～17 ℃

本日は終日、自由行動をお楽しみ頂きます。118の小さな島、150の運河そして400以上の橋からなるヴェネツィアは見所たくさんの町です。1800年代にナポレオンが絶賛したサンマルコ広場では朝から行われていた華麗な仮装コンテストに魅了された多くの人々で賑わっていました。車が入ってこない町並みはどこか独特で時間にも車にも追われることがない空間の至る所で仮装した人々が歩行者と一緒に楽しんでいて、この時期ならではの光景を満喫しました。夕食は老舗レストラン'Antico Pignolo'にて最後に皆様で一緒に頂きました。ホテルへ帰る途中、お客様の美しい歌声でオペラを披露していただき、うっとりしたひと時を過ごすことができました。ありがとうございます！

ベネチアで仮装した人々

昼も夜も仮装した人だらけです

8日目

2月28日/晴れ/6～14 ℃

今朝は朝食ボックスをもち7：00出発です。皆様、早朝出発のご協力ありがとうございます。水上ボートでマルコポーロ空港まで30分。水の都、ヴェネツィアならではの移動方法です。小ぶりで新しいマルコポーロ空港からLX1661にてスイスのチューリッヒへ行きチューリッヒ空港では出発の前までラウンジでゆっくりとお過ごし頂きました。LX0160で成田まで11時間40分の旅をお楽しみください。

スイス航空で帰国の途へ

日本行きのゲート

9日目

3月1日/小雨のち晴れ/4～11 ℃

皆様大変お疲れ様でした。成田空港に到着時は小雨がみられましたが旅行中、屋根のないカーニバルでは傘要らずで天候にも恵まれました。毎年、テーマが変わるカーニバル、来年も是非ともご参加くださいませ。どうぞお身体に気をつけてお過ごしください！本当にありがとうございました。Grazie mille a tutti！

ニースのカーニバルパレードにチャップリン

マントンのレモン祭り