ログイン
会員登録
メニュー

2019年2月21日出発<ANA デュッセルドルフ線 ビジネスクラス利用>今だ値!マルタ 8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年2月21日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
0.jpg
この度は「ANAデュッセルドルフ便利用今だ値!マルタ8日間」にご参加頂きまして誠にありがとうございました。地中海のヘソ・地中海の真珠と呼ばれるマルタ島。シチリア島からフェリーで2時間弱の距離。その為イタリアからのお客様も多く、また歴史的背景からマルタ島ではイタリア語が話せる方も多いです。しかし、1960年代までマルタはイギリスの統治下であったため、マルタ語に加え英語もマルタの公用語となっています。その為、フリータイムも過ごしやすかったですとのお声も聞かれました。東京23区の半分ほどしかないマルタなので、公共の乗り物でお出かけしやすかったのもよかったようです。旅は旅仲間で変わると言われますが、その言葉をとても強く感じた今回の旅でした。様々な出来事がありましたが、皆様とご一緒できて本当によかったです。8日間本当にどうもありがとうございました。
1日目
2月21日/曇り
★成田空港→デュッセルドルフ(ベストウエスティン泊) 全日空NH209便にてデュッセルドルフへ。成田国際空港のANAのラウンジには、映画のキャスト直筆のサイン付きスターウォーズジェットの模型があります。どのツアーの添乗だったか忘れてしまいましたが、スターウォーズジェットに乗る機会がありました。搭乗すると、何と!ヨーダー(の人形)がフライトアテンダントの席に座っているではありませんか!思わず「もしかして機長はダースベーダーの恰好なんですか?」と聞いたところ、「残念ながら普通のパイロットスーツです。ダースベーダーだったら、この飛行機乗っ取られちゃいますね(笑)」とにっこり。離陸時には機内がピカピカと光り「ちゃちゃちゃ・ちゃーらー・ちゃらら・ちゃーーら・・」とスターウォーズのテーマが流れ、とってもワクワクしたのをANAに乗る度に思い出します。量が多くて味が濃い、ドイツ料理の洗礼を受けた夕食でした。
11.jpg
スターウォーズジェットの模型
12.jpg
スターウオーズジェット搭乗証明カード
2日目
2月22日/小雨・曇り/4~12 ℃
デュッセルドルフ→ケルン→リューデスハイム→フランクフルト→マルタ共和国(ゴールデンチューリップ ヴィヴァルディ泊)ケルンはライン川の河畔に位置する、ドイツ4番目に大きな都市です。熱くケルンの魅力を語るガイドさんの言葉を寒さに震えながら聞いた後、600年以上の時を経て造られた【世界遺産】ケルン大聖堂の内部へ。バイエルン王ルードヴィッヒ1世が奉納した事から「バイエルンの窓」と呼ばれる色鮮やかなステンドグラスや、美しい黄金細工の東方三博士の聖遺物が納められた棺などをご覧頂きました。窓越しではありますが、ローマ・ゲルマン博物館では、ケルンがローマ帝国の一部だった事を物語る美しい当時のモザイクなどを見る事ができました。ワインの集積所として栄えたリューデスハイムを経由してフランクフルト空港からマルタ共和国へ。長い1日大変お疲れさまでした。
21.jpg
第2次世界大戦で破壊されたケルンの町
22.jpg
全長わずか150mのつぐみ横丁。ワインだけでなく、地元のブランデー「アスバッハ・ウーアルト(約38度)」を使用したコーヒーも有名です。
3日目
2月23日/晴れ・雨/9~15 ℃
★セント・ジュリアン(連泊)青の洞窟というとイタリアのカプリ島が有名ですが、実はマルタの青の洞門もなかなかの美しさ。カプリ島の青の洞窟と違い、洞窟の入口が狭くないのでボートを乗り換える事無く訪れる事ができます。お天気にも恵まれ、爽やかな青空の下クルーズを楽しみました。聖ヨハネ騎士団を起源とするマルタ騎士団の拠点だったマルタ。【世界遺産】バレッタでは、騎士団がその名前を冠した洗礼者ヨハネを称える為に建てた大聖堂へ。途中立ち寄ったアッパー・バラッカ・ガーデンからは、グランドハーバーを一望。首都バレッタの名前の由来になったジャン・パリソ・ド・ラ・ヴァレットが眠る聖ヨハネ大聖堂は、貴族出身者の多いマルタ騎士団の資金力の強さを表すがごとく華美な内装。大聖堂付属美術館では、有名なカラバッジョの絵をご覧頂きました。昼食は、180年以上の歴史を持つ老舗のカフェ コルディナへ。騎士団長の宮殿から出ると突然の強風と雨!
31.jpg
青のというより美しいエメラルドグリーンの洞門
32.jpg
天井には、騎士団の守護聖人聖ヨハネの生涯。身廊の床には、約400枚のモザイク画で描かれたマルタ騎士団員の墓碑。
4日目
2月24日/強風・雨・曇り/4~11 ℃
★セント・ジュリアン⇔ゴゾ島(連泊)海は荒う~み~、向こうは佐渡よ・・と歌いたくなるぐらい、荒れた海に強風に揺れる木々。ゴゾ島へは船で渡るしかないが、果たして船は動いているのか?今日はゴゾ島へは行けないだろう空気が漂う中「動いてます!」との回答が・・・ナンテコッタ。船が動いているのなら行かねばならぬ。果たして希望者はいるのか?とドキドキしていたら、ほぼ半分の方が「これもまた旅の思い出!」とゴゾ島へ向かう事へ。「神様、私はお嫁さんになる夢は諦めておりません」と旅の無事を祈り訪れたゴゾ島は、風こそ強いものの雨も止み、美しい姿で私達を迎えてくれました。世界で最も貴重な遺跡のひとつである巨人の塔を意味する巨石神殿【世界遺産】ジュガンティーヤ神殿や、1833年にある農婦が聖母マリア様からの導きの奇跡の声を聞いて以来、いくつもの奇跡が起きているタピーヌ教会へ。私達の願いもいつか叶うといいな。
41.jpg
悪天候の中出発した勇者達を乗せた船が届いたゴゾ島は、想像より穏やかでした。
42.jpg
紀元前3600年頃建てられたジュガンティーヤ神殿から発掘された女性の像。
5日目
2月25日/晴れ/8~15 ℃
★セント・ジュリアン(連泊)今日から2日間終日自由。昨日の天気が嘘のように、お天気も回復し青空が見えてホッとしました。私達のホテルの前から乗降り自由な観光用ホップオンオフバスが出ているので、そのバスやタクシーで多くの方が古都イムディーナやラバトへ。ヴァレッタが築かれる前はイムディーナがマルタの首都であり、貴族をはじめ多くの人々がこの町に住んでいました。今では住む人も少なく静寂の町と呼ばれ中世の趣を残すイムディーナは、のんびりと路地裏に入ったり自由に散策を楽しみたい町。疲れたら高台にある「カフェ・ファンタネッラ」からの眺望を楽しみながらひと休みも素敵です。イムディーナから徒歩圏内にあるラバトには、聖パウロと聖アガタのカタコンベや、聖パウロがマルタに漂着した際に避難、布教に使わったと言われている聖パウロの洞窟があります。ターリにある、イムディーナガラスや陶器を扱うクラフト・ビレッジに行かれた方も。
51.jpg
救助隊?いえいえそうではありません。暴風雨の中、近くの養殖所から流されてきた魚を我先にと捕まえる人々です(4日目)
52.jpg
ラバトを観光するのに便利な観光トレイン
6日目
2月26日/晴れ/8~16 ℃
★セント・ジュリアン(連泊)本日も終日自由。悪天候の為先日ゴゾ島に行かれなかったお客様は、ホテルで紹介されたジープで巡るゴゾ島のオプショナルツアーに参加されたり、滞在中に仲良くなったタクシードライバーの方とゴゾ島へ行かれたり。思いがけない出会いがあるのも旅の醍醐味ですね。既にゴゾ島を訪れたお客様は、ホップオンオフバスを利用しマルタ島にある巨石神殿や、マルタの台所とも呼ばれ日曜日には賑やかな市が立つマルタ島南部の漁村マルサシュロックへ。「美味しいシーフードを食べたければマルサシュロックへ行け」と現地の方が言うほど、シーフード自慢のレストランが軒を連ねているので、きっと思い出に残る食事をされたのではないかなと思います。
61.jpg
Luzzuと呼ばれる船の先端に描かれている目は、魔よけの意味があるそうです。
62.jpg
マルタでよく見かけるサボテンの実。サボテンのリキュールも有名です。
7日目
2月27日/晴れ/8~18 ℃
★マルタ→デュッセルドルフ→8日目成田空港到着 いよいよマルタともお別れです。体調を崩されたお客様の対応で不在にすることが多かった私の体調や、具合の悪いお客様の事を気遣う皆様の温かい言葉にどれほど助けられたか判りません。私ができる事は限られておりましたが、皆様それぞれマルタの滞在を楽しまれたようでホッとしています。体調が優れず私達より少し遅れてのご帰国となったI様。添乗先のドイツから奥様との電話を通して、無事ご帰国されたと伺い安心しました。今回の旅では、大阪クリスタルハートの添乗員やマルタの知人・医療通訳の方など、多くの人の優しさに助けられました。大変遅くなりましたが、旅日記を通して今回の旅を懐かしく思い出して頂けたらとても嬉しいです。旅日記用の写真を分けて下さった皆様ありがとうございました。クリスタルハートの旅行や懇親会で、再びお会いする事ができる日を楽しみにしています。
71.jpg
思わず「私のお客様なんですよ!」と自慢したくなった、素敵な演奏でした
72.jpg
聖母マリア様の周りの星のダイヤは、ローマ教皇が奇跡の教会を訪れた際に贈られたものです。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

YouTube facebook instagram

ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。