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2019年3月26日出発 まだ見ぬ絶景に出会う 武陵源と鳳凰古城 7日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年3月26日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/丹野 匠久(たんの なるひさ)
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武陵源に鳳凰。中国にあるのは想像がつきますが、広い中国のどこにあるのか予想がつきません。場所は中国中南部湖南省にありますが、あわせて馴染みのない場所です。そこは沿岸部の大都市上海から西に向かって飛行機でさらに2時間以上。そこに武陵源、鳳凰の観光地がある湖南省があります。内陸部にあり、なおかつ主な産業は農業と観光の二本立て、中国の典型的田舎の場所が湖南省です。しかしながらこの場所は、今日の中国である中華人民共和国産みの親、毛沢東首席を始めとして、数多くの歴史に名を残した人々の生まれた場所であり、年間通じて気候も温暖で大変環境に恵まれた場所なのです。このツアーは中国が誇る観光地をゆったり、じっくりと観光するのが特徴です。私達にとって馴染みのうすい場所であり、これから有望な観光地だからこそ、ぜひとも行ってみて自然の芸術作品や少数民族の文化、更には情緒あふれる町並を思う存分満喫できればと思うのです。
1日目
3月26日/くもり(羽田)、晴れ(張家界)/16〜8 ℃
羽田空港を午後1時30分発、上海虹橋行の上海航空916便出発で今回のツアーがスタートしました。上海までは約3時間のフライトでビジネスクラスの利用です。長いようで短い上海までのフライトはいかがでしたか?あともう少し乗っていたいというところで上海は虹橋(ホンチャオ)空港に予定よりも25分ほど早く、午後3時50分を少し回ったところで到着しました。日本と中国の時差は1時間、時計を1時間遅らせての中国の入国です。社会主義国の入国とあれば緊張してしまいそうですが、そんな心配はまったくなく、すんなりと入国できたのは意外と思われたかもしれませんね。その後は、上海のもう一つのターミナル空港である浦東(プードン)空港までバス移動です。ところどころ渋滞にはまりながらもちょうど一時間で到着しました。浦東からも上海航空利用で引き続き張家界を目指します。19時55分張家界行きの上海航空9341便は定刻よりも早く浦東空港を出発し、張家界空港には20分早い22時35分に到着しました。羽田空港出発から述べ10時間あまり、長旅お疲れさまでした。今夜から武陵源の最新ホテルクラウンプラザホテルに3連泊です。
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ゆったりビジネスクラスクラスで上海は虹橋へ。3時間位のフライトでは降りるのがもったいないくらいです。
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私は中華風ビーフを選びました。味はいささか薄味でしたが、良かったです。
2日目
3月27日/晴れ(張家界) /24〜14 ℃
今日から本格的な観光がスタートします。1992年から世界遺産に登録されている、武陵源、索渓峪、天門山の絶景を3日間に分けて盛り沢山に観光しますが、今日は自然の芸術作品である武陵源(ぶりょうげん)を一日かけてじっくりと観光します。天気は朝から見事に晴れて、まさしく絶好の「武陵源日和」となりました。午前9時にホテルを出発して、バスをすぐ降りた後は高低差326 mの百龍エレベーターで山頂へ一気に登り、後は武陵源の眺め、石柱の数々を満喫しました。袁家界景区から迷魂台を経て天下第一橋までハイキング。その後昼食を取ってから午後の観光スタートです。午後からは天子山観光となり、御筆峰、仙女献花、雲青岩、武士馴馬がある賀龍公園を満喫し、五重塔を思わせる天子閣からの眺めを満喫しました。ロープウェイにて下山後はトロッコに乗って十里画廊観光を楽しみ、午後5時少し前に武陵源観光が終了しました。夕食はホテル近くのレストランで郷土料理です。ちなみに今回まわるツアーのコースは映画撮影ロケにも使われた場所で、一世を風靡した「アバター」や「鎌倉物語」の撮影場所となったところは記憶に新しいところです。
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武陵源のシンボル奇岩群です。
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地図をバックに武陵源について熱弁をふるう現地ガイドさんは李さん。ご案内ありがとうございました。
3日目
3月28日/雨、くもり、晴れ(張家界)/22〜16 ℃
ツアー3日目はあいにくの雨でのスタートとなりました。今日は索溪峪(さけいよく)自然保護区観光です。まずはホテルを午前9時に出発して、宝峰湖観光から始まります。宝峰湖を観光する方法はなんと言っても遊覧船です(寒かったですね)。雨の中での遊覧船クルーズでしたが、見方を変えれば雨に煙る宝峰湖のクルーズもおつなもの。水墨画の光景が広がる湖を、途中少数民族の歌を聴きながら30分弱の東洋情緒満喫のひとときでした。その後は2か所のお店でショッピング、昼食の順番でツアー進行となり、午後からは大鍾乳洞である黄龍洞を観光しました。バスを降りてからは、里の風景が開ける遊歩道を歩き、いよいよ鍾乳洞へと入ります。鍾乳洞は小型船で30分位のクルーズを楽しみ、天気も回復したその後は、当地名物ガラス大橋の観光です。長さ約400メートル、水面からの高さが約380メートル、そして歩道はガラス張り。橋を往復で渡り、しばしのスリリングな体験でしたが、皆様いかがでしたか?変化に飛んだ観光を楽しみ、18時少し前ホテルに到着して、夕食はホテルのレストランでバイキングの夕食です。その後は全員で民族舞踊ショーを観に行きました。
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雨に煙る中のクルーズも東洋情緒満点でした。
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わくわく、どきどき、ご当地名勝ガラス大橋です。
4日目
3月29日/くもり、晴れ(張家界)/24〜10 ℃
今日はツアー中日の4日目となり、3連泊したクラウンプラザホテルを後にして、張家界の中心部を見下ろす天門山国立公園観光と、午後は情緒ある街・鳳凰への移動の一日となりました。午前8時30分にホテルを出発して、張家界の中心部にあるロープウェイ乗り場へ向かい、まずは天門山頂上までは所要時間約30分、全長7455mのロープウェイで空中遊覧を楽しみました。頂上である策道上駅に到着後、いよいよ天門山観光スタートです。遊歩道をゆっくりと歩いて、まずはガラス張りの桟道スカイウォークを靴カバーをつけて歩きました。昨日のガラス大橋で免疫をつけたのか、あまり怖くはなかったのではと推測していますが、いかがでしたか?それからもまだまだアトラクションは続き、天門洞を下から眺めた後はエスカレーター七箇所乗り継ぎに、999段の階段を降り、スケールの大きな天門洞観光を終えました。昼食を取り、砂絵博物館に立ち寄った後は次の目的地、東洋情緒あふれる町並みが魅力の鳳凰(ほうおう)へ向かいます。午後7時過ぎ鳳凰へ到着。なんとそこには美しいライトアップが私達を出迎えてくれました。
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天門山を降りるときの階段です。999段でした。併せて自然の芸術作品天門洞のスケールの大きさを感じます。
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鳳凰のライトアップです。あまりの美しさに思わず鳳ー凰ー(ほーおー)と感動したのでは。。。(寒い?)
5日目
3月30日/くもり(鳳凰)/22〜14 ℃
今日はツアー5日目、フェニックス(不死鳥)の町こと鳳凰三昧の一日です。歩いての観光となりました。午前9時30分にホテルを出発して、まずはびっくり、沱江(だこう)にかかる狭い橋こと跳石(とびいし)を渡ります。反対側からも人が続々やってきて、何だか悪夢に出てきそうな場所。川に落ちた方はいなかったですね。その後は沱江遊覧、川の両側の風情ある町並みが印象的でした。沱江が蛇行する(すみません)ところで遊覧船を降りてからは五重塔を思わせる万名塔、鳳凰のシンボルである屋根付き2階建ての橋虹橋を渡り、東門からいよいよ鳳凰古城の中へと入って行きます。東洋情緒あふれる町並みを歩いて進むと、鳳凰古城を中国各地に知らしめた中華民国時代から80年代にかけて活躍した作家、沈従文(ちんじゅうぶん)博物館を観光しました。激動の時代を生き抜いた作家でしたが、ガイドさんの一言が印象的でした。「空気を読み、文化大革命を生き延びた」と。その後は賑やかな店が軒を連ねる鳳凰古街(東正街)を経て町のシンボル鳳凰の像がある鳳凰広場へ着きました。昼食を取った後は自由行動です。皆さんはどのように過ごされましたか?
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情緒あふれる町並みを左右に観てのクルーズは優雅なひとときでしたね。
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牛角とは言っても焼肉屋さんではありません。牛の角で作る手作り印鑑工房なのです。
6日目
3月31日/雨のちくもり(鳳凰)/13〜8 ℃
寒の戻りにふさわしい3月最後の日は雨のスタートとなりました。昨日までの温かい日は再び冬の陽気に逆戻り。午前10時30分にホテルを出発して、歩いてバスまで向かいました。この日は張家界を経由し、更に上海まで戻る日ですが、途中二箇所の観光地を回って行きます。最初に向かった場所は、少数民族苗(ミャオ)族の村の墨戎苗寨(ぼくかいミャオさい)です。最近になって注目され始めたのか沢山の観光客が訪れていました。騒々しい昼食を取り、民族舞踊を見てから村の中を観光しました。その後は映画の舞台となった芙蓉鎮(ふようちん)の観光です。1986年に発表されて大ヒットした、思えば私も高校時代に見た映画でした。しかしながらこの町も風情ある町並みが特徴で、もう一つのシンボルでもある滝の裏側も歩いて観光しました。その後は張家界へ戻ります。途中スーパーマーケットに立ち寄り、夕食はきのこ料理のレストランにて。これまでのメニューに必ず顔を出していた辛い料理が一皿もなかったのには驚きでしたね。その後、張家界を23時20分に出発する上海航空9344便で浦東空港へ向かい、到着したのは日付が変わって午前1時過ぎでした。
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昔からある苗族の村の上を近代化のシンボル高速道路の高架橋が通っていて、発展著しい中国を表現しているようにも見えました。
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余談ですが。。。中国版湘南ナンバーです。(湖南省の略称は「湘」なのです) By 名探偵湖南(コナン)省・・・
7日目
4月1日/晴れ(上海)、くもり(羽田)/15〜6 ℃
新元号「令和」発表を、混雑する上海空港出発時に聞いた日の上海は、すっかり春の陽気でした。長いようで短かった7日間、一週間近くにわたって滞在した中国ともいよいよお別れの日がやってきました。ホテルを出発して歩いてターミナルビルへ向かい、帰国便のチェックインを済ませて、中国の出国手続きを済ませれば中国ともお別れです。それにしても利用客の多いこと多いこと。年間一体どのくらいの人々がこの空港を利用しているのでしょうか。ラウンジで時間を過ごした後は、いよいよ搭乗時間となり専用バスで飛行機まで向かいます。そして帰国便の中国東方航空539便に搭乗となり、定刻の13時05分頃飛行機は動き出しました。帰りもビジネスクラスです。行きとは違って個室のような感じの座席配置が印象的でした。昼食が配膳される頃には飛行機は長崎県の五島列島上空で、優雅なランチフライトとなりました。羽田空港が混雑していたのか飛行機は千葉県上空を旋回しながら羽田到着は定刻より25分程遅れて17時10分頃到着しました。皆様、7日間どうもありがとうございました。また会える日を楽しみにしています。
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帰りのビジネスクラスの席は個室感覚。どの席も通路側に面しています。
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機内食はチキンをチョイス。中華料理メニューで美味しかったです。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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