2018年11月15日出発 <フィンランド航空利用>2連泊3回で旅する美しき中欧3カ国めぐり8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年11月15日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/浅井 美香(あさい みか)
- 皆さま、こんにちは。添乗員の浅井美香と申します。一身上の都合により、旅日記の完成が大幅に遅れました事をお詫び申し上げます。 暑い季節になってまいりましたが、中欧のご旅行を思い出すきっかけとなりましたら幸いです。3カ国がよく似ていると言われますが、私からすれば全く別の国。それぞれの良さがあります。民族的にもスラブ系のチェコ、ゲルマンのオーストリア、アジア系のハンガリーとそれぞれ異なっています。飲み物にしてもビールが美味しいチェコ、コーヒー文化の栄えたウィーン、トカイワインか有名なハンガリーといった違いがあります。もちろん歴史的に重なる部分も多いのですが、皆様ならではの違いを見つけ出してください。
- 1日目
- 11月15日/曇り/8 ℃
- 成田からフィンランド航空でヘルシンキへ。ヘルシンキ空港は大混雑でしたが、早く到着したのでゆっくり乗り継ぎできました。ムーミンショップやマリメッコのお店を冷やかしました。ヘルシンキからはお食事が有料なので、空港内でサンドイッチを召し上がられた方も多かったようです。お値段が高くてびっくりでしたが、お味はいかがでしたか? さらに約2時間飛んで、まずはチェコの首都プラハへ。お泊まりはホテルグランディウムです。このホテルは旧市街広場から徒歩圏内で、プラハの春で有名なバーツラフ広場という鉄道駅にも近いです。とはいえ、もうホテルの周りは暗かったので皆様、すぐにお休みになられたことと思います。本当に長い1日でした。
- ヘルシンキ空港のムーミンショップ
- 2日目
- 11月16日/晴れ
- バスでプラハ城まで上った後はひたすら歩きです。聖ヴィート大聖堂は残念ながら礼拝のため外からの見学となりましたが、大きくてびっくり。聖イジー教会、中欧で一番大きなホールのある旧王宮、フランツ・カフカの住んだ黄金の小道を見学してから階段や坂を下り、カレル橋を渡って旧市街へ。迷路のような街並みです。 アール・ヌーヴォーの巨匠ミューシャの作品は流れるような線が綺麗でした。個人的にはヒヤシンス姫という作品が好きです。皆様もお気に入りの作品がありましたか? 旧市庁舎の近くで少し遅い昼食をいただき、午後はフリータイム。ボヘミアン・クリスタルやガーネット(柘榴石)、操り人形などお土産やさんを見て歩いたり、カフェでゆっくりされた方もいらしたことと思います。本当によく歩きました。お疲れ様でした。 ガイドさん:米谷さん
- プラハ城内の聖イジー教会
- カレル橋を渡ります
- 3日目
- 11月17日/晴れ/6 ℃
- プラハを発ち、南ボヘミア地方のチェスキークルムロフへ。画家エゴン・シーレが一時は住んだ、川に囲まれた可愛らしい町です。昼食は鱒のロースト。骨が多くて大変でしたが、美味しかったです。そして橋から見上げる塔がカラフルで素敵でした。 赤門からお城に入り、いくつかの中庭を過ぎてバルコニーへ。ここから見る旧市街は絶景でした。 見学後、オーストリアに入り、首都ウィーンへ。夕食はクアサロンの中のレストランで名物ウィーン風カツレツをいただきました。ホテルはラディソン・ブルー・パーク・ロイヤル・パレス。行く途中、シェーンブルン宮殿のライトアップが車窓から見られました。 ガイド:ロマーナさん
- チェスキークルムロフの旧市街
- 旧市街を橋から眺めます
- 4日目
- 11月18日/曇り/3 ℃
- 少し早めにホテルを出て王宮内礼拝堂のミサでウィーン少年合唱団の合唱を聞きに行きました。日本人の男の子は見つかりましたか? シェーンブルン宮殿にはハプスブルク家の歴史が詰まっていました。今回はグランドツアーといってたっぷり中を見学できるコースを歩きました。大広間の天井画が見事でした。 そしてホテルザッハーでサンドイッチの昼食。ザッハートルテは皆様のお口には少し甘すぎたようですね。ケルントナー通りを歩いてシュテファン大寺院を過ぎ、三位一体の像を見てからシシイ博物館へ。白いドレスが素敵でした。 ベルベデーレ宮殿のお庭からのウィーンのパノラマも写真を撮影して、クリムトの作品を見学。出てきたらもう真っ暗でした。そしてフリータイム。皆様は何をお召し上がりになりましたか? ガイドさん: 吉成さん
- ウィーン少年合唱団の鑑賞
- ベルベデーレ宮殿
- 5日目
- 11月19日/雪のち雨/0〜5 ℃
- 朝起きたら道路や車の屋根が真っ白。夜に雪が降ったようです。今日はウィーンから東へに向かい、国境を越えてハンガリーの首都ブダペストを目指します。シシィがお気に入りだったカフェ、ジェレボーで名物パプリカチキンをいただきました。目の前にはすでにクリスマスマーケットがオープンしていました。そして鉛色の空の下、いざ観光へ。国会議事堂はとてもきらびやかで、まるで宮殿のようでした。その後、ドナウ川を渡って丘のあるブダ側でマーチャーシ教会に入場。壁の装飾がイスラム風できれいでした。夕食はゲレルトの丘にあるレストランでグヤーシュやポークなど。ピアノの生演奏も素敵でした。ホテルは鎖橋のたもとにあるソフィテル。 3日間ご一緒した運転手ピーターさんとここでお別れ。今日がお誕生日とのことでした。 写真1:国会議事堂の内部見学へ
- 国会議事堂の内部見学へ
- 漁夫の砦
- 6日目
- 11月20日/雨のち曇り/4 ℃
- 冷たい雨が降る中、王宮の丘へ出発。美術館が開くまでケーブルカーの駅を見たり、ハンガリー人の祖先トゥルル鳥やオイゲン公の像の写真を撮って待ちました。美術館ではハンガリー人の作品をゆっくり見て回りました。 昼食は皆様、どうされましたか?午後も精力的に歩き回られた方もいらしたようです。 夜は老舗のレストラン、グンデルにて。エリザベス女王やローマ法王もお見えになったところです。野菜のクリームスープが特に美味しかったです。楽団のチェンバロやバイオリンでの演奏も楽しめました。ラストの締めはドナウ川ナイトクルーズ。個人的に何回乗っても感動するクルーズです。
- ドナウ川ナイトクルーズへ
- 高級レストラン・グンデルの楽団
- 7日目
- 11月21日/曇り/5 ℃
- 今日は早いものでもう帰国の途へ。ホテルのゴージャスな朝食をたっぷり頂き(たっぷりは私だけ?)、お部屋からの名残惜しい眺めにも別れを告げて空港へ。バスの中での高橋さんのトークには今日も爆笑。実は鉄道好きだそうで、HUN鉄(フン鉄)で検索するとホームページが出てくるとのこと。プチ独裁政権のお話も面白かったです。首相が出身の小さな村に巨大なんサッカースタジアムを作ってしまったとかなんとか。 ヘルシンキの空港内も来たときと違ってクリスマスの飾り付けがいっぱいでした。そして帰りの機内、ビジネスクラスの皆様はマリメッコのブランケットでぐっすりされたことでしょう。でも実はエコノミークラスもガラガラでゆっくり休めたのです。
- 泊まったホテルのロビー
- ヘルシンキ空港にもサンタクロースが来ました
- 8日目
- 11月22日/曇り/12 ℃
- あっという間の中欧8日間でした。皆さま、お楽しみいただけましたか? 最初はプラハで晴れていたのにウィーンではついに雪となりました。そしてブダペストでは雨。でも皆様のご気分が最後まで晴れていたら嬉しいです。民主化からほぼ30年がたったとはいえ、中欧地域はまだまだ日本と異なる点も多いです。ご不便に思われたこともあったかもしれませんが、ご理解をどうもありがとうございました。また、各地でのご協力にも感謝しております。良きメンバーに恵まれたので、もっともっと旅行を続けたかったのですがついに帰国してしまいました。この続きはまた次に! また、この旅日記が遅くなりました事、重ねてお詫び申し上げます。いつかどこかの国の旅空の下でお会いしましょう。その日までお元気でお過ごしください。
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