2019年10月8日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／菊池 知道（きくち ともみち）

阪急交通Crystalheart『紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊　ギリシャ縦断10日間』のツアーにご参加いただき有難うございました。 国際線全区間ターキッシュエアラインズビジネスクラスでギリシャのテッサロニキから世界遺産『メテオラ』、世界遺産『デルフィ』と一筆書きの行程で南下しアテネ。2泊3日のエーゲ海クルーズで島々を巡り、人気の『サントリーニ島』には2連泊。国内線利用でアテネに戻り、世界遺産『アクロポリス遺跡』・『国立考古学博物館』等の観光。 青い空、白い壁、青い海。長い歴史と神話、正教のギリシャ。夕陽、朝日。親切な人々。ヨーグルト、ウゾ・・・・ ギリシャの旅は如何でしたか？ この度は、ご参加誠にありがとうございました。

1日目

10月8日/曇り/20 ℃

【成田空港→イスタンブール】成田空港ご集合。北上して迫りつつある台風19号に被害の無いことを祈りつつターキッシュエアラインズ（トルコ航空）『TK53便』ビジネスクラスへ。機材はボーイング777-300ER。空飛ぶシェフ同乗で、何回も受賞歴のある機内食は如何でしたか？シベリア上空を通過して、一路イスタンブールへ。

ボーイング777-300ER

黒海を抜けてイスタンブールへ

2日目

10月9日/晴れ/18〜25 ℃

【イスタンブール→テッサロニキ→メテオラ→カランバカ】 早朝トルコ　イスタンブール到着。本年4月にオープンしたばかりの新しい巨大ターミナル。ターキッシュエアラインズだけでも120ヶ国に就航！人気のビジネスクラスラウンジで休憩して広いターミナルを乗換。『TK1881便』ビジネスクラスでギリシャ第2の都市テッサロニキへ。ギリシャ最高峰「オリンポス山」2917mを観ながら、世界遺産『メテオラ』へ。数々の奇岩上にそびえるギリシャ正教修道院群。まずは最大規模の「メガロ・メテオロン修道院」階段をフーフージグザグに登り見学。当時は階段も無く下界と隔離された空間で瞑想と修道の場所だったそうです。ギリシャ正教。イコン（宗教画）や写本が素晴らしい。次は唯一階段無しで楽に見学出来る「アギオス・ステファノス修道院」へ。 ご宿泊は麓カランバカの『アマリアホテルカランバカ』

本年4月開港　新イスタンブール空港

世界遺産『メテオラ』

3日目

10月10日/曇のち晴れのち雨のち曇/15〜25 ℃

【カランバカ→デルフィ→アテネ】 整然と並ぶオリーブ畑、白い綿花畑が広がっています。途中『テルモピュライ古戦場碑』（紀元前480年ペルシャの大軍と、レオニダス王率いるスパルタ軍300人が戦った場所　※映画化されている）見学。昼食後、世界遺産『デルフィ』古代全世界の中心と考えられ、各ポリス（都市国家）の国家重要事項や、各人々の個人的決断までをも左右する「アポロン神託（神の預言・神のお告げ）」が行われていたそうです。今も昔も変わりなく何故か貢物によりご神託も変わる様で、遺跡には様々な宝庫や、ご神託の行われていたドリア式列柱のアポロン神殿、古代劇場など。ご神託？か急に雨が降り始めアテネへ。ご宿泊は市内中心シンタグマ広場近くの『アマリアホテルアテネ』 ご夕食はウゾOUZOなどで乾杯！ヤマス！！ギリシャ料理ムサカ美味しい。

アマリアホテル　カランバカ

スパルタ王レオニダス像

4日目

10月11日/晴れ曇/18〜26 ℃

【アテネ→ピレウス→クルーズ1日目ミコノス島】 アテネ郊外ピレウス港へ。2泊3日のエーゲ海クルーズ『セレスティアル　オリンピア号』へ。総トン数約38,000トン　全長約215m 幅約28m 最大乗客約1,500名　乗組員約500名　世界各国からのお客様。各種レストラン・バー、ショップやエステ、カジノ。毎時毎時の催しなど充実。まずは乗客全員で赤い救命胴衣を付けての避難訓練。そしていよいよ出港！紺碧のエーゲ海クルーズです！！アルコール等ドリンクも飲み放題（一部X）。夕方最初の寄港地ミコノス島。下船の順番は世界各国のグループ別にくじ引き抽選で、実力もくじ運も無い私が引いたせいかなんと一番最後でした。申し訳ありません。 ミコノスタウンから迷路の様な通りを抜けて丘の上の「6つの風車」に行き着く頃にはもう真っ暗。クルーズ船に戻りご夕食。ナイトショーはサーカス。エーゲ海の夜は更けていきます。

『セレスティアル　オリンピア号』

ミコノス島　夜の風車

5日目

10月12日/晴れ/18〜27 ℃

【クルーズ2日目　トルコクシャダス（世界遺産エフェソス）→パトモス島】 朝トルコクシャダス港入港。クルーズ船の為か、パスポート無しでトルコ入国。元気なMS.アルズさんの日本語での案内でローマ時代の遺跡世界遺産『エフェソス』へ。ハドリアヌス神殿や、世界3大図書館だったセルシウス図書館、大劇場・・・・古い古い水洗トイレも有りました！〜トルコショッピングも楽しみ、クルーズ船に戻ってのご昼食。夕方はパトモス島。テンダーボートでの上陸。希望者は世界遺産『聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟』見学へ。ご夕食はクルーズ船でのバーベキュー等。本日はGREEK NIGHTでギリシャの国旗と同じ色の青や白の服を着て盛り上がります。ギリシャの弦楽器「ブズーキ」の音色が心地良い。クルーズ最後の夜です。

世界遺産トルコ『エフェソス』

パトモス島世界遺産『聖ヨハネ修道院』

6日目

10月13日/晴れ/20〜25 ℃

【クルーズ3日目最終日クレタ島→サントリーニ島】 ご旅行も後半。中日を過ぎると早いので引き続きギリシャの景色や音や味などお楽しみ下さい。朝最後の寄港地クレタ島イラクリオン入港。ギリシャ文明発祥の地・ギリシャ神話最高神ゼウスの生まれ故郷・オリーブのクレタ島。3,700年前の迷宮「クノッソス宮殿」や旧市街を観光。昼食はクルーズ船での最後のお食事。赤や白、黒の火山地層の崖上に白い町並み。サントリーニ（ティラ）島が見えてきました。ピレウス港に戻らず途中下船する場合は最後の下船になる為またお待たせしてしまいました。クルーズ船から小さいテンダーボートに乗り換えての下船。到着後夕陽の町「イア」の絶景ポイントへ急ぎましたが間に合いませんでした。ご宿泊は『マジェスティックホテル　サントリーニ』2連泊。

クレタ島『クノッソス宮殿』

サントリーニ島

7日目

10月14日/晴れ/17〜29 ℃

【サントリーニ島】 心地よいマジェスティックホテル。ゆっくり09:00のご出発。昨晩訪れた島の北端「イア」へ。昨日とは異なる昼の風景。青い空と海、白い町並みが広がっています。 散策の後〜「フィロステファニ」ここにも青いドームに白い壁のギリシャ正教会。何とも絵になるエーゲ海の風景！〜サントリーニ島最古の「ガバラスワイナリー」での試飲。独特の火山性土・天候から独自の原産種のブドウを使っていたり、苗も強風と強い日差しから実を守れる様に棚にせず地面に鳥の巣の様に枝をトグロ状にする「クルーラ」と呼ばれる育て方で栽培しているそうです。〜最後に島の中心「フィラ」の散策。ロバやロープウェイでオールドポートに行ったり、のんびりお買い物。 夕陽はホテルのテラスから綺麗に観られました。日没後も空全体がぱっーと赤くなり徐々に薄くなり暗くなる。美しい夕暮れでした。

フィロステファニの青いドーム　正教会

ホテルからの夕暮れ

8日目

10月15日/晴れ/17〜26 ℃

【サントリーニ島→アテネ】　 アテネへは便利な国内線 SKY EXPRESS航空のATR72-500 70人乗りプロペラ機で約40分。アテネは日本人ガイド大田さんの案内で世界遺産『アクロポリス遺跡』パルテノン神殿（大理石滑ります！）〜『アテネ競技場　パナティナイコ・スタジアム』（1896第1回近代オリンピック、2004年第28回夏季オリンピック→野口みずき選手マラソン金メダル！）〜『国立考古学博物館』キクラデス、馬に乗る少年、黄金のマスク、ポセイドンブロンズ像、壁画ボクシングをする子供たち・・・等など見学。ご夕食はライトアップされたパルテノン神殿を観ながら乾杯！ヤマス！！ ご宿泊は前にお泊りいただいた『アマリアホテルアテネ』

パルテノン神殿

国立考古学博物館

9日目

10月16日/晴れ/17〜27 ℃

【アテネ→イスタンブール】 本日はゆったりのんびり夕方のご出発まで自由行動。 ホテルからすぐの国会議事堂前『無名戦士の碑』の衛兵交代や、スーパーマーケット、博物館巡り、ゆっくりお買い物とのんびり。 アテネ発22:25ターキッシュエアラインズ「TK1844便」ビジネスクラスにて約1時間イスタンブールへ

アマリアホテル　アテネ

アテネ国会議事堂前「無名戦士の碑」衛兵交代

10日目

10月17日/雨/15 ℃

【イスタンブール→成田空港】 帰りは乗り換えの待ち時間も少なくイスタンブール発ターキッシュエアラインズ「TK52便」ビジネスクラスで約11時間　成田空港へご帰国。 日本はいつしか晩秋。涼しくなり、そして台風による悲しい被害・・・ ギリシャの伝統的なメアンドロス模様（ラーメン模様）は遠い昔シルクロードから伝わってギリシャから東洋にきたとか。 模様の意味は幸せが続くとか、永遠の団結とか、無限の愛だとかとてもありがたいものだそうです。 皆様、世界の皆様の幸せを祈って『メアンドロス模様』（ラーメンマーク）を捧げます。 ありがとうございます。

TK52便で帰国へ

ギリシャ　メアンドロス模様