2019年8月13日出発<ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊ギリシャ縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年8月13日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/坪田 宣子(つぼた のりこ)
- 8月に入った日本列島は台風ラッシュ。その中でも特に大型な台風が日本列島を直撃するという心配なニュースの中、超スローテンポな為、私達の出発の日までは到達することなく、無事に日本から飛び立つことができました。総勢19名様。10日間の旅を120パーセント楽しんで頂けますよう、精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。不安定だった日本の天気とは裏腹で、ギリシャに着いてからは毎日晴れ。おまけに出発前に「夏のアテネ観光で40℃を超えるようだと政府のほうから注意喚起が出て、昼間のアクロポリスの丘は閉まってしまう可能性があります」と言われて心配していたのですが、なんと私たちが訪れた日は夏にしては珍しく28℃と爽やかな風も吹き、無事にこなすことが出来ました。それに皆さま全員が全てギブアップすることなく一緒に巡ることができて、良かったです。また、お目にかかれる日を楽しみにしています。この度は、「サントリーニ島に2連泊 ギリシャ縦断10日間」にご参加いただきまして、ありがとうございました。
- 1日目
- 8月13日/晴れ/38 ℃
- 日本は大型台風が近づきつつある中、今日のお天気はその影響からか、晴れていると思っていると急に土砂降りとなる全く予想のつかないお天気です。ただ一つ幸いな事は、大型台風ですが速度がゆっくりだったお陰で私たちの出発する日は、まだまだ日本列島接近になっていませんでした。お盆休みと重なり、成田空港はパンク寸前な位の人混みでごった返している中の出発です。飛行機も予定通りの出発で揺れることもなく、快適な空の旅を楽しみました。総勢19名様です。トルコ航空を利用して、まずはトルコのイスタンブールを目指します。新しい空港で、ピカピカの施設ですが、なんせ広すぎます。歩く事、歩く事。乗り継ぎのゲートへ辿り着くのに結構歩きました。そして飛行機を乗り換えてギリシャのテッサロニキへと向かいます。
- トルコ空港乗り継ぎ飛行機
- トルコ航空にて
- 2日目
- 8月14日/晴れ/22~36 ℃
- 朝の8時過ぎにギリシャのテッサロニキに到着しました。首都アテネに次ぐ2番目に大きな都市で、中央マケドニアの首府です。経済や産業、政治の中心であると共に、南東ヨーロッパの交通の一大拠点ともなっています。ビルが立ち並ぶ大都会を後にして私達は奇岩群で有名なメテオラへ。ギリシャ北西部のテッサリア地方にある奇岩群とギリシャ正教の修道院が1988年世界遺産となった街です。奇岩群の高さは20m~600mと様々ですが、平原に垂直に立っている奇岩群の険しい地形は、修道士にとっては俗世間との関わりを断って修行するにはピッタリの環境で、9世紀から洞窟や岩の裂け目に住んでいたそうです。そして14世紀になるとメテオラに修道院共同体が成立したそうで、私たちは今日6つある修道院のうち2つを階段を上がって見学しましたが、以前は垂直に立つ岩山をよじ登ったり、ロープで吊り上げてもらい中に入ったと聞きビックリでした。
- メガロ・メテオロン修道院
- メテオラの奇岩群
- 3日目
- 8月15日/晴れ/22~34 ℃
- 朝から良いお天気です。デルフィに向かいます。途中紀元前480年に「テルモピュライの戦い」という歴史的に有名な戦争があった古戦場に、ギリシャの英雄スパルタ王であるレオニダス1世の記念碑があるので、記念写真を。そしてデルフィへ向かいます。デルフィは1987年に世界遺産に登録されている古代ギリシャの聖地デルポイの現代名です。ギリシャ世界で最大の権威を持った聖地です。古代遺跡は日陰がなかなか無い中、皆さま頑張って、古代劇場まで観て頂きました。もうひと頑張りして、急な坂道を上がってスタジアムまで見学された強者も。ここは巡礼の地でもあり、いろいろな宗教儀式が行われた所でもあり、スポーツの競技の要ともなったところです。途中で飲んだザクロジュースは濃厚でおいしかったですね。
- デルフィの古代劇場
- デルフィ古代遺跡
- 4日目
- 8月16日/晴れ/24~33 ℃
- 朝、ピレウス港へと向かいます。今日からセレスティアル・オリンピア号に乗り、ギリシャの島々やお隣の国のトルコのエフェソスにも立ち寄るクルーズの始まりです。船内探検をしたり、皆さまご一緒のランチをとったりしながら、まず最初の島に着くのを待ちます。夕方、ミコノス島に到着。エーゲ海の代表的な観光地の1つで、風車が」人気の観光スポットです。白いセント・ニコラス教会や独特な姿のバラポルディア教会など、青い海とのコントラストで、どこを撮ってもインスタ映えする景色で、なかなか前に進めないという嬉しい悲鳴を挙げながら街を散策しました。また、海の見えるレストランで景色を楽しみながら魚介類を食べて行こうと有志が集まり、最終乗船までミコノス島を楽しみました。
- ミコノス島
- ミコノス島の風車群
- 5日目
- 8月17日/晴れ/21~34 ℃
- 今日はギリシャからトルコに国が替わり、クシャダス港に到着です。トルコ共和国のあるアナトリア半島の西の端にある港町で、古代都市エフェソスの港町として栄えた貿易港です。30分でエフェソスへ。2015年に世界遺産となりました。世界最大級の大規模な古代都市遺跡の見学です。今日は大忙しの日です。船に戻り、ランチをして一休みしたかと思ったら、夕方からはパトモス島の観光です。神学者ヨハネ修道院と黙示録の洞窟のある旧市街ホーラは1999年世界遺産となっています。キリスト教の1巡礼地の1つに数えられ、「エーゲ海のエルサレム」と言われている島です。ヨハネが啓示を受けて福音書と黙示録を書いた洞窟に入り、意外と小さい所なのねとビックリ。ヨーロッパの人達はここに入ると身震いがするほど神の有難みを感じると聞き、2度ビックリしました。
- エフェソス
- パトノス島
- 6日目
- 8月18日/晴れ/23~28 ℃
- クレタ島です。エーゲ海の中では南端にあり、ギリシャ共和国最大の島です。古代ミノア文明が栄えた土地で、クノッソス宮殿を始めとする多くの遺跡があります。ミノア文明の特徴は「宮殿」と呼ばれる建物群です。宮殿は王が祭祀を行う場所であると同時に経済活動の諸点ともなった所です。紀元前1780年頃には大地震に見舞われながらも見事に復興して新宮殿時代という繁栄期を迎えます。発掘したイギリス人アーサー・エバンズ卿が修復にコンクリートを使ってしまった為、残念ながら世界遺産にはなれませんでしたが、私たちは多くの貯蔵庫や作業場、祭祀を行う場所や居住場所など、見て周りました。夕方にはいよいよ下船です。サントリーニ島で、2泊します。まずは、夕日の名所、サントリーニ島のイアへ行きましょう。夕日を眺めながらの優雅なお夕食ですが、写真を撮らなきゃ、食べなきゃ、と皆さまでワイワイ話しながらのお夕食となりました。
- オリンピア号
- クレタ島
- 7日目
- 8月19日/晴れ/22~28 ℃
- サントリーニ島の観光です。太陽は眩しいですが、気温は昼間上がっても28℃と快適です。心地よく風が吹き・・・というよりはちょっと強めの風が吹いていましたが。キクラデス諸島南部にある島で、かつて大爆発を起こした火山が形成したカルデラ地形で、三日月型、白い家が人気のスポットになっています。また、チェリートマトや白ナス、ワインの産地でも知られ、食事も楽しみです。まずは昨日夕日を見ながらお夕食を召し上がって頂いたイアの街を改めて昼間観光します。白い街並みの写真をたくさん撮って頂きながらワイナリーでは試飲とお買い物を楽しんで頂きました。そして午後からはフィラの街でフリータイム。ドンキービールを味わったり、青いドームや白い街並みを眺めながら、ショッピングも楽しんだりと、それぞれ思い出を作って頂けましたでしょうか。
- サントリーニ島
- フィロステファニの前で
- 8日目
- 8月20日/晴れ/23~28 ℃
- 青い空、澄んだ海、白い家。もう、サントリーニ島から帰りたくないという思いを胸に閉まって、スカイ・エクスプレス航空でアテネへ。世界で最も古い都市の1つで、3400年の歴史があり、芸術や学問、哲学の中心であった場所です。日本出発前に「気温が40℃を超えるとアクロポリスの丘は、昼間の観光は閉めてしまう」と説明があったのですが、昨日まで続いていた40℃超えがピタッと止り、今日は28℃に。しかも風まで吹いているので、快適です。まずは考古学博物館を。そしてオリンピック競技場へ。アテネは2度オリンピックの舞台となった都市です。そしてアクロポリスの丘へ。防壁で固められた自然の丘に神殿や砦が築かれています。そしてお夕食はアクロポリスの丘のふところにあるステキなレストランで舌鼓み。昼間と違ってライトアップされたアクロポリスを眺めながら、皆さまご一緒に時の経つのも忘れ、ワインで乾杯しました。乾杯!ヤマス!
- アクロポリスの丘の見えるレストランで夕食
- スカイ・エクスプレスでアテネへ
- 9日目
- 8月21日/晴れ/24~33 ℃
- 今日はアテネの街の自由行動の日です。アッと言う間に最終日を迎えてしまいました。有志とまずは大きなスーパーマーケットへ。アテネのスーパーはあちこちにあるのですが、ほとんどが小さなお店で、日本で言うとキオスク位の大きさしかないのですが、ここは2階建てになっている大きなスーパーです。お目当てのものをゲットしてから、国会議事堂前で行われる衛兵交代式に間に合いました。「昨日の夜も衛兵交代式を見たけど、夜と昼とじゃ、全然雰囲気が変わるのね.」と違いの分かる人になって頂き、プラカ地区へ。ここは現地の人のショッピング街にもなっていて、現在サマーセール中。60%~70%引きのバーゲンセールへ行かれたり、ギリシャのお土産屋さんがズラッと並んでいるので、またまたお土産をゲットしたりと1日楽しんだ後は帰国です。
- フリータイムにて
- フリータイムにて大聖堂
- 10日目
- 8月22日/晴れ/30 ℃
- 夜中にトルコのイスタンブール着となりました。眠い目をこすりながらトルコの新空港をまた、端から端まで長い距離を歩くのかと思いきや、何とすぐ近くのゲートで乗り換えができました。ラッキー。それでは、しばし今度はトルコ土産でも物色してみましょうか。せっかく2か国訪したのですから。そしてトルコのイスタンブールより約11間30分で成田空港に無事到着しました。お疲れさまでした。今日は日本のお風呂にゆっくりと浸かってお体を休めてください。 日本出発前と比べるだいぶ気温が下がってはきましたが、まだまだ湿気の多い日本はべたついた陽気が続きます。後日写真を見ながら、湿気の少ないカラっとしたギリシャを思い出してくださいね。そして、またお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。
- イスタンブールへ
- イスタンブール新空港
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。