2019年7月30日出発 <フィンランド航空国際線復路直行便利用>中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年7月30日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/瀧 紗野佳(たき さやか)
- 7月30日出発、「中世の栄光輝く古都巡りバルト三国10日間」にご一緒させて頂きました、添乗員の瀧 紗野佳と申します。今回は、14名のお客様とご一緒させて頂きました。ヨーロッパは6月に入って急に猛暑となりバルト三国も30℃を越す気温になる日もあり、気温が心配でしたが、現地に着くと最高が20℃前後の毎日となり、またツアー中ほとんど雨に当たることが無く、天候にも恵まれたツアーとなりました。ヴィル湿原では暑くなく寒くなくといった天気でしたので、とてもよいハイキングとなったのではないかと思います。また太陽の光が湿原を照らしとても素晴らしい景色となりました。ツアーが滞りなく進めることが出来ましたのも、ツアーにご参加下さいました皆様のご協力あってこそだと思います。本当にありがとうございます。10日間と長いようであっと言う間のツアーでございましたが、ご満足頂けておりましたら幸いでございます。
- 1日目
- 7月30日/晴れ/30 ℃
- 本日からバルト三国のツアーが始まります。航空会社はフィンランド航空、AY72便にてヘルシンキ空港へ参ります。今回は8時間15分といつもより短いフライト時間となりました。ヘルシンキの空港は広い空港なので長く歩かなければいけません。乗り継ぎにてリトアニアのヴィリニュス空港へ参ります。機体は2列2列の小さな飛行機で、1時間20分くらいのフライトで到着致しました。ヴィリニュス空港も小さい空港で、ターンテーブルに着くとスーツケースが出てきておりました。出口に出ますと、アシスタントのユラテさんがポーターさんとお出迎え下さいました。ポーターさんも学生さんのような方が一生懸命バスと往復しスーツケースを運んで下さいました。とても長閑な空港だなと感じます。ホテルまでは15分くらいです。旧市街中心からも近いホテルですのでお散歩がてら旧市街を歩くのも良いかもしれません。
- ヘルシンキへの機体
- ヴィリニュスへの機体
- 2日目
- 7月31日/晴れ/11〜18 ℃
- 本日から観光が始まります。6、7月の天候が嘘のように気温が低くなり、少々肌寒い気温となりました。ガイドのラビアさんがホテルまで迎えに来て下さり、観光へ出発です。先ずは聖ペテロパウロ教会へ参りました。次は高台から旧市街を望める場所、3つの十字架の丘へ参りました。坂道と階段で丘の上まで移動し展望台にてお写真を撮り、次は旧市街の中心へ参ります。大聖堂前でバスを降り、大聖堂、聖カシミロ礼拝堂、ゲリュミナス大公の居城、聖アンナ教会を回りました。聖アンナ教会は小さい教会ですが、煉瓦づくりの外観がとても特徴的です。聖アンナ教会の近くからバスに戻り、次は夜明けの門へと参ります。そちらでお写真を撮った後、杉原千畝さんの記念碑がある桜公園へご案内させて頂きました。お写真を撮りバスで再度大聖堂近くのお昼会場へ移動致しました。食後は自由行動となり、高台のお城へ行く方、ホテルへ帰る方と思い思いに過ごして頂きました。
- 聖アンナ教会
- ゲリュミナス城からの風景
- 3日目
- 8月1日/曇り、雨/13〜19 ℃
- ホテルを出発し40分くらい走りますと、トゥラカイ城の駐車場に到着致します。お城はロベルタさんという女性が一緒に歩いて下さり、博物館の見学を致しました。見学後30分くらい走りケルナヴェへ移動致します。ここには丘のような場所が5つ残っており、その地下に遺跡が残されている場所です。ケルナヴェを出発し1時間10分くらいでカウナスの町に到着致しました。まずはお昼をお召し上がり頂き、その後カウナスの観光へ参ります。カウナスの町をご案内下さいますロベルタさんとお会いし、バスを旧市街の近くで降り、そこから歩いて観光スタートです。ヴィタウタス大公教会から観光は始まり、ペルクーナスの家、イエズス会教会のテラス(展望台の代替え)旧市庁舎、大聖堂をご案内致しました。少し自由時間を取り、カウナス城にてバスにご乗車頂き、杉原千畝さんの記念館へご案内です。記念館の見学の後はホテルへ戻り夕食の時間までご休憩頂きました。
- トゥラカイ城
- 杉原千畝記念館の管理猫。絶対写真は撮らせません!
- 4日目
- 8月2日/曇り、晴れ/10〜20 ℃
- 本日は十字架の丘をご見学後リトアニアからラトビアへ国境を移動して参ります。十字架の丘までは2時間20分くらいかかりますので1度休憩を取りながら参りました。バスを駐車場で降り、歩いて十字架の丘へ参ります。思いの詰まったたくさんの十字架はとても圧巻です。十字架の丘を出発し、40分くらい走りますと、国境が見えて参ります。シェンゲン条約に加盟しておりますので手続きなどは無く、そのまま通過して参ります。国境から20分位移動し、ラトビアの最初の観光地、ルンダーレ宮殿に到着致します。宮殿内にございますレストランにてお食事をお召し上がり頂き、食後観光スタート致します。今回はショートツアーとなり、執務室や大公のベットルーム、お手洗いなどのお部屋をご見学頂きました。宮殿内はサラミータさんがご一緒に回って下さいました。観光後はリガのホテルへ参りました。ご夕食はホテルにてお召し上がり頂きました。
- 十字架の丘
- ルンダーレ宮殿の庭園から
- 5日目
- 8月3日/曇り、晴れ/11〜19 ℃
- 本日はリガの市内観光を致します。ホテルにガイドのイルさんが来て下さり、先ずはユーゲントシュテュール建築群のご見学です。首都であるリガは世界屈指のユーゲントシュティールの都と言われております。ユーゲントシュティールと言うのは、ドイツ語で19世紀後半から20世紀の初めにかけてヨーロッパで流行した新芸術様式の事をいい、曲線や植物文様を使った、今まであった様式にとらわれない装飾が特徴と言われています。日本ではフランス語で呼ばれる名前のアールヌーヴォーのほうが馴染みがあるとおもいます。リガの旧市街の建物の4割近くはユーゲントシュテュール建築で建てられているそうです。建築群を見学後、中央市場、リガ城、三人兄弟、聖ヤコブ教会、スウェーデン門、聖ペテロ教会、ブラックヘッドギルド、リガ大聖堂ではパイプオルガンのコンサートを聴きお昼休憩を取りオペラ座のバックステージを見学し夕食まで自由にして頂きました。
- 市場の大きなすいか
- オペラ座ステージ
- 6日目
- 8月4日/晴れ/11〜18 ℃
- 本日はリガにてダウガワ川のクルーズをお楽しみ頂き、その後スィグルダの町へ移動致します。スィグルダに到着しましたら、先ずはお昼会場へご案内です。スィグルダホテルのレストランを出発し、すぐお隣のトゥライダにございます、博物地区の見学を致します。博物地区には悲恋の物語で知られるトゥライダのバラと呼ばれた女性のお墓やトゥライダ教会、庭師の家などがあります。そして奥に進とトゥライダ城が見えて参ります。トゥライダ城内部も博物館になっており、主塔の部分は一番上まで登と展望スペースになっており、景色がとても良いです。トゥライダ博物地区の後に、グートゥマニャ洞窟にご案内させていただきました。ここはトゥライダの悲恋の乙女とスィグルダの庭師の恋人が逢瀬を交わし、トゥライダの乙女がなくなった場所になります。観光後はラトビアからエストニアへ国境をまたぎ、タリンの町でお休み頂きました。
- トゥライダ城の展望から
- グートゥマニャ洞窟
- 7日目
- 8月5日/晴れ/12〜19 ℃
- 本日は晴れとなり、ハイキング日和です。ホテルにてタリンのガイドのアデレさんが来て下さいました。本日は先ずヤガラの滝から観光へ参ります。ヤガラまでは40分位バスで移動致しました。夏は水量が少ないので滝の幅も小さいですが、春頃になりますと、迫力のある滝をご覧頂けます。お写真後ヴィル湿原へ移動致します。ヴィル湿原は天気がとても良く景色がとても素晴らしかったです。天気も良かったので皆様で木道のハイキングを楽しみました。このあと旧市街に移動し、歩いての観光となります。先ずはお昼会場へ参ります。お昼からツアースタートとなり、セーターの壁、聖カタリーナの小径、ドミニコ修道院、ロシア通り、薬局通り、15世紀の薬局、旧市庁舎広場(ラエコヤ広場)、聖霊教会、聖ニコラスの裏を通り過ぎ、トーンペアの丘を登り、昔の洗濯屋さんやデンマーク王の庭、アレキサンドルネフスキー聖堂、トーンペア城、大聖堂などを周りました。
- ヴィル湿原
- 夕食のフォークロアショー
- 8日目
- 8月6日/雨と晴れ/12〜21 ℃
- 本日もガイドはアデレさんです。天気があいにくと雨模様となってしまいましたが、雨の合間を縫うような観光となり、ほとんど雨に当たることはなかったので良かったと思います。ホテルから10分位移動した場所にございます、カドリオルグ公園の美術館へ参りたいと思います。美術館の後は歌の広場へ移動し、その後旧市街にございます、聖ニコラス教会へ参ります。こちらの教会では死のダンスという有名な絵が飾られています。誰も死からは逃れることが出来ないというような意味を表しているのだそうです。聖ニコラス教会から旧市庁舎広場へ移動し、お昼をお召し上がり頂き、午後は夕食まで自由時間となります。ホテルに帰るかたは添乗員がホテルへとご案内させていただきました。本日のご夕食はスリーシスターズというホテル付属のレストランです。3軒の商人の館を三人姉妹と呼び、こちらを改装したホテルだそうです。
- カドリオルグ美術館の中庭
- 死のダンス、パネル
- 9日目
- 8月7日/曇り/13〜21 ℃
- 本日はタリン港からシリアラインにご乗船いただき、エストニアからフィンランドのヘルシンキへと移動いたします。アシスタントとしてアデレさんがご一緒して下さいました。10:15タリン港を出発しヘルシンキには12:30到着となりました。シリアラインの中にはスーパーが入っており、免税のお酒が売っておりますので、北欧に住む方たちは自分の国では高い物をこちらで買って行きますので、下船時は多くの方がお酒をケースで持っております。税金事情がよくわかる光景だと思います。ヘルシンキ西港ではアシスタントのソイレさんとお会いし、少しだけヘルシンキの観光へ参りました。エスプラナーデ通りへご案内し自由に見て回っていただきました。集合いただきましたら、空港へ向けて出発です。夏と言うこともあり、空港もかなり混んでおりました。AY71便にて成田空港へ出発です。
- ヘルシンキの市場
- ヘルシンキの路上音楽隊。たくさんの方が聴いておられました。
- 10日目
- 8月8日/晴れ/30 ℃
- 成田空港へは8:12到着致しました。エコノミーサイドは満席ではないようでしたが、多くのお客様が乗っておられました。日本に降り立つと気温の高さと湿気の多さを肌で感じます。太陽の日差しも強く、バルト三国とは気温の差がずいぶんあります。ターンテーブルでお荷物をお受け取りいただき、出口へお進み頂きました。スーツケースに問題もなく、皆様元気にご自宅へ向かわれました。10日間ご一緒させていただき、まことにありがとうございます。これから日本も暑い日々が続きますので、くれぐれもお体にご注意下さいませ。またどこかの国でお会いできましたら幸いです。写真はバルト三国で唯一取れた猫さんたちです。バルト三国の猫さんたちはシャイなのか正面からは撮らないでという感じで、普通の写真になってしまいましたが、今回の渾身のお写真です。次こそはスクープを撮りたいと思います!
- リトアニアの旧市街より「私は置物です。気にしないでください。」
- ユーゲントシュテュール建築の猫さん
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。