2019年9月19日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／石原 啓江（いしはら ひろえ）

この度は阪急交通社クリスタルハートLE175 「ベネチア2連泊麗しきイタリア8日間」にご参加いただきまことにありがとうございます。 ご一緒させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 イタリアは長靴の形で面積30万1302平方キロメートル。日本よりやや小さいですが、海に囲まれた国で今にもシチリア島をサッカーボールのように蹴り出そうとしています。 アモーレ、カンターレ、マンジャーレ 人生とは愛すること、歌うこと、食べること そんな言葉がイタリアにはあります。 今回はイタリアのロンバルディア州、ベネト州、トスカーナ州、ラッツィオ州を旅します。 美食と芸術と快楽の国に出発です！ 楽しい8日間になりますように！

1日目

9月19日/晴れ/25 ℃

初めまして。 今回皆様とご縁がありまして同行させていただきます、添乗員の石原啓江です。どうぞよろしくお願いします。 今回13名さま。日本各地からお集まりいただきました。 羽田空港より全日空でフランクフルトマイン国際空港へ。とても大きな空港で、保安検査も長蛇の列でした。随分歩きましたが、ルフトハンザドイツ航空もオンタイムで出発。ミラノでは全員荷物も無事に届きホテルへ。 今日からミラノコレクションが始まります。明日の観光中素敵なモデルさん達が見れるかもしれないですね。

羽田空港

フランクフルトマイン国際空港

2日目

9月20日/晴れ/20 ℃

ミラノはイタリアの第二の都市、経済の中心、そしてファッションの都でもあります。 歴史を残しつつも、最先端を発信する街です。 朝一番でスフォルツェスコ城へ到着。レオナルドダヴィンチゆかりのお城です。今日はここから歩いて見学です。 ヴィクトリオエマヌエレ2世ガレリアはミラノの応接間と呼ばれるところ。ディズニーランドのガレリアもここを手本にしました。 ドゥオモはゴシック建築。神のもとに近づこうと、上に上に伸びて行きます。立派なドゥオモをバックに記念撮影。 その後はフリータイム。 スカラ座見学や、ショッピング、コーヒータイムなど、ゆっくり過ごしました。 お食事の後は、ヴェネツィアへ。 皆さんのホテルはジュデッカ島。バスを降りてボートでホテルへ向かいました。 ヒルトンホテルはかつての製粉工場。大きなホテルです。このホテルの8階からの眺めは最高です。 夜は美しいサンマルコ広場の夜景を見に行きました。

ヴィットリオエマヌエル2世ガレリア

ベネツィアのホテル

3日目

9月21日/晴れ/25 ℃

大小の島々と運河の織りなす水の都、ヴェニス。14〜16世紀に地中海貿易で栄えました。 アドリア海の女王と呼ばれた共和国時代の夢の跡を訪ねます。 今朝はボートでサンマルコ広場まで行く途中、海水がボートに入るアクシデント！大変ご迷惑をおかけしました。 ホテルのボートで出直して、サンマルコ広場へ。ガイドのマリオさんの軽快な案内で、ドゥカーレ宮殿、サンマルコ広場を見学。 サンマルコ寺院は天井、壁、床とぎっしりモザイクが施されている美しい教会です。 ベネツィアングラスの工房も見学。 職人さんの技に思わず拍手！いとも簡単に作りますね！ イカスミパスタはヴェニスの名物。口を黒くしながら、召し上がっていただきました。 食後はこれまた名物のゴンドラセレナーデ。水の都ヴェニスの移動手段の一つです。優雅に運河を滑るゴンドラですが、最近は渋滞も名物になりつつあります。 皆さんそれぞれ楽しいフリータイムを過ごしました。

サンマルコ広場

ゴンドラセレナーデ

4日目

9月22日/曇りのち雨/18 ℃

今日はイタリア半島の背骨のようなアペニン山脈を越えて中部イタリア、トスカーナへ。 ルネッサンスが花開いた芸術の都です。 15〜16世紀、メディチ家の支援の元、才能ある芸術家たちが集まりました。 今も当時の華やかさが残る街です。 ミケランジェロ広場から街を一望。山を背後に黄色がかった朱色の瓦が広がり所々に教会や宮殿が並びます。 旧市街を散策しながらサンタクローチェ教会へ。ここはミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、ロッシーニなど歴史の教科書に出てくるような人々が眠ります。 政治の中心はシニョーリア広場。ここにはかつての政庁舎ヴェッキオ宮殿、メディチ家の事務所であったウフィッツィ美術館、そして広場を飾る彫刻群。まるで美術館のようです。 宗教の中心はドゥオモ広場。花の聖母大聖堂は600年の年月をかけて建てられました。この街のシンボルです。 見学の後はそれぞれフリータイム。フィレンツェの休日を楽しみました。

ミケランジェロ広場

花の大聖堂

5日目

9月23日/晴れ/25 ℃

すべての道はローマに通ず、と言う言葉の通り、イタリアの歴史はここローマから始まります。壮大な遺跡の残る永遠の都です。 今日はミニバンでローマ観光。 最初はコロッセオ。古代ローマ時代、剣闘士と猛獣の戦いなど見せ物的興行が行われていました。コロッセオの隣にはコンスタンティヌス帝の凱旋門、そして古代ローマの中心、フォロ・ロマーノ。束の間のタイムトラベルでした。 数々の映画の舞台でもあるローマ。その中でも「ローマの休日」は有名ですね。嘘つきが手を入れると食べられてしまう石板。古代ローマのマンホールの蓋だったとは！ 映画「甘い生活」でも描かれ、後ろ向きにコインを投げるとまたローマに戻ってこられる伝説のトレビの泉。ここではジェラートタイム。 スペイン広場はローマで最も活気のあるところ。今日もたくさんの人で溢れていました。 深い歴史と壮大な遺跡。半日ではとてもとても時間が足りません！！

コロッセオ

コンスタンティヌス帝凱旋門

6日目

9月24日/晴れ/30 ℃

今日は終日フリータイム。 朝、バチカンに行かれた方もいらっしゃいました。 バチカン博物館は相変わらずの人、人、人。 サン・ピエトロ寺院はキリスト教カトリックの総本山。世界中から信者の方々が訪れます。 午後は街歩きをされた方もいらっしゃいました。パンテオンはローマの神々に捧げられた神殿で、紀元前27年に遡ります。芸術家のラファエロや、初代国王ヴィットリオ・エマヌエル二世のお墓があります。 ナヴォーナ広場はローマ時代の競技場の後に作られた広場。お菓子の品評会も行われたりしていました。「ナヴォナはお菓子のホームラン王」の、ナヴォーナです！ カンポ・デ・フィオーリ広場では毎日市場が立ち、花や果物、またお土産も並びます。 皆さんそれぞれフリータイムを楽しまれました。今日は特別暑かったので、町歩きも大変でしたね。

コンドッティ通り

ナヴォーナ広場

7日目

9月25日/晴れ/20 ℃

今日はとうとう帰国の日です。朝早いご出発、ご協力ありがとうございました。空港も空いていてチェックインもとてもスムーズに終わりました。 ローマからウィーン経由で羽田に向かいます。ウィーンへ到着後、お天気も良く心地よい陽気でした。バスでターミナルを移動して出国審査。全てが順調で、ラウンジをご利用頂いたり、最後のお土産を買われている方もいらっしゃいました。 そして全日空便はほぼ定刻で無事に離陸。皆さん機内でゆっくりと休まれたことと思います。私は食事もしないで寝てました。

ウィーン到着

ウィーン上空

8日目

9月26日/晴れ/25 ℃

全日空便は定刻より早く羽田空港に到着。 ターンテーブルでお別れのご挨拶をしてそれぞれ税関へ。皆様が帰られる後ろ姿を見て終わってしまったと実感・・・ ミラノコレクションの初日からツアーが始まり、ドゥオモやガレリア周辺ではモデルさん達の撮影会、ヴェニスではお天気も良く青空と青い海！ルネッサンスの芸術家たちの足跡をフィレンツェでは辿り、ローマは各時代の素晴らしい建造物や作品を楽しみました。 それから色々な物を食べましたね。ミラノ風カツレツやイカスミパスタ。フィレンツェのビーフステーキ、ローマのパリパリピッツァとチーズパスタ。皆さんの心にイタリアの景色とお味がたくさん残っていると思います。 この度はご参加ありがとうございました。これからも安全1番で楽しい旅を続けて下さいね。そしてまたどこかでお会いできる日を楽しみにしています。いつまでもお元気で。8日間楽しかったです！ありがとうございました！

ベネツィアの朝焼け

テヴェレ川とサン・ピエトロ寺院