2019年2月4日出発 青い街シャウエンのリアドとサハラ砂漠に泊まる8つの世界遺産を巡るモロッコ大周遊12日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年2月4日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/白石修子
- ベストシーズンのモロッコに20名のお客様とご一緒させていただきました白石修子です。 遠い、遠いモロッコ...。ありとあらゆるところが日本とは違い、最初は驚きの連続だったと思います。でも、それがモロッコ!最後には慣れて、「これぞモロッコ!」と言えるようになったのではないでしょうか? ツアー中は毎日お天気にも恵まれて、一足早い初夏を感じられたところもありました。真っ青に澄み渡った空に、日干しレンガの家々や、海岸沿いの白い家々。きっと素敵なお写真がたくさん撮れたことと思います。 なんでもありの国!都市あり、田舎あり、海あり、山あり、砂漠あり、雪あり...そして、何よりもイスラムの活気を感じられる国です!頑張って行った価値があったはず... 様々なハプニングもありましたが、皆様にご協力いただいたおかげで、無事に帰国することができました。ありがとうございました。またいつかどこかで...
- 1日目
- 2月4日/晴れ/10 ℃
- 本日より、モロッコ12日間の旅が始まります。成田から9名様、関空から11名様、合計20名様のツアーとなりました。皆様ビジネスクラスでご参加です。関空発の方は、乗り継ぎのことでドキドキされてるのではないかなぁ〜と少し心配しつつ、添乗員・白石は成田組とともに出発しました。約12時間のフライトです。エミレーツ航空はオール2階建。ビジネスクラスは2階席です。夜便ですので、乗ったらすぐに寝る時間!でも、その前に機内食を...。そして、フルフラットでゆったりとおやすみに...。では、ドバイでお会いしましょう!︎
- 受付カウンター
- 2日目
- 2月5日/晴れ/22 ℃
- ほぼ定刻でドバイに到着です。乗り継ぎをして、すこ〜しだけラウンジへ。関空の方とは無事にゲートでお会いでき、ホッとしました。お2人は出発ギリギリに機内で会えました...ホッ×3倍! 約8時間で目的地・モロッコに到着です。カサブランカ・モハメド5世空港。初めて20名様が揃いました!そして入国完了!モロッコディラハムも入手して準備万端!外は春の陽気で20度を超えてます。 ガイド・イサムさん、ドライバー・ムスタファさん、アシスタント・ハミッドさんとご一緒させていただきます! 約1.5時間で首都ラバト到着。王宮をチラリとみながら、庭園都市と言われる緑豊かな街を走ってモハメド5世の霊廟&ハッサンの塔へ。なかなか豪華な霊廟です。モロッコ独立時の最初の王様・モハメド5世と前国王・ハッサン2世、そして弟が眠ってます。 今夜のホテルはここからすぐ。夕食もホテル。今夜は早めに休みましょう。
- カサブランカ・モハメド5世空港
- モハメド5世の霊廟内部
- 3日目
- 2月6日/晴れ/6〜21 ℃
- 多くのグループの出発時間が重なった為、ポーターさん2人では追いつかず、少し遅れての出発です。マモラの森を抜け、高速道路で北上。白い街・ティトゥアンです。イベリア半島から追い出されたイスラム人とユダヤ人によって造られました。スペイン保護領時代には首都でした。ハッサン2世広場に面して王宮があり、その向こうには城壁で囲まれたメディナ(旧市街)。スペインとモロッコが入り混じった街です。ランチはスペイン名物パエリアです。 午後は青い街へ。リフ山脈の中にあるシャウエン。本当の街の名前はシェフシャウエンと言います。まずはパノラマ写真を!メディナに入ると坂道、階段がたくさん。そして、迷路のよう!家の壁も階段もドアも鉢もタクシーも青。御伽の国のようですね。 今夜はシャウエンのリヤドに泊まります。メディナが一望できます。レストランは薄暗かったですが、アットホームな感じが出てました。
- ティトゥアンの王宮
- シャウエンのホテルからの眺め
- 4日目
- 2月7日/晴れ/8〜21 ℃
- ホテルからバスまでタクシー移動。飛ばすからヒヤヒヤ!バスに着いたら、荷物が一個ない?いやいや、移動させる度に一個ずつ確認したから無いわけはない!探す為に皆様にはカフェでお待ちいただきました。一向に見つからず、仕方なく出発。その後、連絡がきて、ありました〜!涙が出ました。ご迷惑おかけしました、スマヘンナ(←アラビア語) 気を取り直して!神聖なる街・ムーレイイドリスにてランチ。ビーフタジンでお腹を満たし、観光開始。ヴォルビリス遺跡はすぐそこです。ローマ時代のモザイクがそのまま残っています。小さいお家、大きいお家。オリーブプレス機や洗濯場。コウノトリもいます。パパラッチもきました。 その後はメクネス。北アフリカで最も美しい門・マンスール門。ヴォルビリスから持ってこられた柱も使われてます。歴史上有名なムーレイ・イスマイルさんのお墓までいきました。 市場で入手したモロカンクッキー、いかがでしたか?
- ヴォルビリス遺跡に残るモザイク
- メクネスのマンスール門
- 5日目
- 2月8日/晴れ/7〜22 ℃
- 王宮からスタート。ブロンズの扉には細かい模様が施されています。全て手作業です!お掃除にはレモンを使います。南の砦からメディナを一望。宗教的な建物は緑の屋根がついてます。 メディナは迷路!迷子にならないように注意、そして動物にも注意。カラウィンモスクはタイミングよく正面の大きな扉をあけてもらえました。とても綺麗な中庭です。フェズをつくったムーレイ・イドリス2世廟では棺がチラッと見えました。 イワシのタジンを食べた後、バスでブージュールド門へ。1番有名なメディナへの門です。神学校をみて、ハミッドさんのお宅にもお邪魔しました。今日は奥様が不在で、1人で頑張っていました。ミントティをいただきました。フェズは職人の街。ブロンズ、陶器、布、皮の染色など途中で職人技をたくさんご覧いただきました。とにかく歩き疲れましたね。旧市街ビューのお部屋でくつろいでください。
- カラウィンモスクの中庭
- 革の染色人街タンネリー
- 6日目
- 2月9日/晴れ/7〜24 ℃
- 夜明けとともに出発です。長い移動ですが、車窓からの景色は変わり続けます。変化に富んだ1日です。緑が比較的多いフェズを出て、ミドルアトラス山脈に入ります。モロッコのスイスと言われるイフレンで休憩。アトラスライオンのモニュメントがあります。ミドルアトラス山脈はアトラス杉が多く生育してます。また、小さなスキー場もあり、ソリをして楽しんでいました。今年は雪が少なめです。ザット峠を越えると乾いた景色になってきます。ハイアトラス山脈を目の前に、マスのグリルをいただきました。 引き続きドライブ。ハイアトラス山脈を越えるとサハラです。所々、オアシスの街が見えます。ジズオアシスはモロッコで一番「長い」オアシスです。ナツメヤシの木がたくさん!実は甘いですね。ハマります。 エルフードの街で4WDに乗り換え。途中、道なき道をいき、夕日を撮るためにストップも。砂漠の中のホテル、素敵でした!メルズーカ泊。
- モロッコで一番「長い」ジズオアシス)
- 4WDで道なき道を行く〜サハラ砂漠
- 7日目
- 2月10日/晴れ/6〜24 ℃
- 日の出を見るために少し早起き!日の出前が一番寒いです。今朝は6度。思ったほど落ちなかったようです。4WDで少し移動し、ラクダに乗る人と歩く人に分かれます。暗い中、サラサラの砂の中を歩くのは大変。ラクダはラクだ〜?でも、最後の一山は頑張って!転がりそうな方もいました。周りは360度、砂、砂、砂!これぞ砂漠!世界で一番大きなサハラです!ついに、日の出の時間です。8時。雲もなく、とても綺麗に見れました。お誕生日を迎えられたNさん!新しい歳の素敵な幕開けになりましたね。 ホテルに戻り、朝食を取って出発。ホテルの裏も砂丘って気づいてました?バスで砂漠の中を走ります。途中、昔の灌漑用水システムやオアシスでストップ。トドラ渓谷は迫力満点の断崖絶壁。ロッククライミングしてる人も!カスバ街道を通り、バラの産地でバラ水に出会い、映画ハムナプトラのセットが置いてあるホテル・ベルベルパレスに宿泊です。
- メルズーカ砂丘で見る素晴らしい日の出
- モロッコのグランドキャニオン・トドラ渓谷
- 8日目
- 2月11日/晴れ/7〜27 ℃
- ヒンヤリ寒くてまだ薄暗い中、出発です。ワルザザートの街は「タウリルトのカスバ」が有名で、映画のロケにも使われました。この街には映画スタジオが沢山。ハリウッド映画のロケ地としてもモロッコはよく選ばれます。朝日を浴びたティフルトゥトのカスバは綺麗でした。アイトベンハッドゥは要塞化された村・クサル。モロッコで一番美しい村。橋を渡って旧市街に入り、日干しレンガの家の間を縫って、あぶり出しを見て頂上まで。案外すぐに到着。ムサさんのお宅にお邪魔して、またまたミントティをいただきました。3人目の奥さんにもお目にかかりました。村を出た後は「ハイアトラス越え」です。クネクネの道が続きます。雄大な山の景色とともにランチを取り、車で通る最高地点2260mのティシカ峠で記念撮影。モロッコの黄金と言われるアルガンオイルの店に立ち寄り、山を降りていきます。赤土が目立ってきたらマラケシュです。スーパーにも行きました。
- モロッコで一番美しい村〜アイトベンハッドゥ
- アトラス越えのヘアピンカーブ
- 9日目
- 2月12日/晴れ/7〜26 ℃
- ピンクの街・マラケシュ。朝は寒いですが、日差しが強くて初夏の気分。一日の気温差は20度!イブサンローランが愛した庭園から観光スタート。モロッコではないような空間です。そして、再び喧騒の中へ。メディナです。 バヒーヤ宮殿はスペインのアルハンブラ宮殿に似ています。お気に入りのバヒーヤさんの部屋は豪華! ランチはチキンパスティーリャ。ミントティとクッキーをサービスしてもらいました!ホテルでひと休憩して、夕方、再び街に繰り出します。 マラケシュのランドマーク、クトゥビアの塔。4面とも違うデザインです。スークを歩いて、ジャマエルフナ広場に出てきました。大道芸人、ナッツやフルーツの屋台、レストラン...一日中大賑わいです。カフェで寛ぎながら、テラスから広場を見下ろします。広場に行かれたのは数組だったようですね。夕食はイカのタジン。民族音楽の生演奏付きでした。
- 世界一のパフォーマンスプラザ〜ジャマエルフナ広場
- イカのタジン
- 10日目
- 2月13日/晴れ/7〜24 ℃
- 大西洋岸の街・エッサウィラに向かいます。マラケシュから真西。高速道路はないので、下道です。モロッコの南西部に当たるこの辺りには、アルガンの木が生育してます。実はヤギの大好物です。ヤギが上って食べてるのかと思いきや、人間に乗せられてました...。怖がっていて、ちょっぴり可愛そう?エッサウィラのメディナも城壁に囲まれています。生鮮食品エリアやお土産屋さんエリアを通り、海側を守るスカラ、港...。芸術家が集まる街は明るいです。そして、今日も日差しが強い!この街も世界遺産です。今回のツアーで8つの世界遺産を訪れました。モロッコには全部で9つ。そのほとんどを訪れたことになります。 最終目的地はカサブランカ。モロッコで一番大きい都市なので、渋滞もあります。遅くなってしまいましたので、ホテルに着いたら直接夕食へ。
- アルガンの木とヤギたち
- エッサウィラの旧市街を港側より
- 11日目
- 2月14日/晴れ/8〜21 ℃
- 観光最終日です。カサブランカは経済の中心地。大都市です。1755年のリスボン大地震で壊れてしまった街は、その後再建されたため、昔ながらの建物はほとんどありません。なので、あまり観光で有名な街ではないのです...。現代の街です。中心の広場がモハメド5世広場。裁判所、フランス領事館、時計塔、税務署などがあります。オペラハウスがまもなく完成でしょうか?そこから街を少し歩きます。途中、警察のバイクが付いてくれ、私たちを守ってくれました!ショコラン!観光のシメはモロッコのランドマーク、ハッサン2世モスクです。世界で一番高いミナレットがついてます。近づくとモザイクタイルの素晴らしさがよくわかります。(写真を撮り忘れたので、前に撮ったものを引っ張ってきました)空港へ向かいます。何かと時間がかかってしまいました。ビジネスクラスでゆっくりとお寛ぎください...
- カサブランカのランドマーク・ハッサン2世モスク
- いろんなところで見られたコウノトリ
- 12日目
- 2月15日/晴れ/10 ℃
- ドバイに到着。20名様とご一緒させていただくのもここまで。最後、関空行きの方をゲートまでお送りできるかと思いましたが、ちょっぴりハプニング発生!関空行きの方も、成田行きの方も、ご自身で乗り継いでいただくこととなってしまいました。皆様でお力合わせの上、無事に日本行きの飛行機に乗れたようでなによりです。皆様のご理解とご協力に感謝いたします。成田に到着した時にはハプニングも一件落着!最後は元通りです。ご心配くださった方、ご協力いただいた方、ありがとうございました。 12日間のモロッコ旅行お疲れ様でした。写真を見ながらしばらくモロッコに浸っていただけたら嬉しいです。そして、これからも素敵な旅を続けてください!また、いつか、どこかで...。
- アーモンドの花。日本の春が待ち遠しいです
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