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2019年1月28日出発 青い街シャウエンのリアドとサハラ砂漠に泊まる8つの世界遺産を巡るモロッコ大周遊12日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年1月28日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/渡辺 真紀子(わたなべ まきこ)
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「青い街シャウエンのリアドとサハラ砂漠に泊まる8つの世界遺産を巡るモロッコ大周遊12日間」の添乗に行って参りました。 出発のエミレーツ航空フライトキャンセルから始まった旅ですが、お客様、現地スタッフにご協力頂き無事に笑顔で旅を終えました。快晴、雨、雪、強風、めまぐるしく変わる天候にも体長崩される方でず、そして何よりも参加者全員が昔からの知り合いの様に仲良くお過ごし頂けたのが良かったです。 雄大な自然、サハラ砂漠、迷宮の旧市街メディナ、そこに暮らす人々、モロッコは何度行っても魅力がつきません。 私の大好きなモロッコをご案内させて頂いたこと感謝しております。 またどこかの旅の空の下でお会いできるといいですね。 合い言葉は「ヘルヘール〜カリカーリ〜」で
1日目
1月28日/成田は強風/3 ℃
皆様が成田空港にご集合いただいた頃、ご利用頂くエミレーツ航空カウンターで不穏な動きが、、チェックインが途中で中断、再開、機材が来るとか来ないとか、、。 なんとかチェックインも終わり、搭乗口に向かって見ると成田上空の強風のため名古屋に行ってしまった機材がいない。。本日のフライトはキャンセルになってしまいました。夜も遅い為、エミレーツ航空より宿泊と翌日の食事のサービスがありましたが出足をくじかれてしまったこの旅はどうなることやら、、
2日目
1月29日/快晴
各ホテルで朝食、昼食のサービスがございましたが、いかがでしたか? 成田のホテルを17;00にチェックアウト。再度空港にご集合頂きました。 1日遅れで行程変更となりましたがご参加して頂いて本当にありがとうございます。(大阪から参加の方は残念ながらキャンセルとなりました) すでに、前夜のラウンジから顔見知りになられたようで、昔からの知り合いの様に湧きあいあいでしたね。本日も風強し。心配しましたがチェックインもスムーズに。 ゲートは同じく昨日と同じ66番より。 成田山の祈願が効いたのでしょう、飛行機も無事定刻出発。 さあ出発です。機内でどうぞゆっくりお休みください。
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エミレーツ 機材本日いました
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搭乗開始 さあ出発
3日目
1月30日/晴れ/7〜15 ℃
ドバイの乗り継ぎも順調で無事にモロッコ、カサブランカにご到着。 迎えてくれたのはガイド歴47年、帽子が怪しいガイドのマイッタさん。 お泊まりシャウエンまで長い走行になりますが、ご参加頂いた皆様の為にもできるかぎりモロッコを見て頂きたい!と言う事で、首都ラバト観光、ハッサンの塔、モハメド5世廟(入場できました)ご覧頂きました。騎馬兵との写真も収められましたね。 すっかり日も沈んだリフ山中を走り走りシャウエン旧市街に位置するリアドホテルに到着は22:30。お疲れさまでした。 青い扉を開けると中庭には暖炉の火と暖かいスタッフが迎えてくれました。 家庭的な雰囲気のカサハッサンにお泊りです。
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ラバト ハッサンの塔
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リアド カサハッサン ようこそ
4日目
1月31日/晴れ 曇り 雨 晴れ/5〜15 ℃
メディナの中に宿泊だからこそできるシャウエン早朝の散策へ お店が開店前の街の中は、人混みもなく、より青い街を堪能できるのです!モスクから流れるアザーンの中、幻想的な青の世界を歩きました。 もともとゆっくりの行程だったこともあり、一日遅れに始まった私たちの旅は、本日2日分の観光地を一日で巡るとゆうハードなものになりましたが、 白の街ティトアンのメディナ、青の街シャウエンで昼食、ローマ遺跡ヴォリヴィリスでは空も晴れ、古都メクネスでは夕日がきれいでした。 「マグレブはアトラスの賜物」とはいったもので長い走行もこの時期の緑の農地が目を楽しませてくれましたね。 夕食ではお客様の誕生日と無事の到着を祝ってモロッコワインで乾杯しました。お泊まりはフェズ高台に位置するルメリニデスホテル。明日の朝はお部屋から旧市街の全貌をご覧いただけるでしょう。
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早朝シャウエン 探訪
5日目
2月1日/晴れ曇り雨/3〜15 ℃
モロッコでメディナと言えば旧市街のこと。そもそもメディナとは、、 「AD622年にメッカを追われた預言者ムハマンドが移住(ヒジュラ)した都市、そしてムハマンドが築いた社会は理想のイスラム共同体」 なるほど、、。 フェズ川から街は生まれ、アンダルス地区には職人を、カイラワーン地区には知識人移住させたのは街の守護聖人イドーリス2世、街はすり鉢状にひろがって、石の城壁、各所に門が設けられ、1万3000の路地と1000の袋小路、道が狭く、起伏な地形では車が通れないのでロバ、ラバが現在も大活躍。 中心には礼拝の為のモスク、聖人の霊廟、身を清めるハマム(浴場)、水場、人々が集う広場、学校(マドラサ)など、そして現在でも100をこえる手工業が営まれているとか。輸送手段が代わったので隊商宿(フンドック)は様変わりしたけれど、このメディナの中に1000年以上人が持続して暮してるのです。 金曜なので静かなメディナでありましたので、「理想のイスラム共同体」なるもの感じながら歩いてみました。 昼食のイワシのタジンは好評でした。
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ルメリデスホテル フェズ旧市街
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イワシのタジンが好評でした 宮殿風レストラン
6日目
2月2日/雨雪強風晴れ/-3〜23 ℃
フェズからメルズーカへの走行距離520km 。 アトラス山脈越えのこのルートは景色がダイナミックに変化する極上のドライブウェイです。ただ天気予報が雨、、渡辺はちょっと心配でした。。。(インシャーラ) フランス時代開かれたリゾートタウン、イフレンに着く頃にはボタン雪がシンシンと。アトラスライオンも寒そうです。モロッコで雪!?皆様驚かれていましたね。 通常ルートは除雪が追いつかず、通行止めとゆうことで迂回路へ。 アトラス杉の森を抜け峠を越えるとステップの大地が広がります。雪道が終わり安心していたら、今度は強風が吹きつけてきました。ハンドルをとられながらも安全運転 DRさんご苦労様でした。 山並み美しい、ミデルトの街で昼食のマス料理は好評 。ラクダのコブ峠を「月の砂漠」を聞きながら、ズィズの渓谷オアシスを写真に収め、エルラディシアで休憩時は日差しが暑い、、雪、強風いろいろありましたが、無事にメルズーカにご到着。お泊まりはオーベルジュ トンブクトゥ。テラスのからの星空がきれいでした。
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風にも負けず
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メルズーカ カスバホテル
7日目
2月3日/晴れ/0〜20 ℃
サハラ砂漠は寒かった。 星瞬く夜空の中、砂の地をラクダ組と歩き組でそれぞれ向かいます。 砂山を登りきり日の出を待つ間、今日は風があって寒い! あんまり寒いのでベルベル人と一緒に、飛びました!歌いました!踊りました! そして待ちに待った日の出は最高の輝きで 姿をあらわしました。 地の果てに来た事を実感。 太陽の光の暖かさを感じながら、名残惜しいがサハラを後にします。 アトラスの山並みを見ながらワルザザートへ。 カッターラ(地下水路跡)、渓谷オアシスの壮大な景色 、トドラ渓谷の切り立った絶壁 、オアシスに咲くアーモンドの花、この地でしか見る事ができない景色が続きます。バラの街に立ち寄りましたが、皆様の興味はもっぱら砂漠のバラ(結晶のほう)でしたね。「カスバの女」聴きながらワルザザードに到着です。 お泊まりはベルベルパレス。映画のセットが飾られているホテルです。
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サハラで飛んでみた
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ベルベル人と一緒に
8日目
2月4日/晴れ/3〜25 ℃
カスバとクサルの違いとは、、どちらも日干しレンガで造ってはいるものの、大きなカスバはクサルにも見えますね。 こちらが正真正銘のクサールです。世界遺産「アイントベンハッドゥ」おお 皆様納得!ビューポイントより全景を写真に納め、みんなで登りました。 砂漠はキャンセルだったガイドのマイッタさん、今日ははりきってます。 山頂からの眺めは絶景!雪稜美しいハイアトラスまで望めました。 ベルベル人ムサさんのお宅訪問。地場産のアーモンドとミントティーをいただきました。アーモンド満開でキレイでしたね。 テシュカ峠(2260m)を無事に越え、マラケシュへ。 お泊まりは新しいホテル、ラディソンBLUマラケシュ。 隣接したショッピングモールでモロッコワインを調達(いろいろありましたが、、) 今夜も乾杯!
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アイントヴェンハッドゥ(これがクサール)
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アーモンド 見頃でした
9日目
2月5日/晴れ/5〜25 ℃
「南の真珠」と称されるマラケシュは古くから世界中の芸術家に愛される土地。 フランス人デザイナーのイブ・サンローランもその1人。画家マジョレルから買い取った「マジョレル庭園」から観光は始まります。涼しげな木々に映えるマジョレルブルーが印象的でした。 歴代王朝が都としたこの地のメディナ(旧市街)は全長20kmの城壁に囲まれていて、ピンクに塗られた裏路地を歩くと異国情緒たっぷりです。 20C発見されたサーディン朝の墳墓、19Cアラウィー朝時代の私邸バヒア宮殿、 映画「知りすぎた男」の撮影で使われた昼食レストラン「Dal Essalam」などイスラム建築と文化に触れました。(タイミング良くベリーダンスも拝見!) 皆様のご希望により、クチ(馬車)で優雅にホテルへ。ちょっと暑かったけど、、夕刻より賑わうジャマエルフナ広場へ。どこからともなく集まってくる人々に圧巻。 沈む夕日の中のクトゥビアの塔が美しかったですね。
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赤い街 マラケシュの裏路地
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クトゥビアの塔 フナ広場より
10日目
2月6日/晴れ/7〜22 ℃
マラケシュから西へ、海の街エッサウィッラへ向かいます。 赤土から、黄土へ農地の変化を楽しみながら。 リン鉱石採掘地帯を抜けた頃、アルガンツリーがちらほらと見えてきます。 モロッコ南西部にしか生息しないアルガンツリーは地中7メートル以上深く根を伸ばし、丸1年以上雨が降らなくても枯れないといわれている脅威の生命力を持つ木。 乾燥した大地に深い緑が映えます。と、その時!木登りヤギの群れに遭遇。 早速車を止めて近寄ってみる。「事実は小説、映像より奇なり」とは言ったもので 旅の醍醐味、自分の目で見た感動です。心なしかヤギの毛並みも、顔つきもキレイでしたね。その後のお買い物で皆さまオイルを購入。アンチエイジング効果が期待できる万能オイルでどうぞキレイになってください。 世界遺産エッサウィッラは青と白の街。落ち着いた町並みを散策後、活気あふれる魚市場を見学。昼食はシーフード料理とワインで乾杯! 寄り道したのでカサブランカには21:00の到着でした。
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山羊のなる木
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毛並みが美しいようで、、
11日目
2月7日/晴れのち曇り/7〜20 ℃
カサブランカはアフリカとイスラム、フランスのそれぞれの文化を併せ持つ個性的な都市。人口約400万人のモロッコ最大の都市。都会的なビルが建ち、街中にはトラムが走り、多くの車が行きかい、ロバの姿ももうありません。なんだか寂しい、、 旅の最後を飾るのは西の果てマグレブに立つ、世界で3番目に大きな「ハッサン2世モスク」そびえ立つ高さ210mのミナレットからモロッコ国民の神と国の想いを感じました。最後に笑顔で集合写真。 大西洋の風に吹かれ、モロッコにさようなら カサブランカ発祥地アンファ地区をドライブしながら、空港へ 一緒に旅をしたマイッタさん、ムハマンドさん、クスクスさんともお別れし皆様機上の人となりました。
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ハッサン2世モスク
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笑顔で帰国
12日目
2月8日
帰国便は順調に成田空港到着です。 皆様のご協力に支えられ無事に帰国となりました。 現地スタッフにも恵まれ、ツアー始めの遅れを取り戻し、全ての観光地を巡る事もできました。何度行っても新しい発見があるモロッコ、この国の魅力が充分に伝わっていれば幸いです。イスラムの国でありながら、おいしいモロッコワインを一緒に楽しめたのも良い思い出です。 どうぞこれからも健康で良いご旅行なさってください!ありがとうございました。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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