2019年1月21日出発<ターキッシュエアラインズ利用>5つ星ナイル川クルーズ船で行く 優雅に旅するエジプト10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年1月21日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/細川 芳(ほそかわ かおり)
- この度は『優雅に旅するエジプト10日間』にご参加いただきありがとうございました。14名様と楽しい10日間を過ごさせていただきました。 1965年に東京で見た方もいらっしゃったツタンカーメンのマスクから始まり、ナセル湖からのアブシンベル神殿、ネフェルタリの墓入場、足元からのスフィンクス…と充実の観光に加え、エジプトの神々のレリーフや壁画、ファラオの関係もガイドのアイちゃんのわかりやすい説明で楽しめましたね! 今年中には大エジプト博物館オープン?ということで帰国後も目が離せないエジプトに今後もご注目ください‼︎
- 1日目
- 1月21日/晴れ/3〜11 ℃
- 成田国際空港第一ターミナルよりターキッシュエアラインズ(TK)53便にてトルコのイスタンブールに向け定刻の21:25に出発‼︎ 目指すエジプトは面積100万㎢(日本の約2.7倍)、国土の90%以上が砂漠。人口は約9750万人、うちカイロ周辺に1850万人。2010年12月のチュニジアのジャスミン革命に始まり、エジプトでもムバラク大統領の30年以上の長期政権が倒れたアラブの春の影響で観光が限定的でした。 安心して観光ができるようになった今回の旅では、世界四大文明のひとつ、古代エジプト文明の3000年間にわたる繁栄を見に行きましょう‼︎
- 考古学博物館
- エジプトポンド
- 2日目
- 1月22日/晴れ時々曇り/9〜19℃
- 早朝4:00、イスタンブール到着。TK690便に乗り継ぎ、エジプト・カイロに無事到着!日本語を書くこともできるアイマン(漢字名は愛満‼︎) さんが今回のガイドさんです。 最初の観光地はエジプト考古学博物館。ギザに建設中の大エジプト博物館への移転前ですが、見どころ満載‼︎博物館のハイライト、英の考古学者ハワード・カーターが発見したツタンカーメン王の副葬品、22金11kgの黄金のマスク、黄金の人型棺、玉座…3300年の時を感じさせない美しさでした。ミイラ室では建設王ラムセス2世にもご対面。歴代ファラオの栄光と財力に圧倒された2時間半でした。 昼食はナイル川に浮かぶクルーズ船レストラン「LE PASHA」にてミックスグリルを。食後は今夜の宿、コンラッドホテルへ。小休憩後、お夕食。お腹いっぱいと言いつつビュッフェに負け、美味しくいただきました。
- ガイドのアイマンさん
- カイロ市内は渋滞中
- 3日目
- 1月23日/晴れ時々曇り/9〜28 ℃
- 早朝5:00、ホテルを出発し空港へ。エジプト航空(MS)93便にてアスワンに定刻到着。上空からお楽しみいただいたナイル川はケニア、ウガンダ、タンザニアにまたがるビクトリア湖からの白ナイルとエチオピアのタナ湖からの青ナイルがスーダンの首都ハルツームで合流し、エジプト国内を北に流れ地中海に注ぐ全長6650kmの大河。 このナイル川流域は1960年から10年がかりで灌漑用水確保と氾濫防止の為に建設されたアスワンハイダムの観光から。ダムによりできた5000㎢(琵琶湖の7.5倍)のナセル湖をカメラにおさめ、その後は高速道路を約280㎞南へ。砂漠の景色が続く中、蜃気楼もご覧いただけました。 アブシンベル到着後はナセル湖クルーズ。湖上から望むアブシンベル大・小神殿は格別でした!日没後は音と光のショーも満天の星空の下、お楽しみいただきました。お泊りはナセル湖畔のセティ ホテル。
- ナセル湖上からの大・小神殿
- アブシンベル大神殿
- 4日目
- 1月24日/晴れ/9〜29 ℃
- アブシンベル神殿の日の出から1日が始まりました! 正面の4体全てが巨大なラムセス2世像という圧倒的な存在感の大神殿。至聖所には4体の神が。年2回朝日が差しこむと暗闇の神を除く3体に陽があたるという…小神殿はラムセス2世が愛するネフェルタリの為に王妃の死後造らせたもの。正面のネフェルタリの両脇を守るラムセス2世像が印象的でした。子供の数111人のほうが印象的⁇ アスワンに戻り、早めのホテルチェックイン。アガサ・クリスティが『ナイルに死す』を執筆し、ダイアナ妃も滞在されたお部屋やチャーチル英首相が滞在されたお部屋の見学も出来ました。1899年建設の歴史あるホテル、ソフィテル レジェンド オールド カタラクト、今回は本館=パレスに宿泊。夕食は1902レストランにてお楽しみいただきました。
- 大神殿の門番さん
- ダイアナ妃も滞在したアガサ・クリスティルーム
- 5日目
- 1月25日/晴れ/9〜29 ℃
- ナイル川を望むテラス席での朝食をお楽しみいただいた後本日の観光に出発。 まずは長さ42m、推定重量1168tの切りかけのオベリスク。その後ボートにてフィラエ島のイシス神殿へ。イシス女神がホルス神を産んだ聖なる島の神殿は、アブシンベル神殿同様、アスワンハイダム建設による水没の危機で移設されたもの。ローマ帝国にキリスト教が台頭し閉鎖されるまで利用されました。 風で動く帆かけ船ファルーカではヌビアの音楽を楽しみ、ナイル川をパドリングしてきて歌う子供のたくましさにふれ…前日無風でモーターボートに牽引されるファルーカをみていただけに風があって良かったです! そしていよいよソネスタセントジョージ1号に乗船。嬉しいバスタブ付きの5星船。ティータイム、カクテルパーティー、4コースの夕食、アスワンからスーダン辺りに住むヌビア人のヌビアンショーでの皆様の大活躍‼︎と充実の船旅スタートです。
- イシス神殿
- ナイル川をパドリング
- 6日目
- 1月26日/曇り/18~29 ℃
- 船内の朝食にはお粥にお味噌汁、卵焼き、唐揚げ、漬物…と嬉しい日本食。ナイル川沿いの人々の生活を垣間見ながら船はコムオンボに到着。コムオンボ神殿はハヤブサの神ホルス(オシリスとイシスの息子)とワニの神セベクの二神をそれぞれ祀る二重構造。古代エジプトの暦や出産のレリーフ、手術道具のレリーフ、ナイル川の水位を測るナイロメーター、ワニのミイラ…と見どころ満載でした。 午後はエドフのホルス神殿へ。エドフの街並みを馬車より。36mの巨大な塔門、ホルス神が父のオシリス神を殺したセト神(カバの姿)をやっつける様子がはっきり残る神殿内部、上下エジプト統一の象徴二重王冠をかぶるハヤブサの姿をしたホルス神像…保存状態抜群でした。 船に戻りアラー先生のアラビア語講座。パピルスに書いてもらった名前を皆様猛練習‼︎皆様の出来の良さに先生も大喜びでした。夕食後はガラベーヤパーティーを台湾の方々と共に。
- 古代の暦を読み解き中
- エジプト統一の二重王冠をかぶるホルス神
- 7日目
- 1月27日/曇り、砂嵐のち雨/7~19 ℃
- 上エジプトの首都テーベ、現在のルクソールの観光です。 午前は死者の町、西岸観光。高さ18m、アメンホテプ3世の葬祭殿の入口を飾っていたメムノンの巨像より。皆様物売りさんとの交渉に夢中…次はハトシェプスト女王葬祭殿。3500年前のものとは思えないモダンさ。そして王家の谷。涼しくて良かったと思いきや砂嵐…ラムセス4世の墓、ラムセス9世の墓、ツタンカーメンの墓、ラムセス3世の墓を見学。壁画は天国へ行き生まれかわる為のガイドブック…最後は特別見学のネフェルタリの墓。ラムセス2世が愛する王妃の為に素晴らしいお墓を造らせたんですね。 午後は生者の町、東岸観光。カルナック神殿では日干しレンガの足場が現存!スカラベの周りを7周…ライトアップされたルクソール神殿では高さ25mのオベリスク。対の1本はパリのコンコルド広場でご確認を!昼からの雨は止むことなく降り続きました。 船での夕食後はベリーダンス。今回はナイスバディなキレイなお姉さんでした‼︎
- ハトシェプスト女王葬祭殿の色鮮やかなレリーフ
- カルナック神殿の開花式、閉花式、明かりとり
- 8日目
- 1月28日/晴れ時々曇り/7~19 ℃
- 早朝、3泊のクルーズ終了。前日の雨の水たまりが残る中ルクソール空港へ。MS71便は約1時間半遅れでカイロに到着。 早朝フライトの為おまけ観光に出発。ムカッタムの丘の上のシタデルに位置するムハンマド・アリモスクをカメラにおさめ、ハン・ハリーリ市場で市場の雰囲気をちょっぴり体感。 昼食は「Abou el Sid」にてエジプト原産のモロヘイヤをスープで。 早めのメナ ハウス ホテル到着。仏マクロン大統領もピラミッド見学で、当ホテルでご休憩とは何という偶然‼︎晴天の中ピラミッドビューをお楽しみいただきました。ツアー最後の夕食では結婚記念日のお祝いを兼ねて皆様一緒に乾杯‼︎
- ハン・ハリーリ市場
- メナハウス
- 9日目
- 1月29日/曇りのち晴れ/7~19 ℃
- 本日は帰国日ですが夜のフライトの為まだまだ観光できます。 ツアーのハイライト、ピラミッドへ‼︎三大ピラミッドと名高いクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド、特別見学のスフィンクスの足元観光。4500年の時を経て尚建造目的が諸説あり謎めいているのも魅力のひとつです。 午後はダハシュールの屈折ピラミッドと赤ピラミッド、ツアーの最後は世界最古のサッカラの階段ピラミッド。丘の上からはギザのクフ王のピラミッドも含め、たくさんのピラミッドが見えました! カイロ国際空港にてガイドのアイちゃんとお別れ。TK695便にて帰国の途につきました。
- クフ王のピラミッドに登っています!
- スフィンクスの足元
- 10日目
- 1月30日/曇り/6 ℃
- トルコ・イスタンブールにてTK52便に乗り継ぎ、定刻の19:40に成田国際空港に無事到着。 寒暖差や疲れで体調を崩してしまった方もいらっしゃいましたが、皆様一緒に帰国出来て何よりでした。エジプトの長く素晴らしい歴史に頭も疲れてしまったのでは⁇蜃気楼に満天の星、砂嵐に砂漠の雨…色々体験できました。 『エジプトはナイルの賜物』を感じていただけた10日間、いかがでしたか?世界中素敵な国がいっぱいです。今後も是非素敵な旅におでかけください!またのご参加をお待ちしております‼︎
- ナイル川クルーズでの夕日
- 二大ピラミッド
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