2019年2月7日出発 <ANA デュッセルドルフ線 ビジネスクラス利用>今だ値!マルタ 8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年2月7日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/塩野 典子(しおの のりこ)
- このたびは「NHビジネス利用 今だ値!マルタ8日間」をお選び頂きまして、誠にありがとうございます。今回は13名様のご参加です。全日空往復ビジネスクラスでゆったりとおくつろぎ頂きながらのフライトです。マルタは世界でも小さな国の1つでありながら、太陽の溢れる地中海のど真ん中にあり、エジプトよりも古い時代のヴィーナスを祀った遺跡のある国。ヨハネ騎士団の築いた要塞都市でもあります。聖パウロが難破してたどり着き布教を行ったり、ギリシャ神話のカリプソの洞窟があったり、画家のカラバッジョが描いた「ヨハネの斬首」という作品が収められていたりと見所満載の所です。直行便が無いため今回はドイツに立ち寄り、ケルン等を見学してから翌日向かいました。通常ではなかなか訪れることのできない興味深い観光地でゆっくり5連泊というのんびりしたコースですので、皆様にも楽しんで頂けることと思います。 それでは、出発しましょう!
- 1日目
- 2月7日/曇/10〜5 ℃
- 今回は13名様のご参加です。成田空港第1ターミナルで受付後、全日空ラウンジで各自ごゆっくりして頂きました。フライトはNH209便で成田からドイツのデュッセルドルフまで11時間半の直行便です。 機内ではフルフラットシートでゆったりと。また全日空は日本語放送が多いのもいいですね!長いフライトも映画や落語など、時間の経つのも忘れて見入ってしまいます。 ドイツの入国審査はお国柄か、結構厳しくいろいろ尋ねられたりします。やや緊張気味の方もいらっしゃいましたが、無事通過。直行便ですので荷物不着もなく、到着後バスでレバークーゼンに移動しました。バスは今日と明日の2日間のみ、ドライバーはハインツさん。 ホテルはBest Western Leoso leverkusen泊。 夕食はホテルでブッフェ。 長い1日大変お疲れさまでございました。
- 成田空港から、いざ出発!
- 全日空ビジネスクラスでゆったりと
- 2日目
- 2月8日/曇/10~6 ℃
- 本日は7:45と早い出発。まずはケルンへ。風が冷たく手が痺れそうに寒かったです。ガイドは奥谷さん。ステンドグラスの美しいケルン大聖堂は600年以上かかって完成した、世界最大のゴシック建築物として1996年ユネスコの世界遺産に登録されました。内部には美しいステンドグラスや東方三博士の遺骸が納められています。中は各自ご覧いただき、塔に上られたりカフェでお茶したりとお過ごし頂きました。 その後ライン川沿いの拠点となる街リューデスハイムに移動。ドロッセルガッセ(つぐみ横丁)の突き当たりにあるレストラン「Weinhaus Drosselhof」で昼食をとりました。野菜スープ、白身魚のフライ&ポテトサラダ、アップルソース。食後ご希望者をラインワインの試飲へご案内。 その後フランクフルト空港からマルタ航空KM329便で2時間のフライト。夕食は空港や機内で。今日からGolden Tulip Vivaldi 5連泊。
- ケルン大聖堂
- ヨハネ騎士団の大聖堂
- 3日目
- 2月9日/晴時々曇/15~10 ℃
- マルタはドイツに比べると暖かいです。今日と明日の2日間は全員で観光です。ガイドは佳子さん。雨の少ないマルタですが、この時期は雨期なので波が高く海が荒れてできないことも多いのです。しかし今日は青の洞窟にすんなり入れてラッキーです♪ ヴァレッタに戻り、ここから徒歩にて観光です。まずはアッパーバラッカガーデンから対岸のスリーシティズを眺め、分団ごとの礼拝堂がある聖ヨハネ大聖堂へ。併設する美術館にはカラバッジョの「聖ヨハネの斬首」が納められています。共和国通り沿いの「Caffe Cordina」にてブルスケッタ、ブラジオリ(マルタ名物挽き肉の牛肉巻き)、デーツパイの昼食です。 食後、騎士団長の宮殿へ。タペストリーや歴代大統領の肖像画、グレートシージ(大包囲戦)の壁画等ご覧いただきました。その後フリータイム。 明日2/10が聖パウロの日ということで、街は華やかに彩られ多くの人で賑わっていました。ホテル着後、ご希望者をスーパーへご案内。
- 青の洞門へボートでGo!
- リューデスハイムのつぐみ横丁
- 4日目
- 2月10日/晴/16~12 ℃
- 本日はゴゾ島へ。朝マルタのバス(ドライバー:ジェイソンさん)でチェルケウア港へ行き、カーフェリーで約30分でゴゾ島へ。ゴゾのバス(ドライバー:マチューさん)に乗り換え、まづはジュガンティーヤ神殿。ここはマルタの巨石神殿群の中でも最古のもの。紀元前3600年頃建設されたとされています。その後予定にはありませんでしたが、ゴゾの見所、カリプソの洞窟や塩田、ドゥエイラ湾(アズールウインドー)で写真ストップしながら昼食「Patric's」ゴゾチーズのサラダ、魚のグリル、ケーキをお召し上がりいただきました。食後、ゴゾの中心ヴィクトリアへ。古い家並みを通りながら、坂道の上のチタデル大聖堂(騙し絵の天井があります)へ。その後、城壁まで行き、ゴゾ島の眺望を堪能してフリータイム。島の名物サボテンのジャムやハチミツ、塩などの食材や、金銀細工やゴゾレースなどヴィクトリアの街をお楽しみ頂きました。帰りは再びカーフェリーとバスでマルタまで。夕食は希望者とGozitanへ。
- ゴゾ島のジュガンティーヤ神殿
- ヴィクトリアのチタデル大聖堂
- 5日目
- 2月11日/晴/16~11 ℃
- 今回オプショナルツアーは不催行のため、後半2日間は自由行動。 マルタは小さいけれどアップダウンが多くバスがないと意外と移動が不便です。そこでホテル前で乗降できるホップオンホップオフ(日本語説明あり)のバスをご利用される方が多かったです。 観光例① 首都ヴァレッタは城壁で囲まれた要塞都市。メインストリートのレプブリック(共和国)通り沿いに考古学博物館(巨石神殿群から発掘されたマルタのヴィーナスや眠れるヴィーナスも展示)。大聖堂脇からトレイン型の観光バスで、坂の多いヴァレッタを30分ほど周遊。海に面した道や突端にある聖エルモ砦などの景色も気持ちいいです。マルタ・エクスペリエンスや5Dなど、スクリーンでマルタの歴史を知ることもできます。 ②イムディーナとラバト ヴァレッタに移るまでの昔の首都。今ではサイレントシティと呼ばれ、古い館が残る城壁で囲まれた街。ラバトは難破したパウロがたどり着き、布教活動を行った街。
- ヴァレッタの観光トレイン
- スリーマから眺めたハチミツ色のヴァレッタ
- 6日目
- 2月12日/晴時々曇/15~9 ℃
- 本日も終日自由行動。 観光例③マルサシュロック 漁村の街で赤青黄色と色鮮やかに彩色されて目の付いた船が停泊しています。毎週日曜には朝市が出て賑わう所。平日も民芸品やお菓子などの食材の市も少し出ます。 シーフードが美味しいレストランが海沿いに沢山出ているので、今日はご希望の方と待ち合わせして「Tartarun」でランチをしました。皆様美味しいシーフードに舌鼓 ④ハジャーイム神殿 マルタ島の巨石神殿の中でも保存状態が大変良いことで知られている紀元前2800年頃建設されたもの。ここからマルタのヴィーナスも発掘されています。近年風化が進んでしまったため、現在は巨大なテントで覆われ守られています。隣接する博物館では、わかりやすい映像でどのように建造され発見されたかをご覧いただけます。 夕食はホテル近くのレストランやピザ屋、和食のMADOKAなどご利用になられて思い思いに取られていました。
- マルサシュロックの港
- ホップオンホップオフバスで自由行動
- 7日目
- 2月13日/晴/14~9 ℃
- 今朝は朝食をゆっくりお取り頂き、ホテル出発も11時近く。マルタのルア空港まで約30分ほど。旅を振り返りながら、鳥山雄司さんのThe Song of Lifeという曲と共に空港までご案内。座席は事前に抑えて搭乗券も印刷しておいたので問題ありませんでしたが、マルタ航空は重さが20kgと厳しいため、皆様ドキドキしながらのチェックイン。また成田空港までと言わないとデュッセルドルフ止めにされてしまうので、「なーりーたー!♪」としつこく伝えて無事通過できました。 ルア空港は小さいけれど免税店は適当な大きさで、マルタ名物の品揃えも程良いです。昼食は空港で購入したり召し上がって頂き、KM352便で約3時間弱のフライト。ルア空港は今どき珍しいタラップを上っての搭乗。デュッセルドルフ空港では事前にANAの搭乗券を印刷しておいたので、ラウンジをゆっくりとご利用頂けました。その後NH210便に乗り換え。
- マルタ航空で帰国の途へ
- 幸せをもたらすマルタの女神像は豊かさの象徴
- 8日目
- 2月14日/晴時々曇/8~3 ℃
- 成田空港に予定通り到着。荷物も無事に届き、デュッセルドルフでpriorityも付け直してもらったので早めに出てきました。国内線乗り継ぎの方も一安心。 到着ロビーで宅配の係がお待ちして、お帰りの荷物もお預かり。ラクラクお帰り頂けました。 今回は13名様大きな事故もなく無事に旅して頂けましたのも、ひとえに皆様のご協力のおかげさまです。本当にありがとうございました。冷たい風の吹くドイツからの始まりでしたが、連泊のマルタでは毎日青空に恵まれ、この時期にしては暖かく過ごせました。直行便がありませんので、なかなか来るのは大変ですが、時間の流れがゆっくりとしていて忙しい日本での日々をしばしの間だけでも忘れさせてくれたのではないでしょうか?物価も安く治安もいい、親切で人なつっこい、ハチミツ色の石灰岩で覆われたマルタという国をどうか忘れないでください。 またいつか皆様と旅の空でお会いできますように!どうもありがとうございました。
- マルタ土産のレースとガラス
- マルタはシーフードが美味しいです
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