2019年2月14日出発 冬ならではのモスクワ川砕氷船クルーズにご案内!サンクトペテルブルクとモスクワ6日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年2月14日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/監物 聡江(けんもつ としえ)
- 極寒のロシアへと行って参りました。出発前の天気予報では、かなり寒くなるという予報でしたので覚悟しておりました。しかし、奇跡のようなお天気に恵まれ、雨や雪、風が無く、とても穏やかでした。最低気温はマイナス8度と確かに少し顔が冷たくはなりますが、ほとんどの見学は建物の中。寒いどころか暖かく、外も春の気配を感じるほどでした。やはり、なんと言っても冬のロシアは観光地を見学するには最高です。並ぶ時間も夏場の3分の1、美術館は人気の作品も目の前でじっくりと見ることができます。ハイシーズンとなると駐車場もトイレもどこも大行列。それに比べて、暖かい部屋からネヴァ川が凍っているロシアらしい景色を見るのは、何とも言えず贅沢な光景です。今回は、色々とアクシデントもありましたが、ご一緒したお客様のご協力によって無事にツアーを終えることができましたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。
- 1日目
- 2月14日/曇り/0〜2℃
- 成田空港第2ターミナルに9時30分集合。皆様、早めにお越しいただきました。6日間ご一緒いたします添乗員の監物聡江です!と一番緊張する瞬間です。今回はビジネスクラス利用なので、ラウンジでゆっくりとおくつろぎいただいてからのご出発。ヘルシンキ空港で乗り継ぎ、そこからはフィンランド航空でモスクワまで参ります。お帰りもヘルシンキから帰国となるので、とりあえず下調べだけしておきましょう。時間通りにモスクワに到着すると、外ではガイドのマリアさんが皆様をお待ちしておりました。日本語がとても上手で、上品なベテランのガイドさんです。ホテルに向かう途中は、クリスマスから飾ってあるイルミネーションがとてもキレイでした。電気を思う存分に使えるロシアはエネルギーが豊富なのだそうで、羨ましいですね。ホテルはクレムリンより15分ほどの場所にあるホリディインタガンスキー。長い一日、お疲れ様でした。今夜はゆっくりとお休み下さい。
- ヘルシンキ空港にて
- モスクワ ホリディインタガンスキー
- 2日目
- 2月15日/曇り/−2〜1℃
- ドーブラエ ウートラ!おはようございます。本日よりロシアの旅が始まります。早速トロイツカヤの入口から厳しいセキュリティを通りクレムリンに入場しましょう。クレムリンとは城塞の意味で、もとは木造の砦があったそうです。左手には兵器庫、右手は大会宮殿を見ながら進むと聖堂広場が見えます。そこにはロシア皇帝が戴冠式を行うウスペンスキー大聖堂、イワン大帝の鐘楼、アルハンゲルスキー聖堂などが集まっています。本日はミサがあり、黒塗りの高級車で司教様、他要人達が訪れていました。そしていよいよ武器庫へ。ここにはロシアに贈られた世界各国からの宝物や戦利品をはじめ鎧や宮廷馬車、王冠や衣装など素晴らしい展示物ばかりです。赤の広場に立ち寄った後はランチクルーズへご案内。砕氷船とはなりませんでしたが、ゆったりと窓側にお掛けいただきモスクワ川からの景色を楽しみにました。夜はサプサン号にてサンクト・ペテルブルクへ。時間ピッタリに出発の列車は飛行機より正確で快適です。ホテルは駅からすぐ近くのネフスキー大通り沿いにあります。明日からも便利ですね。
- ウスペンスキー寺院(クレムリン)
- クルーズ船とラディソンホテル
- 3日目
- 2月16日/晴れ、曇り/−2〜2℃
- 今朝も青空が広がっています。雨が多いサンクト・ペテルブルクでは奇跡のようです。午前中は郊外のツァールスコエ・セローにあるエカテリーナ宮殿に参ります。まだ雪が残っている寒さですが中は暖かく、見学するのも空いていてゆっくり見ることができ冬のロシアならではの特典!靴カバーを履いて2階に上がります。ピョートル大帝が妃エカテリーナの為に造ったのですが、18世紀に建築家ラストレッリによって豪華絢爛なバロック式の宮殿となりました。中でも琥珀の間は唯一無二の部屋で素晴らしいです。お昼はビーツで作るボルシチをいただきました。ロシア料理は ペリメニ、ピロシキ、ロールキャベツ...実は普段から日本でも食べられているものも多いのです。午後からは血の上の教会の素晴らしいモザイク画やイコン、イサク寺院、青銅の騎士像の観光、そして夕食後は芸術広場にあるミハイロフスキー劇場にてバレエ「海賊」をご覧にいただき、盛り沢山の1日でした。
- エカテリーナ宮殿 黄金の間
- 血の上の教会
- 4日目
- 2月17日/晴れ/−2〜0℃
- 本日は美術三昧です。少し寄り道をしてヴァシリエフスキー岬から写真を撮ってからエルミタージュ美術館へ。まずは本館から見学スタート。ロマノフ朝の肖像画を通り今回は特別にゴールデンルームの見学。紀元前のギリシア時代の物を始め、金のアクセサリーは肉眼では見ることができないほど繊細なものでした。エメラルド、トルコ石、珊瑚など眩いばかりの宝石が並んでいて、学芸員とガイドのチョーマさんが熱い説明をしてくれました。お昼を含めたブレイクタイム後は、大階段を上がり冬の宮殿から見学です。1点1分見て回ると6年はかかる?と言われるほどある作品の中で代表的なものを順序よく案内してくれました。中でも愛人ポチョムキンからエカテリーナ2世に贈られた仕掛け時計の孔雀は想像を超えるもので、沢山の愛人を抱え、大国を仕切っていたエカテリーナ2世のパワフルさに驚嘆するばかりです。ラファエロ、ダビンチ、レンブラント、別館ではモネ、ゴッホ、ルノワール、マチスなど美術の世界を堪能した一日でした。
- エルミタージュ美術館と宮殿広場
- エルミタージュ美術館 肖像画の間
- 5日目
- 2月18日/曇り、晴れ/0〜2℃
- 早起きをしていただきサンクト・ペテルブルクにあるフィンランド駅から出発。アレグロ号にてヘルシンキに向かいます。2等席ですがゆったりとしていて座りやすいです。窓の外の景色を楽しんだり、隣のカフェカーではコーヒーを飲んだり...列車の旅は優雅ですね。ロシアを過ぎると森が増え、フィンランドにやってきたなぁという印象です。ヘルシンキ中央駅は町の中心。予定にはありませんでしたが皆様をテンペリアウキオ教会へご案内。天然の石をくり抜いて造られた教会は自然の力を感じる世界です。次は、マンネルヘイミン、海岸通りを進んでいきます。右手には港、中央市場、サウナ観覧車、左手には市庁舎が見えてきました。ウスペンスキー寺院、ヘルシンキのシンボル大聖堂、ハカニエミマーケット、スーパーなどで時間を過ごしたあと空港へ。ついでにフィンランドの大作曲家シベリウス公園にも立ち寄りました。ヘルシンキからはJAL414便にて出発。やはり日経の航空会社は安心しますね!
- アレグロ号
- シベリウス公園
- 6日目
- 2月19日/晴れ/8℃
- 30分早く、無事に成田空港へ到着。ターンテーブルで荷物を受け取り最後のお別れ。旅行は行くまでが長く、始まると1日1日が楽しく充実するも、あっという間に過ぎてしまいますね。今回は6日間と言う短い時間ではありましたが、皆様が楽しい時間を過ごし、素晴らしい思い出を抱えて帰国できたのなら大変嬉しく思います。また、様々なアクシデントも皆様のご協力のお陰で、無事にツアーが終了できたことに感謝しております。ご縁がありましたら、またクリスタルのツアーでお会いしましょう!ありがとうございました。
条件を指定して添乗レポートを探す
カタログや新聞に掲載のコース番号や国名・都市名、添乗員の名前などで検索いただけます。
※添乗員の名前で検索される場合は、名字と名前の間に全角スペースを入れてください。
ありふれたツアーでは物足りない。思い出に残る旅がしたい。クリスタルハート海外旅行は、そんなお客様の声にお応えいたします。イタリアやスペインなどヨーロッパから、アジア、南米まで豊富なツアーをご用意しております。