2018年11月12日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

添乗員／塩田 木綿子（しおた ゆうこ）

皆さまご無沙汰しております。その後いかがお過ごしでいらっしゃいますか？添乗員の塩田木綿子（しおた　ゆうこ）です。ターキッシュエアラインズで巡るゆったり旅するトルコの旅10日間を添乗させていただきました。10日間でトルコの魅力的な観光都市を訪れ、歴史や文化に触れ、また美味しいトルコ料理や素晴らしい伝統工芸品など楽しさいっぱいのボリュームのある旅だったように感じます。 お天気は前半は良かったですが、後半は雪や雨に見舞われましたが、それぞれにこの季節ならではのトルコらしい風景に出会うことができたのではないでしょうか。 このレポートが皆さまの旅を振り返るきっかけとなっていただけたら大変うれしく思います。

1日目

11月12日/曇り

成田で皆さまとご挨拶をさせていただき、トルコへの10日間の旅が始まりました。成田からいよいよトルコに向けて出発です。深夜成田を出発し、まずはイスタンブール空港へと向かいます。トルコ航空で12時間のフライトです。ごゆっくりお過ごしください。

ターキッシュエアラインズ

2日目

11月13日/晴れ

夜中の3:07にイスタンブールに無事到着し、皆さまにはラウンジでまずはゆっくりとしていただき、今度はイズミールに向けてもう一度フライトです。イズミールに7:50に無事到着！ここでガイドのセデフさんとお会いし、いよいよ観光が始まりました。 まずはアスクレビオン遺跡を訪れました。その後ランチタイム。トルコの辛いスープとキョフテ（トルコのハンバーグ）を民家風のプチホテルで楽しんでいただきました。午後はロープウェーでアクロポリス遺跡の神殿を訪ねましたが、まるでタイムスリップしたような古代の遺跡にロマンを感じていただけたのではないでしょうか。夜はヒルトンホテルでゆったりディナーを楽しんでいただきました。

アスクレビオン遺跡

BERGAMA TASKONAK （レストラン）

3日目

11月14日/晴れ

早朝、朝食を済ませてホテルを出発し、まずはエフェソスへ。聖母マリアの家をご覧いただいた後、エフェソス遺跡へ移動し、セデフさんの案内で遺跡の中を散策しました。晴天で気持ちの良いお天気でしたので、猫がお昼寝をする姿も見られましたね。のどかなのんびりした雰囲気の中、有名な図書館などをご覧いただきました。 ランチを終え、午後は革製品のお店でファッションショーをたのしんでいただき、ショッピング。そしていよいよパムッカレへ。日の入りに間に合い、石灰棚で思い思いに楽しんでいただきました。ぬるぬるとした石灰棚の感触と生ぬるい湯の感触が印象的でした。そして夜は温泉付きのホテルでトルコ料理のビュッフェをご堪能いただきました。

図書館

エフェソス遺跡

4日目

11月15日/曇り

ホテルを出発し、コンヤへと移動します。途中トイレ休憩の場所でトルコの独特なヨーグルトやバラ製品に出会い、ちょっと一休み。その後もバスはコンヤ目指して走ります。お昼は湖畔でランチタイム。湖で獲れた新鮮なすずきのフライを堪能し、またバスでさらに移動。夕方やっとコンヤに到着出発、メヴラーナ博物館を見学しました。 メヴレヴィー教団とは、メヴラーナ・ジャラール・ウッディーン・ルーミー（1207年-1273年）を創始者とする、イスラム教のイスラム神秘主義（スーフィズム）の教団の一つです。白いスカートをまとって回転して踊る、「セマー」で有名です。この博物館では、創始者メヴラーナの霊廟に、彼の愛用品や衣服、セルジューク朝時代の工芸品などを集められていて、興味深い博物館となっています。その後インジェミナーレ神学校などで写真撮影。無事観光を終えてホテルでトルコ料理のビュッフェをいただきました。

メヴラーナ

メヴラーナ博物館

5日目

11月16日/雪のち曇り

夜中に雪が降り、なんと雪景色の中観光が始まりました。カッパドキアへのバス移動中、ガイドのセデフさんが石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を聴かせてくれました。トルコで演歌を聴くとは！　笑いが漏れる中、雪が降る中の移動となりました。カッパドキアではまずカイマクル地下都市の観光をしました。地下都市は、キリスト教徒がアラブ人の迫害から逃れるために造ったもので、カッパドキアには300以上あるといわれています。次は鳩の谷へ行き、たくさんの鳩と遭遇。その後はトルコワインを堪能すべくワイナリーを訪れました。トルコは意外にもおいしいワインが造られていることで有名です。試飲をし、少しほろ酔い気分で今度はガイドさんのお友達のアドナンさんの家を訪問しました。ご夫妻から素敵なお話とチャイでおもてなしいただきました。カッパドキアの素敵な陶器のお店に立ち寄り、洞窟ホテルへ到着しました。

雪景色

鳩の谷

6日目

11月17日/曇り

カッパドキアは面白い形の岩がたくさんありますが、そのいくつかには名前がつけられています。有名な三姉妹の岩、テブレント（ラクダ岩）を見た後、ギョレメ野外博物館へ、広い敷地にいくつかの見所スポットがあります。トカルキリセや暗闇の教会などを見学し、たくさんのきのこ岩がそびえる景色と敷地内の散策を楽しんでいただいた後は、トルコ絨毯のお店へ。ヘレケ絨毯の美しさに目を奪われました。 その後はフリータイムでしたが、皆さま一緒にセデフさんおすすめのケバブの美味しいお店へ！香ばしいデバブを堪能した後、希望者の方はローズバレーへ。ガイドさん、ドライバーさんが快くご案内くださり、とても有意義な時間を過ごせました。そして夜は洞窟ホテルへもどりホテルでディナーをいただきました。

三姉妹の岩

カッパドキアのきのこ岩

7日目

11月18日/雨

カッパドキアからイスタンブールへ移動します。飛行機で約一時間半、お昼頃イスタンブールに到着しました。早速ランチを取るためボスフォラス海峡沿いのレストランへ。新鮮なイカリングでお腹を満たしたら、いよいよお待ちかねの観光です。まずは世界遺産のアヤソフィアから。長い歴史の重要な場所として存在してきたアヤソフィアは荘厳で神聖な雰囲気が漂っていました。その後、地下宮殿、ドルマバフチェ宮殿へと足を運びました。ドルマバフチェ宮殿な内装がみごとで、贅沢な生活ぶりが感じられましたね。残念ながら雨の中の観光でしたが、イスタンブールはオスマン帝国の繁栄を色濃く残す情緒豊かな街並みが魅力ですね。夜はベリーダンスショーを見ながらのディナー。妖艶な若い踊り子さんに魅せられました。夜はリッツカールトンでご宿泊。皆さんスイートルームでゆっくりとくつろいでいただきました。

アヤソフィア内部

ドルマバフチェ宮殿からボスフォラス海峡を望む

8日目

11月19日/雨のち曇り

ホテルを出発し、まずはブルーモスクへ。ブルーモスクの中に入る時、女性は頭と肩を隠すためスカーフをしなければなりません。女性の方は皆さんイスラムの女性のような素敵な雰囲気が漂っていました。残念ながらブルーモスクの一部は修復工事中でした。 その後はトプカプ宮殿へ。スルタン（皇帝陛下）を頂点として、栄華を極めた内部の様子を見学し、今回はハレムにも入場しました。スルタンの愛妾たちが暮らしていたハレムの内装もトルコの美しいタイルで装飾されていました。お昼は地元で人気の高いレストラン、「セブンヒルズレストラン」でミックスケバブを召し上がっていただき、午後はグランドバザールでお買い物タイム。一旦ホテルへ戻り、お部屋でゆったりと休憩をとっていただいた後は、お久しぶりの日本食で懐かしい味を堪能していただきました。お食事後のリラックスされた皆さんのお顔は、旅一番の笑顔でした。

トプカプ宮殿

6日目、ブルーモスク内部

9日目

11月20日/雨

朝はゆっくり自由行動していただき、お昼から観光スタートしました。リッツカールトンのスイートルームはいかがでしたでしょうか？きっと旅の疲れがほぐれ、優雅な時を過ごしていただけたと思います。 午後は最後のイスタンブール観光です。まずはボスフォラス海峡クルーズから。貸し切りのクルーズ船で、ヨーロッパ側、アジア側の景色をゆっくりと楽しんでいただきました。その後はイスティクラル通りの散策、ガラタ塔にも上りましたが、行列で寒い中小一時間並びました。でも塔の上からの景色はイスタンブールの街が一望できて素晴らしかったですね。夕食は魚の塩釜焼でした。塩釜を男性が数人で割る姿が豪快でした。食後は皆さんでトルコの、のびーるアイスを食べながらバスに戻りました。アイス屋さんのパフォーマンス、楽しかったです！その後イスタンブール空港へ。皆さんラウンジで過ごしていただき、無事帰国便に搭乗しました。

クルーズ船にて

ガラタ塔の上からの眺め

10日目

11月21日/曇り

深夜2:10発のトルコ航空で帰国。６時間の時差を戻して成田に到着。10日間本当にお疲れ様でした。トルコの旅いかがでしたでしょうか？　全体的に過ごしやすい気候でしたが、思いがけず雪景色を見れたり貴重な体験もできましたね。 イスタンブールへは直行便も出ていますので、またトルコの方にもいらしてください！ ご縁をいただき添乗させていただき、本当に有難うございました。

イスタンブール空港ラウンジ