2019年10月16日出発 <フィンランド航空利用>憧れのベネチア本島とカプリ島に泊まる美しきイタリア10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2019年10月16日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/木藤 久美子(きとう くみこ)
- LE170「憧れのベネチア本島とカプリ島に泊まる美しきイタリア10日間」ツアーにご同行させていただきました。北はミラノから南はアマルフィー海岸までの観光で、バス、列車、ボート、ゴンドラ、ミニバン、オープンカー、フニクラーレなどいろんな乗り物を利用しました。19Cに統一されるまでは違う都市国家だったため、それぞれが違う雰囲気で、中心部には神の家なる教会が街の繁栄、権威を象徴して堂々と建っていました。各時代の遺跡やモニュメント、屋根のない博物館のような景観、美しい自然、センスあるデザインやファッション、芸術、表情豊で天真爛漫な人々、素材が美味しい食、馴染みのあるカンツオーネなど五感で楽しめる熱い国。毎日イタリアの日差しを浴びて疲れ知らずでたくさん笑って過ごした10日間でした。
- 1日目
- 10月16日/晴曇/18 ℃
- 17名様と一緒にフィンランド航空にてヨーロッパ線の中で最も飛行距離が短いヘルシンキへ10時間弱。ビジネスクラスの皆様は、成田空港ではJALさくらラウンジで、機内では可愛いマリメッコブランドのアメニティーでお寛ぎ頂きました。ヘルシンキ空港は日本語表示とアナウンスがあり安心。短時間トランジットのため日本人係員が親切に誘導してくれました。ミラノまでは3時間弱。最もお身体に優しいスムーズな経由ルートで向かい、ミラノのホテルに着いたのは20時頃。寝るにはまだ元気が残っていてもったいない。早速ピッツェリアへ出かけたり、ホテルのレストランやバーにて、イタリア到着に乾杯(サルーテ!)明日からめいっぱい遊ぶぞ~!
- ゴシックの尖塔がツンツンしているミラノの大聖堂
- 世界の七不思議
- 2日目
- 10月17日/晴曇/11〜20 ℃
- 稚内と同じ緯度にあるファッションの都、経済都市ミラノは歩いている人もお洒落。石畳を古いトラムが走り、バールでは朝からカフェを立ち飲み、路肩にはどうやって出られるのか不思議な程びっちり縦列駐車。興味深いことが多くてワクワクします。スフォルツェスコ城、尖塔とステンドグラスが特徴のゴシック大聖堂ドゥオモ、かっこよすぎるヴィットリオエマヌエーレ2世ガレリアとスカラ座、そして15分ごとに25名入場の完全予約制サンタマリアデッレグラツィエ教会修道院の食堂の壁にレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」を観光。午後は、ロミオとジュリエットの舞台ヴェローナを通過して水の都ベネチアへ。本島にあるホテルに宿泊です!シーフードの前菜盛り合わせと選択メニューのメイン、ティラミスを頂いてから早速風情あるライトアップされたサンマルコ広場へお散歩。有名なカフェフローリアで生演奏を聴きながらの食後酒は映画のようです。
- ダヴィンチの傑作「最後の晩餐」は写真撮影ができます
- ミラノのヴィクトリオエマヌエーレ2世ガレリア
- 3日目
- 10月18日/晴曇/14〜19 ℃
- 幻想的な朝靄と朝日のあと、徐々に人が多くなり活気が出てくるベネチア。静まり返った時が止まったかのようなベネチアが歩くのが大変な程人で溢れかえりました。総督の館で裁判所や牢獄でもあったドゥカーレ宮殿、カラフルな大理石のモザイク床と金ぴかのモザイクで覆われた床と天井のサンマルコ寺院、黒一色のゴンドラ遊覧でベニスの商人の旧宮殿やボート生活の裏路地運河生活を垣間見て、ディズニーシーみたい?な夢の世界を満喫した後のバス移動では興奮が落ち着いて気絶したように眠りについていました。目覚めると今度はオレンジ屋根が印象的な女性的な花の都フィレンツェ。丘の上ミケランジェロ広場から一望した旧市街の眺めが素敵でした。ベネチアでは名物のイカ墨パスタとシーフードフリット。夕食は、大きな草鞋サイズのフィレンツェ風骨付きステーキ「ビステッカ」を頂きました。
- サンマルコ寺院内ビザンチン様式モザイクの一部
- 総督の館
- 4日目
- 10月19日/曇晴/14〜24 ℃
- 旧市街の朝、ホテル前がなんだか賑やかです。道路いっぱいに朝市が出ていてバスが入ってこれません。千年前、地中海上の島々を領土にするまで強国だったピサ共和国の象徴はやはり大聖堂広場。イスラム風の雰囲気ピサロマネスク建築様式で迫力を感じます。世界の7不思議の一つ、建築途中で傾いた鐘楼、ガリレオ・ガリレイも落下の実験で登っていたピサの斜塔に登りました。293段上がると地面からバナナ型に曲がっていて不思議が感覚でした。ルネサンスの彫刻や建築で溢れたフィレンツェは、街が芸術だらけ。メディチ家のオフィスだったウフィツィ美術館では、「ヴィーナスの誕生」「春」をはじめ美術の本、日本のイタリアンレストランやカフェでよく目にする馴染みのある絵画がこんな間近で鑑賞でき、しかも写真撮影までできました。
- アルノ川の架かるヴェッキオ橋の上はメディチ家の回廊
- フィレンツェの大聖堂
- 5日目
- 10月20日/曇晴/14〜23 ℃
- ホテルから歩いてサンタマリアノヴェッラ駅へ。スーツケースはバスに運んでもらい、フェラーリ特急ITALOでナポリへたったの2時間半のラクチン移動。車内サービスではなく自販機がありました。到着後はミニバスで、ナポリ湾からソレント半島、世界遺産アマルフィー海岸の絶景ルートドライブです。期待どおりの青空と碧い海、切り立った断崖絶壁の中腹にガードレールのないぐねぐねカーブがわずか30キロに百以上も続き、斜面にはカラフルな角砂糖をちりばめたように張り付く家々の町と、レモンやオリーブ、ブドウの段々畑が続きます。コンカ岬の眺めのいいレストランで海の幸パスタ、レモンシューのランチ休憩。音楽祭で知られる天空の町ラヴェッロを訪れ、宿泊はナポリの卵上目の前。海にはクルーザーやボートが浮きソレント半島、カプリ島が望めます。ポジリポの丘のライトアップがきれいでした。
- ナポリのホテルから見た卵城と奥にカプリ島
- アマルフィ海岸のレストランから見たマリーニ岬
- 6日目
- 10月21日/晴れ/16〜25 ℃
- 朝日がヴェスビオ火山から昇りオレンジ色に染まりました。水中翼船で世界有数の高級リゾートカプリ島へ渡り、待っていたのはオープンカー。ぐんぐんカーブも飛ばして登っていきます。世界3大美港ナポリ湾、ソレント半島とヴェスビオ火山のコントラストが絶景!青の洞窟入口の岸壁から直接小舟にしかもこんな空いて順番待ちがないなんて強運すぎます。寝転がってミイラポーズで狭い入口をくぐると中は広くブルーに輝いた神秘の別世界。感動です!波が出てきたため当グループが入場して間もなくでクローズしたなんて間一髪。お天気は最高です。美味しいシーフードを眺めのいいレストランで頂き、夕方は外海側の絶景アウグスト公園へ。人気のピッツェリアで夕食後はカプリ地区の白壁の迷路のような裏路地、軒を連ねる高級ブティック街を散歩したり、お洒落な人たちをテラスカフェでウォッチングしたり、安全な島滞在でのんびり素敵な思い出がたくさんできました。
- 青の洞窟の入り口は寝転がってもスレスレの狭さ
- 青の洞窟の中は結構広いんです
- 7日目
- 10月22日/晴れ/15〜27 ℃
- 海のリゾートらしい晴天の朝、フニクラーレで港に下り本土へ戻ります。3日間降り積もった火山灰で埋もれたポンペイ遺跡を観光。神殿、市場、商店街、パン屋、高級住宅、浴場、劇場、売春宿まであり、石畳の轍や色まで残った壁画や床モザイクが見事で2千年前の町がよみがえっていました。いよいよ最終地、全ての道はローマに通ず。連泊ホテルは、テルミナ駅と共和国広場の間に位置する利便性の良い立地。レストランやお店もたくさんあって賑やかです。毎日ホテルの立地が良いため、充実した観光時間以外にもつい遊びすぎてしまって楽しいことだらけです。カフェやワインを飲みに出かけたり、買い物や散歩もふらっと出かける時間があるのが嬉しいですね。
- ポンペイ遺跡の轍と飛び石横断歩道.
- ポンペイ遺跡内フォロとヴェスビオ火山
- 8日目
- 10月23日/曇晴/14〜27 ℃
- 最後の観光デー。黒い8人乗りミニバンでらくらく小回り移動。小路を歩いている観光客をかき分けて観光スポットのすぐそばまで入って乗降し、まるでVIPです。午前はローマ歴史地区観光、コロッセオ、真実の口、トレビの泉ではジェラートを食べてからスペイン階段、パンテオン、ナヴォーナ広場へ。ローマの休日でお馴染みの街並み。午後は、カトリック総本山のヴァチカン市国観光で、博物館とサンピエトロ寺院 相変わらず花火大会かお祭りの時の混雑時のようでしたがやはり圧巻のスケールでした。ミケランジェロの最後の審判が見事なシスティーナ礼拝堂も見学。ランチは本場の4種のチーズピザがボーノ!たっぷり観光した後は夕方からフリータイムもありました。
- コロッセオとローマ時代の石畳
- サンピエトロ寺院前広場
- 9日目
- 10月24日/晴れ/14〜24 ℃
- いよいよローマフィウミチーノ空港(愛称レオナルドダヴィンチ空港)から出国です。カンツオーネにあるようにまさに「アリベデルチ・ローマ」。今年はレオナル・ド・ダヴィンチ没後500年のため、空港内のもダヴィンチの特別展がありました。さ、最後のお買い物が勢いよく進み、残った時間で最後の美味しいエスプレッソ、カプチーノ、ワインを飲んだり。乗り継ぎヘルシンキ空港では、日本でも未だ人気が絶えないムーミンショップ、ムーミンカフェを横目に、残念ながら時間がなくそのまま国際線に乗り継ぎました。まだ名残惜しくあともう少し長い滞在でもよかったかなぁ~。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。
- ミケランジェロ広場から眺めた花の都フィレンツェ
- 荘厳なサンピエトロ寺院の内部
- 10日目
- 10月25日/雨/14〜23 ℃
- 朝8時に無事、成田空港に到着。お天気に恵まれ、気温が体感30度近くまで上がった日もありました。きれいな写真もたくさん撮れました。ずっと心待ちにしていた出発までの期間、いざ出発してから毎日がすぐに終わって過ぎてしまった楽しい10日間でしたが、これからはずっと思い出が残りますね。ご一緒させていただき、たくさん笑って思い出作りのお手伝いができたことを光栄に思います。またのご参加を心よりお待ちしております。ありがとうございました。グラッツェ。またね!チャオ!
- 天空の街ラヴェッロから見たアマルフィ海岸と段々畑
- 夜の散歩で出かけたサンマルコ寺院
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