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2019年7月28日出発<エミレーツ航空利用>北イタリアの絶景に酔いしれて 世界遺産ドロミテめぐり11日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2019年7月28日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/中島 暢子(なかしま のぶこ)
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この度は、「世界遺産ドロミテめぐり11日間」にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。 お天気に恵まれ、毎日和気あいあいと過ごした、ドロミテは、絵のように美しく、彫刻のような山並みが楽しめました。  のどかな牧場の緑や、高山植物、小さな可愛らしい村々、どの風景も素晴らしく、ためいきが出るような景色でした。  イタリアの人々も、(ガイドさんはじめ、ドライバーさん、町ゆく人々までも)陽気で楽しく、私達を楽しませてくれました。  印象に残っているのは、6日目の朝土砂降りの雨で、雲に覆われていた山々が、私達がロープウェイで上に上がると同時にまるでステージの幕が開くように、ぐんぐん雲が晴れていったことですね。奇跡のようでうれしい驚きでした。先に上がっていた、某ツアーの方々も驚いていましたね。皆様の前向きな明るさが奇跡を起こしたとしか言いようがありませんでした。  私たちが写真を撮り終え、ロープウエイで下に降りる時間になった途端!すべて見えていた景色がまた、雲に隠れてしまいました。
1日目
7月28日/晴れ30 ℃
暑い日本を脱出し、成田空港から22時出発の、エミレーツ航空EK-319便にて、ドバイ経由でミュンヘンへ。 の ドバイには夜中の3時40分に 到着しました。  皆様、ビジネスクラスだったのでドバイではラウンジをお使いいただき、5時間の乗り継ぎ時間もゆっくりお使いいただきました。  ドバイから、ミュンヘンへのフライトもビジネスクラスでした。エミレーツ航空のビジネスクラスは、機内2階のすべてのスペースにあり、座席はソフトな革製の生地でゆったりとしていると、好評でした。  今回のツアーは、素敵なご夫婦3組と、ダンディな3人の男性方、きれいな女性の方と、総勢10名様のご参加で、和気藹々、11日間を巡ります。
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乗り継ぎドバイ空港
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5日目の午後の一コマ インスタバエのするソフトクリームを食べながらの一枚 
2日目
7月29日/くもり/17 ℃
13時15分に、ドイツ・ミュンヘンに到着し、オーストリアのインスブルクを通り、アルプスを越える峠の中でも最も標高が低く(1374m)古代ローマ軍等、古来からイタリアと北東ヨーロッパを繋ぐ重要な峠とされていた、ブレンナー峠を越えて、イタリアの小さな街、ブレッサノーネへ。  中世以来、ハプスブルク家の所領だった"チロル伯領"にあたる地域は、第一次世界大戦後にオーストリアとイタリアに分割され、イタリア側の南チロルはトレンティーノ・アルトアディジェ特別自治州となりました。歴史的にオーストリアと関係が深く、ドイツ語も公用語となっている州です。  そして私達が本日から2連泊する、ブレッサノーネの街は、中世からの建造物が残る、美しい古都で、可愛らしいお店が並び、スーパーなどもそばにあり、散策にも丁度よい大きさの街で便利です。  夕食はホテルにてリゾットやサラダ、牛肉グリル等をお召し上がりいただきました。
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ブレッサノーネホテル
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ブレッサノーネの街並み殿
3日目
7月30日/晴れ/29 ℃
セントアンドレア村からロープウェイで、2050mまで上り、プローゼの牧草地散策。子供用のアスレチックや滑り台もあり、賑わっていました。地元の子供たちと一緒に、滑り台に乗って楽しんでみた方もいらっしゃいましたね。天気が良く、きれいにガイスラーのギザギザした山並みがみられました。  お昼は、サラダ、アマトリチャーナスパゲティと白身魚、パンナコッタをお召し上がりいただき、サンタマッダレーナ村の丘を教会まで散策。午後はとても日差しが強く、暑かったですが、のどかな牧草地や農家の家々など見ながら丘を上がると、ここからも素晴らしい、ガイスラーの山並みがみられました。  夕食はご希望の方と、ホテル近くのレストランにて、ピザを何種類かオーダーし、シェアしていろいろな種類を少しずつお召し上がりいただきました。
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アルプスの牧草地 プローゼ
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ガイスラーの山並みとサンジョヴァンニ教会 
4日目
7月31日/晴れ時々雨/18 ℃
オルティセイの街からロープウェイで、アルぺ・デ・シウジの高原へ、2050mまで上がり散策。ヤギやリャマや馬などの、動物もみられました。行きはほとんどの方が歩いて散策しましたが、帰りはチェアリフトに乗り、歩かず楽に丘を上がってきました。  本日も、サッソルンゴの山や、カテナッチョの山がきれいにみられました。  お昼は、可愛らしいカラフルな建物が並ぶオルティセイの街中を歩き、名物クネーデルというほうれん草が入った、団子の料理をいただきました。  午後はガルディーナ峠、ファルツァレーゴ峠などの峠を越え、道中は雨が降り、寒かったですがドロミティ最高峰でもある山、マルモラーダの山も見え本日のホテルがある、ヴェネト州コルティナダンペッソの街へ。 目抜き通りに面する、DE LA POSTホテルに本日から2連泊です。
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ロープウェイで登ったアルペデシウジ
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オルティセイの町 この町で昼食をとりました。
5日目
8月1日/晴れ/18 ℃
本日はいよいよ、トレチメ・ディラヴァレードハイキングです。ベテランガイドさん、Mrルカさんが案内してくれました。  天気も良く、ドロミティならではの、光の当たり具合によって変化する神秘的ないろいろな色、形がみられました。  程よいハイキングは清々しく、テンションも上がります! トレチメは3つの山のことを指し、チマオヴェスト、チマグランデ、チマピッコラの山の総称です。まるで彫刻のオブジェのように雄大なこの三連山は、ロッククライマーにとっても聖地のような山だとルカさんから教えてもらいました。生涯一度は挑戦したいと思うような、難関な山なのだそう。   ハイキングをしながら、果敢にこの山に挑む、ロッククライマーの姿も見えましたし、またたくさんの高山植物も見ることができました。  最後の到達地点で、3つの山が並んでいる、風景の前でお写真をお撮りしました。
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トレチメハイキング 添乗員とガイドのルカさん
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ミズリーナ湖
6日目
8月2日/雨のち晴れ/17 ℃
昨日のお昼は、ミズリーナ湖畔で野菜スープ、鱒のグリル、パンナコッタをお召し上がりいただきました。店員の女性はこの地域の民族衣装を着て働いていて可愛らしく、日本語を勉強しているという、大学生の女性のウエイトレスさんが流暢な日本語で接客してくれました。  昨日の午後は、ミズリーナ湖散策。ガイドのルカさんの話では、ここには野生の熊はいないのですが、最近は狼が外国から来て、ここら辺の地区を偵察しているのだとか‥。  本日は、ポルドイ峠にある、サッソポルドイ展望台へロープウェイで上がります。 朝から雨で、ロープウェイで上がる前も、上を見ると展望台付近が、真っ白な雲で隠れていたので周りの山並みは見えないだろうと半分諦めていましたが、ロープウェイで上がったとたん、不思議なことに、一気にパーッと雲が晴れ、山並みの景色が広がっていったのには、驚きました。
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ロープウェイで上がったとたん雲が晴れだし顔を出したマルモラーダ山
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美しい、カレッツァ湖
7日目
8月3日/晴れ/31 ℃
昨日から、トレンティーノアディジェ州の州都にあたる町、ボルツァーノに来ていました。  徒歩で街中にある、ロープウェイ乗り場まで行き、ソプラボルツァーノ駅まで行き、そこから高原列車にて、コッラルボ駅へ。 ここからは、シメジのようにみえる岩、キノコ岩を見晴らせるピラミディ展望台まで、散策道を歩く方と、市内バスで移動する方に分かれて展望台で落ち合うことにしました。が...バスは1時間に1本...。バスのほうがだいぶ遅くなってしまい散策で展望台に行った方を、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。展望台からの景色は素晴らしく、見応えがありました。  午後は、ご希望の方とスパゲティのご昼食を取り、アイスマンを見に町の中の考古学博物館へ。なんと5千年前に氷河でなくなり、そのまま氷河の中に残されていたミイラが、このアルプスで1991年に発見され、話題になっていました。
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高原列車
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きのこ岩がみえる展望台にて
8日目
8月4日/晴れ/29 ℃
ドロミテ観光を終了し、イタリアで最大の湖、ガルーダ湖へ移動。ガルーダ湖は南北に細長い湖で3つの州にまたがる、美しい湖です。今回は、湖の南に突き出た細長い半島の町、シルミオーネを観光です。 親日の明るい、ガイドさんアントネッラさんの案内で、まずは風光明媚な景色がみられる、ガルーダ湖を遊覧しました。シルミオーネにはローマ時代の遺跡や、温泉が湧き出ている場所などあり、ボートの上からすべて見ることが出来ました。  本日は日曜日で、観光客で大混雑しており、街中は歩くのも大変なほどでした。とりあえず、生絞りレモンジュースで一息つきデッラ・スカラ家の古いお城をぬけ、街中を散策。お昼は有名レストラン LA RUCOLAにて見た目にもユーモアとオリジナリティあふれる、前菜やお魚料理、何種類ものデザートをお召し上がりいただきました。さすがお味も美味しかったですね。
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シルミオーネ 遊覧船の上から
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シルミオーネ街中
9日目
8月6日/晴れ/31 ℃
トリノは19世紀、イタリア王国の首都だった都市で、南の都市とはだいぶ雰囲気が違い、落ち着いた町のように感じられました。 19世紀、イタリア統一の際に中核を担った、サヴォイア家の本拠だったため、王宮群が残っています。サヴォイア家はかつてサルディーニャ王国の支配者であり、この王国はイタリアとフランスにまたがっていました。 日本語の上手なガイドさん、ロベルタさんの案内で市内で写真を撮っていると、通りすがりのイタリア人(イタリアらしい明るい二人組)が写真に参加し、新しい友人が出来ましたね(笑)  イタリアの高級ワイン、バローロの産地バローロ村へ。歴史ある醸造所、Marchesi Di Baroloを見学しました。厳重に箱に入れられた年代物の、値段が付けられないほどの高価なヴィンテージワインも見せていただき、お昼はこちらでつくられたワインを3種類、試飲しながらゆっくりとご昼食を楽しみました。
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ワイナリーの葡萄畑
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新しいお友達 通りすがりのイタリア人
10日目
8月6日/晴れ/30 ℃
いよいよ帰国日。トリノから、ロンバルディア州ミラノの空港へ。  昨日の最後の夜は、フリー食でしたので皆様と、近くの人気のレストランで、シーフードの盛り合わせや、シーフードスパゲティ、ペペロンチーノスパゲティ、ピザ等オーダーし、一皿が大きすぎたので皆様で、シェアしてお召し上がりいただきました。 すぐに満席になった、レストラン内でお食事されていた、地元のイタリア人を見ていると、シェアする人などおらず、量の多い一皿を一人で食べていて、食文化の違いを感じましたね。  ミラノのマルペンサ空港から、エミレーツ航空206便でドバイ経由で日本へ...。皆様、ビジネスクラスだったので、ミラノ空港のラウンジから、直接機内へ移動することができます。
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地元のレストランにて 最後の晩餐
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ミラノ マルペンサ空港 ビジネスラウンジ
11日目
8月7日/晴れ/35.6 ℃
ドバイの空港には、夜中22時10分の到着で、乗り継ぎ時間があったので、ラウンジでお過ごしいただき、名古屋国際空港へお帰りになる方と、成田空港にお帰りになる方とここで涙のお別れでした。  成田空港に到着したのは、夕方17時25分。8月の蒸し暑い気候で、日本は35.6度もありました。  いろいろと、ご迷惑もおかけしたことと思いますが、いつも皆様のご協力と明るさにより、助けられ、11日間、問題もなく旅を終えることが出来ました。皆様のご理解、ご協力、感謝いたします。  涼しく、景色も夏ならではの美しさで、すべての壮大な山々、珍しい高山植物、アルペンローズやエーデルワイスなども見ることが出来たことはラッキーでした。  皆様にとって、この11日間が楽しい思い出に残る時間でありますように。  11日間ありがとうございました。
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アルペンローズ
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6日目ポルドイ展望台にて

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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